JPS5855359Y2 - 信号筒の点火装置 - Google Patents
信号筒の点火装置Info
- Publication number
- JPS5855359Y2 JPS5855359Y2 JP16933079U JP16933079U JPS5855359Y2 JP S5855359 Y2 JPS5855359 Y2 JP S5855359Y2 JP 16933079 U JP16933079 U JP 16933079U JP 16933079 U JP16933079 U JP 16933079U JP S5855359 Y2 JPS5855359 Y2 JP S5855359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- signal
- signal tube
- lid
- ignition device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は発炎筒または発煙筒を一挙動で容易にまた確実
に点火せしめる装置の改良に関する。
に点火せしめる装置の改良に関する。
従来、筒体内に発炎または発煙用料薬を充填した信号筒
に於てその上端開口部に筒体よりやや外方に突出せしめ
た発火薬を固着し、これに摺付薬が内面下端に環状に塗
布され筒体上を上下に摺動し得る筒状蓋体を嵌合し、前
記蓋体と筒体とを封緘してなる信号筒の点火装置は公知
である。
に於てその上端開口部に筒体よりやや外方に突出せしめ
た発火薬を固着し、これに摺付薬が内面下端に環状に塗
布され筒体上を上下に摺動し得る筒状蓋体を嵌合し、前
記蓋体と筒体とを封緘してなる信号筒の点火装置は公知
である。
本考案は、この点火装置において指付薬筒に関して改良
を行ったものである。
を行ったものである。
即ち従来、指付薬筒は紙に摺付薬を塗布したものを筒体
にまきつけ発火薬と摩擦するとき発火を確実にするため
の弾力性を得るため指付薬筒をゴム輪でおさえる構造と
なっていた。
にまきつけ発火薬と摩擦するとき発火を確実にするため
の弾力性を得るため指付薬筒をゴム輪でおさえる構造と
なっていた。
しかしこのゴム輪の弾力は長期にわたって保証する場合
、ゴムの老化現象のため弾力を失なうことが生ずる。
、ゴムの老化現象のため弾力を失なうことが生ずる。
また蓋体と一体となって摺動する必要があるので、指付
薬筒の上端を折りこみ蓋体の頭部内面と接着するという
工程が非常に複雑なため手数がかかり機械化し難い構造
であった。
薬筒の上端を折りこみ蓋体の頭部内面と接着するという
工程が非常に複雑なため手数がかかり機械化し難い構造
であった。
また従来品は摺付薬が紙に塗布しであるため、吸湿によ
る紙の軟化により不発火の原因を招いた。
る紙の軟化により不発火の原因を招いた。
本考案ではこのような欠点を解決すべく第1図に示す様
な筒状のプラスチックの内面下端に摺付薬を塗布したも
のを使用することにより前記欠点を解決するものである
。
な筒状のプラスチックの内面下端に摺付薬を塗布したも
のを使用することにより前記欠点を解決するものである
。
即ち筒状であって材質は弾力性があり且つ接着性の良い
プラスチック例えばスチロール、ABS樹脂等のものを
使用し、第1図の如く内面に摺付薬2を塗布し、下端に
切欠部3を設は下端の円周を筒体4と同じかやや小とす
る。
プラスチック例えばスチロール、ABS樹脂等のものを
使用し、第1図の如く内面に摺付薬2を塗布し、下端に
切欠部3を設は下端の円周を筒体4と同じかやや小とす
る。
これは筒体4の」二端部で外周に突出した発火薬5の部
分を通過するとこの摺付薬2を塗布した下端部が拡がる
ことにより弾力が得られ発火薬5を摩擦する力を得よう
とするためである。
分を通過するとこの摺付薬2を塗布した下端部が拡がる
ことにより弾力が得られ発火薬5を摩擦する力を得よう
とするためである。
従来使用していたゴム輪の場合は組立て時点から引張ら
れた状態で筒体に巻かれているためすぐに伸びて弾力を
失い易いが本考案の指付薬筒1は発火薬部分を通過し、
摩擦する時だけ力がかかるだけで保管中は特に力が加わ
っていないので長期にわたって弾力を失わないという利
点がある。
れた状態で筒体に巻かれているためすぐに伸びて弾力を
失い易いが本考案の指付薬筒1は発火薬部分を通過し、
摩擦する時だけ力がかかるだけで保管中は特に力が加わ
っていないので長期にわたって弾力を失わないという利
点がある。
また紙と異なり引張りに対する機械的強度も高く紙のよ
うに切れる心配がない。
うに切れる心配がない。
本考案の信号筒の点火装置の組立て方法の一例を第2図
に基いて示せば、信号筒の筒体4に発炎または発煙用料
薬10を充填し、上部に伝火薬8を挿入してからその上
に発火薬5を筒体4よりやや外方に突出せしめて放射状
に塗着する。
に基いて示せば、信号筒の筒体4に発炎または発煙用料
薬10を充填し、上部に伝火薬8を挿入してからその上
に発火薬5を筒体4よりやや外方に突出せしめて放射状
に塗着する。
この塗着作業において、中央部に凹部を有し、かつ放射
状の溝を有するドーナツ状蓋体7を信号筒の筒体上部開
口部に予め糊着しておけば塗着作業が容易となる。
状の溝を有するドーナツ状蓋体7を信号筒の筒体上部開
口部に予め糊着しておけば塗着作業が容易となる。
次に発火薬ホルダー9を設ける。この発火薬ホルダー9
は従来品のように発火薬周囲を紙で覆い、その下部にゴ
ムバンドを装着して発火薬の破損、脱落を防止するもの
、あるいは着火時の容易に離脱し易い形状、すなわち下
部が信号筒の径に一致するロート状あるいはテーパーを
有する溝を複数個上部に設けたプラスチック製の筒状の
ものを信号筒の筒体上部に嵌合して使用する。
は従来品のように発火薬周囲を紙で覆い、その下部にゴ
ムバンドを装着して発火薬の破損、脱落を防止するもの
、あるいは着火時の容易に離脱し易い形状、すなわち下
部が信号筒の径に一致するロート状あるいはテーパーを
有する溝を複数個上部に設けたプラスチック製の筒状の
ものを信号筒の筒体上部に嵌合して使用する。
このような形状の発火薬ホルダー9を使用すI”Lば、
突出部の大きさを容易に規制することができる。
突出部の大きさを容易に規制することができる。
次に筒状蓋体6の筒部の内部下方に指付薬筒1を予め糊
着しておき、これに信号筒の筒体4の底部より挿入して
指付薬筒1を取付ける。
着しておき、これに信号筒の筒体4の底部より挿入して
指付薬筒1を取付ける。
この場合、前記発火薬ホルダー9の上端周縁に鍔を設け
ておけば位置決めが容易となる。
ておけば位置決めが容易となる。
更に最上部に筒状蓋体6の頭部を被せて筒部と糊着して
から筒状蓋体6と筒体4とを紙テープ11で封緘して組
立てる。
から筒状蓋体6と筒体4とを紙テープ11で封緘して組
立てる。
本考案の信号筒の点火装置を着火せしめるには筒状蓋体
6を手でつかんでひねることにより紙テープ11を切断
しそのまま一気にひきぬく。
6を手でつかんでひねることにより紙テープ11を切断
しそのまま一気にひきぬく。
すると筒状蓋体6に装着しである指付薬筒1が一体とな
って摺動し筒状蓋体6の上部にひっかかっている発火薬
ホルダー9が除去されむき出しになった発火薬5を指付
薬筒1が摩擦するため発火する。
って摺動し筒状蓋体6の上部にひっかかっている発火薬
ホルダー9が除去されむき出しになった発火薬5を指付
薬筒1が摩擦するため発火する。
筒体4の外周の部分で発火した火はドーナツ状蓋体7の
上に固着している発火薬5にうつりドーナツ状蓋体7の
中心部の伝火薬8に伝火し燃焼しつづける。
上に固着している発火薬5にうつりドーナツ状蓋体7の
中心部の伝火薬8に伝火し燃焼しつづける。
第1図は本考案に使用する指付薬筒の斜視図、第2図は
信号筒の縦断面図である。 1・・・・・・指付薬筒、2・・・・・・摺付薬、3・
・・・・・切欠部、4・・・・・・筒体、5・・・・・
・発火薬、6・・・・・・筒状蓋体、10・・・・・・
料薬。
信号筒の縦断面図である。 1・・・・・・指付薬筒、2・・・・・・摺付薬、3・
・・・・・切欠部、4・・・・・・筒体、5・・・・・
・発火薬、6・・・・・・筒状蓋体、10・・・・・・
料薬。
Claims (1)
- 筒体4内に発炎または発煙用料薬10を充填した信号筒
の上端開口部に筒体4よりやや外方に突出せしめた発火
薬5を固着し、これに摺付薬2が内面下端に環状に塗布
され筒体上を上下に摺動しうる筒状蓋体6を嵌合し前記
蓋体と筒体とを封緘してなる信号筒の点火装置において
、上端部の内径を信号筒の筒体4の外径よりやや大とし
、下方に向ってその径を漸減して下端部の内径を信号筒
の筒体4と同じかまたはやや小とした短筒であって、そ
の内面に塗布された摺付薬2を有し、かつ前記短筒の平
端部軸方向に複数個の切欠部3を有するプラスチック材
にて横取じた指付薬筒1を筒状蓋体6の下部内側に設け
たことを特長とする信号筒の点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16933079U JPS5855359Y2 (ja) | 1979-12-08 | 1979-12-08 | 信号筒の点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16933079U JPS5855359Y2 (ja) | 1979-12-08 | 1979-12-08 | 信号筒の点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5689600U JPS5689600U (ja) | 1981-07-17 |
JPS5855359Y2 true JPS5855359Y2 (ja) | 1983-12-17 |
Family
ID=29680167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16933079U Expired JPS5855359Y2 (ja) | 1979-12-08 | 1979-12-08 | 信号筒の点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855359Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014393A (ja) * | 1983-07-04 | 1985-01-24 | 国際化工株式会社 | 信号筒の点火装置 |
-
1979
- 1979-12-08 JP JP16933079U patent/JPS5855359Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5689600U (ja) | 1981-07-17 |
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