JPS5855347A - セラミツクカラ−焼付層付ガラス板 - Google Patents

セラミツクカラ−焼付層付ガラス板

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JPS5855347A
JPS5855347A JP14885281A JP14885281A JPS5855347A JP S5855347 A JPS5855347 A JP S5855347A JP 14885281 A JP14885281 A JP 14885281A JP 14885281 A JP14885281 A JP 14885281A JP S5855347 A JPS5855347 A JP S5855347A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceramic color
glass plate
layer
baked
ceramic
Prior art date
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Pending
Application number
JP14885281A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Kokubu
国分 可紀
Norihiko Shinkai
新開 紀彦
Hisakazu Tsuchitani
槌谷 久和
Jiro Chiba
次郎 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP14885281A priority Critical patent/JPS5855347A/ja
Publication of JPS5855347A publication Critical patent/JPS5855347A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐摩耗性が高く、又ガラス板面への付着性が
高く、更に強度が充分維持されたセラミックカラー焼付
層を有するガラス板に関する。
自動車窓ガラス板の窓枠に溢って周辺部に帯状の着色不
透明のセラミックカラーフリットペーストの被覆層を焼
付けることによって、自動車の車内のガラス板周辺部の
構造部材、リード線や端子、あるいはガスケットその他
各種取付具が車外から透視できない様にすることが行な
われている。
上記セラミックカラーフリットは、通常10〜80%の
耐熱性顔料と、ナ0〜90チの低融点ガラスフリットと
から主に構成される。この形成に当っては、前記粉末混
合物ビヒクルを混練し、ペースト化してセラミックカラ
ーフリットペース)t−用意した後、これをガラス板の
周辺にスクリーン印刷法等により塗布し、ついでビヒク
ルの乾燥後、ガラス板の強化もしくは曲げ加工の工程で
ガラス板をその軟化点に加熱する際、同時にセラミック
カラーフリットペーストの被覆層をガラス板面に焼付け
る。
しかしながら、この様にガラス板面にセラミックカラー
焼付層を形成したガラス板においては、強度が低下する
という難点がある。即ち、セラミックカラーフリットペ
ーストの被覆層の焼成の度合いが不充分である場合には
、層内に多くの空孔やシャープな凹凸等の欠陥を含むた
め、耐摩耗性とセラミックカラー焼付層のガラス板面へ
付着性が劣シ、又セラミックカラー焼付層の形成された
ガラス板の強度を著るしく低下させるという難点がある
。例えば、セラミックカラーフリットペーストの被覆層
の焼成度が低く、セラミックカラー焼付層の硬度が低く
なると、第1図に模式的に示した様にセラミ−ツクカラ
1−焼付j−の形成されたガラス板の強度が低下し、又
セラミックカラー焼付層のガラス板面への接着力が不充
分となることが認められる。
本発明は、この様な難点を解決するためになされたもの
で、セラミックカラー焼付層の焼成度を高めて該層の硬
度を高めることにより、セラミックカラー焼付層の耐摩
耗性とガラス板面への付着性を高め、併せてセラミック
カラー焼付層を有するガラス板の強度を高いレベルに維
持する様にしたものである。
即ち、本発明は、ガラス板面に着色不透明のセラミック
カラーフリットペーストを被覆し、焼付は形成してなる
セラミックカラー焼付層を有するガラス板において、上
記セラミックカラー焼付層のビッカース硬度を850 
kf/−以上としたものである。
第2,8図は本発明に係るセラミックカラー焼付ガラス
板の一具体例を示したものであり、1はガラス板、2は
セラミックカラー焼付層を示したものである。
本発明において、セラミックカラー焼付層を。
形成するために使用されるセラミックカラーフリットペ
ーストヲ構成する低融点ガラスの組成は、特に限定する
ものでは°なく、ガラス板の軟化点附近の温度で光分流
動する性質を持つ様にされ、具体的にはPbO−B、O
,、PbO−Zn0−B、O,。
Zn0−B、03− Sin、等を主成分ノ系とし、コ
(7)系に対して、アルカIJ 、 F 、 P、O8
等の微量成分を添加し、耐水性、軟化性、失透性9強度
を改善したものなどが使われる。又、耐熱性セラミック
顔料としては、Coo 、 MuO、CdS、 Cr、
O。
等の間知の顔料を用いることができる。通常、この耐熱
性顔料10〜30%と70〜90%の低融点ガラスフリ
ット粉末とを混合し、適当なビヒクルで混練し、ペース
ト化したセラミックカラーフリットペーストが使用され
る。
中でも、このセラミックカラーフリットペーストとして
は、焼付けされたセラミックカラー焼付層に圧縮応力が
入って、セラミックカラー焼付層の実質的な強度が向上
する様に、セラミックカラー被覆層の熱膨張係数(50
〜850℃)が、ガラス板の熱膨張係数(50〜850
℃)に対して、少くとも8X10’C−’  だけする
様に調整されたものが適当である。
又、セラミックカラー被覆層の形成されたガラス板をプ
レス成形により曲げ加工する場合には、セラミックカラ
ー被覆層がプレス成形時、プレス型に付着しない様に、
上記セラミックカラーペーストに耐火物フィラーを導入
したものが好ましい。
本発明のセラミックカラー焼付層付きガラス板セ製造す
るに当っては、所定の寸法、形状に切断されたガラス板
面の所定部分に上記した様なセラミックカラーフリット
ペーストを所定形状にプリントし、乾燥し、その後ガラ
ス板の強化及び/又は曲げ加工のための熱処理の際、焼
付けてセラミックカラー焼付層を形成する。
本発明におけるセラミックカラー焼付層を有するガラス
板のセラミックカラー焼付層は、その硬度が、ビッカー
ス硬度で表わして850 h/nd以上となる様にされ
る。このビッカース硬度が85 fl Jcf/−より
低いとセラミックカラー焼付層の耐摩耗性が低下すると
ともに、セラミックカラー焼付層の形成されたガラス板
の強度が低下して好ましくない。ビッカース硬度が85
0に9/−より低いセラミックカラー焼付層は、その層
内に多くの空孔やシャープな凹凸等の欠陥を含んで硬度
が低く−なっており、それによって耐摩耗性1強度が低
くなっていると考えられる。
この様なセラミックカラー焼付層の多くの空孔やシャー
プな凹凸等の欠陥が発生する原因は、セラミックカラー
焼付層の焼成が不充分であると考えられる。
なお、セラミックカラー焼付層のビッカース硬度の上限
は特にないが、550 h/−程度までとするのが実際
的である。
第4図は、セラミックカラー焼付層のビッカース硬度と
耐摩耗性との関係を示したものであシ、第5図はセラミ
ックカラー焼付層のビッカース硬度とセラミックカラー
焼付層の形成されたガラス板の強度との関係を示したも
のである。
かかる図から明らかな様に、実用上必要な耐摩耗性、ガ
ラス強度が得られる様にするためにはそのビッカース硬
度をs s o h/−以上とするのが好ましいことが
認められる。
本発明の様に、ビッカース硬゛度がa 50 k/−以
上のセラミックカラー焼付層を形成するためには、所定
部分にセラミックカラーフリットペーストヲ被覆し、こ
れを予備乾燥した後の焼付を充分に行なうことが必要で
ある。例えば、660〜700℃の加熱炉内にて8〜4
分間(ガラス板温は640〜680℃)、セラミックカ
ラーフリットペーストの被覆層を焼付けるのが好ましい
本発明において、ガラス板面に形成されるセラミックカ
ラー焼付層のパターンは、所望に応じ適宜のパターンが
選ばれるものである。例えば自動車の車内のガラス板周
辺部の構造部材やリード線や端子、あるいはガスケット
その他各種取付具が見えない様にするため、あるいは外
観を良くするために、ガラス板にセラミックカラー焼付
層を形成する場合には、ガラス板の周辺部に帯状のパタ
ーンにセラミ−ツクカラー焼付層が形成される。又、ガ
ラス板に装飾のため。
遮光のためにセラミックカラー焼付層を形成する場合に
は適宜の模様パターン、あるいは連光パターンが選ばれ
る。
次に、本考案の実施例について説明する。
実施例l Pb045wt%、”t0310wt%、 Eli○4
Qwt%。
Am、O35wt% の組成の低融点ガラスフリット(
PbO,−Sin、−B、O8)の粉末80重量部と、
酸化クヮム及び酸化鋼からなる黒d耐熱顔料粉末20重
量部とを混合し、これに更にテレピネオールとエチルセ
ルロースとからなるビークルとヲ4=1−の割合となる
様に混ぜ、次いで混練してペースト化し、セラミックカ
ラーフリットペーストを用意した。
このセラミックカラーフリットペーストを5tn /1
n厚806R角の5枚のガラス板の周辺にそれぞれ9a
n巾の帯状にスクリーン印刷法によりプリントし、約2
00℃で10分間加熱し乾燥させた。次いで、これらガ
ラス板をそれぞれ表1に示した焼成条件によシ焼成し、
20pvn厚のセラミックカラー焼付層の形成されたガ
ラス板ノ各サンプルを得た。これら各サンプルについて
摩耗試験とビッカース硬度を測定した結果を表1に示す
表  1 0M粍注性試 験紳の荷重をかけたフェルトにカオリンの懸濁液をしみ
込ませ、約5副の往復運動を2000回くり返し行う摩
耗試験を行なった後の厚味減少量を測定する。
上記表1に示される様に、セラミックカラー焼付層はビ
ッカース硬度が高くなるほど耐摩耗性が向上しているこ
とが認められる。又セラミツクカラー焼付層は焼成時間
が長いほど耐屡耗性が上昇し、ビッカース硬度も大きく
なっていることが認められる。
実施例2 PbO45wt%t B、0.10wt%、 Si○4
Qwt%。
Al、0.5wt%の組成の低融点ガラスフリットPt
1O−8in、 −B、03の粉末80重量部と、酸化
クロム及び酸化銅からなる黒色耐熱顔料粉末20重量部
とを混合し、これに更にテレピネオールとエチルセルロ
ースとからなるビークルとを4.1の割合となる様に混
ぜ、次いで混練してペースト化し、セラ・ミックカラー
フリットペーストを用意した。
このセラミックカラーフリットペーストを5m/rn厚
80ffi角の15枚のガラス板の周辺にそれぞれ8c
rn巾の帯状にスクリーン印刷法によりプリントし、約
200℃で10分間加熱し乾燥させた。次いで、これら
ガラス板をそれぞれ表1に示した焼成条件によシ焼成し
、次いで、風冷による強化処理を行ない、80μm厚の
セラミックカラー焼付層の形成されたガラス板の各サン
プルを得た。なお、強化型は各条件でほぼ一定となる様
に調整した。これら各サンプルについて、落球破壊試験
を行なった結果を表2に示す。
表 2 0落球強度試験 227Fの鋼球を50口の高さから落下させ、破損しな
かった場合、順次10備づつ高さを上げて行き、破損し
た高さを落球強度とした。なお、データは各5枚の平均
値で示した。
上記表2に示される様に、セラミックカラー焼付層は、
ビッカース硬度が高くなるほど落球破壊強度が向上して
い、ることか認められる。即ち、ビッカース硬度が高く
なる様にセラミックカラーペースト被覆層を充分に焼成
すると、強度の高いセラミックカラー焼付層の形成され
たガラス板を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、セラミックカラー焼付層の硬度とセラミック
カラー焼付層付ガラス板の強度との関係を示す図面、第
2図は、本発明の一具体例に係るセラミックカラー焼付
層の形成されたガラス板の正面図、第8図は、第2図の
ガラス板のA−A線断面図、第4図は、セラミックカラ
ー焼付層のビッカース硬度とその焼が層の耐摩耗性との
関係を示す図面、第6図は、セラミックカラー焼付層の
ビッカース硬度とその焼付層の形成されたガラス板の強
度との関係を示す図面である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス板面に着色不透明のセラミックカラーフリ
    ットペーストを被覆し、焼付形成してなるセラミックカ
    ラー焼付層を有するガラス板において、上記セラミック
    カラー焼付層のビッカース硬度?850蛇/−以上とす
    ることを特徴とするセラミックカラー焼付層付ガラス板
  2. (2)  ガラス板の窓枠に沿う周辺部に帯状に、ある
    いは種々の形状に着色不透明のセラミック\ カラーフリットペーストを被覆し、焼付けて形成された
    セラミックカラー焼付層のビッカース硬度を850に/
    −以上とすることを特徴とするセラミックカラー焼付層
    付ガラス板。
JP14885281A 1981-09-22 1981-09-22 セラミツクカラ−焼付層付ガラス板 Pending JPS5855347A (ja)

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