JPS5855334Y2 - 流路中に設置する熱交換器 - Google Patents
流路中に設置する熱交換器Info
- Publication number
- JPS5855334Y2 JPS5855334Y2 JP11541079U JP11541079U JPS5855334Y2 JP S5855334 Y2 JPS5855334 Y2 JP S5855334Y2 JP 11541079 U JP11541079 U JP 11541079U JP 11541079 U JP11541079 U JP 11541079U JP S5855334 Y2 JPS5855334 Y2 JP S5855334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- flow path
- main body
- flue
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流路、例えば、煙道等に設置して煙道中の排ガ
スを熱源とする熱交換器に関するものである。
スを熱源とする熱交換器に関するものである。
従来、煙道等に設置する熱交換器としては種々の形式の
ものがあるが、例えば、熱交換コイルを煙道中に設置す
るものでは、排ガスの圧力損失が大きく、十分な排気量
を確保するには煙突を高くするか、もしくは、排ガスフ
ァンによる排出等の手段を講じなければならない。
ものがあるが、例えば、熱交換コイルを煙道中に設置す
るものでは、排ガスの圧力損失が大きく、十分な排気量
を確保するには煙突を高くするか、もしくは、排ガスフ
ァンによる排出等の手段を講じなければならない。
また、熱交換器本体を筒体とし、この本体を煙道中に設
置するものでは、前記圧力損失は少なくなるが、被熱交
換流体の給排口であるダクトが筒体の前後に設けである
。
置するものでは、前記圧力損失は少なくなるが、被熱交
換流体の給排口であるダクトが筒体の前後に設けである
。
したがって、煙道に２個所開口を設け、こ・に固定する
のであるが、本体は熱膨張を行なうため、これを考慮し
て据付工事をしなければならず、取付構造は勿論のこと
、据付工事が面倒であると云う欠点があった。
のであるが、本体は熱膨張を行なうため、これを考慮し
て据付工事をしなければならず、取付構造は勿論のこと
、据付工事が面倒であると云う欠点があった。
本考案は前記従来の欠点を除去するためになされたもの
で、熱交器本体を密閉二重筒体とするとともに、被熱交
換流体の給排ダクトを本体の一方端部に設けるようにし
、据付けにあたって本体の熱膨張を考慮することなく容
易に流路中に設置することができ、しかも、熱慣流率が
大きい熱交換器を提供しようとするものである。
で、熱交器本体を密閉二重筒体とするとともに、被熱交
換流体の給排ダクトを本体の一方端部に設けるようにし
、据付けにあたって本体の熱膨張を考慮することなく容
易に流路中に設置することができ、しかも、熱慣流率が
大きい熱交換器を提供しようとするものである。
つぎに、本考案を一実施例である図面にしたがって説明
する。
する。
第１図から第４図は、本考案にか・る熱交換器を煙道中
に横置したものを示し、熱交換器１は、大略、本体２と
、被熱交換流体の給排口を構成するダクト１０ａ、１０
ｂとからなる。
に横置したものを示し、熱交換器１は、大略、本体２と
、被熱交換流体の給排口を構成するダクト１０ａ、１０
ｂとからなる。
そして、前記本体２は、径の異なる２本の耐熱鋼板製円
筒３，４を環状の端板５，５で溶接して同円筒３．４間
に密封輪状体空間を形式する一方、この空間を仕切板６
で筒軸方向に区画するとともに、同円筒３，４より短か
い奇数枚（実施例では５枚）のガイド板７を、第３図に
示すように、交互に一方の端板５と所定間隔を保たしめ
て溶接することにより連通部８を形威し、前記密封輪状
体空間内に筒軸方向のジグザグ通路９を形成したもので
ある。
筒３，４を環状の端板５，５で溶接して同円筒３．４間
に密封輪状体空間を形式する一方、この空間を仕切板６
で筒軸方向に区画するとともに、同円筒３，４より短か
い奇数枚（実施例では５枚）のガイド板７を、第３図に
示すように、交互に一方の端板５と所定間隔を保たしめ
て溶接することにより連通部８を形威し、前記密封輪状
体空間内に筒軸方向のジグザグ通路９を形成したもので
ある。
前記のように、密封輪状体空間内に、仕切板６と奇数枚
のガイド板７とを配置すると、仕切板６を境とする両側
通造の連通部８は必ず本体２の一方端側に位置すること
になる。
のガイド板７とを配置すると、仕切板６を境とする両側
通造の連通部８は必ず本体２の一方端側に位置すること
になる。
したがって、前記ダクＨＯａ、１０ｂは、前記仕切板６
を境として隣接する通路９の連通部８と反対側に連通ず
るように設けである。
を境として隣接する通路９の連通部８と反対側に連通ず
るように設けである。
前記構成の熱交換器１を煙道１１に設置するには、煙道
１１に設けた１個の開口１２に、固定架台１３を介して
前記ダク）１０ａ、１０ｂを固定する一方、本体２の他
端部を、同じく煙道］１に設けた、上面に前記円筒３と
同一曲面１５を有する支持架台１４の開口１６に、円筒
３に設けた凸部１７を嵌合して載置すればよい。
１１に設けた１個の開口１２に、固定架台１３を介して
前記ダク）１０ａ、１０ｂを固定する一方、本体２の他
端部を、同じく煙道］１に設けた、上面に前記円筒３と
同一曲面１５を有する支持架台１４の開口１６に、円筒
３に設けた凸部１７を嵌合して載置すればよい。
このように、本体２は、その一方端であるダク１−１０
ａ 、１０ ｂでのみ煙道１１に固定するため、たと
え煙道１１中の排ガス熱により本体２が熱膨張しても、
本体２の他端は支持架台１４上を摺動して膨張を吸収す
る。
ａ 、１０ ｂでのみ煙道１１に固定するため、たと
え煙道１１中の排ガス熱により本体２が熱膨張しても、
本体２の他端は支持架台１４上を摺動して膨張を吸収す
る。
したがって、本体２を煙道１１に据付けるに当って熱膨
張による影響を考慮する必要がない。
張による影響を考慮する必要がない。
なお、供給ダクＮＯａから入った流体は、ジグザグ通路
９を通過中、両円筒３，４から煙道１１内の排ガスと十
分に熱交換を行ない排出ダクＨＯｂから適宜個所に送ら
れる。
９を通過中、両円筒３，４から煙道１１内の排ガスと十
分に熱交換を行ない排出ダクＨＯｂから適宜個所に送ら
れる。
前記実施例では、熱交換器を横置式として使用する場合
の架台式について述べたが、架台の代りに適当な吊下げ
装置により摺動可能に取付けてもよく、更に縦置式とす
るには、第５図に示すようにすればよい。
の架台式について述べたが、架台の代りに適当な吊下げ
装置により摺動可能に取付けてもよく、更に縦置式とす
るには、第５図に示すようにすればよい。
すなわち、本体２の給排ダク）−１０ａ、１０ｂ側にフ
ランジ１８を設け、煙道１１に設けた固定支持架台１４
に載置して、前記給排ザクｌ−１０ａ 、１０ ｂとで
煙道１１中に吊下すればよい。
ランジ１８を設け、煙道１１に設けた固定支持架台１４
に載置して、前記給排ザクｌ−１０ａ 、１０ ｂとで
煙道１１中に吊下すればよい。
なお、本体２を構成する筒体は円筒に限らないこと、お
よび流路中の流体は高温気体に限らないことは云うまで
もない。
よび流路中の流体は高温気体に限らないことは云うまで
もない。
以上の説明で明らかなように、本考案にが・る熱交換器
によれば、本体が筒形をなしているため、本体設置にも
とずく流路内の流体の圧力損失は少なく、かつ、被熱交
換流体の給排ダクトは本体の１個所に設けるため、流路
への固定個所は１ケ所でよく、シかも他に本体を単に支
える支持部を設ければ、固定個所において本体の熱膨張
を考慮する必要がないため据付工事も極めて容易に行な
うことができ、しかも、熱交換面が内外２面であるため
大きな熱慣流率を得ることができる。
によれば、本体が筒形をなしているため、本体設置にも
とずく流路内の流体の圧力損失は少なく、かつ、被熱交
換流体の給排ダクトは本体の１個所に設けるため、流路
への固定個所は１ケ所でよく、シかも他に本体を単に支
える支持部を設ければ、固定個所において本体の熱膨張
を考慮する必要がないため据付工事も極めて容易に行な
うことができ、しかも、熱交換面が内外２面であるため
大きな熱慣流率を得ることができる。
第１図は本考案にか・る熱交換器を煙道中に横置した状
態の縦断面図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線断面図
、第３図は熱交換器本体の展開図、第４図は支持架台の
正面図で、第５図は本考案にか・る熱交換器を縦置した
状態を示す図である。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・本体、３，４
・・・・・・筒体、５・・・・・・端面板、６・・・・
・・仕切板、７・・・・・・ガイド板、８・・・・・・
連通部、９・・・・・・ジグザグ通路、１０ ａ 、１
０ ｂ・・・・・・給排ダクト、１１・・・・・・流路
。
態の縦断面図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線断面図
、第３図は熱交換器本体の展開図、第４図は支持架台の
正面図で、第５図は本考案にか・る熱交換器を縦置した
状態を示す図である。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・本体、３，４
・・・・・・筒体、５・・・・・・端面板、６・・・・
・・仕切板、７・・・・・・ガイド板、８・・・・・・
連通部、９・・・・・・ジグザグ通路、１０ ａ 、１
０ ｂ・・・・・・給排ダクト、１１・・・・・・流路
。
Claims (1)
- ２本の径の異なる筒体を内外同心円的に配置し両端面板
によって一体化することにより形成された輪状体空間に
、筒軸方向に区画する仕切板と、交互に一方の端面板に
対して所定間隔を保持して連通部を形威し輪状体空間に
筒軸方向のジグザグ通路を形式する奇数枚のガイド板と
を設けるとともに、前記仕切板両側通路の当該連通部側
と反対側に被熱交換流体の給排ダクトを対向配置し、該
給排ダクトを設置固定部としたことを特徴とする流路中
に設置する熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11541079U JPS5855334Y2 (ja) | 1979-08-21 | 1979-08-21 | 流路中に設置する熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11541079U JPS5855334Y2 (ja) | 1979-08-21 | 1979-08-21 | 流路中に設置する熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5633482U JPS5633482U (ja) | 1981-04-01 |
| JPS5855334Y2 true JPS5855334Y2 (ja) | 1983-12-17 |
Family
ID=29347643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11541079U Expired JPS5855334Y2 (ja) | 1979-08-21 | 1979-08-21 | 流路中に設置する熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855334Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-21 JP JP11541079U patent/JPS5855334Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5633482U (ja) | 1981-04-01 |
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