JPS58552A - トラスの形成方法 - Google Patents

トラスの形成方法

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JPS58552A
JPS58552A JP9674181A JP9674181A JPS58552A JP S58552 A JPS58552 A JP S58552A JP 9674181 A JP9674181 A JP 9674181A JP 9674181 A JP9674181 A JP 9674181A JP S58552 A JPS58552 A JP S58552A
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JP
Japan
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truss
chord
belly
opening
present
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JP9674181A
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JPS611585B2 (ja
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昇 山本
滝沢 章三
持永 恒美
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建築、土木、産業機械の構造物等に用いる鋼構
造のトラスの形成方法に関し、さらに評しくは弾朧性変
形能力を増大した耐震構造トラスの形成方法に関する・ 地震に対して構造物を安全に設計する方法として、従来
、静的震度法から算定した想定地震力に対して各構造部
材に生ずる応力が弾性許容応力度以下になるように部材
断面および部材接合部を設計する方法が採用されており
、建築基準法もこの坊法を規定していたが、近都耐震構
造学が進展し、過去の地震による被寄についての研売が
重ねられてきた結果、静的震度法では必ずしも安全な設
計ができないことが解明されて會た。
これを蹟會えて連鎖基準11H[正され、地震力に対す
る構造着の設計方法が大幅に置ることとなったが、その
要Wとするところは、構造物のいわゆる1ねばり、1す
なわち属性変形能力の定量的な評価にある〇 第1図、第2I!Iは構造物の地震時の挙動を模式的に
説明する説明図であってll11gに示すように、地震
力を外部からの水平力qとし、qによる構造物の変位を
1とし、この亀とIとの関係を嬉2[に利水する。構造
物が外力に対し弾性域において抵抗するときは、その外
力qとqによる変位1との関係は図中の0ムで示され、
外力q、に対して変位は1.となる。構造物が外力qに
対して早期に降伏してlll5域に入る構造であれば、
外力qと変位1との関係は001のようになり、外力Q
、  E対しJEaJ  を生ずる。着し三角形Oム1
と四辺形00DIとの面積が等しいときは、両者は地震
エネルギーを吸収する能力において等価である。
今、μ=1p /Jyと置き塑性変形能力を示すじん性
率と定義すると、上記の三角形と四辺形の面積が等しい
との条件により Q。=1し−I  Qp の関係が得られる。すなわち、Qp  なる耐力を有し
塑性変形能力を示すしん性率がμである構造は、じん性
率が1でQo  なる耐力を有する構造物と耐震性にお
いて同等であると解釈されるOII性変形能力の大きな
構造はど低い耐力でも耐震性能がよいこととなり、経済
的な設計が可能となる。
構造物用の骨組の主な形式にはラーメン構造とトラス構
造とがある。第6図の曲線IF、Gはそれぞれラーメン
構造と従来のトラス構造とにおける外力qと変形Jとの
関係を例示したものである。
第6図(&)に示すラーメン構造は各構成部材の曲げ抵
抗によって地震時の水平力に耐えることにより照性変形
能力に富んでおり、Qと1との関係は曲線1.のように
なる。一方、第3回軸)に示す従来のシラス構造では、
構成部材の軸力によって荷重を負担し、曲線Gに示され
るように腹材の座屈が起ったg点において急激な耐力の
低下を来し、安定した属性変形を期待しえないというの
が従来の定説であった。
しかし、トラス構造は、その用途に応じて軽量化と材料
節減を可能とするものであって、多大の長所を有するも
のである。本発明は、トラス構造のこの長所を生かし、
上記の従来の欠点を改善し、トラス構造に大きな塑性変
形能力を付与し、その耐震性能を着しく向上させる、ト
ラスの形成方法を提供することを目的とするものである
第4図は従来のトラスを例示し、第5図は、第4図の弦
材1と腹材2との接合部の斜視図である。
従来のトラスの形成方法においては、弦材1と腹材2と
は可能な限り剛性を有するように接合し、また補剛板4
岬を用いて補強するのが通常である。
このようなシラスは、上述のように第3図の曲線Gに示
す外力−変形特性を有するものである。
fs6図は本発明のシラス形成方法の実施例を示したト
ラスの部分図、第7図は第6図のB−B矢視、第8v!
Jは第7図の斜視図である。
本発明は、閉鎖断面を有する形状のシラス弦材6に、一
定義Wの、連続または不連続の長平方向の開口部5を設
けて弦材6を開断面とし、その開口部5の両縁5&、5
bと腹材7の端部近傍両側面7 a z 7 bとを接
合し、この弦材關口部両縁部の弦材壁板の曲げ抵抗を介
して腹材7の軸方向力を弦材6に伝達するようにし、ト
ラス全体の弾性及び璽性変形能力を増大させることを特
徴とするトラスの杉成方法である・ 弦材6は、閉鎖断面を有する形状の部材の壁に1長手方
向に一定幅の細長い開口部5を設けたものとし、この開
口部5の輻方向の両縁部5 a 、5 kの弦材壁板が
、壁板面と直角方向に弾性変形及び属性変形し、その曲
げ抵抗を介して腹材7の軸力を弦材6に伝達するような
形状をなす。腹材7は弦材6の開口部5の両縁5&、5
bと例えばす“み肉溶接8によって接合される。第9〜
11図は本発明によるトラスの他の実施例であって、弦
材の断−を示す。第12図は、腹材7の軸方向力力(矢
印O又はD方向に作用したときの弦材6のwR形したI
I! (S a s 6bを示す。弦材6の壁は腹材7
の軸力に対して容易に曲げ変形を生じ、比較的小さな軸
力に対しては弾性ばねとして作用する(効果をもち、大
なる軸力に対しては材料が降伏することによって大きな
麿性蜜形を許容する。このような弦材6と腹材7との接
合部における変形によって、トラス全体が外力に対して
大きく変形することが可能となる。
弦材6と腹材7との・接合は、腹材7の端部な弦材の開
口部5に挿入し、弦材6の開口部両縁5&、5bと腹材
1の両側面7m、7bとをすみ肉溶接接合する方法など
でよい。腹材7は、先端部70が弦材6の内面と当接し
ないような適当な長さとし、先端部を弦材内部に適宜央
出させて接合される。すなわち腹材7は第5図に示す従
来の腹材のように長さ、両端部の形状等を正確に規制し
て製作する必要はなく、シかも、弦材内部への突出長を
任意に調整してトラス組立てができるので、トラス全体
の組立て精度は良好である。
本発明によって形成されたトラスと従来法によるトラス
との載荷試験の例を第16図に示す。この図は、第14
図に示す2点支持トラスの中央に載荷した荷重Pとトラ
ス中央部の撓み1との関係を示すものである。
この試験の供試トラスは、トラスのせいと支点間隔とが
等しく、それぞれの弦材と腹材とが同一断面寸法を有す
る2種のシラスであって、(1)弦材と腹材とを第5図
と同様に溶接接合した従来のトラス (2)  m材に一定幅の開口部を設けて弦材と腹材と
を第8図と同様に溶接接合した本発明方法により形成さ
れたトラス である。各部の形状、寸法は、 弦材:中空四角柱 75X75X4 (鯵)資材: 6
11Mm   36.9 x 50.8 x 6.2 
(■)トラスせい:   110csc 支点間隔:    327cs− 弦材の開口部:  S、7Scs幅のスリットである。
この試験に用いた試験装置は反力7レームに50を圧縮
ジヤツキを取り付け10tロードセルを用いた曲げ試験
装置である。
第13図の曲線(1)は従来法によるトラスのP−6曲
線でL点において最大耐カフ180J19、撓み0.8
3 csのとき腹材が座屈し急激な耐力の低下を来した
。曲線(夏)は本発明の形成方法によるトラスの!−δ
曲線で、L点において耐力6000に1i+、撓み1.
15cmに達したとき弦材の開口部両縁の部材−が曲げ
降伏し、弦材と膜材との接合部の変形が進行してトラス
の搗みδが3.13まで増大した後、腹材が不安定とな
ってy点において座屈した。
曲線(1)の囲む面積OHKと曲線(1)の囲む面積O
LMMとの比、すなわち両トラスの変形によるエネルギ
ー吸収能力比は、1;3.5となっており、本発明方法
によって形成されたトラスは弾性及び照性変形能力が著
しく大である。
以上のように、本発明のシラス形成方法により、従来の
トラスに比して大きな地震エネルギー吸収能力を有する
トラス構造の耐震建築、土木構造物、球形タンク等の支
持構造、送電鉄塔、超高煙突支持構造等を容易に構築す
ることができる。
さらに本発明によれば、次に掲げる種々の利点が得られ
る。′ (1)トラス組立時に腹材の端部は部材長手方向と直角
に切断すればよく、かつ腹材の長さに関する精度は膜材
の弦材内方への突出長によって容易に調整できるため、
腹材端部の厳密な加工を要せず作業が容易で、かつトラ
ス全体の組立精度が良好となる。
(2)弦材と膜材との接合は例えば弦材開口部縁と腹材
側面との直線すみ肉溶接でよく、極めて簡単である。
(8)本発明の弦材は開口部を設けることにより開口断
面となり部材内面のm装が容易にでき、経年の内部腐蝕
を防止することができ、耐久性の優れたものとなる 以上のごとく、本発明のシラス形成方法によれば′、ト
ラス構造の特性である軽量性、資材節約などの利点を有
し、耐震性能が優れ、製作コストがi価で、製作精度が
高く、耐久性に富むトラスを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は構造物の地震時の挙動を模式的に示す図で第2
図はその地震力と変位との関係を例示する説明図である
。85mは、ラーメン構造と従来のトラス構造における
外力と変形との関係を示す線図で、第3図(&)はラー
メン構造、Cb)はトラス構造の模式図である。第4g
は従来のトラスの側面図及びそのA−A断面を示し、第
5図は第4図の弦材と腹材との接・合部の斜視図である
。第6図は本発明のトラス形成方法の実施例を示したト
ラスの部分図、第7図は第6図のB−B矢視、#!8w
Jは第7図の斜視図、j1!9〜111!!Iは他の実
施例の弦材の断面図、第12jiWは膜材の軸方向力に
よる弦材の変形を例示する説明図である。第16図は従
来のトラスと本発明方法によって形成されたトラスとの
載荷試験例を示すグラフで第14図は供試トラスの構成
を示す軸組図である。 1・・・従来法のトラス弦材 2・・・従来法のトラス腹材 3・・・溶接部      4・・・補剛仮5・・・本
発明方法のトラス弦材の開口部5 & N 5 b ”
・弦材の開口部の縁部6・・・本発明方法のトラス弦材 6a16b・・・弦材羨形時の弦材壁 7・・・本発明方法のトラス腹材 7 a s 7 b・・・腹材の側面 7o・・・腹材の先端部  8・・・溶接部q・・・外
力   1・・・変位   P −・試験荷重Q  第
2図   第1図 第3図 −〉〆    ” 第7図 第13図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 閉鎖断面な有するトラス弦材の長手方向に一定幅の開口
    部を設け、該開口部の両縁と腹材の端部近傍両側面とを
    接合し、蒙開口部両縁部の弦材壁板の曲げ抵抗を介して
    該腹材の軸方向力を弦材に伝達させ、トラスの弾直性変
    形能力を増大させることを特徴とするトラスの形成方法
JP9674181A 1981-06-24 1981-06-24 トラスの形成方法 Granted JPS58552A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9674181A JPS58552A (ja) 1981-06-24 1981-06-24 トラスの形成方法

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JP9674181A JPS58552A (ja) 1981-06-24 1981-06-24 トラスの形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58552A true JPS58552A (ja) 1983-01-05
JPS611585B2 JPS611585B2 (ja) 1986-01-18

Family

ID=14173115

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JP9674181A Granted JPS58552A (ja) 1981-06-24 1981-06-24 トラスの形成方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237449A (ja) * 1985-08-10 1987-02-18 清水建設株式会社 トラス梁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237449A (ja) * 1985-08-10 1987-02-18 清水建設株式会社 トラス梁

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JPS611585B2 (ja) 1986-01-18

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