JPS585521B2 - 電波反射器 - Google Patents
電波反射器Info
- Publication number
- JPS585521B2 JPS585521B2 JP48040707A JP4070773A JPS585521B2 JP S585521 B2 JPS585521 B2 JP S585521B2 JP 48040707 A JP48040707 A JP 48040707A JP 4070773 A JP4070773 A JP 4070773A JP S585521 B2 JPS585521 B2 JP S585521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio wave
- lens
- wave reflector
- cavity
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電波反射器に関する。
球状体をなし、実質的無限遠からの到来電波が入射側と
反対側の球面上またはその附近に集束するように誘電率
が中心対称に分布されたルーネベルグレンズは公知であ
る。
反対側の球面上またはその附近に集束するように誘電率
が中心対称に分布されたルーネベルグレンズは公知であ
る。
また発明者等の１人は上記到来電波が上記球面と同心で
かつこの球面より半径の小さい他の球面上に集束するよ
うに誘電率を分布させた誘電体レンズを提案した。
かつこの球面より半径の小さい他の球面上に集束するよ
うに誘電率を分布させた誘電体レンズを提案した。
これらの誘電体レンズにおいてはその外周部における誹
電率が空気の誘電率にほぼ等しく、中心に近づく程誘電
率が大きくなるように構成されている。
電率が空気の誘電率にほぼ等しく、中心に近づく程誘電
率が大きくなるように構成されている。
またこれらの誘電体レンズは、上記到来電波の収束する
点すなわち近焦点の軌跡球面上に位置して中心方向に面
する反射面を備えた電波反射体が装着され、レーダ波等
に対する電波反射器として用いられることが多い、この
ような電波反射器は主として救命ボートその他の小型船
舶、航路標職、小型航空機等に搭載されるので小型軽量
であることが望まれる。
点すなわち近焦点の軌跡球面上に位置して中心方向に面
する反射面を備えた電波反射体が装着され、レーダ波等
に対する電波反射器として用いられることが多い、この
ような電波反射器は主として救命ボートその他の小型船
舶、航路標職、小型航空機等に搭載されるので小型軽量
であることが望まれる。
しかし高反射特性を得るためにはその直径が大きいこと
が必要であり、また遠距離探知を可能ならしめるために
はなるべく高所に位置させる必要があるので、特に軽量
であることが望ましい。
が必要であり、また遠距離探知を可能ならしめるために
はなるべく高所に位置させる必要があるので、特に軽量
であることが望ましい。
本発明は上述のような要望に対処するためになされたも
のであって、誘電体レンズを有しながら軽量な電波反射
器を提供することを目的とする。
のであって、誘電体レンズを有しながら軽量な電波反射
器を提供することを目的とする。
つぎに本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
。
。
図面において１は誘電体レンズであって、実質的無限遠
から到来する電波がレンズの一方の側から入射されたと
き鎖線２・・・・・・で示すような径路を通ってレンズ
の他方の側の球面に集束されるように、誘電率分布が中
心対称をなし、公知のルーネベルグレンズとほぼ同様に
構成される。
から到来する電波がレンズの一方の側から入射されたと
き鎖線２・・・・・・で示すような径路を通ってレンズ
の他方の側の球面に集束されるように、誘電率分布が中
心対称をなし、公知のルーネベルグレンズとほぼ同様に
構成される。
すなわち図示例のものにおいては近焦点Ｐの軌跡球面が
レンズの表面１ａとほぼ一致している。
レンズの表面１ａとほぼ一致している。
上記レンズ１には、中心近傍に位置して空洞３が形成さ
れるとともに、外周部に位置して電波反射体４が設けら
れている。
れるとともに、外周部に位置して電波反射体４が設けら
れている。
上記空洞３は、その全部または大部分が電波反射体４に
よる電波遮蔽区域５内に位置するように形成されており
、その形状は必要に応じて適宜に形成してよい。
よる電波遮蔽区域５内に位置するように形成されており
、その形状は必要に応じて適宜に形成してよい。
上記電波反射体４はたとえば金属箔、導電性塗料または
金属網等で球帯状に形成され、その電波に対する反射面
４ａはレンズの焦点軌跡球面１ａ上に位置し中心方向に
面して設けられる。
金属網等で球帯状に形成され、その電波に対する反射面
４ａはレンズの焦点軌跡球面１ａ上に位置し中心方向に
面して設けられる。
また電波反射体４はたとえばレンズの赤道に沿ってその
両側に等しい円弧幅を有するように形成される。
両側に等しい円弧幅を有するように形成される。
このような球帯状電波反射体４を有する電波反射器にお
いては、水平全方向反射特性を有するが到来電波の一部
は電波反射体４の外面４ｂで乱反射されるのでレンズ内
には入射されず、レンズ内には上記電波遮蔽区域５が生
ずることになる。
いては、水平全方向反射特性を有するが到来電波の一部
は電波反射体４の外面４ｂで乱反射されるのでレンズ内
には入射されず、レンズ内には上記電波遮蔽区域５が生
ずることになる。
上記構成によれば、レンズ１の誘電率が上述のように分
布されているので、その表面部分においては空気とほぼ
等しい誘電率を有し、中心に近づくほど誘電率の値が大
きくなる。
布されているので、その表面部分においては空気とほぼ
等しい誘電率を有し、中心に近づくほど誘電率の値が大
きくなる。
一般に誘電率が大きくなるに従って比重も増大するので
、レンズ１の比重は中心に近づくほど大きい。
、レンズ１の比重は中心に近づくほど大きい。
したがって、レンズ中心近傍に空洞３を設けたことによ
りレンズの重量が効果的に減少される。
りレンズの重量が効果的に減少される。
空洞３を上記遮蔽区域５内に形成したので実質的に反射
特性を損うことなくレンズの重量が軽減され、かつ空洞
の小部分がこの遮蔽区域外に位置しても反射特性は殆ん
ど損われることがない。
特性を損うことなくレンズの重量が軽減され、かつ空洞
の小部分がこの遮蔽区域外に位置しても反射特性は殆ん
ど損われることがない。
必要に応じては反射特性を若干犠性にしてより大きな空
洞を設けてもよい。
洞を設けてもよい。
このような電波反射器は、その重量が軽減されたことに
より支持架６の構造が簡単化され、あるいはより高くす
ることが容易になる。
より支持架６の構造が簡単化され、あるいはより高くす
ることが容易になる。
なお、上記空洞は内部を真空とし、または空気より軽量
の気体を封入するなどすることにより重量をさらに軽減
することができる。
の気体を封入するなどすることにより重量をさらに軽減
することができる。
また、要すれば空洞内に他の機材、たとえば救命用また
は航路標識用の送信器等を設けるとともにそのアンテナ
をレンズに密設するなどしてもよい。
は航路標識用の送信器等を設けるとともにそのアンテナ
をレンズに密設するなどしてもよい。
本発明によれば、上述したように誘電体レンズの近焦点
軌跡球面上に位置してレンズの中心方向に向う反射面を
有する球帯状電波反射体を設けるとともに、上記レンズ
の中心近傍に大部分が上記電波反射体の電波遮蔽区域内
に位置する空洞を形成したことを特徴とするものである
。
軌跡球面上に位置してレンズの中心方向に向う反射面を
有する球帯状電波反射体を設けるとともに、上記レンズ
の中心近傍に大部分が上記電波反射体の電波遮蔽区域内
に位置する空洞を形成したことを特徴とするものである
。
したがって、比重が比較的大きいレンズ中心近傍に空洞
を形成したから効果的に軽量化を推進し得るとともに、
空洞は大部分が電波反射体の遮蔽区域内に位置している
から、空洞を設けたことによる電波反射特性の劣化を効
果的に防止することができる。
を形成したから効果的に軽量化を推進し得るとともに、
空洞は大部分が電波反射体の遮蔽区域内に位置している
から、空洞を設けたことによる電波反射特性の劣化を効
果的に防止することができる。
図面は本発明の一実施例を示す断面図である。
１・・・・・・中空誘電体レンズ、１ａ・・・・・・近
焦点軌跡球面、２・・・・・・電波伝播径路、３・・・
・・・空洞、４・・・・・・電波反射体、４ａ・・・・
・・反射面、５・・・・・・電波遮蔽区域、６・・・・
・・支持架。
焦点軌跡球面、２・・・・・・電波伝播径路、３・・・
・・・空洞、４・・・・・・電波反射体、４ａ・・・・
・・反射面、５・・・・・・電波遮蔽区域、６・・・・
・・支持架。
Claims (1)
- １ 電波に対する遠焦点が実質的無限遠に、近焦点がレ
ンズの表面附近に位置するように誘電率を中心対称に分
布させた球状誘電体レンズを有するものにおいて、上記
焦点の軌跡球面上に位置してレンズの中心方向に向う反
射面を有する球帯状電波反射体を設けるとともに、上記
レンズの中心近傍に大部分が上記電波反射体の電波遮蔽
区域内に位置する空洞を形成したことを特徴とする電波
反射器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48040707A JPS585521B2 (ja) | 1973-04-10 | 1973-04-10 | 電波反射器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48040707A JPS585521B2 (ja) | 1973-04-10 | 1973-04-10 | 電波反射器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS49129463A JPS49129463A (ja) | 1974-12-11 |
| JPS585521B2 true JPS585521B2 (ja) | 1983-01-31 |
Family
ID=12588036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP48040707A Expired JPS585521B2 (ja) | 1973-04-10 | 1973-04-10 | 電波反射器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585521B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54102855A (en) * | 1978-01-31 | 1979-08-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Timing phase control circuit |
-
1973
- 1973-04-10 JP JP48040707A patent/JPS585521B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS49129463A (ja) | 1974-12-11 |
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