JPS5854672Y2 - 気密室を外周に有する導管 - Google Patents

気密室を外周に有する導管

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JPS5854672Y2
JPS5854672Y2 JP9329072U JP9329072U JPS5854672Y2 JP S5854672 Y2 JPS5854672 Y2 JP S5854672Y2 JP 9329072 U JP9329072 U JP 9329072U JP 9329072 U JP9329072 U JP 9329072U JP S5854672 Y2 JPS5854672 Y2 JP S5854672Y2
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JP
Japan
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conduit
outer cylinder
airtight chamber
peripheral wall
flange
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JP9329072U
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JPS4951253U (ja
Inventor
康夫 浅田
宏 内山
Original Assignee
株式会社北辰電機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば電磁流量計発信器の導管のように、気
密室を外周に有する導管の改良に関するものである。
第1図は、気密室を外周に有する導管の従来例として示
した電磁流量計発信器の側面図で、その一部を縦断面で
切欠いて構造を示しである。
図において、1は測定流体を流すための周壁1aを有す
る導管で、両端にフランジ部1bがねじ1Cで個定され
ており、内周は絶縁性スリーブ2によって被覆されてい
る。
3は向い合わせに導管1の周壁1aにねじ4で固定した
1対の端板、5は端板3にねじ6で固定した外筒、7は
導管1の周壁1aと外筒5との間に挿入したアダプタで
、ねじ8で端板3に固定されている。
9,10はOリングで、Oリング9は、導管1の周壁1
aと端板3との間から周囲にある水蒸気、腐蝕性ガス又
は導管1についた露、雨水等気体や液体が浸入しないよ
うに、周壁1aと端板3とアダプタ7とにより囲まれた
間隙内に挿入され、Oリング10も同様に端板3と外筒
5との間から気体や液体が浸入しないように、端板3と
外筒5とアダプタ7とにより囲まれた間隙内に挿入され
、導管1の周壁1aと外筒5との間に気密室11が形成
される構造になっている。
又、12は導管1内の流体に流れに直角方向の磁界を与
えるための1対の励磁コイルで、周壁1aに沿って気密
室11内に積層コア(図示せず)等と共に収容されてい
る。
13は導管1の中央部に流体の流れの方向、即ち周壁1
aの軸方向、と励磁コイル12による磁界の方向とに直
角方向に設けた1対の電極で、導管1内に測定流体を流
すと共に外筒5に固定した端子箱14を通じて励磁コイ
ル12に励磁電流を流すと、電極13から端子箱14を
通して外部に流体の流量即ち流速に比例した信号を取り
出すことかで゛きる。
この場合、励磁コイル12等が導管1の周壁1aにある
にもかかわらず気密室11に収容されているので、腐蝕
性ガス等で侵かされたり、雨水等により絶縁不良等を起
したりすることがなく、安定した信号を電極13から取
り出すことができる。
このように、導管1の周壁1aに気密室11を設けたい
場合があるが、上記のような従来からある構造では、 a、気密室11を送るのに、端板3、外筒5等数多くの
部品を必要とし原価高になる。
b、気密室11を組立てるのに、先づフランジ部1bを
ねじ1Cをはづして導管1の周壁1aから取り除き、次
いで、アダプタ7、Oリング9,10、外筒5等順次多
くの部品を順序を間違えることなく挿入し、多くのねし
4,6.8を締め付けなければならないので、組立に多
くの工数を必要とする。
c、1個の複雑な形状をしたアダプタ7で2個のOリン
グ9,10を同時に押えて、導管1の周壁1aと端板3
との間及び端板3と外筒5との間の2個所から気体又は
液体が浸入するのを防いでいるので、シール効果が充分
でなく、気密室11の気密性を保ちにくい欠点がある。
d、ねヒ4,6.8を円周方向に多数配置しなければな
らないので、均等に締め付けにくく、Oリング9.10
によるシール効果を充分発揮させることが困難で゛ある
等の欠点があった。
本考案は、このような種々の欠点を解消したもので、以
下上記と同様に電磁流量計発信器を例にとって、第2図
により説明する。
第2図は、本考案実施例を示す電磁流量計発信器の側面
図で、■部を縦断面で切欠いて示してあり、第1図にお
ける要素と同一要素には同一符号を付して説明を省略す
る。
図において、1d、1eは夫々導管1の周壁1aに設け
た同心の鍔で、鍔1dの外径D1が鍔1eの外径D2よ
り大ぎく、これら鍔1d、leは1対の鍔を形成し、こ
°の場合は鍔1d、leを導管1と同心にしである。
15は端子箱14を固定した外筒で、外筒15を鍔1e
側から鍔1d、leに嵌め込んだ場合、外筒15の一端
15aが鍔1dに嵌合し他端15bが鍔1eに嵌合する
よう、一端15 aの内周の直径D1を他端15bの内
周の直径D2より大きくしである。
又、一端15aと他端15bとの間の内周の直径D3を
D+> D3> D2にして段付部15Cが外筒15の
嵌合時のストッパの役目をし、逃げ部15dを設けるこ
とにより外筒15を鍔1d、leに嵌合させ易いように
しである。
気密室11のシール効果は、外筒15を鍔1d、1eに
嵌め込んだとき鍔1d、leと外筒15との間に挿入さ
れたOリング18.19によって達成される。
16は、鍔1d、leに嵌め込まれた外筒15がその位
置よりずれないようにする為の位置決め手段としてのボ
ルトで、端子箱14内からOリング17を介し外筒15
の穴を通り、周壁1aに設けられたねじ座1fに螺合し
ている。
このように、気密室11を周壁1aと鍔1d、1eと外
筒15で囲み、外筒15と鍔1d、leとの間にシール
材18.19を挿入して外筒15をボルト16で周壁1
aに固定する構造にしたので、 a、従来のように、端板3、アダプタ7等数多くの部品
を製作する必要がないので、原価が安くなる。
b0組立てのとき、単に外筒15を小さい方の鍔1e側
から挿入すればよいので、簡単に組み立てることができ
る。
又ストッパとして段付部15 Cを設けるならば、非常
に位置決めがし易い。
C0従来のように複雑な形状をしたアダプタ7で同時に
2個のOリング9,10を押えたりする必要がないので
、充分なシール効果が得られ、又長い期間シール効果が
保持される。
d、従来は数多くのねし4,6.8を必要としたが、小
ない数のボルト16ですむ。
普通1本のボルト16で間に合う。
e、この実施例の場合には端子箱14があり、端子箱1
4内からボルト16を締めるようにしたので、不用意に
ボルト16を緩めて不慮の災害を招く恐れがない。
f、従来のように端板3を挿入する必要がないのでで導
管1のフランジ部1bの直径が鍔1eの直径より小さい
ときは、図示のように導管1の周壁1aとフランジ部1
bとを一体に造ることができる。
g、2対の鍔1d、leを設け、一方の外筒15をフラ
ンジ部1bの一方の側から、他方の外筒15をフラ゛ン
ジ部1b側の他方の側から挿入するようにすれば、気密
室11を2個設けることができる。
又夫々の1対の鍔1d、leの直径を変え、導管1の一
端から他端に向って鍔の直径が順次大きくなるようにし
ておけば、数多くの気密室11を周壁1aに簡)単に設
けることができる。
h、気密に間仕切られた数多くの気密室11が必要な場
合には1対の鍔1d、leの鍔数を増やして容易に室数
を増やすことができる。
i、上記の実施例においては、鍔1d、leを周壁1a
と同心にしであるが、周壁1aの一方の側にのみ気密室
11を設は度い場合には、鍔1d、leを周壁1aより
偏心させれば容易に目的を達することができる。
j、このように種々な形態の気密室11を周壁1aに容
易に設けることができるので、上記の電磁流量計発信器
ばかりでなく、導管1の周壁1aに気密室11を必要と
する他の種類の流量計や成分計等配管途中に取り付けて
使用する導管に一般的に広く適用できる。
k、気密性が高く、構造が簡単になるので防爆構造にす
るにも最適である。
1、上記の実施例においては外筒15の中央部に設けた
ボルト16で外筒15を導筒1の周壁1aに固定するよ
うにしたが、外筒15を鍔1d、leに固定することも
できる。
等、本考案によるときは数多くの利点があり、その実用
上の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は気密室を外周に有する導管よりなる電磁流量計
発信器の従来例をその一部を縦断面で示す側面図、第2
図は本考案実施例をその一部を縦断面で示す側面図であ
る。 1・・・・・・導管、1a・・・・・・導管1の周壁、
ld、le・・・・・・1対の鍔、11・・・・・・気
密室、15・・・・・・外筒、18゜19・・・・・・
シール材、16,1 f・・・・・・位置決め手段を構
成するボルト及びねじ座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導管と、この導管の外周に同心状に形成された外形の異
    なる一対の鍔と、これら鍔のうち外径の小さい鍔部から
    導管軸方向に挿入される外筒であって、内周の直径が部
    分的に異なり、挿入先端部の内周の直径の大きい部分が
    外径の大きい前記鍔部に、他端の内周の直径の小さい部
    分が外径の小さい前記鍔部に嵌合する外筒と、この外筒
    の内周面と前記鍔との間に挿入されたシール材と、前記
    外筒を前記鍔部に嵌合した状態で位置決めする手段とに
    より構成された気密室を外周に有する導管。
JP9329072U 1972-08-10 1972-08-10 気密室を外周に有する導管 Expired JPS5854672Y2 (ja)

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JP9329072U JPS5854672Y2 (ja) 1972-08-10 1972-08-10 気密室を外周に有する導管

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JP9329072U JPS5854672Y2 (ja) 1972-08-10 1972-08-10 気密室を外周に有する導管

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Publication Number Publication Date
JPS4951253U JPS4951253U (ja) 1974-05-07
JPS5854672Y2 true JPS5854672Y2 (ja) 1983-12-13

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JP9329072U Expired JPS5854672Y2 (ja) 1972-08-10 1972-08-10 気密室を外周に有する導管

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