JPS5854578A - シ−ズヒ−タ - Google Patents
シ−ズヒ−タInfo
- Publication number
- JPS5854578A JPS5854578A JP15423381A JP15423381A JPS5854578A JP S5854578 A JPS5854578 A JP S5854578A JP 15423381 A JP15423381 A JP 15423381A JP 15423381 A JP15423381 A JP 15423381A JP S5854578 A JPS5854578 A JP S5854578A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- joint
- intermediate conductor
- sheathed heater
- copper
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はリード部を改良したシーズヒータに関する。
例えば核燃料模擬ヒータのように高温条件下で使用され
るシーズヒータは、1】−ド部まで高温にさらされるた
めに、リード部に対しては特別な配慮が必要である。
るシーズヒータは、1】−ド部まで高温にさらされるた
めに、リード部に対しては特別な配慮が必要である。
第1図および第2図はこのような例えばカートリ、ジ型
のシーズヒータにおけるIJ−ド部の構造を示している
。すなわち、図中1は外管、2は外管l内に設けられた
ダブルコイルをなす発熱体、3は外管1内に充填された
耐熱性絶縁粉末、4は発熱体2の端部に接続されたニッ
ケルからなる中間導体、5は中間導体4に接続された外
部配線接続用の銅からなるリードである。
のシーズヒータにおけるIJ−ド部の構造を示している
。すなわち、図中1は外管、2は外管l内に設けられた
ダブルコイルをなす発熱体、3は外管1内に充填された
耐熱性絶縁粉末、4は発熱体2の端部に接続されたニッ
ケルからなる中間導体、5は中間導体4に接続された外
部配線接続用の銅からなるリードである。
なお、中間導体4とリード5は長手方向に沿って2分割
されている。ここで、銅からなるり−ド5を用いるのは
、大電流通電時でもリード5での発熱を小さく保てるよ
うにするためである。
されている。ここで、銅からなるり−ド5を用いるのは
、大電流通電時でもリード5での発熱を小さく保てるよ
うにするためである。
二、ケルからなる中間導体4を用いることは発熱体2の
発熱温度が銅の融点以上になるのでリード5の溶融を防
止するためである〇 このようなリード部の構成において、従来中間導体4の
接合端とリード5の接合端とを接合するためには、TI
G溶接(タングステン・イナート・ガスアーク溶接)や
電子ビーム溶接などの溶接法が採用されている。しかし
て、溶接により接合した中間導体4とリード5の接合部
A −は、接合部A近傍の外管表面温度が800℃程度
になるまでは使用可能であるが、大電流および高電力密
度の通電が行なわれて表面温度が900℃以上になると
接合部Aに断線を生じるようになり高温寿命が低い欠点
がある。表面温度が950℃以上になる場合の寿命試験
を、中間導体4とリード5とをTIG溶接により接合し
たシーズヒータを用いて、85アスベア・5分間の通電
の繰返しにより行なった結果、接合部Aが5回目の通電
終了時に断線した。このように中間導体4とリード5の
溶接による接合部Aの高温寿命が低いのは、次のような
理由によるものと考えられる。溶接によりリード5の接
合端が溶融してその銅結晶が粗大化して強度が低下し、
また接合部Aに中間導体4の二、ケルとリード5の鋼と
による銅−二、ケル合金が生じて、接合部Aの導電率お
よび熱伝導率が便化し発熱量が嗜加する。このため、接
合部Aに通電が繰返されると、中間導体4とリード5の
各接合端が疲労劣化して破断し断線を生じることになる
Q本発明は前記事情に艦みてなされたもので、二、ケル
からなる中間導体と鋼からなるリードとの接合部の高温
寿命を高め、大電流および高電力密度下で充分使用でき
るシーズヒータを提供するものである。
発熱温度が銅の融点以上になるのでリード5の溶融を防
止するためである〇 このようなリード部の構成において、従来中間導体4の
接合端とリード5の接合端とを接合するためには、TI
G溶接(タングステン・イナート・ガスアーク溶接)や
電子ビーム溶接などの溶接法が採用されている。しかし
て、溶接により接合した中間導体4とリード5の接合部
A −は、接合部A近傍の外管表面温度が800℃程度
になるまでは使用可能であるが、大電流および高電力密
度の通電が行なわれて表面温度が900℃以上になると
接合部Aに断線を生じるようになり高温寿命が低い欠点
がある。表面温度が950℃以上になる場合の寿命試験
を、中間導体4とリード5とをTIG溶接により接合し
たシーズヒータを用いて、85アスベア・5分間の通電
の繰返しにより行なった結果、接合部Aが5回目の通電
終了時に断線した。このように中間導体4とリード5の
溶接による接合部Aの高温寿命が低いのは、次のような
理由によるものと考えられる。溶接によりリード5の接
合端が溶融してその銅結晶が粗大化して強度が低下し、
また接合部Aに中間導体4の二、ケルとリード5の鋼と
による銅−二、ケル合金が生じて、接合部Aの導電率お
よび熱伝導率が便化し発熱量が嗜加する。このため、接
合部Aに通電が繰返されると、中間導体4とリード5の
各接合端が疲労劣化して破断し断線を生じることになる
Q本発明は前記事情に艦みてなされたもので、二、ケル
からなる中間導体と鋼からなるリードとの接合部の高温
寿命を高め、大電流および高電力密度下で充分使用でき
るシーズヒータを提供するものである。
すなわち、本発明のシーズヒータは、中間導体とリード
とをろう接により接合したもσ)である。
とをろう接により接合したもσ)である。
以下本発明を図面で示す実施例について説明する。
本発明のシーズヒータは、第1図で示すように外管1の
内部に設けられた発熱体2の端部に二、ケルからなる中
間導体4を接続し、中間導体4に銅からなるリード5を
接続したものであり、且つ中間導体4の接合端とリード
5の接合端をろう接により接合したものである。
内部に設けられた発熱体2の端部に二、ケルからなる中
間導体4を接続し、中間導体4に銅からなるリード5を
接続したものであり、且つ中間導体4の接合端とリード
5の接合端をろう接により接合したものである。
第3図は本発明のシーズヒータにおける中間導体4とリ
ード5の接合部Aの一実施例を示している。中間導体4
の接合端4aとリード5の接合端5aは凱叉ば互いに組
合さるように斜めに切截されている。中間導体4の接合
端4aとり−ド5の接合端5aは1例えばBA、U −
I V檜の金ろう6によりろう接されている。この場合
、接合端4aと接合端5aは斜めに切截されているので
接合断面積が大である・ ここで、中間導体4の接合端4aとリード5の接合端5
1のろう接による接合部Aの寿命試験を行なった◎前記
の試験と同様に外管表面温度を950℃として857ン
4ア・5分間の通電を繰返した結果、15回の通電によ
っても接合部ムは断線しなかった。このため、ろう接に
よる接合部Aは大変高温寿命が高いことが明瞭に判る。
ード5の接合部Aの一実施例を示している。中間導体4
の接合端4aとリード5の接合端5aは凱叉ば互いに組
合さるように斜めに切截されている。中間導体4の接合
端4aとり−ド5の接合端5aは1例えばBA、U −
I V檜の金ろう6によりろう接されている。この場合
、接合端4aと接合端5aは斜めに切截されているので
接合断面積が大である・ ここで、中間導体4の接合端4aとリード5の接合端5
1のろう接による接合部Aの寿命試験を行なった◎前記
の試験と同様に外管表面温度を950℃として857ン
4ア・5分間の通電を繰返した結果、15回の通電によ
っても接合部ムは断線しなかった。このため、ろう接に
よる接合部Aは大変高温寿命が高いことが明瞭に判る。
中間導体4とリード5とのろう接による接合部Aの高温
寿命が。高いことは、次のような理由によるものと考え
られる。金ろう6の融点は銅の融点よりも低いために、
ろう接により銅からなるIJ、 −)” 5の接合端が
溶融せず、その銅結晶が粗大化されずに強度が低下しな
い。また、ろう接により中間導体4の接合端4&の二、
ケルとリード5の接合端5aの銅とが銅−工、ケル合金
を形成しないので、接合部ムでの導電率および熱伝導率
を母材である中間導体4およびリード5のそれと同じ!
まに保持でき、通電時の発熱量が小さい。そして、接合
部Aに繰返し通電が行なわれても中間導体4の接合端4
aとリード5の接合端5aは疲労劣化せず破断しないた
めに、接合部Aが断線を生じない。なお、金ろう6は接
合部Aが950℃以上の温度になると一旦溶融するが、
外管1内に充填されている耐熱性絶縁粉末3が金ろう6
を包囲しているために、溶融した金ろう6が絶縁粉末3
に保持されて外部へ流出せず接合部A6CIすって接合
端4aと接合端5aに接触しているので、中間導体4と
リード5との間の通電が可能である。従って、ろう接に
より接合した中間導体4の接合端4aとリード5の接合
端51との接合部Aは、外管表面温度が950℃以上に
なっても断線せず優れた高温寿命を有しており、大電流
および高電力密度の通電が可能である。
寿命が。高いことは、次のような理由によるものと考え
られる。金ろう6の融点は銅の融点よりも低いために、
ろう接により銅からなるIJ、 −)” 5の接合端が
溶融せず、その銅結晶が粗大化されずに強度が低下しな
い。また、ろう接により中間導体4の接合端4&の二、
ケルとリード5の接合端5aの銅とが銅−工、ケル合金
を形成しないので、接合部ムでの導電率および熱伝導率
を母材である中間導体4およびリード5のそれと同じ!
まに保持でき、通電時の発熱量が小さい。そして、接合
部Aに繰返し通電が行なわれても中間導体4の接合端4
aとリード5の接合端5aは疲労劣化せず破断しないた
めに、接合部Aが断線を生じない。なお、金ろう6は接
合部Aが950℃以上の温度になると一旦溶融するが、
外管1内に充填されている耐熱性絶縁粉末3が金ろう6
を包囲しているために、溶融した金ろう6が絶縁粉末3
に保持されて外部へ流出せず接合部A6CIすって接合
端4aと接合端5aに接触しているので、中間導体4と
リード5との間の通電が可能である。従って、ろう接に
より接合した中間導体4の接合端4aとリード5の接合
端51との接合部Aは、外管表面温度が950℃以上に
なっても断線せず優れた高温寿命を有しており、大電流
および高電力密度の通電が可能である。
なお、中間導体4と発熱体2は必豐に応じてろう接や溶
接により接合される。
接により接合される。
このように構成したリード部を有するシーズヒータは、
核燃料模擬体のように高温下で使用されるものに有効に
適用できる。
核燃料模擬体のように高温下で使用されるものに有効に
適用できる。
なお、中間導体4とリード5とのろう接に用いるろう材
は金ろう以外のものであっても良いが、金ろうが最も適
している。
は金ろう以外のものであっても良いが、金ろうが最も適
している。
本発明のシーズヒータは以上説明したように、発熱体に
接続する中間導体と外部配線接続用のリードとの接合部
がろう接により接合されて優れた高温寿命を有している
ので、高温条件下で良好に使用できるとともに、大電流
および高電力書度で良好に使用できる。
接続する中間導体と外部配線接続用のリードとの接合部
がろう接により接合されて優れた高温寿命を有している
ので、高温条件下で良好に使用できるとともに、大電流
および高電力書度で良好に使用できる。
第1図は本発明が対象とするシーズヒータを示す縦断側
面図、第2図は第1図■−田線に沿う断面図、@3図は
本発明の一実施例における中間導体とリードとの接合部
を拡大して示す説明図である。 1・・・外管、2・・・発熱体、3・・・耐熱性絶縁粉
末、4・・・中間導体、5・−・リード、6・・・金ろ
う、A・・・接合部。
面図、第2図は第1図■−田線に沿う断面図、@3図は
本発明の一実施例における中間導体とリードとの接合部
を拡大して示す説明図である。 1・・・外管、2・・・発熱体、3・・・耐熱性絶縁粉
末、4・・・中間導体、5・−・リード、6・・・金ろ
う、A・・・接合部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 発熱体の端部に=ツケルからなる中間導体を接続
し、この中間導体にろう接により銅i−らなるリードを
接続してなることを特徴とするシーズヒータ。 2、ろう接は金ろうによりなされてなる特許請求の範囲
第1項記載のシーズビータ・
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15423381A JPS5854578A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | シ−ズヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15423381A JPS5854578A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | シ−ズヒ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5854578A true JPS5854578A (ja) | 1983-03-31 |
JPH0340474B2 JPH0340474B2 (ja) | 1991-06-19 |
Family
ID=15579753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15423381A Granted JPS5854578A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | シ−ズヒ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854578A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007042615A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-02-15 | Kyocera Corp | セラミックヒータおよびその製造方法、並びにガスセンサ素子 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5016731A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-02-21 | ||
JPS5212189U (ja) * | 1975-07-14 | 1977-01-27 | ||
JPS5471748A (en) * | 1977-11-21 | 1979-06-08 | Seiko Epson Corp | Brazing filler metal |
JPS5516731A (en) * | 1978-07-20 | 1980-02-05 | Seiko Epson Corp | Watch dial plate |
-
1981
- 1981-09-29 JP JP15423381A patent/JPS5854578A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5016731A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-02-21 | ||
JPS5212189U (ja) * | 1975-07-14 | 1977-01-27 | ||
JPS5471748A (en) * | 1977-11-21 | 1979-06-08 | Seiko Epson Corp | Brazing filler metal |
JPS5516731A (en) * | 1978-07-20 | 1980-02-05 | Seiko Epson Corp | Watch dial plate |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007042615A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-02-15 | Kyocera Corp | セラミックヒータおよびその製造方法、並びにガスセンサ素子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0340474B2 (ja) | 1991-06-19 |
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