JPS5854510Y2 - 樋吊具 - Google Patents
樋吊具Info
- Publication number
- JPS5854510Y2 JPS5854510Y2 JP10978278U JP10978278U JPS5854510Y2 JP S5854510 Y2 JPS5854510 Y2 JP S5854510Y2 JP 10978278 U JP10978278 U JP 10978278U JP 10978278 U JP10978278 U JP 10978278U JP S5854510 Y2 JPS5854510 Y2 JP S5854510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- fixed
- rotation
- complementary edge
- locking part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は樋吊具に関するものである。
従来から家屋の軒先などに樋を吊設するのに両側端に補
写縁係止部が設けられた樋吊具が使用されていた。
写縁係止部が設けられた樋吊具が使用されていた。
樋の耳縁を樋吊具の補写縁係止部に係止するには、該補
写縁係止部により抱持せられた樋の耳縁を、樋吊具の両
端に穿設されたピン挿通孔に固定ピンを挿通して該固定
ピンと補写縁係止部との間で係止するという方法が一般
的であるが、該方法ではピン挿通孔の径とピンの寸法が
合わない場合、或いは樋の耳縁や樋吊具の補写縁係止部
に寸法誤差がある場合には樋の取付けに手数を要し、場
合によっては樋の耳縁が補写縁係止部から外れるという
欠点を有していた。
写縁係止部により抱持せられた樋の耳縁を、樋吊具の両
端に穿設されたピン挿通孔に固定ピンを挿通して該固定
ピンと補写縁係止部との間で係止するという方法が一般
的であるが、該方法ではピン挿通孔の径とピンの寸法が
合わない場合、或いは樋の耳縁や樋吊具の補写縁係止部
に寸法誤差がある場合には樋の取付けに手数を要し、場
合によっては樋の耳縁が補写縁係止部から外れるという
欠点を有していた。
本考案は上記従来品の欠点を解消し、樋の取付けが容易
で且つ確実な樋吊具を提供せんが為になされたものにし
てその要旨は、基体の両端部が下方且つ内側に屈曲され
て補写縁係止部が形成された樋吊具に於て、基体の長手
方向の中央部から上方又は下方に向って、軸芯が長手方
向に垂直な側方に向けられた回動軸受けが突設され、該
軸受けには回動軸の一端が回動自在に嵌入され、その他
端には樋内面固定補強材の略中央部が取着され該固定補
強材の両端部は補写縁が補写縁係止部に係止された際に
樋の内面を押圧する寸法形状になされ、前記回動軸の側
周面はスプリングが捲回され該スプリングの一端は回動
軸受けに他端は回動軸に固定されてなることを特徴とす
る樋吊具に存する。
で且つ確実な樋吊具を提供せんが為になされたものにし
てその要旨は、基体の両端部が下方且つ内側に屈曲され
て補写縁係止部が形成された樋吊具に於て、基体の長手
方向の中央部から上方又は下方に向って、軸芯が長手方
向に垂直な側方に向けられた回動軸受けが突設され、該
軸受けには回動軸の一端が回動自在に嵌入され、その他
端には樋内面固定補強材の略中央部が取着され該固定補
強材の両端部は補写縁が補写縁係止部に係止された際に
樋の内面を押圧する寸法形状になされ、前記回動軸の側
周面はスプリングが捲回され該スプリングの一端は回動
軸受けに他端は回動軸に固定されてなることを特徴とす
る樋吊具に存する。
次に本考案樋吊具の一実施例を図面により説明する。
稍肉厚の帯板からなる基体１の両端部は下方且つ内側に
屈曲されて補写縁係止部２，２が形成され、基体１の長
手方向の中央部に於て短手方向の両端縁より上方に向っ
て、軸芯が長手方向に垂直な側方に向けられた回動軸受
け３，４が突設され、回動軸受け３には回動軸５の嵌入
し得る径を有するも貫通せぬ孔６が内側から穿設され、
回動軸受け４には慣通孔７が穿設され回動軸５の一端は
回動軸受け４を介して軸受け３に回動自在に嵌入係止さ
れ、その他端の側周面には帯板が屈曲加工されて形成さ
れた樋内面固定補強材８の頭部９が密着せしめられて点
溶接により固定され、該樋内面固定補強材８の頭部９は
への字型に延設されてその両端部１０．１０は上方に湾
曲されて樋１１の内面形状に適合した弧状になされ、頭
部９からの寸法は補写縁１２，１２を補写縁係止部２，
２に係止させた際に両端部１０．１０が樋１１の内面を
程良く押圧する程度になされている。
屈曲されて補写縁係止部２，２が形成され、基体１の長
手方向の中央部に於て短手方向の両端縁より上方に向っ
て、軸芯が長手方向に垂直な側方に向けられた回動軸受
け３，４が突設され、回動軸受け３には回動軸５の嵌入
し得る径を有するも貫通せぬ孔６が内側から穿設され、
回動軸受け４には慣通孔７が穿設され回動軸５の一端は
回動軸受け４を介して軸受け３に回動自在に嵌入係止さ
れ、その他端の側周面には帯板が屈曲加工されて形成さ
れた樋内面固定補強材８の頭部９が密着せしめられて点
溶接により固定され、該樋内面固定補強材８の頭部９は
への字型に延設されてその両端部１０．１０は上方に湾
曲されて樋１１の内面形状に適合した弧状になされ、頭
部９からの寸法は補写縁１２，１２を補写縁係止部２，
２に係止させた際に両端部１０．１０が樋１１の内面を
程良く押圧する程度になされている。
回動軸受け３と４の間に位置する回動軸５の側周面には
鉄製のスプリング１３が捲回されその一端は回動軸受け
３に固定され他端は回動軸５に固定されており、回動軸
に特に力を加えない状態に於ては樋内面固定補強材８は
左右対称な形が保たれるようになされている。
鉄製のスプリング１３が捲回されその一端は回動軸受け
３に固定され他端は回動軸５に固定されており、回動軸
に特に力を加えない状態に於ては樋内面固定補強材８は
左右対称な形が保たれるようになされている。
１４は一端が鋭利になされた打込具で他端は基体１に溶
接により固定されている。
接により固定されている。
尚、本実施例では補写縁係止部２及び樋内面固定補強材
８の形状は丸樋の係止に適するようになされているが角
樋の係止に適するようになされていても良いのは熱論で
ある。
８の形状は丸樋の係止に適するようになされているが角
樋の係止に適するようになされていても良いのは熱論で
ある。
本考案樋吊具を使用する際は、樋１１を持ち上げて補写
縁１２を樋内面固定補強材８の両端部１０のうちの右方
の下面から軽く押圧すると、回動軸５の回動に伴い樋内
面固定補強材８は第３図の矢印のＡ方向に回動して８′
の位置に移動するので補写縁１２は容易に補写縁係止部
２に係止され、一方スプリング１３の復元力により回動
軸５は前述の回動方向と逆の方向即ち矢印のＢ方向に回
動し樋内面固定補強材８は再び第３図に示される位置に
戻る。
縁１２を樋内面固定補強材８の両端部１０のうちの右方
の下面から軽く押圧すると、回動軸５の回動に伴い樋内
面固定補強材８は第３図の矢印のＡ方向に回動して８′
の位置に移動するので補写縁１２は容易に補写縁係止部
２に係止され、一方スプリング１３の復元力により回動
軸５は前述の回動方向と逆の方向即ち矢印のＢ方向に回
動し樋内面固定補強材８は再び第３図に示される位置に
戻る。
次に左方の両端部１０の下方からもう一方の補写縁１２
を押圧し同様にして補写縁係止部２に係止するが、やは
りこの時も樋内面固定補強材８はスプリング１３の復元
力により最初与えたＡ方向とは逆のＢ方向に回動して最
終的に第３図に示す位置に復帰し且つ程良く樋１１の内
面を押圧するのである。
を押圧し同様にして補写縁係止部２に係止するが、やは
りこの時も樋内面固定補強材８はスプリング１３の復元
力により最初与えたＡ方向とは逆のＢ方向に回動して最
終的に第３図に示す位置に復帰し且つ程良く樋１１の内
面を押圧するのである。
本考案樋吊具は叙上の如く構成されているので、樋の取
付けが容易で且つ確実になされるのである。
付けが容易で且つ確実になされるのである。
第１図は本考案樋吊具の一実施例を示す斜視図、第２図
は同上平面図、第３図は使用態様と共に示す正面図であ
る。 符号の説明 １：基体、２：補写縁係止部、３，４：回
動軸受け、５：回動軸、８：樋内面固定補強材、１０：
両端部、１１：樋、１２：補写縁。
は同上平面図、第３図は使用態様と共に示す正面図であ
る。 符号の説明 １：基体、２：補写縁係止部、３，４：回
動軸受け、５：回動軸、８：樋内面固定補強材、１０：
両端部、１１：樋、１２：補写縁。
Claims (1)
- 基体の両端部が下方且つ内側に屈曲されて補写縁係止部
が形成された樋吊具に於て、基体の長手方向の中央部よ
り上方又は下方に向って、軸芯が長手方向に垂直な側方
に向けられた回動軸受けが突設され、該軸受けには回動
軸の一端が回動自在に嵌入され、その他端には樋内面固
定補強材の略中央部が取着され該固定補強材の両端部は
補写縁が補写縁係止部に係止された際に樋の内面を押圧
する寸法形状になされ、前記回動軸の側周面はスプリン
グが捲回され該スプリングの一端は回動軸受けに他端は
回動軸に固定されてなることを特徴とする樋吊具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10978278U JPS5854510Y2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 樋吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10978278U JPS5854510Y2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 樋吊具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5527383U JPS5527383U (ja) | 1980-02-22 |
| JPS5854510Y2 true JPS5854510Y2 (ja) | 1983-12-12 |
Family
ID=29056053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10978278U Expired JPS5854510Y2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 樋吊具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5854510Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-09 JP JP10978278U patent/JPS5854510Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5527383U (ja) | 1980-02-22 |