JPS5854417B2 - 対数変換装置 - Google Patents

対数変換装置

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JPS5854417B2
JPS5854417B2 JP52150477A JP15047777A JPS5854417B2 JP S5854417 B2 JPS5854417 B2 JP S5854417B2 JP 52150477 A JP52150477 A JP 52150477A JP 15047777 A JP15047777 A JP 15047777A JP S5854417 B2 JPS5854417 B2 JP S5854417B2
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JP
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JP52150477A
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公平 牛久保
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は変換された対数値が被変換数の最大値に於ても
これと同程度の表現能力を有すると共に高速変換の可能
な対数変換装置に関するものである。
このような対数変換装置は例えば医学上の診断に用いら
れるCT装置(Computed Tomogr−ap
hy 5canner)に於て必要とされるものである
即ち、CT装置において撮影される断層像は例えば第1
図に示されたような放射線源1から被検体2を通過し検
出器3によって検出されるX線強度(x)と被検体2を
通過しないで検出器4によつて検出されるX線強度(X
IIJ)との比率(K7)が定数(c)と被検体2のX
線吸収係数(μ)とその部分のX線通過距離(1)によ
らて表わされる式−−c −e−“tXυ にもとづき計量される断層面各部のμの分布で表現され
るものであり、指数的に変化するμを求めるために何か
の方法で対数変換することが必要となるものである。
しかもCT装置に於ては再構成画像上に於て−1000
〜+1000に互る階調度の範囲E2“=2048即ち
11ビツトに互る表現能力があるからこれに入力され処
理される数が少なくとも11ビツト以上でないとその表
現能力を充分発揮できるだけの精度が得られないという
特殊な事情がある。
このような心安性を満たし乍ら対数変換を行なう方法と
しては、一般の関数サブルーチンのような多項式近似に
よるもの、あるいはテーブル参照法などが考えられる。
前者については変換時間が長すぎる欠点があり、後者に
ついては変換速度が早い利点があるもののテーブルの容
量が過大となり、汎用の大形メモリにも入りきれないの
が普通であり、特別大形のものを得ることも困難である
ためにテーブルを分割することになる結果それら相互間
のディスク転送時間がかかり変換時間が長くなってしま
う。
いずれにしても高速な対数変換が望めないほか装置が大
形且つ高価なものとなる欠点があった。
本発明は以上に鑑みてなされたもので小形なもので簡単
に高速且う高精度な対数変換の可能な対数変換装置を提
供することを目的とするものである。
以下にその詳細を説明する。
本発明は方法としては前記テーブル参照法に属し、Xを
被変換数、Yをその対数、Kを定数として式Y−に6n
X・・・(1)にもとづく変換を行なうものである。
Y=KgnOは本来定義されないが、ここでは0=Kg
nOとしておく。
又以下の説明ではハードウェアの仕様が16ビツトであ
るとして述べる。
従って数の表示には符号用を除き15ビツトが利用でき
る。
舷で、Xは測定データであるから固定小数点数であり、
Yは変換された値である。
が、これについてもその後の処理を固定小数点数で行な
うことから固定小数点数とする。
又、Kの値はXが前記CT装置のハードウェアの仕様か
ら定まるO〜(215−1)の範囲の数であるとしてこ
れに対するYの値の有効桁数を許される最大l1215
−1 (16ビツト・ハーフワードゆえ)にするように
定める。
このようにX及びYがそれぞれ215−1=32767
である場合のKの値はに=3151.528519とな
る。
本発明に於ては具体的に・は、更らにXに対しX=M
・(X−M 、)なる分解も行なってY=KlnM
n+KAn(X−M )””(2)式を求めてこれを
利用するものであり、そのアルゴリズムは次の通りであ
る。
まずX=0.1,2.・・・・・・−XTMまでの対数
変換テーブルを作っておく。
このテーブル内の数については をサフィックスとし
て YTBL =K” 1nXTBL ”””(3)であり
XTBL=o、■。
2、・・・・・・XTMである。
任意のXが与えられたとき、X≦XTMならば(3)式
のテーブルからそのま\Y=KlnXが得られる。
それ以外の場合、即ちX>XTMならばX−M ≦X
TMとなるまでn回Xに対してM−1を乗する。
次にM−nが乗ぜられたX−M−nに対して(3)式の
テーブルからに#n(X−M−”)が求まる。
即ち(2)式の第2項が得られる。
さらにM−nを乗した回数nは判っているから、(2)
式の如<K1nMnを加えればY=KlnXが得られる
このときに−/n(X−M−n)及びK1nMnの値は
予想されるnに対してあらかじめ計算して記憶させてお
くことが望ましい。
第2図は上記の原理にもとづき構成された本発明一実施
例をブロック図で示したものである。
同図に於て、(1)は被変換数(3)の入力されるXレ
ジスタ、(2)は割算器として形成された右1ビツトシ
フト器で、この例の場合前記のMは2でありX・2−n
を出力する。
ここにnはシフトの回数であり0,1゜2、・・・・・
・である。
3は比較器でX・2−nを対数変換装置に装備された対
数変換テーブルの変換可能な最大数(XTM)と比較す
る。
この比較器への入力X・2−nがXTMより大きい場合
には比較器出力は右1ビツトシフト器2に帰還され、そ
のたびに2−1倍されて比較器に入力されXTMと比較
されると共に帰還ごとに1パルスを発生する。
4はシフト数カウンタで帰還ごとのパルス数(n)をカ
ウントする。
5は第1の演算装置で、このnと定数囚とからKtn2
’を算出し出力する。
6は第2の演算装置で、XTMより小さい又は小さくな
ったという比較器の出力信号とそのときのX・2−0と
を入力してK t n X・2nを算出し出力する。
7は加算器で前記両演算装置出力を加算し所望の対数変
換値を得るものである。
第1の演算装置にはnとKtn2°との関係をテーブル
にした記憶装置を、第2の演算装置にはX−2−nとK
tnX・2 ’との関係をテーブルにした記憶装置を備
えさせX、2−nがXTMより小さいときにn及びX°
2−nをアドレスとして読み出すようにするのが好まし
い0 次に本発明対数変換装置による変換値の誤差について述
べる。
この誤差は右1ビツトシフト器によってシフトされた結
果失われる小数点以下の切捨てによって生ずるものであ
る。
小数点以下切捨て操作をTruncで表わし、X′をX
’、2−n=Trunc(X’−2−〇)で定義する。
つまりX′は2進数で下nビン1分がすべて零である数
である。
このときM=2とした(2)式第2項で生ずる誤差E=
Ktn(X−2”)−Ktn(Trunc(X−2−n
)、lは、こnより、2n ≦X’(e ””ax/に
−1、)+1 ・(6)なる関係が得られる。
苅で、例えばに=3151.528519.X’=2t
s、Emax=”とすれば2n≦11.4005632
となり、これよりn−3,511033255でn(整
数)の最大値はn=3.2n=8となる。
またK 、 X’を同じとしEmax=” 5とすれば
2n≦6.2002816、n=2.63233372
7でn(整数)の最大値はn −2,2n=4となる。
一方(2)式の第1項に生ずる誤差は±0.5であるか
らEY=1.0としたいならばE =±0.5 とa
X なりn −2がシフトの最大値となる。
従って、このときは対数変換テーブルのXTMは215
2 1=8191が必要である。
然し215に対して記憶容量が174の小容量ですむこ
とになる。
本発明は以上のようになるものであって、被変換数と同
等の表現能力を具備させたのにもかかわらず、記憶容量
を数分の1にすることが出来且つ高速な対数変換が表現
出来る等の効果があり、ひいては装置の小形化、価格の
低減を達成できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は放射線装置の説明図、第2図は本発明1実施例
を示すブロック図である。 2:割算器、3:比較器、4:カウンタ、5:第1の演
算装置、6:第2の演算装置、7:加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 人力される被変換数(3)をその有する対数変換テ
    ーブルで変換の可能な最大数と比較する比較器と、この
    比較器への入力数が前記最大数より大きい場合にその数
    を受けて所定数帖分の1に変換して前記比較器の入力側
    へ繰返して再入力させる割算器と、この割算器の割算回
    数(n)をカウントするカウンタと、前記比較器への入
    力数が前記最大数より小さいか又は前記割算により小さ
    くなったときにそのときの比較器への入力(X−M−n
    )の対数をとりさらにある定数■倍されたKgnX−M
    nを算出する第2の演算装置と、カウント数(n)か
    らに13nM”を算出する第1の演算装置とこれら両演
    算数装置出力の加算器とを具備したことを特徴とする対
    数変換装置。 2 KenX−M−”演算装置及びK1nMn演算装
    置があらかじめnに対応したKlnX−M 及びK1n
    Mnの記憶装置を有しカウンタ出力又は比較器出力によ
    ってアドレスを指定されて出力することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の対数変換装置。
JP52150477A 1977-12-16 1977-12-16 対数変換装置 Expired JPS5854417B2 (ja)

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JP52150477A JPS5854417B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 対数変換装置

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Publication Number Publication Date
JPS5483339A JPS5483339A (en) 1979-07-03
JPS5854417B2 true JPS5854417B2 (ja) 1983-12-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05213406A (ja) * 1992-02-05 1993-08-24 Nkk Corp ごみ収集車のごみピットへの転落防止構造

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