JPS585437B2 - El ソシノヨミダシソウチ - Google Patents
El ソシノヨミダシソウチInfo
- Publication number
- JPS585437B2 JPS585437B2 JP50106301A JP10630175A JPS585437B2 JP S585437 B2 JPS585437 B2 JP S585437B2 JP 50106301 A JP50106301 A JP 50106301A JP 10630175 A JP10630175 A JP 10630175A JP S585437 B2 JPS585437 B2 JP S585437B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- load impedance
- connection body
- output
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の梗概
本発明は記憶特性のあるEL素子の記憶読出し装置に係
る。
る。
印加電圧と発光輝度との間に履歴特性のある薄膜EL表
示素子の分極電流を検出して該素子の記憶内容を知る回
路に於て、確実に読出す改良をほどこした装置を提供す
るものである。
示素子の分極電流を検出して該素子の記憶内容を知る回
路に於て、確実に読出す改良をほどこした装置を提供す
るものである。
発明の由来
EL表示素子の構造を簡単に説明する。
まずガラス基板の上に透明電極を配置する。
その上にY2O3等の誘電物質、MNをドープしたZN
S等より成る螢光層、更にこの上に誘電物質をこの順に
形成する。
S等より成る螢光層、更にこの上に誘電物質をこの順に
形成する。
これら各層は蒸着法、スパッタ法により順次被着して形
成される。
成される。
このような二層に誘電物質を被着させたEL素子は記憶
作用をもつので、書込みパルスにより書込まれ、または
消去パルスにより消去された記憶特性を有するEL素子
の状態は、適当なレベルの維持駆動波を印加することに
より、維持しつづけることができる。
作用をもつので、書込みパルスにより書込まれ、または
消去パルスにより消去された記憶特性を有するEL素子
の状態は、適当なレベルの維持駆動波を印加することに
より、維持しつづけることができる。
薄膜EL素子は一種の容量性素子と考えられるので、電
圧印加時には変位電流が流れるが、この素子が発光して
いるときにはこの変位電流に更に発光輝度に応じた電流
が重畳して流れる。
圧印加時には変位電流が流れるが、この素子が発光して
いるときにはこの変位電流に更に発光輝度に応じた電流
が重畳して流れる。
この電流を分極電流と呼ぶ。
実際には消去状態時に於ても多少のバックグランドの浮
上りがあるので、それに対応してわずかの分極電流が流
れるが、このわずかの分極電流を加えた変位電流をここ
では単に変位電流と謂うことにする。
上りがあるので、それに対応してわずかの分極電流が流
れるが、このわずかの分極電流を加えた変位電流をここ
では単に変位電流と謂うことにする。
例えば第1図aに示すような電圧波形がEL素子に印加
されたとき、該素子を流れる電流は消去状態には第1図
すに実線11で示すように変位電流の波形を示すが、発
光状態時には破線12で示すように、これに分極電流を
重畳した波形を示す。
されたとき、該素子を流れる電流は消去状態には第1図
すに実線11で示すように変位電流の波形を示すが、発
光状態時には破線12で示すように、これに分極電流を
重畳した波形を示す。
本発明は上記の事実に基いて薄膜EL素子に流れる電流
と、素子の外側で別につくった変位電流相当の電流とを
比較して分極電流分をとりだす方法を用いることを特徴
とする。
と、素子の外側で別につくった変位電流相当の電流とを
比較して分極電流分をとりだす方法を用いることを特徴
とする。
以下、実施例を用いて更に詳細に説明する。
好ましい実施例
この実施例はアナログ的方法で本発明の要旨を実現しよ
うとするものであって、EL素子と、該EL素子の消去
状態時での等価回路とを並列に並べ、その出力信号を比
較することを特徴とする。
うとするものであって、EL素子と、該EL素子の消去
状態時での等価回路とを並列に並べ、その出力信号を比
較することを特徴とする。
第2図に小信号に対するEL素子の等価回路の一例を示
す。
す。
本図の如く、抵抗R21とコンデンサC22との並列接
続体に別のコンデンサC23を直列接続した回路で表さ
れる。
続体に別のコンデンサC23を直列接続した回路で表さ
れる。
lX8.5mmの短冊形の素子に対して例えば、
C22〜3pF、C23〜200pF、R21〜IOK
Ωであった。
Ωであった。
この素子の透明電極はネサ膜である。最近はIn2O3
を用いることが多いのでこのと数が10Kfzのとき、 となるので、C22,R21の並列体はコンデンサC2
3に対して無視できる。
を用いることが多いのでこのと数が10Kfzのとき、 となるので、C22,R21の並列体はコンデンサC2
3に対して無視できる。
すなわち10 KHz以下の周波数では200pF(2
5pF/mm2)のコンデンサで等測的に表わせる。
5pF/mm2)のコンデンサで等測的に表わせる。
第3図に示す実施例に於ては、以上の考察からEL素子
の等価回路はコンデンサ50であられしている。
の等価回路はコンデンサ50であられしている。
コンデンサ50と負荷インピンダンス(例えば抵抗)6
0との接続体は、EL素子30と負荷インピーダンス(
例えば抵抗)40との接続体と並列に接続され、夫々の
負荷抵抗40.60の接続点からの出力が差動アンプ7
0こ入力されている。
0との接続体は、EL素子30と負荷インピーダンス(
例えば抵抗)40との接続体と並列に接続され、夫々の
負荷抵抗40.60の接続点からの出力が差動アンプ7
0こ入力されている。
この差動アンプの出カフ1が分極電流をあられす。
抵抗60は消去状態時に出カフ1が0となるように調整
できるように可変抵抗となっているが、あらかじめ適当
な値に設定されていれば勿論固定抵抗でもよい。
できるように可変抵抗となっているが、あらかじめ適当
な値に設定されていれば勿論固定抵抗でもよい。
また差動アンプ70のかわりにトランスを用いてもよい
。
。
EL素子30及びコンデンサ50には電圧波形を印加す
る電源80が接続されている。
る電源80が接続されている。
このような等価回路を用いず、ROMを用いてアナログ
的に信号処理する方法もある。
的に信号処理する方法もある。
第4図にその実施例を図示する。
本図に於て消去状態時の変位電流に相当する電流を出力
する回路90は、電源80によりトリガされて必要な数
のクロックパルスを出力するクロックジェネレータ91
の出力するパルスを計数してROM93の番地指定をす
るカウンタ92さ、カウンタ92により番地指定されて
その番地にはいっている消去状態時の変位電流値をディ
ジタル的に出力するROM93と、最後にROM93よ
りの出力をアナログ量に変換するD/Aコンバータ94
とより成る。
する回路90は、電源80によりトリガされて必要な数
のクロックパルスを出力するクロックジェネレータ91
の出力するパルスを計数してROM93の番地指定をす
るカウンタ92さ、カウンタ92により番地指定されて
その番地にはいっている消去状態時の変位電流値をディ
ジタル的に出力するROM93と、最後にROM93よ
りの出力をアナログ量に変換するD/Aコンバータ94
とより成る。
このD/Aコンバータ94の出力電流を負荷抵抗60で
電圧値に変換して差動アンプの一方の端子に入力する。
電圧値に変換して差動アンプの一方の端子に入力する。
この負荷抵抗が可変になっているのは前の実施例と同じ
理由による。
理由による。
ROM93はプログラマブルROMを用いるのが好まし
い。
い。
このROM93に専用の書込み装置により、消去状態時
の抵抗40の両端の電圧を図示しないD/Aコンバータ
でディジタル変換して書込んでおく。
の抵抗40の両端の電圧を図示しないD/Aコンバータ
でディジタル変換して書込んでおく。
即ち第0番地には最初のクロックでのサンプリング値が
D/Aコンバータの変換ビット数と同じビット数の2進
附号で書込まれ、第1番地にはi番目のサンプリング値
が2進附号で書込まれている。
D/Aコンバータの変換ビット数と同じビット数の2進
附号で書込まれ、第1番地にはi番目のサンプリング値
が2進附号で書込まれている。
このクロックは第5図に示す如くELに電流が流れてい
る期間、印加されている。
る期間、印加されている。
読出すときは印加電圧の変化によってトリガされるクロ
ックジェネレータ91の発するクロックをカウンタ92
で計数し、この計数した値で番地指定してROM93の
内容を読みだし、読みだした値をアナログ量にもどして
、これと実際にEL素子30にながれる電流とを差動ア
ンプ10で比較して分極電流を検出する。
ックジェネレータ91の発するクロックをカウンタ92
で計数し、この計数した値で番地指定してROM93の
内容を読みだし、読みだした値をアナログ量にもどして
、これと実際にEL素子30にながれる電流とを差動ア
ンプ10で比較して分極電流を検出する。
この実施例は前の実施例のように簡単な回路で等測的に
あられせないときに有効であり、具体的には上限の周波
数が10KHz以上のときや消去時の分極電流が無視で
きない程太きいときに用いられる0 以上の説明に於て印加電圧としては、維持駆動波をその
まま用いてもよいが、維持駆動波のあいまに適切な波形
の読出し電圧を重畳してこれで読出すこともできる。
あられせないときに有効であり、具体的には上限の周波
数が10KHz以上のときや消去時の分極電流が無視で
きない程太きいときに用いられる0 以上の説明に於て印加電圧としては、維持駆動波をその
まま用いてもよいが、維持駆動波のあいまに適切な波形
の読出し電圧を重畳してこれで読出すこともできる。
発明の効果
以上詳細に説明したように、本発明に於ては、EL素子
にEL素子の消去状態時の電流を流す回路を並列接続し
、夫々の差をとって発光状態又は消去状態であることを
読みだすので、読出しが容易であって且つ正確となる。
にEL素子の消去状態時の電流を流す回路を並列接続し
、夫々の差をとって発光状態又は消去状態であることを
読みだすので、読出しが容易であって且つ正確となる。
本発明によって、記憶特性を有するEL素子の実用的な
読出しがはじめて可能さなった。
読出しがはじめて可能さなった。
第1図は印加電圧aとEL素子に流れる電流すとの時間
関係図、第2図はEL素子の小信号等価回路図、第3図
は本発明の一実施例の回路図、第4図は他の実施例のブ
ロック化回路図、第5図はこの実施例の時間関係図で、
aは印加電圧、bは消去状態時のELに流れる電流、C
はクロックを夫々表わす。 30・・・・・・EL素子、40・・・・・・負荷イン
ピーダンス、50・・・・・・EL素子を等倒曲にあら
れすコンデンサ、60・・・・・・負荷インピーダンス
、70・・・・・・差動アンプ、80・・・・・・読出
し駆動波を印加する電源、90・・・・・・消去状態時
にEL素子に流れる電流を出力する回路。
関係図、第2図はEL素子の小信号等価回路図、第3図
は本発明の一実施例の回路図、第4図は他の実施例のブ
ロック化回路図、第5図はこの実施例の時間関係図で、
aは印加電圧、bは消去状態時のELに流れる電流、C
はクロックを夫々表わす。 30・・・・・・EL素子、40・・・・・・負荷イン
ピーダンス、50・・・・・・EL素子を等倒曲にあら
れすコンデンサ、60・・・・・・負荷インピーダンス
、70・・・・・・差動アンプ、80・・・・・・読出
し駆動波を印加する電源、90・・・・・・消去状態時
にEL素子に流れる電流を出力する回路。
Claims (1)
- 1 電圧印加に応答して発光状態では変位電流に重畳し
た分極電流が流れ、消去状態では変位電流が流れる容量
性EL素子に於いて、該EL素子に負荷インピーダンス
を直列接続した第1の接続体と、消去状態で流れる変位
電流に相当する電流を出力する回路に負荷インピーダン
スを直列接続した第2の接続体と、前記第1及び第2の
接続体のそれぞれの負荷インピーダンスの接続点からの
出力を比較する比較回路と、前記第1の接続体と第2の
接続体を並列接続しその接続点に読み出し用駆動電圧を
印加する給電手段と、を具備して成り、前記比較回路か
らの出力で前記EL素子の分極電流を検出することを特
徴とするEL素子の読出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50106301A JPS585437B2 (ja) | 1975-09-01 | 1975-09-01 | El ソシノヨミダシソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50106301A JPS585437B2 (ja) | 1975-09-01 | 1975-09-01 | El ソシノヨミダシソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5230191A JPS5230191A (en) | 1977-03-07 |
JPS585437B2 true JPS585437B2 (ja) | 1983-01-31 |
Family
ID=14430184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50106301A Expired JPS585437B2 (ja) | 1975-09-01 | 1975-09-01 | El ソシノヨミダシソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585437B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4392209A (en) * | 1981-03-31 | 1983-07-05 | Ibm Corporation | Randomly accessible memory display |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4963349A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-06-19 |
-
1975
- 1975-09-01 JP JP50106301A patent/JPS585437B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4963349A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-06-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5230191A (en) | 1977-03-07 |
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