JPS5853813A - 磁心 - Google Patents
磁心Info
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- JPS5853813A JPS5853813A JP56151547A JP15154781A JPS5853813A JP S5853813 A JPS5853813 A JP S5853813A JP 56151547 A JP56151547 A JP 56151547A JP 15154781 A JP15154781 A JP 15154781A JP S5853813 A JPS5853813 A JP S5853813A
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- Japan
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- magnetic
- gap
- inductance
- magnetic core
- current
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F3/00—Cores, Yokes, or armatures
- H01F3/10—Composite arrangements of magnetic circuits
- H01F3/12—Magnetic shunt paths
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として、直流電流を重畳させて便用するコ
イル類を構成するのに好適な磁心(:関する。
イル類を構成するのに好適な磁心(:関する。
例えば、テコ−クコイル、スイッチング電源の出力フィ
ルタまたはフライバックコンバータのパワートランス等
のように、直流電流を重畳させて使用するコイル類(:
おいては、直流重畳特性を向上させるため、第1図に例
示するように、コアセンタ部等の磁気回路の一部にギャ
ップGaを設けたフェライト磁心1.2’&使用するの
が普通である。このようなギャップGaを設けると、第
2図C:示すように、ある一定幅のアンペアターンIN
の変化に対してコイ、御のインダクタンスLが1定とな
るフラットな直流重畳特性が得られるからである。なお
、直流重畳特性はギャップGaが大きくなるにつれて曲
線へ→ム2→ム、・・・のようC二移行する。
ルタまたはフライバックコンバータのパワートランス等
のように、直流電流を重畳させて使用するコイル類(:
おいては、直流重畳特性を向上させるため、第1図に例
示するように、コアセンタ部等の磁気回路の一部にギャ
ップGaを設けたフェライト磁心1.2’&使用するの
が普通である。このようなギャップGaを設けると、第
2図C:示すように、ある一定幅のアンペアターンIN
の変化に対してコイ、御のインダクタンスLが1定とな
るフラットな直流重畳特性が得られるからである。なお
、直流重畳特性はギャップGaが大きくなるにつれて曲
線へ→ム2→ム、・・・のようC二移行する。
ところが、この磁心なスイッチング電源のチョークコイ
ルC;使用した場合、スイッチング電源における負荷亀
流工0と出力電圧vOとの関係が第5図に示すようにな
り、負荷亀流工0が小さいとき、すなわちチョーク電流
不連続の領域で出力重圧v0が異常に高くなり、出力安
定度が悪くなるという欠点があった。
ルC;使用した場合、スイッチング電源における負荷亀
流工0と出力電圧vOとの関係が第5図に示すようにな
り、負荷亀流工0が小さいとき、すなわちチョーク電流
不連続の領域で出力重圧v0が異常に高くなり、出力安
定度が悪くなるという欠点があった。
また、前記磁心を周波数変調型フライバックコンバータ
のパワートランス用として使用した場合には、当該磁心
の直流重畳特性が第2図に示すようなフラットな特性と
な・ハ負荷変動にも拘らずインダクタンスが一定となる
ため、軽負荷時に周波数が非常に高くなり、間欠発振t
4じたり、スイッチング素子たるトランジスタの負担が
激増し、損失が増大して放熱対策が厳しくなる等の問題
を生じていた。
のパワートランス用として使用した場合には、当該磁心
の直流重畳特性が第2図に示すようなフラットな特性と
な・ハ負荷変動にも拘らずインダクタンスが一定となる
ため、軽負荷時に周波数が非常に高くなり、間欠発振t
4じたり、スイッチング素子たるトランジスタの負担が
激増し、損失が増大して放熱対策が厳しくなる等の問題
を生じていた。
これらの欠点を除去するための従来技術として、特公昭
56−24565号公報に開示されたインダクタンスの
調整方法が知られている。この従来技術は、磁気回路の
一部g”−1iff気的空隙を設け、この空隙内にこの
磁気回路C11fi気バイアスを与える永久磁石を配置
した磁心と磁気バイアスのない磁心(−共通のコイルを
巻いたインダクタにおいて、上記2棟類の磁心間の空隙
を変えることによりてインダクタンスの値を調整するも
のであって、低電流領域できわめて高いインダクタンス
値な持つと共に、ある一定の電流値でその値が激減し、
大電流領域までその小さいインダクタンスを保持するイ
ンダクタが実現できる旨述べられている。
56−24565号公報に開示されたインダクタンスの
調整方法が知られている。この従来技術は、磁気回路の
一部g”−1iff気的空隙を設け、この空隙内にこの
磁気回路C11fi気バイアスを与える永久磁石を配置
した磁心と磁気バイアスのない磁心(−共通のコイルを
巻いたインダクタにおいて、上記2棟類の磁心間の空隙
を変えることによりてインダクタンスの値を調整するも
のであって、低電流領域できわめて高いインダクタンス
値な持つと共に、ある一定の電流値でその値が激減し、
大電流領域までその小さいインダクタンスを保持するイ
ンダクタが実現できる旨述べられている。
しかしながら、この従来技術は、磁気バイアスを与える
ための永久磁石が必須であって、それが減磁現象を伴う
ため、慣頼性に欠けること、永久磁石I:渦流損が発生
し発熱すること、この発熱を防止するため永久磁石を細
片盛二分?′41する等、特別の技術的処理を施す必要
があること、永久磁石を非常に薄く加工しなければなら
ないため、加工が困難でコスト高C二なること、磁気バ
イアスC:より極性が生じるためコイルの接続C二特別
の注意を払う必要があること等々の欠点がある。
ための永久磁石が必須であって、それが減磁現象を伴う
ため、慣頼性に欠けること、永久磁石I:渦流損が発生
し発熱すること、この発熱を防止するため永久磁石を細
片盛二分?′41する等、特別の技術的処理を施す必要
があること、永久磁石を非常に薄く加工しなければなら
ないため、加工が困難でコスト高C二なること、磁気バ
イアスC:より極性が生じるためコイルの接続C二特別
の注意を払う必要があること等々の欠点がある。
本発明は上述する従来からの技術的課題を解決し、低電
流領域できわめて大きなインダクタンスfL′Ik:持
ち、ある一定の電流値でその値が激減し、大きな亀流餉
域までその小さなインダクタンス値を保持する非直線性
Y示し、しかもこの非直線性を制御することが可能で、
経時変化(二よる特性変動、発熱等を招くことがなく、
加工組立の容易なインダクタを得ることの可能な磁心な
提供することを目的とする。
流領域できわめて大きなインダクタンスfL′Ik:持
ち、ある一定の電流値でその値が激減し、大きな亀流餉
域までその小さなインダクタンス値を保持する非直線性
Y示し、しかもこの非直線性を制御することが可能で、
経時変化(二よる特性変動、発熱等を招くことがなく、
加工組立の容易なインダクタを得ることの可能な磁心な
提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、一部にギャップを
有する磁心(=おいて、前記ギャップの付近に磁気特性
の異なる少なくとも21種の磁性体を配置したことを特
徴とする。
有する磁心(=おいて、前記ギャップの付近に磁気特性
の異なる少なくとも21種の磁性体を配置したことを特
徴とする。
以下実施例たる添付図面を参照し、本鎚明の内容を具体
的(=説明する。第4図IA)は本発明C二係る磁心の
正面部分断面図、sI4図(BlはII4図囚O81−
B、線上における断面図である。この実施例では、2つ
のに型コア3.4を組合せて両者のセンタ部5a−4a
MlニギャップGaY形成すると共に、このギャップG
&の付近(=磁性体5を配置した構造となっている。磁
性体5は非晶質合金、パーマロイ、ケイ素鋼板またはフ
ェライト粉末と合成樹脂とを混合して成形した複合樹脂
フェライト等区二よって構成する。
的(=説明する。第4図IA)は本発明C二係る磁心の
正面部分断面図、sI4図(BlはII4図囚O81−
B、線上における断面図である。この実施例では、2つ
のに型コア3.4を組合せて両者のセンタ部5a−4a
MlニギャップGaY形成すると共に、このギャップG
&の付近(=磁性体5を配置した構造となっている。磁
性体5は非晶質合金、パーマロイ、ケイ素鋼板またはフ
ェライト粉末と合成樹脂とを混合して成形した複合樹脂
フェライト等区二よって構成する。
上述のように、ギャップG&の付近6二磁性体5を設け
ると、この磁心を使用してチョークコイルを構成した場
合、磁性体5が磁気飽和しない低電流領域では、ギャッ
プG、と磁性体5との結合部分における合成透磁率が磁
性体5の透磁率(=依存して定まり、その値が非常直:
高くなる。このため、1!5図鑑二示すように、チョー
ク電流不連続の低電流領域(イ)でのインダクタンス値
が非常i二高くなる。一方、負荷が増大し、チョーク電
流がある一定値以上喀二なると、磁性体5が磁気飽和す
るため、前記の合成透磁率がギャップG1を構成する媒
質の透磁率1:近づく、このため、チョーク電流がある
一定値になるとインダクタンス値が急激に減少し、チョ
ーク電流連続の領域(01ではギャップG1のみの場合
と同様のフラットな特性となる。
ると、この磁心を使用してチョークコイルを構成した場
合、磁性体5が磁気飽和しない低電流領域では、ギャッ
プG、と磁性体5との結合部分における合成透磁率が磁
性体5の透磁率(=依存して定まり、その値が非常直:
高くなる。このため、1!5図鑑二示すように、チョー
ク電流不連続の低電流領域(イ)でのインダクタンス値
が非常i二高くなる。一方、負荷が増大し、チョーク電
流がある一定値以上喀二なると、磁性体5が磁気飽和す
るため、前記の合成透磁率がギャップG1を構成する媒
質の透磁率1:近づく、このため、チョーク電流がある
一定値になるとインダクタンス値が急激に減少し、チョ
ーク電流連続の領域(01ではギャップG1のみの場合
と同様のフラットな特性となる。
このように、本発明によれば、軽負荷時にインダクタン
ス値な急増させることができるから、当該磁心な使用し
てチョークコイル、スイッチング電源の出力フィルタま
たはパワートランス等を構成した場合C二は%第6図直
;示すように、従来、軽負荷時に曲線し→のよう舊:異
常上昇する傾向C二ありた出力瑠圧Voが、インダクタ
ンス値の増大C:よりその上昇がに)のように抑制され
、出力安定度が非常に良好になる。
ス値な急増させることができるから、当該磁心な使用し
てチョークコイル、スイッチング電源の出力フィルタま
たはパワートランス等を構成した場合C二は%第6図直
;示すように、従来、軽負荷時に曲線し→のよう舊:異
常上昇する傾向C二ありた出力瑠圧Voが、インダクタ
ンス値の増大C:よりその上昇がに)のように抑制され
、出力安定度が非常に良好になる。
また、当該磁心を周波数変調型フライバックコンバータ
のパワートランスに使用した場合には。
のパワートランスに使用した場合には。
軽負荷時−二インダクタンス値が高くなるので、周波数
の異常上昇、間欠発振等が防止され、スイッチングトラ
ンジスタの負担が減少し、発熱、損失が低下する。また
漏洩磁束が減少するのモ、漏洩インダクタンスが小さく
なる。
の異常上昇、間欠発振等が防止され、スイッチングトラ
ンジスタの負担が減少し、発熱、損失が低下する。また
漏洩磁束が減少するのモ、漏洩インダクタンスが小さく
なる。
更C二、特公昭56−24565号公報に開示された従
来のものと異なって、永久磁石を持たず、減磁現象や発
熱を伴うことがなく、加工、組立も容易である。
来のものと異なって、永久磁石を持たず、減磁現象や発
熱を伴うことがなく、加工、組立も容易である。
本発明のもう一つの重要な特徴は、前記磁性体51に:
、磁気特性の異なる少なくとも2種の磁性体5五% 5
Bによって構成したことである。すなわち・、磁性体5
は、前述した如く、非晶質合金、パーマロイ、ケイ素鋼
板または複合樹脂フェライト等によって構成されるもの
であるが、これらの磁性材料のうち、同種または異種の
ものから、磁気特性の異なる2種以上のものを選び出し
、これをギャップGaの付近に配置する0例えば、磁性
体5ムとじて透磁率P As飽和磁束密度BAの磁気特
性を有する非晶質合金を選んだ場合、磁性体5Bとして
透磁率p8が7’B>/’Aで、飽和磁束密度BBがB
B<BAの非晶質合金を選ぶのである。
、磁気特性の異なる少なくとも2種の磁性体5五% 5
Bによって構成したことである。すなわち・、磁性体5
は、前述した如く、非晶質合金、パーマロイ、ケイ素鋼
板または複合樹脂フェライト等によって構成されるもの
であるが、これらの磁性材料のうち、同種または異種の
ものから、磁気特性の異なる2種以上のものを選び出し
、これをギャップGaの付近に配置する0例えば、磁性
体5ムとじて透磁率P As飽和磁束密度BAの磁気特
性を有する非晶質合金を選んだ場合、磁性体5Bとして
透磁率p8が7’B>/’Aで、飽和磁束密度BBがB
B<BAの非晶質合金を選ぶのである。
磁性体5A、5Bの配置構造として、この実施例では、
磁性体5A、5Bを積層した構造をとっている。磁性体
5A、5Bの積層順序、積層数は任意でよい。
磁性体5A、5Bを積層した構造をとっている。磁性体
5A、5Bの積層順序、積層数は任意でよい。
上述のように、磁性体5を磁気特性の異なる2種以上の
磁性体5A、jBによって構成すると、低電流領域にお
けるインダクタンスの初期値と、大電流領域C:おける
インダクタンスの安定値との間蟇=おけるインダクタン
ス変化の非直線性を、磁性体5A、5Bの体積比率区二
応じて制御することができる。#!7図は磁性体5Aと
磁性体5Bの枚数′lk:変えて、両者の体積比w?ヲ
変えた場合のチョーク喝流−インダクタンス特性図であ
り、横軸−一対数目盛によるチョーク亀流弘。IAIを
とり、縦軸に同じくインダクタンスL(mH)gとっで
ある。
磁性体5A、jBによって構成すると、低電流領域にお
けるインダクタンスの初期値と、大電流領域C:おける
インダクタンスの安定値との間蟇=おけるインダクタン
ス変化の非直線性を、磁性体5A、5Bの体積比率区二
応じて制御することができる。#!7図は磁性体5Aと
磁性体5Bの枚数′lk:変えて、両者の体積比w?ヲ
変えた場合のチョーク喝流−インダクタンス特性図であ
り、横軸−一対数目盛によるチョーク亀流弘。IAIを
とり、縦軸に同じくインダクタンスL(mH)gとっで
ある。
磁性体5Aは透磁率p A”’ 700〜1000、飽
和磁束密度BA=15K(G、、、)の非晶質合金によ
って構成し、磁性体5Bは透磁率P8=10000〜2
0000、飽和磁束密度BB=5〜6K(Gus)の非
晶質合金によって構成した。磁性体5Aと磁性体5Bは
ロー寸法とし、その総和が6枚となる範囲で両者5ム、
5Bの枚数をo、1゜5.5.6のように変えていった
0曲g Co & 01 bo、、05,06はその場
合の各特性曲線を示し、符号co−06に付された数字
011.5.5.6は磁性体5ムの枚数を示している。
和磁束密度BA=15K(G、、、)の非晶質合金によ
って構成し、磁性体5Bは透磁率P8=10000〜2
0000、飽和磁束密度BB=5〜6K(Gus)の非
晶質合金によって構成した。磁性体5Aと磁性体5Bは
ロー寸法とし、その総和が6枚となる範囲で両者5ム、
5Bの枚数をo、1゜5.5.6のように変えていった
0曲g Co & 01 bo、、05,06はその場
合の各特性曲線を示し、符号co−06に付された数字
011.5.5.6は磁性体5ムの枚数を示している。
第7図から明らかなように、磁性体5Aの枚数が増加し
、磁性体5B(二対する磁性体5ムの体積比率が大きく
なる程、低電流領域と大電流領域との間(−おけるイン
ダクタンス変化の非直線性が緩やかになるように制御さ
れる。また、低電流領域でのインダクタンス初期値は、
前記体積比率の変化に対して6〜7(mH)の範囲内に
収ま曝ハ比較的に変化が少ないが、大電流領域でインダ
クタンス値がm;となる安定点は%前記体積比率が大き
くなる程、より大きい電流領域の方向へ移行するように
制御される。このように、本発明によれば、インダクタ
ンス変化の非直線性を制御することが可能となるので、
スイッチング電源等に要?−れる設計仕様を広範囲C二
わたつて満足させZができる。
、磁性体5B(二対する磁性体5ムの体積比率が大きく
なる程、低電流領域と大電流領域との間(−おけるイン
ダクタンス変化の非直線性が緩やかになるように制御さ
れる。また、低電流領域でのインダクタンス初期値は、
前記体積比率の変化に対して6〜7(mH)の範囲内に
収ま曝ハ比較的に変化が少ないが、大電流領域でインダ
クタンス値がm;となる安定点は%前記体積比率が大き
くなる程、より大きい電流領域の方向へ移行するように
制御される。このように、本発明によれば、インダクタ
ンス変化の非直線性を制御することが可能となるので、
スイッチング電源等に要?−れる設計仕様を広範囲C二
わたつて満足させZができる。
なお、磁気特性のほぼ等しい7種の磁性体・、4層した
場合は、低電流領域におけるインダクタンス初期値が、
その積層数に応じて増減し、一方。
場合は、低電流領域におけるインダクタンス初期値が、
その積層数に応じて増減し、一方。
大電流領域I:おける安定点は、MIIi数の増減に拘
らず、はぼ一定となる。つまり、インダクタンス初期値
及び安定点の制御が、本発明の場合と逆になる。
らず、はぼ一定となる。つまり、インダクタンス初期値
及び安定点の制御が、本発明の場合と逆になる。
また、第4図(Al、(BI C示す実施例では、磁性
体5をギャップg、1に有する有熾状に形成しである。
体5をギャップg、1に有する有熾状に形成しである。
このような構造であると、コアセンタ部3a−4at’
通る磁束により磁性体5(二発生すべき起電力に対して
、前記ギャップg、Cよる開放回路が構成されるから、
磁性体51:よるショートリングの形成を阻止し、その
損失及び発熱を防止することができる。前記ギャップg
、は複数個所C:設けてもよく、空隙C二限らず、絶縁
樹脂等の絶縁物によって構成してもよい。
通る磁束により磁性体5(二発生すべき起電力に対して
、前記ギャップg、Cよる開放回路が構成されるから、
磁性体51:よるショートリングの形成を阻止し、その
損失及び発熱を防止することができる。前記ギャップg
、は複数個所C:設けてもよく、空隙C二限らず、絶縁
樹脂等の絶縁物によって構成してもよい。
第8図は本発明τ:係る磁心の別の実施例C:おける要
部の拡大図である。この実施例では、磁気特性の異なる
2種の磁性体5A、5Bの積層体を、間に絶縁層6を挾
んで、ギャップGaを構成するコアセンタ部!ia、4
aのまわりに、適当な回数だけ巻装した構造となってい
る。磁性体5A及び磁性体5Bの各寸法は、所定の体積
比率となるように選定する。前記絶縁層6はショートリ
ングの形成を阻止するためのものであって、磁性体5
A、5Bの表面に絶縁樹脂等の絶縁物をコーティングす
るか、または絶縁フィルムもしくはシート等を介在させ
ることC:よって形成できる。
部の拡大図である。この実施例では、磁気特性の異なる
2種の磁性体5A、5Bの積層体を、間に絶縁層6を挾
んで、ギャップGaを構成するコアセンタ部!ia、4
aのまわりに、適当な回数だけ巻装した構造となってい
る。磁性体5A及び磁性体5Bの各寸法は、所定の体積
比率となるように選定する。前記絶縁層6はショートリ
ングの形成を阻止するためのものであって、磁性体5
A、5Bの表面に絶縁樹脂等の絶縁物をコーティングす
るか、または絶縁フィルムもしくはシート等を介在させ
ることC:よって形成できる。
上記実施例では、磁性体5を装着する部分が断面円形で
ある磁心を例C:とって説明したが、断面角形であって
もよい、yjn9図はその一例を示す実施例である。こ
の実施例では、断面角形であるコアセンタ部5a%4a
の各面に、磁性体5な分割して配置した構造となってい
る。各面の磁性体5は、磁気特性の異なる2種以上の磁
性体5ム、5BY11111L、て1llcしてある。
ある磁心を例C:とって説明したが、断面角形であって
もよい、yjn9図はその一例を示す実施例である。こ
の実施例では、断面角形であるコアセンタ部5a%4a
の各面に、磁性体5な分割して配置した構造となってい
る。各面の磁性体5は、磁気特性の異なる2種以上の磁
性体5ム、5BY11111L、て1llcしてある。
i!!性体導体曲げ性の良くない非晶質合金等で構成さ
れるものであり、これを角形磁心に巻装しようとすると
、磁性体5が磁心の稜角間で1110図の(ホ)で示す
ように外側に膨み1寸法誤差を生じ、特性のバラツキを
招いた1ハまたは無理に曲げたために破損する等の事故
を生じることがある。これ直二対し、磁性体5を角形磁
心の各曲毎に分割して設けると、磁性体5を曲げる必要
がないので、寸法誤差、特性のバラツキ、破損等を防止
することができる。しかも。
れるものであり、これを角形磁心に巻装しようとすると
、磁性体5が磁心の稜角間で1110図の(ホ)で示す
ように外側に膨み1寸法誤差を生じ、特性のバラツキを
招いた1ハまたは無理に曲げたために破損する等の事故
を生じることがある。これ直二対し、磁性体5を角形磁
心の各曲毎に分割して設けると、磁性体5を曲げる必要
がないので、寸法誤差、特性のバラツキ、破損等を防止
することができる。しかも。
磁性体5が各曲毎に独立することとなるので、磁性体5
によるショートリングの形成を阻止できる利点もある。
によるショートリングの形成を阻止できる利点もある。
また、各面の磁性体5を磁気特性の異なる2種以上の磁
性体5ム%5Bによって構成する代曝へ二、例えは一対
の対向二面V、は磁性体5ムのみで成る磁性体5’!に
設け、他の対向二面にはこれとは磁気特性の異なる磁性
体5Bのみで成る磁性体5を設ける等、各面間に磁気特
性の異なる2種以上の磁性体を配置する構成をとること
もできる。
性体5ム%5Bによって構成する代曝へ二、例えは一対
の対向二面V、は磁性体5ムのみで成る磁性体5’!に
設け、他の対向二面にはこれとは磁気特性の異なる磁性
体5Bのみで成る磁性体5を設ける等、各面間に磁気特
性の異なる2種以上の磁性体を配置する構成をとること
もできる。
以上述べたよう口、本褪明は、−縣一;キャップを有す
る磁心(:おいて%前記ギャップの付近に磁気特性の異
なる2種以上の磁性体を配置したことを特徴とするから
、低電流領域できわめて大きなインダクタンス値を持ち
、ある−“定の喝流値でその値が激減し、大きな電流領
域までその小さなインダクタンス値を保持する非直線性
を示し、しかもこの非直線性を制御することが可能で、
更C:、経時変化による特性変動または発熱を伴うこと
がなく、加工、組立の容易なインダクタを得ることの可
能な磁心を提供し、チョークコイル、スイッチング電源
の出力フィルタまたは)゛ライバックコンバータのパワ
ートランス等C二便用した場合に、軽負荷の出力電圧や
周波数の異常上昇を抑制し。
る磁心(:おいて%前記ギャップの付近に磁気特性の異
なる2種以上の磁性体を配置したことを特徴とするから
、低電流領域できわめて大きなインダクタンス値を持ち
、ある−“定の喝流値でその値が激減し、大きな電流領
域までその小さなインダクタンス値を保持する非直線性
を示し、しかもこの非直線性を制御することが可能で、
更C:、経時変化による特性変動または発熱を伴うこと
がなく、加工、組立の容易なインダクタを得ることの可
能な磁心を提供し、チョークコイル、スイッチング電源
の出力フィルタまたは)゛ライバックコンバータのパワ
ートランス等C二便用した場合に、軽負荷の出力電圧や
周波数の異常上昇を抑制し。
出力安定度を向上させ、間欠発振を防止し、損失を減少
させることができる。
させることができる。
第1図は従来の磁心の正面図、第2図はその直流重畳特
性図、第3図は111図の磁心を使用したスイッチング
電源の出力電流−出力電圧特性図、@4図(4)は本発
明に係る磁心の正面部分断面図、第4図(Blは第4図
のB、−B、線上C二おける断面図、第5図は本発明に
係る磁心な用いたコイルのアンペアターン−インダクタ
ンス特性図、第6図は同じくその出力電流−出力電圧特
性図、第7図は本発明に係る磁心C:おいて磁気特性の
異なる2種の磁性体の体積比率を変えた場合の喝流−イ
ンダクタンス特性図、第8図は本発明C二係る磁心の別
の実施例における要部の拡大図、第9図は同じく別の実
施例における要部の拡大図、第10図は角形磁心に磁性
体を巻回した場合の欠点を説明する図である。 Ga・・・ ギャップ 5.4 ・・・ fBIll) 5.5A、5B ・・・ 磁性体 特 許 出 鵬 人 東京亀気化学工業株式会社第
1 図 IN− I。 第5図 (イ) アンペアターン IN(A丁)
性図、第3図は111図の磁心を使用したスイッチング
電源の出力電流−出力電圧特性図、@4図(4)は本発
明に係る磁心の正面部分断面図、第4図(Blは第4図
のB、−B、線上C二おける断面図、第5図は本発明に
係る磁心な用いたコイルのアンペアターン−インダクタ
ンス特性図、第6図は同じくその出力電流−出力電圧特
性図、第7図は本発明に係る磁心C:おいて磁気特性の
異なる2種の磁性体の体積比率を変えた場合の喝流−イ
ンダクタンス特性図、第8図は本発明C二係る磁心の別
の実施例における要部の拡大図、第9図は同じく別の実
施例における要部の拡大図、第10図は角形磁心に磁性
体を巻回した場合の欠点を説明する図である。 Ga・・・ ギャップ 5.4 ・・・ fBIll) 5.5A、5B ・・・ 磁性体 特 許 出 鵬 人 東京亀気化学工業株式会社第
1 図 IN− I。 第5図 (イ) アンペアターン IN(A丁)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1: 一部(:ギャップを有する磁心C=おいて、
前記ギャップの付近に磁気特性の異なる2種以上の磁性
体を配置したことを特徴とする磁心。 (2)前記磁性体は1体積比率を異ならせたことを特徴
とする特許請求の範囲111項に記載の磁心。 (311Q記磁性体は、積層して設けたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項またはfa2項に記載の磁心。 (41IQ記磁性体は、非晶質合金、パーマロイ、ケイ
素銅板または複合樹脂フェライトの少なくとも一種口よ
って構成したことを特徴とする特許請求の範囲W41項
、第2項または第3項に記載の磁心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56151547A JPS5853813A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 磁心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56151547A JPS5853813A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 磁心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5853813A true JPS5853813A (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=15520894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56151547A Pending JPS5853813A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 磁心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853813A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0693673A3 (de) * | 1994-07-21 | 1996-03-20 | Vacuumschmelze Gmbh | Magnetischer Wegsensor |
-
1981
- 1981-09-25 JP JP56151547A patent/JPS5853813A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0693673A3 (de) * | 1994-07-21 | 1996-03-20 | Vacuumschmelze Gmbh | Magnetischer Wegsensor |
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