JPS5853654Y2 - 硬券乗車券印刷機における原紙押えばね装置 - Google Patents
硬券乗車券印刷機における原紙押えばね装置Info
- Publication number
- JPS5853654Y2 JPS5853654Y2 JP1980001180U JP118080U JPS5853654Y2 JP S5853654 Y2 JPS5853654 Y2 JP S5853654Y2 JP 1980001180 U JP1980001180 U JP 1980001180U JP 118080 U JP118080 U JP 118080U JP S5853654 Y2 JPS5853654 Y2 JP S5853654Y2
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- JP
- Japan
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- ticket
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば鉄道の硬券乗車券印刷機において連
続的に送られる原紙の押えばね装置に関するもので、高
速道りにも拘らず相隣る原紙の端面間の接触状態を確実
に維持させて誤印刷を防止するようにしたものである。
続的に送られる原紙の押えばね装置に関するもので、高
速道りにも拘らず相隣る原紙の端面間の接触状態を確実
に維持させて誤印刷を防止するようにしたものである。
従来、鉄道の硬券乗車券はたとえば第1図aについて以
下説明するような方法で印刷されている。
下説明するような方法で印刷されている。
原紙1を大筒口2に挿入する。
大筒口2の直下には原紙送り通路Pに沿って前進、後退
運動を繰返す原紙送り装置3が設けられており、大筒口
2内の原紙1は下面に位置するものから順次原紙送り装
置3の前進、後退運動により相隣る原紙の端面が接触を
維持した状態で送り通路Pに沿って矢印a方向へ押送り
される。
運動を繰返す原紙送り装置3が設けられており、大筒口
2内の原紙1は下面に位置するものから順次原紙送り装
置3の前進、後退運動により相隣る原紙の端面が接触を
維持した状態で送り通路Pに沿って矢印a方向へ押送り
される。
送り通路Pに沿った所定位置には、番号印刷装置4、裏
面印刷装置5、券面印刷装置6および影文字印刷装置7
が設けられ、原紙1の送りの過程で原紙1の裏面および
表面に所定の印刷がなされ所定位置に送られる。
面印刷装置5、券面印刷装置6および影文字印刷装置7
が設けられ、原紙1の送りの過程で原紙1の裏面および
表面に所定の印刷がなされ所定位置に送られる。
しかして、この場合、原紙1は最高約35cIIL/s
ec、の高速で送られるので、慣性により相隣る原紙端
面間が遊離し、印刷位置がづれて誤印刷の原因となるの
で、第1図aに点線で8として示した送り通路Pの終端
に、送り中の原紙1間の遊離を防止する乗車券押えばね
装置を設けである。
ec、の高速で送られるので、慣性により相隣る原紙端
面間が遊離し、印刷位置がづれて誤印刷の原因となるの
で、第1図aに点線で8として示した送り通路Pの終端
に、送り中の原紙1間の遊離を防止する乗車券押えばね
装置を設けである。
しかし、従来の乗車券押えばね装置8は第1図すに示す
ごとく、送り通路Pに沿う前方部を下方へ湾曲させた鉄
片9を設け、その湾曲部91の先端で本体8に形成され
た切欠部81の下面を通る原紙1の上面を弾性的に押圧
する構成からなっている。
ごとく、送り通路Pに沿う前方部を下方へ湾曲させた鉄
片9を設け、その湾曲部91の先端で本体8に形成され
た切欠部81の下面を通る原紙1の上面を弾性的に押圧
する構成からなっている。
従って上述したような高速で通過する原紙との連続的な
摺合のため、通過原紙枚数の増大に伴ない磨滅によって
、原紙への弾性的押圧力を容易に失ない原紙間の遊離が
生じることは避けられない。
摺合のため、通過原紙枚数の増大に伴ない磨滅によって
、原紙への弾性的押圧力を容易に失ない原紙間の遊離が
生じることは避けられない。
本考案はこの種印刷機における原紙押えばね装置に存す
る上述のような問題点を簡易に解決しようとするもので
ある。
る上述のような問題点を簡易に解決しようとするもので
ある。
本考案を第2図〜第4図に示した実施例に従って説明す
る。
る。
11は第1図すにおける本体8と同一構成からなる本体
で、長手方向が原紙送り通路に沿う切欠き111および
111′が形成されている。
で、長手方向が原紙送り通路に沿う切欠き111および
111′が形成されている。
本体11のl方側面の中央部に近接し、た位置に垂直状
の固定部材12を固定する。
の固定部材12を固定する。
固定部材12の上方は本体11方向へ、はゾ直角に張出
してボルト13の固定部20とな′つている。
してボルト13の固定部20とな′つている。
固定部20は平面形状に形成され、その中央部にはボル
ト13と螺合可能たねじ孔21が形成されており、孔2
11こボルト13を所定だけ螺入した後ナツト14でボ
ルト13の当該位置を固定可能である。
ト13と螺合可能たねじ孔21が形成されており、孔2
11こボルト13を所定だけ螺入した後ナツト14でボ
ルト13の当該位置を固定可能である。
16は固定部材12の本体11方向の面の所定位置に設
けられた支持部材で、その1方端は、ビン16′をもっ
て回動可能に固定部材12の所定位置lこ取付けられ、
他方端には軸18の1端が固定され、軸18の他端には
回転子17が回動自在に取付けられている。
けられた支持部材で、その1方端は、ビン16′をもっ
て回動可能に固定部材12の所定位置lこ取付けられ、
他方端には軸18の1端が固定され、軸18の他端には
回転子17が回動自在に取付けられている。
この場合回転子17は本体11の切欠き、たとえば11
1′の所定切欠きiii”内に位置するように諸元が設
定される。
1′の所定切欠きiii”内に位置するように諸元が設
定される。
固定部材12の固定部20の孔2hこ螺入されたボルト
13の下面と、それと対向する支持部材16の上面との
間Iこは所定のはね常数からなるばね15が挿入されて
いる。
13の下面と、それと対向する支持部材16の上面との
間Iこは所定のはね常数からなるばね15が挿入されて
いる。
このような構成からなる押えばね装置を第1図aにおけ
る8として示した送り通路の終端に配置する。
る8として示した送り通路の終端に配置する。
原紙1は第1図aについて前述したよう(こそれぞれ相
隣るもの5端面が接触した状態で送り通路Pに沿って抑
圧送りされ、当該送り過程において、裏面及び表面に所
定の印刷がなされた後、本考案による原紙押えばね装置
の押圧を受けて順次排出されるが、本考案によれば支持
部材16はピン16′を支点としてcf+ d方向の回
動が可能であり、又当該支持部材16の、第2図におけ
る左方端には軸18を介し、切欠き111”内において
回動自在な回転子17が設けられているので、固定部2
0と支持部材16との間に介挿されるばね15゜支点1
6および回転子17との相対的位置関係ならびにばね1
5のばね力を所定のごとく設定することによって第2図
における切欠き111′の下面を通る原紙の上面を所望
の押圧力で押圧する。
隣るもの5端面が接触した状態で送り通路Pに沿って抑
圧送りされ、当該送り過程において、裏面及び表面に所
定の印刷がなされた後、本考案による原紙押えばね装置
の押圧を受けて順次排出されるが、本考案によれば支持
部材16はピン16′を支点としてcf+ d方向の回
動が可能であり、又当該支持部材16の、第2図におけ
る左方端には軸18を介し、切欠き111”内において
回動自在な回転子17が設けられているので、固定部2
0と支持部材16との間に介挿されるばね15゜支点1
6および回転子17との相対的位置関係ならびにばね1
5のばね力を所定のごとく設定することによって第2図
における切欠き111′の下面を通る原紙の上面を所望
の押圧力で押圧する。
しかして本考案によれば、従来の湾曲した鉄板からなる
ものと異なり、原紙1を回転子17の転がり摩擦によっ
て押圧する方式であるので、長時間使用によっても原紙
との摩擦による摩耗はきわめて小であり、しかも回転子
の押圧力は上述した諸元を適宜設定することによって所
望のごとく設定できるのでそれらの相剰効果によって原
紙間の遊離の生ずることのない、寿命のきわめて長い、
この種のばね押え装置を実現でき、従来のこの種印刷機
の原紙押えばね装置に存する問題点を容易に解決するこ
とができる。
ものと異なり、原紙1を回転子17の転がり摩擦によっ
て押圧する方式であるので、長時間使用によっても原紙
との摩擦による摩耗はきわめて小であり、しかも回転子
の押圧力は上述した諸元を適宜設定することによって所
望のごとく設定できるのでそれらの相剰効果によって原
紙間の遊離の生ずることのない、寿命のきわめて長い、
この種のばね押え装置を実現でき、従来のこの種印刷機
の原紙押えばね装置に存する問題点を容易に解決するこ
とができる。
第1図aは硬券乗車券印刷機の1例を示す縦断面図、第
1図すは第1図atこ示す硬券乗車券印刷機において用
いられている原紙押えばね装置の拡大斜視図、第2図は
本考案の斜視図、第3図は本考案の左側面図、第4図は
第3図の平面図である。 12・・・・・・固定部材、15・・・・・・ばね、1
6・・・・・・支持部材、17・・・・・・回転子、1
8・・・・・・回転子の回転軸、20・・・・・・固定
部。
1図すは第1図atこ示す硬券乗車券印刷機において用
いられている原紙押えばね装置の拡大斜視図、第2図は
本考案の斜視図、第3図は本考案の左側面図、第4図は
第3図の平面図である。 12・・・・・・固定部材、15・・・・・・ばね、1
6・・・・・・支持部材、17・・・・・・回転子、1
8・・・・・・回転子の回転軸、20・・・・・・固定
部。
Claims (1)
- 硬券乗車券の原紙の送り過程で原紙の裏面および表面に
所定の印刷をした後、所定位置に送る硬券乗車券印刷機
において、当該送り方向の先端部に設けられるものであ
って、送り通路に沿う切欠部を形成した本体の一方側面
の中央部に垂直上の固定部材を固定し、上記固定部材の
上方には本体方向へはマ直角に平面形状の固定部を形成
し、当該固定部の中央部にはボルトを螺入し、一方上記
固定部材の本体方向側面に支持部材を設け、上記支持部
材の上記送り方向に沿う一方端はピンを介して上記固定
部材で支持され、他方端には上記本体方向へ延びる軸の
一端を固定し、軸の他方端には回転子を回動自在に設け
、上記支持部材におけるピンと軸との間に位置する所定
上面と、それと対向する上記固定部に螺入されたボルト
との間に所定ばね定数からなるばねを介挿し、かつ上記
回転子は上記本体に形成された切欠き内に位置するよう
に設定したことからなる硬券乗車券印刷機における原紙
押えばね装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980001180U JPS5853654Y2 (ja) | 1980-01-11 | 1980-01-11 | 硬券乗車券印刷機における原紙押えばね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980001180U JPS5853654Y2 (ja) | 1980-01-11 | 1980-01-11 | 硬券乗車券印刷機における原紙押えばね装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56105175U JPS56105175U (ja) | 1981-08-17 |
JPS5853654Y2 true JPS5853654Y2 (ja) | 1983-12-06 |
Family
ID=29598060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980001180U Expired JPS5853654Y2 (ja) | 1980-01-11 | 1980-01-11 | 硬券乗車券印刷機における原紙押えばね装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853654Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4991300A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-08-31 | ||
JPS5048661A (ja) * | 1973-09-04 | 1975-04-30 |
-
1980
- 1980-01-11 JP JP1980001180U patent/JPS5853654Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4991300A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-08-31 | ||
JPS5048661A (ja) * | 1973-09-04 | 1975-04-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56105175U (ja) | 1981-08-17 |
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