JPS5853581Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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Publication number
JPS5853581Y2
JPS5853581Y2 JP9410479U JP9410479U JPS5853581Y2 JP S5853581 Y2 JPS5853581 Y2 JP S5853581Y2 JP 9410479 U JP9410479 U JP 9410479U JP 9410479 U JP9410479 U JP 9410479U JP S5853581 Y2 JPS5853581 Y2 JP S5853581Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
display
heat
display surface
heating element
sensitive
Prior art date
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Expired
Application number
JP9410479U
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English (en)
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JPS5613267U (ja
Inventor
一松 安孫子
知夫 荒木
勝久 斎藤
Original Assignee
沖電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 沖電気工業株式会社 filed Critical 沖電気工業株式会社
Priority to JP9410479U priority Critical patent/JPS5853581Y2/ja
Publication of JPS5613267U publication Critical patent/JPS5613267U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可逆性感熱材を表示媒体としたパネル形表示装
置に関する。
第1図は従来のこの種の表示装置を示す図であり、その
構成について説明すると、1は感熱表示体、2及び3は
発熱体、4は冷却器、5はモータ、6a及び6bはプー
リ、7は照明用器具、8は色フィルタである。
前記感熱表示体1はポリエステルフィルムのようなフレ
キシブルなシート上に可逆性示温材を感熱材として塗布
したものであり、ここでは無端帯状に形成されていて、
モータ5によりプーリ6a及び6bを介して回転移動で
きるように設置されている。
第2図は前記感熱材の温度と色彩の関係を′示している
感熱材は温度によって色が変化し、かつ可逆性であり、
温度−色変化特性にヒステリシス特性があり、第2図に
示すように温度上昇及び温度下降に従って状態がa、A
、b、B、aの順に移行する。
像の書込みは発熱体3により感熱表示体1を温度T2に
保って状態Aにしておき、次いで発熱体2により一時的
に温度T3以上で書込みを行うと、書込みが行なわれた
部分と行なわれない部分とに色の差ができ、これを前記
発熱体3により温度T2で保温すれば書込みを行った部
分は状態Bとなって像として表示される。
像を消す場合、モータ5を駆動して像が書込まれた部分
を冷却器4に送り、該冷却器4で温度T1以下に冷却す
れば像を消すことができる。
第3図は感熱材の状態Aと状態Bの反射率−波長持性を
示しており、光学的手段によりコントラストを上げる方
法としてlλ2の波長のみ透過する帯域フィルタを表示
面に設けることが考えられる。
但しこの場合は反射率R1が比較的大きいとき有効であ
る。
R1がR2に対して小さいときは、フィルタ特性は少な
くともlλ2を透過し、Aλ3を透過させない特性を持
つ必要があり、この場合、lλ1の領域ではどのような
透過特性であってもかまわない。
このような作用は色フィルタ8によって行われる。
また、フィルタリングによって表示面の明るさが減少す
るので、外部から照明することにより明るさを補ってお
り、その手段として照明器具7が用いられている・。
以上従来の表示装置について説明したが、該従来装置は
以下の欠点を有している。
第1に感熱表示体と色フィルタとの間に照明器具を設置
しているため、色フィルタから感熱表示体の表示面まで
の奥行が深くなり、表示面が見にくい。
第2に上記と同じ理由により装置が大形化する。
第3に表示面の特定個所を示す場合、色フィルタの外側
から行わなければならないために位置の対応づけの正確
さが失なわれる。
第4に照明は表示面の横方向からのみ行われるので均一
な照明が難しく、かつ充分な明るさを得るには強力な光
源を必要とする等である。
本考案は感熱表示体の表示面の背後に照明器具を設置し
て表示面と色フィルタとを接近させたことを特徴とし、
その目的は表示面が見易く、かつ均一な照明を行うこと
ができると共に電力効率のよい表示装置を得ることにあ
る。
本考案の一実施例を第4図により説明すると、1は感熱
表示体、2は発熱体、4は冷却器、5はモータ、6a〜
6bはプーリ、8は色フィルタ、9はガラス板、10は
発熱体、11は照明器具、12は反射板、13は拡散板
、14は温度検出器、15は筐体である。
前記感熱表示体1は半透明体であり、表示部裏面側に設
置した照明器具11からの照明光によって透けて見える
ようになっている。
また感熱表示体1の後面はガラス板9と接触してあり、
該ガラス板9には温度検出器14も接触している。
上記装置の動作について説明すると、電源が投入される
と照明器具11が点灯し、発熱体10が発熱する。
該発熱体10によりガラス板9の温度が上昇すと温度検
出器14により検出され、感熱表示体1の表示面が表示
保持温度T2に保たれるように前記発熱体10の発熱量
が制御される。
前記照明器具11からの熱も感熱表示体1の加熱に寄与
する。
感熱表示体1の表示面が温度T2に保たれると温度13
以上に発熱させた発熱体2により像の書込みが行われ、
モータ5及びプーリ6a〜6dによって感熱表示体1は
ロールアップされる。
書込まれた像は冷却器4によって温度T1以下に冷却す
ることにより消すことができる。
反射板12は照明器具11からの照明光を反射して感熱
表示体1の表示面を効率良く照明すると同時に発熱体1
0の熱線も反射して表示面を暖める役目をし、また拡散
板13は表示面への光を均一にすると同時に熱線も拡散
して表示面の温度分布を均一にする役目をする。
ガラス板9は透明体であって熱線を吸収する性質を有し
てあり、一般に熱吸収フィルタと言われるものである。
このガラス板9は、照明器具11及び発熱体10からの
熱線を吸収し、感熱表示体1に伝達するもので、該ガラ
ス板9は熱伝導率がある程度大きいため、多少不均一°
な分布の熱線であっても、感熱表示体1には均一性の良
い熱を伝達することができる。
尚、上記ガラス板9を用いない場合は、感熱表示体1は
発熱体10及び照明器具11により直接加熱される。
この場合感熱表示体1の温度分布は熱線の強度分布と同
じになるので、熱線の強度分布を均一化するため、発熱
体10の形状や配置を充分考慮する必要がある。
筐体15は熱が外部に逃げるのを防ぐ役目をしている。
以上説明した実施例によれば、照明器具を表示面の裏面
側に配置したため、色フィルタを表示面に近接させるこ
とができ、それによって表示面が見易くなると共に装置
の小形化を計ることができる。
また、表示面の特定個所を示す場合も位置の対応づけに
正確さが得られ、しかも照明は表示面の背面から行われ
るので均一な照明ができると共に充分な明るさが得られ
るという効果がある。
また、表示面の裏面にガラス板を接触配置しているため
、表示面を均一に加熱することができ、更に照明光によ
る熱も表示面の保温用に利用しているので電力効率が良
い等の利点がある。
第5図は本考案の他の実施例であり、1は感熱表示体、
2は発熱体、4は冷却器、5はモータ、6a〜6dはプ
ーリ、8は色フィルタ、11は照明器具、12は反射板
、13は拡散板、14は温度検出器、15は筐体で、こ
れ等は第4図のものと同様の機能を有している。
16〜19はファン、20は発熱体、21及び22はウ
ィンドウ、23は防塵フィルタである。
この実施例において感熱表示体1の保温は以下のように
行われる。
電源の投入により照明器具11が点灯し、発熱体20が
発熱し、同時にファン16及び17が回転して筐体15
内の空気の流通を良くして筐体15内の温度を均一にす
る。
発熱体20からの熱線が感熱表示体1の表示面に直接当
たらないように発熱体20は図示した様に反射板12の
後方位置等に設置されている。
筐体15内の温度は温度検出器14によって検出され感
熱表示体1の表示面が温度T2に保たれるように発熱体
20とファン18及び19が制御される。
即ち、ファン18は筐体15内の温度より低い外気を導
入する機能を持ち、またファン19は排気の機能を持ち
、外気の導入、排気時にウィンドウ21及び22は扉の
開閉を行う。
防塵フィルタ23は外気を導入する際塵等が筐体15内
に流入するのを防ぐ役目をしている。
以上説明した実施例は、前述の実施例と同様に従来装置
の諸欠点をすべて解決できると共にファンによって筐体
内の空気の流通を良くしているために感熱表示体の表示
面を均一に加熱することができ、しかも照明光による熱
も表示面の保温に利用しているので電力効率がよく、ま
た空気の熱容量が小さいので筐体内温度の応答速度が速
い等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の説明図、第2図は感熱材の温度と色
彩の関係を示す図、第3図は感熱材の波長と反射率の関
係を示す図、第4図は本考案の一実施例を示す説明図、
第5図は本考案の他の実施例を示す説明図である。 1・・・・・・感熱表示体、2・・・・・・発熱体、4
・・・・・・冷却器、5・・・・・・モータ、6a〜6
d・・・・・・プーリ、8・・・・・・色フィルタ、9
・・・・・・ガラス板、10・・・・・・発熱体、11
・・・・・・照明器具、12・・・・・・反射板、13
・・・・・・拡散板、14・・・・・・温度検出器、1
5・・・・・・筐体、16〜19・・・・・・ファン、
20・・・・・・発熱体、21.22・・・・・・ウィ
ンドウ、23・・・・・・防塵フィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.無端帯状の感熱表示体と、これを回転駆動せる駆動
    手段と、感熱表示体に像を書込むための発熱体と、書込
    まれた像を消すための冷却器とを備えた表示装置におい
    て、感熱表示体の表示面を照明する照明器具と、該表示
    面を加熱保温する発熱体と、照明光を前記表示面に反射
    させる反射板と、照明光を前記表示面に均一に分布させ
    る拡散板を前記表示面の背後に設置したことを特徴とす
    る表示装置。 2、感熱表示体の表示面の後面、に保温用の熱を均一に
    分布させるための力゛ラス板を接触設置したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の表示装置。 。3、感熱表示体の表示面を加熱保温
    する発熱体を反射板の前方に位置させたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の表示装置。 4、感熱表示体の表示面を加熱保温する発熱体を反射板
    の後方に位置させたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の表示装置。 5、感熱表示体の表示面を加熱する発熱体の熱を該表示
    面に送るための送風手段を備えていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の表示装置。
JP9410479U 1979-07-10 1979-07-10 表示装置 Expired JPS5853581Y2 (ja)

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JP9410479U JPS5853581Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 表示装置

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JP9410479U JPS5853581Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 表示装置

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Publication Number Publication Date
JPS5613267U JPS5613267U (ja) 1981-02-04
JPS5853581Y2 true JPS5853581Y2 (ja) 1983-12-06

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JP9410479U Expired JPS5853581Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 表示装置

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