JPS5853177Y2 - プラズマ−ミグ溶接装置 - Google Patents
プラズマ−ミグ溶接装置Info
- Publication number
- JPS5853177Y2 JPS5853177Y2 JP1681383U JP1681383U JPS5853177Y2 JP S5853177 Y2 JPS5853177 Y2 JP S5853177Y2 JP 1681383 U JP1681383 U JP 1681383U JP 1681383 U JP1681383 U JP 1681383U JP S5853177 Y2 JPS5853177 Y2 JP S5853177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma
- consumable
- electrode
- nozzle
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプラズマアークをガス流内に維持し、消耗電極
をプラズマアークにより生じたガスプラズマ内に、ノズ
ルのプラズマ孔を通して送り、ミグアークを消耗電極と
工作片間に維持し、プラズマアークをノズルと工作片間
に維持させるようにしたプラズマ−ミグ溶接のための装
置に関するものである。
をプラズマアークにより生じたガスプラズマ内に、ノズ
ルのプラズマ孔を通して送り、ミグアークを消耗電極と
工作片間に維持し、プラズマアークをノズルと工作片間
に維持させるようにしたプラズマ−ミグ溶接のための装
置に関するものである。
かかる装置はオランダ国特許出願第7314927号か
ら既知である。
ら既知である。
この装置の重要な性質は消滅に耐える優れた安定性であ
る。
る。
加うるに比較的短いミグアークで溶接することができ、
そのため工作片の侵入深さが増すという利点がある。
そのため工作片の侵入深さが増すという利点がある。
しかし、この装置の欠点は、溶接工程がはねかけなしに
は開始できない点にある。
は開始できない点にある。
それはプラズマアークを発生させるために先ずミグアー
クを消耗電極を工作片と短絡させて、発生させなければ
ならないからである。
クを消耗電極を工作片と短絡させて、発生させなければ
ならないからである。
ノズル中のプラズマ孔の内周につくプラズマアークは電
流の通る消耗電極の電磁界により幾何学的に安定化され
る。
流の通る消耗電極の電磁界により幾何学的に安定化され
る。
この条件がないときには、ノズル上のプラズマアーク根
元の位置は明確に決まらない。
元の位置は明確に決まらない。
それ故この既知の装置では、先ずプラズマアークを発生
させそしてその次に消耗電極を送ることにより溶接工程
を開始することはできない。
させそしてその次に消耗電極を送ることにより溶接工程
を開始することはできない。
本考案の目的は、溶接工程を妨害のない仕方でしかもは
ねかけの起らない仕方で開始することのできる装置を提
供することにある。
ねかけの起らない仕方で開始することのできる装置を提
供することにある。
本考案によれば、この目的は、溶接工程の開始とともに
先ず転移プラズマアークをノズルの上流側の非消耗起動
電極と工作片間に点火させ、次いでミグアークを点火さ
せ、最後にノズルを非消耗起動電極と電気的に接続させ
てプラズマアークをノズルに引継がせることによって達
成される。
先ず転移プラズマアークをノズルの上流側の非消耗起動
電極と工作片間に点火させ、次いでミグアークを点火さ
せ、最後にノズルを非消耗起動電極と電気的に接続させ
てプラズマアークをノズルに引継がせることによって達
成される。
溶接工程は溶接トーチ中の非消耗起動電極と工作片間の
誘導アーク放電とともに開始され、この目的で先ず転移
プラズマアークが高周波放電により非消耗起動電極と工
作片間に点火される。
誘導アーク放電とともに開始され、この目的で先ず転移
プラズマアークが高周波放電により非消耗起動電極と工
作片間に点火される。
前記プラズマアークはノズルにより幾何学的に定められ
る。
る。
その電圧源に接続された消耗電極がプラズマアーク内に
導入され、そのためミグアークがはねかけを起さずに点
火することになる。
導入され、そのためミグアークがはねかけを起さずに点
火することになる。
この状態では、プラズマアークは電流を通す消耗電極の
電磁界によっても幾何学的に安定化される。
電磁界によっても幾何学的に安定化される。
最後に。ノズルは非消耗起動電極に電気的に接続されて
、プラズマアークの根元がノズルによって引継がれ。
、プラズマアークの根元がノズルによって引継がれ。
その後起動サイクルが終了する。
更に本更案による手段はミグアークの点火に先だって非
消耗起動電極と工作片間のプラズマアークにより工作片
を予熱することを可能となす。
消耗起動電極と工作片間のプラズマアークにより工作片
を予熱することを可能となす。
本考案は、プラズマ孔をもつノズルを有するハウジング
からなる溶接トーチと、前記ハウジング内の消耗電極接
触管と、前記ハウジングにプラズマガスを供給する連結
部と、スイッチを介して前記ノズルに接続できる第一電
気供給源と、前記電極接触管に接続できる第二電気供給
源と、前記ハウジング内に配置されかつ高周波発電機を
経て前記第一電気供給源へ接続される非消耗起動電極を
備えたことを特徴とするプラズマ−ミグ溶接装置を提供
する。
からなる溶接トーチと、前記ハウジング内の消耗電極接
触管と、前記ハウジングにプラズマガスを供給する連結
部と、スイッチを介して前記ノズルに接続できる第一電
気供給源と、前記電極接触管に接続できる第二電気供給
源と、前記ハウジング内に配置されかつ高周波発電機を
経て前記第一電気供給源へ接続される非消耗起動電極を
備えたことを特徴とするプラズマ−ミグ溶接装置を提供
する。
スイッチが開いたとき、先ずプラズマアークが高周波放
電により非消耗起動電極と工作片間に点火する。
電により非消耗起動電極と工作片間に点火する。
溶接ワイヤが供給されるや否や、ミグアークが自発的に
かつはねがけを生ずることなく点火し、ミグアーク点火
後スイッチは閉ざされて、ノズルが非消耗起動電極に電
気的に接続され、プラズマアークがノズルによって引継
がれる。
かつはねがけを生ずることなく点火し、ミグアーク点火
後スイッチは閉ざされて、ノズルが非消耗起動電極に電
気的に接続され、プラズマアークがノズルによって引継
がれる。
以下、添付図面に基づき本考案の実施例を詳述する。
装置1はハウジング3をもつ溶接トーチ2と、ノズル5
と、プラズマ孔7を有する。
と、プラズマ孔7を有する。
タングステンからなりまた起動電極として働く非消耗起
動電極9をもつ電極ホルダー8はプラズマ孔7に対して
偏心的にハウジング3内に配置される。
動電極9をもつ電極ホルダー8はプラズマ孔7に対して
偏心的にハウジング3内に配置される。
溶接ワイヤ11は電極接触管13によりプラズマ孔7を
通して送られる。
通して送られる。
電極ホルダー8と電極接触管13は絶縁材料からなるカ
ップ12内に保持され、そのためハウジング、電極接触
管および非消耗起動電極はお互に電気絶縁されている。
ップ12内に保持され、そのためハウジング、電極接触
管および非消耗起動電極はお互に電気絶縁されている。
溶接ワイヤ11の搬送はモータ17により制御できる速
度で駆動される送−リローラ15により行なう。
度で駆動される送−リローラ15により行なう。
更に溶接トーチ2はプラズマガスA、例えばアルゴンを
供給するための供給管19をもつ。
供給するための供給管19をもつ。
連結部21とスクリーン20はシールドガスS、例えば
アルゴンと二酸化炭素との混合物を供給するのに役立つ
。
アルゴンと二酸化炭素との混合物を供給するのに役立つ
。
ハウジング3、電極ホルダー8および電極接触管13は
冷却ダクトを有するが、図にはハウジング3の冷却ダク
ト22のみを示している。
冷却ダクトを有するが、図にはハウジング3の冷却ダク
ト22のみを示している。
冷却ダクトは冷却水Wの送入と送出のために連結部23
′と23“、25′と25“、27′と27“と連結し
ている。
′と23“、25′と25“、27′と27“と連結し
ている。
非消耗起動電極9は、電極ホルダー8上の接続接点28
を介して第一電気供給源29の端子の1つに高周波発電
機31を経て接続されている。
を介して第一電気供給源29の端子の1つに高周波発電
機31を経て接続されている。
溶接ワイヤ11は電気接触管13上の接続接点32を経
て第二電気供給源33の端子の1つに接続される。
て第二電気供給源33の端子の1つに接続される。
工作片35は電気供給源29と33の上記とは反対側の
端子に夫夫接続される。
端子に夫夫接続される。
溶接中プラズマアーク用の非消耗電極として働くノズル
5は第一電気供給源29に、ハウジング3上の接続端子
37とスイッチ39を経て接続される。
5は第一電気供給源29に、ハウジング3上の接続端子
37とスイッチ39を経て接続される。
スイッチ39は手動スイッチとして構成されるが、好適
には磁気スイッチとするのがよい。
には磁気スイッチとするのがよい。
上述の装置で溶接作業を行なうために、非消耗起動電極
9、電極接触管13および工作片35は電気供給源29
.33に接続され、スイッチ39は開かれている。
9、電極接触管13および工作片35は電気供給源29
.33に接続され、スイッチ39は開かれている。
プラズマガスAは供給管19を経て供給される。
シールドガスSは接続部21を経て供給される。
プラズマガス流中で、プラズマアークは電気供給源29
と高周波発電機31により非消耗起動電極9と工作片間
で点火される。
と高周波発電機31により非消耗起動電極9と工作片間
で点火される。
溶接ワイヤ11は送りローラ15を用いて駆動され、プ
ラズマアークにより生じたガスプラズマ内に軸線方向に
導入される。
ラズマアークにより生じたガスプラズマ内に軸線方向に
導入される。
ミグアークが自発的にはねかけを起すことなく点火せし
められ、溶接ワイヤ11と工作片35間に電気供給源3
3によって維持される。
められ、溶接ワイヤ11と工作片35間に電気供給源3
3によって維持される。
スイッチ39を閉じることにより、ノズル5は非消耗起
動電極9に電気的に接続され、その結果非消耗起動電極
9上のプラズマアーク根元はノズル5に跳び移る。
動電極9に電気的に接続され、その結果非消耗起動電極
9上のプラズマアーク根元はノズル5に跳び移る。
その後ノズル5と工作片35間のプラズマアークは電気
供給源29により維持される。
供給源29により維持される。
図は本考案装置の1実施例を示す図である。
2・・・・・・溶接トーチ、3・・・・・・ハウジング
、5・・・・・・ノズル、7・・・・・・プラズマ孔、
8・・・・・・電極ホルダー9・・・・・・非消耗起動
電極、11・・・・・・溶接ワイヤ、12・・・・・・
カップ、13・・・・・・電極接触管、15・・・・・
・送りローラ、19・・・・・・供給管、20・・・・
・・スクリーン、21・・・・・・連結部、22・・・
・・・冷却ダクト、28゜32・・・・・・接続接点、
29・・・・・・第一電気供給源、31・・・・・・高
周波発電機、33・・・・・・第二電気供給源、35・
・・・・・工作片、37・・・・・・接続端子、39・
・・・・・スイッチ。
、5・・・・・・ノズル、7・・・・・・プラズマ孔、
8・・・・・・電極ホルダー9・・・・・・非消耗起動
電極、11・・・・・・溶接ワイヤ、12・・・・・・
カップ、13・・・・・・電極接触管、15・・・・・
・送りローラ、19・・・・・・供給管、20・・・・
・・スクリーン、21・・・・・・連結部、22・・・
・・・冷却ダクト、28゜32・・・・・・接続接点、
29・・・・・・第一電気供給源、31・・・・・・高
周波発電機、33・・・・・・第二電気供給源、35・
・・・・・工作片、37・・・・・・接続端子、39・
・・・・・スイッチ。
Claims (1)
- プラズマ孔をもつノズルを有するハウジングからなる溶
接トーチと、前記ハウジング内の消耗電極接触管と、前
記ハウジングにプラズマガスを供給する連結部と、スイ
ッチを介して前記ノズルに接続できる第一電気供給源と
、前記電極接触管に接続できる第二電気供給源と、前記
ハウジング内に配置されかつ高周波発電機を経て前記第
一電気供給源へ接続される非消耗起動電極を備えたこと
を特徴とするプラズマ−ミグ溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1681383U JPS5853177Y2 (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | プラズマ−ミグ溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1681383U JPS5853177Y2 (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | プラズマ−ミグ溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58147672U JPS58147672U (ja) | 1983-10-04 |
JPS5853177Y2 true JPS5853177Y2 (ja) | 1983-12-03 |
Family
ID=30029167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1681383U Expired JPS5853177Y2 (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | プラズマ−ミグ溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853177Y2 (ja) |
-
1983
- 1983-02-09 JP JP1681383U patent/JPS5853177Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58147672U (ja) | 1983-10-04 |
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