JPS5853022B2 - 分散性モノアゾ染料の製法 - Google Patents
分散性モノアゾ染料の製法Info
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- JPS5853022B2 JPS5853022B2 JP48064603A JP6460373A JPS5853022B2 JP S5853022 B2 JPS5853022 B2 JP S5853022B2 JP 48064603 A JP48064603 A JP 48064603A JP 6460373 A JP6460373 A JP 6460373A JP S5853022 B2 JPS5853022 B2 JP S5853022B2
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- Japan
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- group
- lower alkoxy
- cyano
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- atom
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
- C09B29/06—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from coupling components containing amino as the only directing group
- C09B29/08—Amino benzenes
- C09B29/0805—Amino benzenes free of acid groups
- C09B29/0807—Amino benzenes free of acid groups characterised by the amino group
- C09B29/0809—Amino benzenes free of acid groups characterised by the amino group substituted amino group
- C09B29/0811—Amino benzenes free of acid groups characterised by the amino group substituted amino group further substituted alkylamino, alkenylamino, alkynylamino, cycloalkylamino aralkylamino or arylamino
- C09B29/0823—Amino benzenes free of acid groups characterised by the amino group substituted amino group further substituted alkylamino, alkenylamino, alkynylamino, cycloalkylamino aralkylamino or arylamino substituted by CN
- C09B29/0827—Amino benzenes free of acid groups characterised by the amino group substituted amino group further substituted alkylamino, alkenylamino, alkynylamino, cycloalkylamino aralkylamino or arylamino substituted by CN having N(-alkenylene/-alkynylene-CO)(-alkenylene/-alkynylene-CN)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、合成繊維材料、特にポリエステル繊維材料を
染色するために好適である分散性モノアゾ染料の製法に
関する。
染色するために好適である分散性モノアゾ染料の製法に
関する。
英国特許第909843号明細書には、式:〔式中りは
単環式又は双環式芳香族核を表わし、Rは低級アルキル
基又はアリールアルキル基を表わし、これらのいずれか
はスルホン酸基及びカルボン酸基の他の置換分を有して
いてもよい、又は基又は−CH2CH2一基を表わし、
には1〜4個の炭素原子を有する二価又は三価の飽和脂
肪族の基を表わし、Xはシアノ基、低級アルコキシ基、
カルボ(低級アルコキシ)基、カルボンアミド基、アシ
ル基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、アミノ基1、
アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基又は単環式アリ
ール基を表わし、nは1又は2でありかつ核り及びEは
スルホン酸基及びカルボン酸基の他の置換分を有してい
てもよい〕で示される水不溶性のアゾ染料が記載されて
いる。
単環式又は双環式芳香族核を表わし、Rは低級アルキル
基又はアリールアルキル基を表わし、これらのいずれか
はスルホン酸基及びカルボン酸基の他の置換分を有して
いてもよい、又は基又は−CH2CH2一基を表わし、
には1〜4個の炭素原子を有する二価又は三価の飽和脂
肪族の基を表わし、Xはシアノ基、低級アルコキシ基、
カルボ(低級アルコキシ)基、カルボンアミド基、アシ
ル基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、アミノ基1、
アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基又は単環式アリ
ール基を表わし、nは1又は2でありかつ核り及びEは
スルホン酸基及びカルボン酸基の他の置換分を有してい
てもよい〕で示される水不溶性のアゾ染料が記載されて
いる。
前記特許明細書には、この種の染料はポリエステル繊維
材料を染色するために好適であると記載されているが、
今般カップリング成分が付加的にアシルアミノ基を含有
しているものが特に有用な染料群であることが判明した
。
材料を染色するために好適であると記載されているが、
今般カップリング成分が付加的にアシルアミノ基を含有
しているものが特に有用な染料群であることが判明した
。
それというのも、該染料は熱処理に対して一層高い堅牢
性を示すからである。
性を示すからである。
本発明によれば、式:
〔式中、
Uは水素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基、低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基、アミノカルボニル基、N
−エチルアミノカルボニル基、N・N−ジエチルアミノ
カルボニル基、N−o−ニトロフェニルアミノカルボニ
ル基、N−2・5−ジクロルフェニルアミノカルボニル
基、低級アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカル
ボニル基、又はβ−フェニルエトキシカルボニル基を表
わし、■は水素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基又
は低級アルコキシカルボニル基を表わし、Wは水素原子
、シアノ基、ニトロ基、チオシアノ基、塩素原子、臭素
原子、メトキシカルボニル基、メチルスルホニル基、N
−ブチルアミノスルホニル基、N−N−ジエチルアミノ
スルホニル基、N−:r−チル−N−フェニルアミノス
ルホニル基、N−ヘキシルアミノスルホニル基又はN−
β−フェニルエチルアミノスルホニル基を表わし、Qは
水素原子、塩素原子、臭素原子、低級アルコキシ基又は
低級アルコキシカルボニル基を表わし Rはシアノ低級アルキル基を表わし、 A及びA1は夫々独立に低級アルキレン基を表わし、 Xはシアノ基、低級アルコキシ基、低級アルコキシ低級
アルコキシ基、低級アルコキシ低級アルコキシ低級アル
コキシ基、塩素原子、臭素原子、低級アルコキシカルボ
ニル基、低級アルキルカルボニル基、フェノキシカルボ
ニル基又はフェノキシ基を表わし、 Yは低級アルコキシカルボニル基、低級アルキルカルボ
ニル基、フェニルカルボニル基、フェニル低級アルコキ
シカルボニル基、低級アルキルスルホニル基、フェニル
スルホニル基、アミノカルボニル基又はN−低級アルキ
ルアミノカルボニル基を表わす〕で示される分散性モノ
アゾ染料が提供される。
ルキル基、低級アルコキシ基、アミノカルボニル基、N
−エチルアミノカルボニル基、N・N−ジエチルアミノ
カルボニル基、N−o−ニトロフェニルアミノカルボニ
ル基、N−2・5−ジクロルフェニルアミノカルボニル
基、低級アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカル
ボニル基、又はβ−フェニルエトキシカルボニル基を表
わし、■は水素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基又
は低級アルコキシカルボニル基を表わし、Wは水素原子
、シアノ基、ニトロ基、チオシアノ基、塩素原子、臭素
原子、メトキシカルボニル基、メチルスルホニル基、N
−ブチルアミノスルホニル基、N−N−ジエチルアミノ
スルホニル基、N−:r−チル−N−フェニルアミノス
ルホニル基、N−ヘキシルアミノスルホニル基又はN−
β−フェニルエチルアミノスルホニル基を表わし、Qは
水素原子、塩素原子、臭素原子、低級アルコキシ基又は
低級アルコキシカルボニル基を表わし Rはシアノ低級アルキル基を表わし、 A及びA1は夫々独立に低級アルキレン基を表わし、 Xはシアノ基、低級アルコキシ基、低級アルコキシ低級
アルコキシ基、低級アルコキシ低級アルコキシ低級アル
コキシ基、塩素原子、臭素原子、低級アルコキシカルボ
ニル基、低級アルキルカルボニル基、フェノキシカルボ
ニル基又はフェノキシ基を表わし、 Yは低級アルコキシカルボニル基、低級アルキルカルボ
ニル基、フェニルカルボニル基、フェニル低級アルコキ
シカルボニル基、低級アルキルスルホニル基、フェニル
スルホニル基、アミノカルボニル基又はN−低級アルキ
ルアミノカルボニル基を表わす〕で示される分散性モノ
アゾ染料が提供される。
Qは水素であり、またYは低級アルキルカルボニル基で
あるのが有利である。
あるのが有利である。
本明細書中、用語”低級アルキル基″“低級アルコキシ
基”及び6低級アルキレン基”は、夫夫1〜4個の炭素
原子を有するアルキル基、アルコキシ基及びアルキレン
基を表わすものとして使用されている。
基”及び6低級アルキレン基”は、夫夫1〜4個の炭素
原子を有するアルキル基、アルコキシ基及びアルキレン
基を表わすものとして使用されている。
A及びA1によって表わされる低級アルキレン基の例と
しては、メチレン、トリメチレン、テトラメチレン、プ
ロピレン及びなかんずくエチレンを挙げることができる
。
しては、メチレン、トリメチレン、テトラメチレン、プ
ロピレン及びなかんずくエチレンを挙げることができる
。
Rによって表わされるシアノ低級アルキル基の例として
は、シアノメチル、γ−シアノプロピル、δ−シアノブ
チル及びなかんずくβ−シアノエチルを挙げることがで
きる。
は、シアノメチル、γ−シアノプロピル、δ−シアノブ
チル及びなかんずくβ−シアノエチルを挙げることがで
きる。
Uによって表わされる低級アルキル基の例としては、メ
チル及びエチルを挙げることができる。
チル及びエチルを挙げることができる。
UlQ及びXによって表わされる低級アルコキシ基の例
としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ及びブトキ
シを挙げることができる。
としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ及びブトキ
シを挙げることができる。
■、X及びYによって表わされる低級アルコキシカルボ
ニル基の例としては、メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル及びブトキシカルボニルを挙げることができる
。
ニル基の例としては、メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル及びブトキシカルボニルを挙げることができる
。
Xによって表わされる低級アルコキシ低級アルコキシ基
の例としては、β−(メトキシ又はエトキシ)エトキシ
及びγ−メトキシプロポキシ基を挙げることができかつ
Xによって表わされる低級アルコキシ低級アルコキシ低
級アルコキシ基の例としては、β−(β′−エトキシエ
トキシ)エトキシを挙げることができる。
の例としては、β−(メトキシ又はエトキシ)エトキシ
及びγ−メトキシプロポキシ基を挙げることができかつ
Xによって表わされる低級アルコキシ低級アルコキシ低
級アルコキシ基の例としては、β−(β′−エトキシエ
トキシ)エトキシを挙げることができる。
Xによって表わされる低級アルキルカルボニル基の例と
しては、アセチルを挙げることができる。
しては、アセチルを挙げることができる。
Yによって表わされる低級アルキルカルボニル基の例と
しては、プロピオニル、ブチリル及びなかんずくアセチ
ルを挙げることができる。
しては、プロピオニル、ブチリル及びなかんずくアセチ
ルを挙げることができる。
Yによって表わされるフェニル低級アルコキシカルボニ
ル基の例としては、ベンジルオキシカルボニル及びβ−
フェニルエトキシカルボニルを挙げることができる。
ル基の例としては、ベンジルオキシカルボニル及びβ−
フェニルエトキシカルボニルを挙げることができる。
Yによって表わされる低級アルキルスルホニル基の例ト
シては、メチルスルホニル、エチルスルホニルを挙げる
ことができる。
シては、メチルスルホニル、エチルスルホニルを挙げる
ことができる。
Yによって表わされるN−低級アルキルアミノカルボニ
ル基は、有利にはN−メチルアミノカルボニル及びN:
NジエチルアミノカルボニルのようなN−低級アルキル
及びN:N−ジ低級アルキルアミノカルボニル基である
。
ル基は、有利にはN−メチルアミノカルボニル及びN:
NジエチルアミノカルボニルのようなN−低級アルキル
及びN:N−ジ低級アルキルアミノカルボニル基である
。
Uによって表わされるC0−5−アルコキシカルボニル
基の例は、有利にはメトキシカルボニル及びエトキシカ
ルボニルのような低級アルコキシカルボニル基である。
基の例は、有利にはメトキシカルボニル及びエトキシカ
ルボニルのような低級アルコキシカルボニル基である。
更に、本発明によれば本発明による染料の製法が提供さ
れ、該方法は式: で示されるアミンをジアゾ化しかつ生成するジアゾ化合
物を式: で示されるカップリング成分でカップリングさせせるこ
とより成る〔前記式中Q、W、U、V、A、A1、R,
X及びYは前記のものを表わし、アミン及びカップリン
グ成分はカルボン酸基及びスルホン酸基を含んでいない
ものである〕。
れ、該方法は式: で示されるアミンをジアゾ化しかつ生成するジアゾ化合
物を式: で示されるカップリング成分でカップリングさせせるこ
とより成る〔前記式中Q、W、U、V、A、A1、R,
X及びYは前記のものを表わし、アミン及びカップリン
グ成分はカルボン酸基及びスルホン酸基を含んでいない
ものである〕。
本発明方法は、有利には強無機酸の水溶液中の前記アミ
ンの溶液又は懸濁液に亜硝酸ナトリウムを加えるか又は
ニトロシル硫酸中のアミンを攪拌しかつ得られるジアゾ
化合物の溶液又は懸濁液を酸及び(又は)水と混和しな
い有機液体を含有する水中の前記カップリング成分の溶
液に加え、必要であればカップリングを促進させるため
に混合物のpHを調整し、次いで形成される染料を常法
によって単離することにより実施することができる。
ンの溶液又は懸濁液に亜硝酸ナトリウムを加えるか又は
ニトロシル硫酸中のアミンを攪拌しかつ得られるジアゾ
化合物の溶液又は懸濁液を酸及び(又は)水と混和しな
い有機液体を含有する水中の前記カップリング成分の溶
液に加え、必要であればカップリングを促進させるため
に混合物のpHを調整し、次いで形成される染料を常法
によって単離することにより実施することができる。
前記アミンの例としては、2−(クロル−、ブ☆・ロム
−、メチルスルホニル−、シアノ−、メトキシ−又ハメ
トキシカルボニルー)−4−ニトロアニリン、2:6−
ジ(クロル−、フロム−、シアノ−又はメトキシカルボ
ニル−)−4−二)ロアニ+)7.2−(クロル−又ハ
フロム−)−4−ニトロ−6−シアノアニリン、2−メ
トキシ−4−ニトロ−6−クロロアニリン及び4−(シ
アノ−クロル−、メトキシ−、メトキシカルボニル−、
カルバモイル−又はチオシアノ−)−2−又は3(クロ
ル−、ブロム−、メトキシ−又はメトキシカルボニル)
−アニリンを挙げることができる。
−、メチルスルホニル−、シアノ−、メトキシ−又ハメ
トキシカルボニルー)−4−ニトロアニリン、2:6−
ジ(クロル−、フロム−、シアノ−又はメトキシカルボ
ニル−)−4−二)ロアニ+)7.2−(クロル−又ハ
フロム−)−4−ニトロ−6−シアノアニリン、2−メ
トキシ−4−ニトロ−6−クロロアニリン及び4−(シ
アノ−クロル−、メトキシ−、メトキシカルボニル−、
カルバモイル−又はチオシアノ−)−2−又は3(クロ
ル−、ブロム−、メトキシ−又はメトキシカルボニル)
−アニリンを挙げることができる。
前記カップリング成分の例としては、3−(アセチルア
ミノ、プロピオニルアミノ−又はメチルスルホニルアミ
ノ)−N−(、β−シアノエチル)−N−(β−(β′
−メトキシカルボニル)エチルコアニリン、3−アセチ
ルアミノ−N−(β−シアノエチル)−N−(β−(β
−シアノエトキシカルボニル)エチルコアニリン及び3
−アセチルアミノ−N−(β−シアノエチル) −N−
r:β−(β′−フェノキシ−エトキシカルボニル)エ
チルコアニリンを挙げることができる。
ミノ、プロピオニルアミノ−又はメチルスルホニルアミ
ノ)−N−(、β−シアノエチル)−N−(β−(β′
−メトキシカルボニル)エチルコアニリン、3−アセチ
ルアミノ−N−(β−シアノエチル)−N−(β−(β
−シアノエトキシカルボニル)エチルコアニリン及び3
−アセチルアミノ−N−(β−シアノエチル) −N−
r:β−(β′−フェノキシ−エトキシカルボニル)エ
チルコアニリンを挙げることができる。
前記カップリング成分自体は、適当なモノアシル化され
たm−フェニレンジアミンをアクリロニトリル又はクロ
ルアルキルニトリルと反応させて3−アシルアミノ−N
−(シアノ低級アルキル)アニリンを生せしめ、次いで
これをアクリル酸又はクロル低級アルキルカルボン酸と
反応させかつ次いで得られる3−アシルアミノ−N−(
シアノ低級アルキル)アニリンを式:x−A′−OHの
アルコールで直接的に又は相応するメチルエステルのト
ランス−エステル化によってエステル化することにより
製造することができる。
たm−フェニレンジアミンをアクリロニトリル又はクロ
ルアルキルニトリルと反応させて3−アシルアミノ−N
−(シアノ低級アルキル)アニリンを生せしめ、次いで
これをアクリル酸又はクロル低級アルキルカルボン酸と
反応させかつ次いで得られる3−アシルアミノ−N−(
シアノ低級アルキル)アニリンを式:x−A′−OHの
アルコールで直接的に又は相応するメチルエステルのト
ランス−エステル化によってエステル化することにより
製造することができる。
本発明の染料の有利な第1の群類は、式:〔式中U1は
塩素原子、臭素原子、シアノ基、低級アルコキシ基又は
低級アルコキシカルボニル基を表わし、■1は水素原子
、塩素原子、臭素原子、シアノ基又は低級アルコキシカ
ルボニル基を表わし、Rはシアノ低級アルキル基を表わ
し、A及びA1は夫々独立に低級アルキレン基を表わし
、Xlはシアノ基、低級アルコキシ基又は置換又は非置
換フェノキシ基を表わし、がっYは低級アルコキシカル
ボニル基、低級アルキルカルボニル基、・置換又は非置
換フェニルカルボニル基、低級アルキルスルホニル基又
は置換又は非置換フェニルスルホニル基を表わす〕で示
される染料を包含する。
塩素原子、臭素原子、シアノ基、低級アルコキシ基又は
低級アルコキシカルボニル基を表わし、■1は水素原子
、塩素原子、臭素原子、シアノ基又は低級アルコキシカ
ルボニル基を表わし、Rはシアノ低級アルキル基を表わ
し、A及びA1は夫々独立に低級アルキレン基を表わし
、Xlはシアノ基、低級アルコキシ基又は置換又は非置
換フェノキシ基を表わし、がっYは低級アルコキシカル
ボニル基、低級アルキルカルボニル基、・置換又は非置
換フェニルカルボニル基、低級アルキルスルホニル基又
は置換又は非置換フェニルスルホニル基を表わす〕で示
される染料を包含する。
本発明の染料の2番目に有利な群類は、
〔式中U1及び■1は前記のものを表わし、Zは低級ア
ルキル(有利にはメチル又はエチル)基を表わしかつX
2はシアノ基又は低級アルコキシ基を表わす〕で示され
る染料を包含する。
ルキル(有利にはメチル又はエチル)基を表わしかつX
2はシアノ基又は低級アルコキシ基を表わす〕で示され
る染料を包含する。
本発明による分散性モノアゾ染料は、合成繊維材料、特
にポリエステル繊維材料を染色するために好適であり、
これらの繊維材料はファイバー又はフィラメント又は織
物又は編物の形であってよい。
にポリエステル繊維材料を染色するために好適であり、
これらの繊維材料はファイバー又はフィラメント又は織
物又は編物の形であってよい。
前記染料は、次のような工程によって合成繊維材料を染
色するために通常使用することができる方法を使用する
染色法、パジング法又は捺染法により適用することがで
きる。
色するために通常使用することができる方法を使用する
染色法、パジング法又は捺染法により適用することがで
きる。
従って、例えばポリエステル繊維材料を前記染料の1つ
以上の水性分散液から成る染浴中に浸漬し、次いでキャ
リアーの存在で一般に約100℃の温度で染色を行い又
はキャリアーが望ましくない場合には過圧下に高めた温
度(120〜140℃)で染色を行う。
以上の水性分散液から成る染浴中に浸漬し、次いでキャ
リアーの存在で一般に約100℃の温度で染色を行い又
はキャリアーが望ましくない場合には過圧下に高めた温
度(120〜140℃)で染色を行う。
この工程が終ると、染色されたポリエステル繊維材料を
水中又は石けん又は合成洗浄剤の水溶液中ですすぎ又は
有利にはハイドロサルファイドのアルカリ水溶液中で洗
浄処理し、再び水中ですすぐ。
水中又は石けん又は合成洗浄剤の水溶液中ですすぎ又は
有利にはハイドロサルファイドのアルカリ水溶液中で洗
浄処理し、再び水中ですすぐ。
本発明による染料は、ポリエステル繊維材料に対して優
れた染着特性を有しており、従って強濃度の色相を得る
ことができ、得られた染色は日光、湿式処理及び乾燥熱
処理に対する優れた堅牢性を有しておりかつこの後者の
特性は−NHY基を含んでいない相応する染料からのポ
リエステル繊維材料において得られた染色に比較して優
っている。
れた染着特性を有しており、従って強濃度の色相を得る
ことができ、得られた染色は日光、湿式処理及び乾燥熱
処理に対する優れた堅牢性を有しておりかつこの後者の
特性は−NHY基を含んでいない相応する染料からのポ
リエステル繊維材料において得られた染色に比較して優
っている。
本発明の染料は、合成繊維材料、特に芳香族ポリエステ
ル繊維材料を有利には合成ポリマーを原液着色し、引続
き紡糸するかまたは特に減圧下に転写カラープリンテン
グ法によって染色するためにも好適である。
ル繊維材料を有利には合成ポリマーを原液着色し、引続
き紡糸するかまたは特に減圧下に転写カラープリンテン
グ法によって染色するためにも好適である。
次に実施例につき本発明を詳説するが、本発明は以下の
実施例に限定されるものでなく、尚例中の1部」及び「
%」は「重量部」及び「重量%」である。
実施例に限定されるものでなく、尚例中の1部」及び「
%」は「重量部」及び「重量%」である。
例1
塩化水素酸のION水溶液4.5部を酢酸20部中の2
−クロル−4−ニトロアニリン1.72部(7)溶液に
加える。
−クロル−4−ニトロアニリン1.72部(7)溶液に
加える。
その混合物を10℃に冷却し、水7.5部中の亜硝酸ナ
トリウム0.7部の溶液を加えかつその混合物を5〜1
0℃で15分間攪拌する。
トリウム0.7部の溶液を加えかつその混合物を5〜1
0℃で15分間攪拌する。
水20部を加えかつ次いで任意の過剰の亜硝酸なスルフ
ァミノ酸を添加することによって分解させる。
ァミノ酸を添加することによって分解させる。
次いで、得られる溶液を水50部、塩化水素酸のION
水溶液3部及びアセトン50部中の3−アセチルアミノ
−N−(β−シアノエチル)N−〔β−(βl−メトキ
シエトキシカルボニル)エチル〕アニリン3.33部の
溶液に加える。
水溶液3部及びアセトン50部中の3−アセチルアミノ
−N−(β−シアノエチル)N−〔β−(βl−メトキ
シエトキシカルボニル)エチル〕アニリン3.33部の
溶液に加える。
次いで混合物がもはやコンゴーレッドに対して酸性を示
さなくなるまで酢酸ナトリウムを加えかつその混合物を
4時間攪拌する。
さなくなるまで酢酸ナトリウムを加えかつその混合物を
4時間攪拌する。
次いで、沈殿した染料を濾別し、水で洗浄しかつ乾燥さ
せる。
せる。
水性媒体中に分散させると、この染料はポリエチレンテ
レフタレート繊維材料を、日光及び乾燥熱処理に対して
優れた堅牢性を有する赤色の色相(λmax= 500
)に染色する。
レフタレート繊維材料を、日光及び乾燥熱処理に対して
優れた堅牢性を有する赤色の色相(λmax= 500
)に染色する。
例2
例1で使用した2−クロル−4−ニトロアニリン1.7
3部の代りに2−メトキシ−4−ニトロアニリン1.6
8部を使用する、この際にはポリエチレンテレフタレー
ト繊維材料に対して適用すると熱及び日光に対して優れ
た堅牢性を有する赤色のコ色相(λmax= 498
)を与える染料が得られる。
3部の代りに2−メトキシ−4−ニトロアニリン1.6
8部を使用する、この際にはポリエチレンテレフタレー
ト繊維材料に対して適用すると熱及び日光に対して優れ
た堅牢性を有する赤色のコ色相(λmax= 498
)を与える染料が得られる。
次の表に、式:
〔式中の符号は表の夫々の欄に示したものを表わす〕で
示される本発明の染料の別例を列記する。
示される本発明の染料の別例を列記する。
表の最後から2番目の欄には、芳香族ポリエステル繊維
材料に染色を適用した際に得られる色相をかつ最後の欄
にはλmaXの値を示す。
材料に染色を適用した際に得られる色相をかつ最後の欄
にはλmaXの値を示す。
で示される適当なアミンをジアゾ化しかつ式:で示され
る適当なカップリング成分でカップリングすることによ
って得ることができた。
る適当なカップリング成分でカップリングすることによ
って得ることができた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式: 〔式中、Uは水素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基
、低級アルキル基、低級アルコキシ基、アミノカルボニ
ル基、N−エチルアミノカルボニル基、N−N−ジエチ
ルアミノカルボニル基、NO−ニトロフェニルアミノカ
ルボニル基、N−2・5−ジクロルフェニルアミノカル
ボニル基、低級アルコキシカルボニル基、ベンジルオキ
シカルボニル基又ハβ−フェニルエトキシカルボニル基
を表わし、 ■は水素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基又は低級
アルコキシカルボニル基を表わし、Wは水素原子、シア
ノ基、三トロ基、チオシアノ基、塩素原子、臭素原子、
メトキシカルボニル基、メチルスルホニル基、N−ブチ
ルアミノスルホニル基、N−N−ジエチルアミノスルホ
ニル基、N−−−r−fルーN−フェニルアミノスルホ
ニル基、N〜ヘキシルアミノスルホニル基又はN−β−
フェニルエチルアミノスルホニル基を表わし、Qは水素
原子、塩素原子、臭素原子、低級アルコキシ基又は低級
アルコキシカルボニル基を表わし、 Rはシアノ低級アルキル基を表わし、 A及びAIは夫々独立に低級アルキレン基を表わし、 Xはシアノ基、低級アルコキシ基、低級アルコキシ低級
アルコキシ基、低級アルコキシ低級アルコキシ低級アル
ロキシ基、塩素原子、臭素原子、低級アルコキシカルボ
ニル基、低級アルキルカルボニル基、フェノキシカルボ
ニル基又はフェノキシ基を表わし、 Yは低級アルコキシカルボニル基、低級アルキルカルボ
ニル基、フェニルカルボニル基、フェニル低級アルコキ
シカルボニル基、低級アルキルスルホニル基、フェニル
スルホニル基、アミノカルボニル基又はN−低級アルキ
ルアミノカルボニル基を表わす〕で示される分散性モノ
アゾ染料を製造する方法において、式: で示されるアミンをジアゾ化しかつ生成するジアゾ化合
物を式: で示されるカップリング成分でカップリングすることか
ら戒り、尚前記式中のQ、W、U、■、A、A’ 、R
,X及びYは前記のものを表わしかつ前記アミン及びカ
ップリング成分はカルボン酸基及びスルホン酸基を含ん
でいないことを特徴とする、分散性モノアゾ染料の製法
。 ☆
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
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GB2680872 | 1972-06-08 |
Publications (2)
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JPS5853022B2 true JPS5853022B2 (ja) | 1983-11-26 |
Family
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Family Applications (1)
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