JPS5852921Y2 - 包装用長尺フイルム状物 - Google Patents

包装用長尺フイルム状物

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Publication number
JPS5852921Y2
JPS5852921Y2 JP1979080135U JP8013579U JPS5852921Y2 JP S5852921 Y2 JPS5852921 Y2 JP S5852921Y2 JP 1979080135 U JP1979080135 U JP 1979080135U JP 8013579 U JP8013579 U JP 8013579U JP S5852921 Y2 JPS5852921 Y2 JP S5852921Y2
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JP
Japan
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film
packaging
long film
aluminum
adhered
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979080135U
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English (en)
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JPS55179831U (ja
Inventor
和幸 山田
Original Assignee
旭フアイバ−グラス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭フアイバ−グラス株式会社 filed Critical 旭フアイバ−グラス株式会社
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Publication of JPS55179831U publication Critical patent/JPS55179831U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は包装用長尺フィルム状物に関するものである。
長尺のプラスチックフィルムのようなフィルム状物は各
種包装用に広く用いられている。
フィルム状物は供給ロールから引出しロール、押えロー
ル等各種ロールを使用して包装機へ連続的に供給される
が、この間に蛇行を生じたりして位置がずれ易く、フィ
ルム状物の位置がずれると包装不良品が発生する。
本考案はこのような難点を解決し、位置決めの容易でず
れの生じないフィルム状物を提供する為の検討に基づく
新なる提案である。
本考案は即ち一定厚みにアルミニュームを被着した被着
部とアルミニュームを被着していない非被着部とを所定
幅で設けた包装用長尺フィルム状物に関するものである
次に本考案を添付図面に就いて説明する。
第1図は本考案包装用長尺フィルム状物の一態様を示す
ものであり図において1は本考案包装用長尺フィルム状
物で互に密着した長尺フィルム基体4及びアルミニュー
ム層5とで構成されており、フィルム基体4とその上に
被着された一定厚みのアルミニューム層5とよりなる被
着部2が中央部に、フィルム基体4のみよりなり、その
上にアルミニューム層が被着されていない非被着部3が
両端部にそれぞれ所定幅で形成されている。
なお6は被着部と非被着部を区画する境界線である。
第2図は本考案包装用長尺フィルム状物の他の実施態様
を示すもので、長尺の互に密着したフィルム基体4及び
アルミニューム層5とで構成され、第1図と同様な被着
部2と非被着部3との間に境界領域7が夫々所定幅で形
成されており、この境界領域においては第2図−2に示
すようにアルミニューム被着量が非被着部に向けて次第
に減少している。
第3図は本考案のさらに他の実施態様を示すもので、両
端部には幅の比較的狭い非被着部3−1が、中央部には
幅の広い非被着部3−2が形成されており、これらの非
被着部の間には幅の狭い被着部2が夫々所定幅で形成さ
れている。
第4図に示す本考案の実施態様においては両端部に被着
部2が、中央部に非被着部3が形成され、被着部と非被
着部との間には第2図におけると同様アルミニュームの
被着量が非被着部に向けて次第に減少する境界領域7が
夫々所定幅で形成されている。
本考案のフィルム基体はプラスチックフィルムで構成す
るのが好ましいが、クラフト紙等を使用することもでき
る。
なおプラスチックフィルムとしてはポリエチレン、ポリ
エステル、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリテ゛ン、
ポリプロピレン等が好適に使用できる。
又アルミニューム層はアルミニューム箔を接着すること
によって形成することもできるが真空蒸着によって形成
するのが好ましい。
アルミニュームを蒸着によって形成する場合、その厚み
は4×102A°程度とするのが好適である。
次に本考案第1図に示す包装用長尺フィルム状物の使用
方法を、硬化されたグラスウールマットを連続的に包装
する場合について説明する。
第5図において長尺フィルム状物42をロール41から
押えロール43.43’で押えながら引出ロール44.
44’にて引出し、硬化されたグラスウールマット45
上に導入して、被包ロール46.46’、47.47’
48.48’、49.49’、50.50’、51.5
1’、52,53.54(一部は死角のため見えないの
で番号がないが両側面とも同様の配置になっている)に
より両側面つづいて下面にまでおりこみ、グラスウール
の上面と両側面及び下面の両側端部にまでおりこみフィ
ルム状物で端部を包み込んだ部分被覆グラスウールマッ
ト55となし、又、下面ロール56からは、クラフト紙
57を押えロール58,58’で押えながら、引出しロ
ール59.59’で引出し、溶融アスファルト塗布装置
60によりアスファルト61をクラフト紙57の幅方向
端部付近を除いて全面に塗布し、これと前述のマット5
5とを積層し、コンベヤー62.62’により加圧して
接着する。
ただし、第5図においては各種ロールの支持装置、駆動
装置及び単一なる搬送用ロール等は省略しており、又、
ロールの数、方向、長さ、大きさ等は単なる一列にすぎ
ないため何ら本考案を限定するものではない。
又、コンベヤー62.62’の代りにロールを使用して
押出することもできる。
上述のように長尺フィルム状物を連続的に折り曲げてグ
ラスウールマットを包装する場合フィルム状物は軟質の
ため位置決めが困難であり、蛇行して位置がずれ、包装
不良品が発生しやすい。
が、このような難点は本考案長尺フィルム状物を使用す
ることにより効果的に解消しうる。
第6図は本考案長尺フィルム状物を用いて第5図の方法
によって包装したグラスウールマットの分解図である。
グラスウールマット45は本考案長尺フィルム状物1及
びクラフト紙8で図示のように包装され、グラスウール
マット45及びフィルム状物1は夫々アスファルト層9
によってクラフト紙8と接着され、これらは一体となっ
ている。
この際アルミニュームの被着された被着部の幅りはマッ
ト厚みの2倍とマット中の和に等しく定められ、従って
被着部と非被着部との間の境界線6は丁度マット下部端
面に位置するようロールの位置等が定められ、フィルム
状物は境界線6において折り曲げられる。
本考案長尺フィルム状物においては被着部と非被着部と
は光の透過性、反射性其他の性質が大きく相違するので
、このような性質の差を利用して境界線の位置を光学的
方法等を用いて検出することにより、フィルム状物の位
置のずれの検出が容易であり、この検出結果を用いてフ
ィルム状物の位置を制御することによりフィルム状物を
常に所定の位置に保つことができる。
例えばこの検出値に応じて被包ロールの傾き、回転速度
等を制御することによりフィルム状物の位置を制御でき
る。
なおこの制御は手動で行なうこともできる。
アルミニューム層はアルミニュームを蒸着することによ
って形成することができる。
アルミニュームを蒸着する際マスキングを行なうことに
より蒸着の行なわれない被着部を形成させることができ
るが、このマスキング部材フィルム面からの距離を制御
することによりアルミニュームの蒸着量の次第に減少す
る境界領域を形成させることができ、このような境界領
域を有するフィルム状物を用い、境界領域を検出して制
御を行なうと、ある幅をもって制御を行なうことができ
るので、単一の境界線により0N−OFF制御を行なう
場合に比しA1−フィルムの位置制御を好適に行なうこ
とのできることが判明した。
さらにプラスチック基体を用いた場合は上述したような
境界線、域は境界領域においてフィルム状物を折り曲げ
るとフィルム状物の正規位置からのズレの生じ難いこと
が判明した。
その理由は充分明らかではないが、境界線或は境界領域
においてフィルムの剛性が急に変化するため、フィルム
は境界線或は境界領域で折れ曲り易く、本考案はこの境
界線或は境界領域でフィルムを折り曲げた場合、折り曲
げ位置の自己保持性が生ずるものと考えられる。
本考案包装用長尺フィルム状物は上述のように包装に際
して位置規整が容易であり又正規位置からのずれも生じ
難く包装用に極めて好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1−1.2−1.3−1.4−1図は本考案包装用長
尺フィルム状物の平面図、第1−2.2−2.3−2.
4−2図は夫々第1−1.2−1.3−1.4−1図に
対応する分解図、第5図は本考案の包装用長尺フィルム
状物の使用方法を説明するための斜視図、第6図は第5
図の方法によって包装された物品の分解図である。 なお図中1は包装用長尺フィルム状物、2は被着部、3
は非被着部、6は境界線、7は境界領域を示す。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)一定厚みにアルミニュームを被着した被着部とア
    ルミニュームを被着していない非被着部とを所定幅で設
    けた包装用長尺フィルム状物。
  2. (2)被着部と非被着部との間にアルミニューム被着量
    が次第に非被着部に向けて減少する境界領域を設けた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の包装用長尺フィルム
    状物。
  3. (3)フィルム状物は透明なプラスチックフィルムであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項、第2項記載の包装用
    長尺フィルム状物。
  4. (4)被着部と非被着部の間の境界線或は境界領域を曲
    り折げ部に設けた実用新案登録請求の範囲第3項記載の
    包装用長尺フィルム状物。
JP1979080135U 1979-06-14 1979-06-14 包装用長尺フイルム状物 Expired JPS5852921Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979080135U JPS5852921Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 包装用長尺フイルム状物

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55179831U JPS55179831U (ja) 1980-12-24
JPS5852921Y2 true JPS5852921Y2 (ja) 1983-12-02

Family

ID=29313501

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JP1979080135U Expired JPS5852921Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 包装用長尺フイルム状物

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5024598A (ja) * 1973-07-09 1975-03-15
JPS5066496A (ja) * 1973-10-17 1975-06-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5024598A (ja) * 1973-07-09 1975-03-15
JPS5066496A (ja) * 1973-10-17 1975-06-04

Also Published As

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JPS55179831U (ja) 1980-12-24

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