JPS5852836Y2 - 漏電ブレ−カ - Google Patents
漏電ブレ−カInfo
- Publication number
- JPS5852836Y2 JPS5852836Y2 JP1978043256U JP4325678U JPS5852836Y2 JP S5852836 Y2 JPS5852836 Y2 JP S5852836Y2 JP 1978043256 U JP1978043256 U JP 1978043256U JP 4325678 U JP4325678 U JP 4325678U JP S5852836 Y2 JPS5852836 Y2 JP S5852836Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- earth leakage
- circuit
- capacitor
- voltage
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は負荷電路ｌＬの漏電流を検出する零相変流器Ｚ
ＣＴと、この零相変流器ＺＣＴで検出した電圧を増巾す
る増巾部１と、増巾部１を付勢する定電圧電源部２と、
この定電圧電源部２に整流電圧を供給する整流部３と、
電路接点Ｓ １’？ ８２を駆動するトリップコイルＴ
Ｃ及び増巾部１出力にて付勢されるサイリスタＳＣＨの
直列回路を負荷電路ｌＬに並列接続したスイッチング部
４とを具備し、上記スイッチング部４のサイリスタＳＣ
Ｈの両端電圧をコンデンサＣを介して整流部３に入力す
るようにして成る漏電ブレーカに係るものである。
ＣＴと、この零相変流器ＺＣＴで検出した電圧を増巾す
る増巾部１と、増巾部１を付勢する定電圧電源部２と、
この定電圧電源部２に整流電圧を供給する整流部３と、
電路接点Ｓ １’？ ８２を駆動するトリップコイルＴ
Ｃ及び増巾部１出力にて付勢されるサイリスタＳＣＨの
直列回路を負荷電路ｌＬに並列接続したスイッチング部
４とを具備し、上記スイッチング部４のサイリスタＳＣ
Ｈの両端電圧をコンデンサＣを介して整流部３に入力す
るようにして成る漏電ブレーカに係るものである。
漏電電流の検出にてトリップコイルを励磁し、負荷電路
の電路接点を開極して漏電しゃ断を行なう漏電ブレーカ
として、従来、第１図又は第２図に示す回路構成をとる
ものがあった。
の電路接点を開極して漏電しゃ断を行なう漏電ブレーカ
として、従来、第１図又は第２図に示す回路構成をとる
ものがあった。
第１図の従来例にあっては、負荷電路ｌＬに漏電Ｉｇが
発生したならば、零相変流器ＺＣＴの２次巻線ｎ２に電
圧が誘起し、その誘起電圧を増巾部１で増巾し、増巾さ
れた電圧はサイリスタＳＣＲを付勢してターンオンさせ
、サイリスタＳＣＲがターンオンしたならばトリップコ
イルＴ、Ｃ→ダイオードブリッジＢ→サイリスタＳＣＲ
と電流が流れ電路接点Ｓ１．Ｓ２を開き負荷電路ｌＬを
しゃ断するように動作する。
発生したならば、零相変流器ＺＣＴの２次巻線ｎ２に電
圧が誘起し、その誘起電圧を増巾部１で増巾し、増巾さ
れた電圧はサイリスタＳＣＲを付勢してターンオンさせ
、サイリスタＳＣＲがターンオンしたならばトリップコ
イルＴ、Ｃ→ダイオードブリッジＢ→サイリスタＳＣＲ
と電流が流れ電路接点Ｓ１．Ｓ２を開き負荷電路ｌＬを
しゃ断するように動作する。
しかるに、漏電ブレーカを含む配線用しゃ断器において
は屋内配線施工時及び保守点検時に大地間及び異極間の
メガ測定を実施することがあるが、この第１図の漏電ブ
レーカではブレーカ電源電圧を負荷電路ｌＬから直接供
給しているために、異極間のメガ測定時に負荷電路ｌＬ
から見た漏電検出部すなわちａ、ｂ端間の抵抗をも測定
することになり、メガ測定本来の目的である負荷電路の
絶縁状態を測定することが不可能であった。
は屋内配線施工時及び保守点検時に大地間及び異極間の
メガ測定を実施することがあるが、この第１図の漏電ブ
レーカではブレーカ電源電圧を負荷電路ｌＬから直接供
給しているために、異極間のメガ測定時に負荷電路ｌＬ
から見た漏電検出部すなわちａ、ｂ端間の抵抗をも測定
することになり、メガ測定本来の目的である負荷電路の
絶縁状態を測定することが不可能であった。
このことがらメガ測定可能とするために第２図に示すよ
うに電路接点Ｓ１．Ｓ２に連動した中間接点Ｓｃを設け
、漏電ブレーカオフ状態では中間接点Ｓｃも開き、漏電
検出部は負荷電路ｌＬからしゃ断されるようにし工いた
。
うに電路接点Ｓ１．Ｓ２に連動した中間接点Ｓｃを設け
、漏電ブレーカオフ状態では中間接点Ｓｃも開き、漏電
検出部は負荷電路ｌＬからしゃ断されるようにし工いた
。
しかしこの方式では中間接点Ｓｃが追加さ゛れることに
なり、接触信頼性が低下するという問題があった。
なり、接触信頼性が低下するという問題があった。
本考案はかかる従来の問題を解決し、中間接点を設ける
ことなく漏電検出部を負荷電路から完全に遮断してメガ
測定を可能とする漏電ブレーカを提供するものである。
ことなく漏電検出部を負荷電路から完全に遮断してメガ
測定を可能とする漏電ブレーカを提供するものである。
本考案を以下図示実施例に基いて詳説する。
第３図は本考案の一実施例の回路構成を示すもので、４
はトリップコイルＴ、ＣとサイリスタＳＣＲとの直列回
路で構成されるスイッチング部であり、スイッチング部
４は負荷電路ｌＬに並列接続されている。
はトリップコイルＴ、ＣとサイリスタＳＣＲとの直列回
路で構成されるスイッチング部であり、スイッチング部
４は負荷電路ｌＬに並列接続されている。
３は整流部、２は定電圧電源部、１はこの定電圧電源部
２にて付勢される増巾部であり、スイッチング部４と整
流部３とはコンデンサＣにて結合されてかり、サイリス
タＳＣＲの両端電圧がコンデンサＣを介して整流部３に
入力され、このため、増巾部１を付勢する定電圧電源部
２にはコンデンサＣを介して電流が供給されるようにな
っている。
２にて付勢される増巾部であり、スイッチング部４と整
流部３とはコンデンサＣにて結合されてかり、サイリス
タＳＣＲの両端電圧がコンデンサＣを介して整流部３に
入力され、このため、増巾部１を付勢する定電圧電源部
２にはコンデンサＣを介して電流が供給されるようにな
っている。
しかして、電源Ｅから負荷りに通じる負荷電路ｌＬにあ
って負荷りの漏電Ｉｇのために不平衡電流が流れると、
従来例と同様にして零相交流器ＺＣＴの２次巻線ｎ２に
電圧が誘起され、この誘起電圧が増巾部１にて増巾され
サイリスタＳＣＲを付勢しターンオンさせ、このサイリ
スタＳＣＲのターンオンがあるとトリップコイルＴ。
って負荷りの漏電Ｉｇのために不平衡電流が流れると、
従来例と同様にして零相交流器ＺＣＴの２次巻線ｎ２に
電圧が誘起され、この誘起電圧が増巾部１にて増巾され
サイリスタＳＣＲを付勢しターンオンさせ、このサイリ
スタＳＣＲのターンオンがあるとトリップコイルＴ。
Ｃ→サイリスタＳＣＲと電流が流れて電路接点Ｓｔ ？
８２を開き、負荷電路ｌＬをしゃ断するのである。
８２を開き、負荷電路ｌＬをしゃ断するのである。
上記漏電ブレーカにあってコンデンサＣの両端に直流電
圧を印加した場合、コンデンサＣの充電が完了したなら
ばそのコンデンサＣはインピーダンスが無限大となる。
圧を印加した場合、コンデンサＣの充電が完了したなら
ばそのコンデンサＣはインピーダンスが無限大となる。
このため漏電検出部のａ。ｂ端間でメガ測定した場合、
コンデンサＣの充電が完了したならばコンデンサＣのイ
ンピーダンスは無限大となり、メガ測定器の直流電圧は
コンデンサＣ両端に印加されることになり、漏電検出部
の他の各部に電流が流れない。
コンデンサＣの充電が完了したならばコンデンサＣのイ
ンピーダンスは無限大となり、メガ測定器の直流電圧は
コンデンサＣ両端に印加されることになり、漏電検出部
の他の各部に電流が流れない。
従ってスイッチング部４のサイリスタＳＣＲ及びコンデ
ンサＣをメガ測定器の測定電圧以上の耐圧品を使用すれ
ば、異極間すなわちａ、ｂ端間のメガ測定を実施しても
正常なる負荷電路ｌＬの絶縁状態を測定することが可能
となる。
ンサＣをメガ測定器の測定電圧以上の耐圧品を使用すれ
ば、異極間すなわちａ、ｂ端間のメガ測定を実施しても
正常なる負荷電路ｌＬの絶縁状態を測定することが可能
となる。
尚、このコンデンサＣは、増巾部１を付勢する電流を供
給するだけであるのでコンデンサ容量が数μＦ以下の低
容量のもので構成できる。
給するだけであるのでコンデンサ容量が数μＦ以下の低
容量のもので構成できる。
本考案は叙上のように負荷電路の漏電を検出しこれを増
巾部で増巾してスイッチング部のサイリスタを付勢しト
リップコイルを励磁させて負荷電路を遮断する漏電ブレ
ーカであって、増巾部付勢用の定電圧電源部に整流電圧
を供給する整流部と前記スイッチング部との間にコンデ
ンサを結合しているから、このブレーカに直流電圧を印
加した場合、コンデンサの充電後にはコンデンサが無限
大ツインピーダンスを有することになって直流電流が流
れることがないものであり、従って負荷電路の異極間に
メガ測定器を入れて負荷電路のメガ測定をなすときには
負荷電路から見た漏電検出部が無限大の抵抗体となって
いてメガ測定器の直流電流は専ら負荷電路の負荷側に流
れるようになり、負荷のメガ測定が中間接点を入れると
と゛なく正確に行なえる利点があり、また定電圧電源部
に整流電圧を供給する整流部と、トリップコイル及びサ
イリスタで構成されるスイッチング部とをコンデンサで
結合しており、このコンデンサは増巾部を付勢するだけ
の小さな電流を供給するもので、大きな電流が流れるス
イッチング部にはコンデンサを介さずに電流を供給して
いるので、コンデンサは数μＦ以下の低容量のもので十
分であり、回路が小型化できるとともに低画格化ができ
るという利点がある。
巾部で増巾してスイッチング部のサイリスタを付勢しト
リップコイルを励磁させて負荷電路を遮断する漏電ブレ
ーカであって、増巾部付勢用の定電圧電源部に整流電圧
を供給する整流部と前記スイッチング部との間にコンデ
ンサを結合しているから、このブレーカに直流電圧を印
加した場合、コンデンサの充電後にはコンデンサが無限
大ツインピーダンスを有することになって直流電流が流
れることがないものであり、従って負荷電路の異極間に
メガ測定器を入れて負荷電路のメガ測定をなすときには
負荷電路から見た漏電検出部が無限大の抵抗体となって
いてメガ測定器の直流電流は専ら負荷電路の負荷側に流
れるようになり、負荷のメガ測定が中間接点を入れると
と゛なく正確に行なえる利点があり、また定電圧電源部
に整流電圧を供給する整流部と、トリップコイル及びサ
イリスタで構成されるスイッチング部とをコンデンサで
結合しており、このコンデンサは増巾部を付勢するだけ
の小さな電流を供給するもので、大きな電流が流れるス
イッチング部にはコンデンサを介さずに電流を供給して
いるので、コンデンサは数μＦ以下の低容量のもので十
分であり、回路が小型化できるとともに低画格化ができ
るという利点がある。
第１図は従来の漏電ブレーカの回路構成図、第２図は他
の従来例の回路構成図、第３図は本考案の一実施例の回
路構成図である。 図中、１は増巾部、２は定電圧電源部、３は整流部、４
はスイッチング部、ｌＬは負荷電路、ＺＣＴは零相変流
器、Ｔ、Ｃはトリップコイル、ＳＣＲはサイリスタであ
る。
の従来例の回路構成図、第３図は本考案の一実施例の回
路構成図である。 図中、１は増巾部、２は定電圧電源部、３は整流部、４
はスイッチング部、ｌＬは負荷電路、ＺＣＴは零相変流
器、Ｔ、Ｃはトリップコイル、ＳＣＲはサイリスタであ
る。
Claims (1)
- 負荷電路の漏電流を検出する零相変流器と、との零相変
流器で検出した電圧を増巾する増巾部と、増巾部を付勢
する定電圧電源部と、この定電圧電源部に整流電圧を供
給する整流部と、電路接点を駆動するトリップコイル及
び増巾部出力にて付勢されるサイリスタの直列回路を負
荷電路に並列接続したスイッチング部とを具備し、上記
スイッチング部のサイリスタの両端電圧をコンデンサを
介して整流部に入力するようにして成る漏電ブレーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978043256U JPS5852836Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 漏電ブレ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978043256U JPS5852836Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 漏電ブレ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54146324U JPS54146324U (ja) | 1979-10-11 |
| JPS5852836Y2 true JPS5852836Y2 (ja) | 1983-12-01 |
Family
ID=28917336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978043256U Expired JPS5852836Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 漏電ブレ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852836Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51143850A (en) * | 1975-06-05 | 1976-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | Grounding current breaker |
-
1978
- 1978-03-31 JP JP1978043256U patent/JPS5852836Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51143850A (en) * | 1975-06-05 | 1976-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | Grounding current breaker |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54146324U (ja) | 1979-10-11 |
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