JPS5852727B2 - 金属製変形器物の製造法 - Google Patents

金属製変形器物の製造法

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Publication number
JPS5852727B2
JPS5852727B2 JP54153767A JP15376779A JPS5852727B2 JP S5852727 B2 JPS5852727 B2 JP S5852727B2 JP 54153767 A JP54153767 A JP 54153767A JP 15376779 A JP15376779 A JP 15376779A JP S5852727 B2 JPS5852727 B2 JP S5852727B2
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JP
Japan
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finished product
wax
semi
mold
manufacturing
Prior art date
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Expired
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JP54153767A
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English (en)
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JPS5677037A (en
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昇治 皆川
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Individual
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば入口部が小さく胴体部がふくらんだかぼ
ちや型の湯沸かし、水差し、急須、茶壷燗瓶等の変形器
物を容易に製造することが出来る金属製変形器物の製造
法に関するものにして、その構成を添付図面を参照に詳
述すると次の通りである。
出来上がり製品１に近い形状に形成した入口部２が小さ
く胴体部が膨出した金属製の半製品３の中に食品衛生上
無害の溶解させたワックス４（食用ワックス）を入口部
２までいっばいに詰入する。
かかる溶解させたワックス４を硬化させた後このワック
ス４を詰入した半製品３を成形型５の成形孔６内に収納
し、この半製品３の入口部２より丁度嵌挿される打込矢
Ｔを半製品３の底部近くまで真っ直ぐに打ち込んでワッ
クス４を外部に出さない状態にして加圧して半製品３を
所定形状の出来上がり製品１に変形する。
この出来上がり製品１を成形型５より取り出した後出来
上がり製品１をワックス４が溶解するまで加熱してワッ
クス４を流し出した後、この出来上がり製品１を内部に
付着しているワックス４が燃焼するまで加熱して出来上
がり製品１内に付着しているワックス４を除去する。
出来上がり製品１が銅の場合には常法通り内面に錫メッ
キを施し、外側に着色加工を行って仕上する。
ステンレスの場合には内外面に電解を行って仕上する。
銀の場合には内外面に商品価値を高めるために銀メッキ
を行って仕上をする。
図面の出来上がり製品１は湯沸かしを図示しており、８
は別に取り付ける注水筒、９は把手、１０は蓋である。
本発明は上述の様に構成したから次の様な特長を有する
ものである。
１ 従来変形器物を形成する方法としては、油を圧入す
る方法と、ゴムを入れてゴムを加圧する方法とがあるが
、双方とも変形に限界があり所望通りの複雑形状を有す
る変形器物を形成することが出来ない欠点があった。
特にゴムの場合するに老化現象を起こすため耐久的に使
用することが出来ない欠点があると共にゴムが半製品の
内面に付着するため形成後のゴムを取る厄介な作業があ
った。
この点本発明は成形型５の成形孔６内にワックス４を入
口部２までいっばいに詰入した半製品３を収納した上
この半製品３の入口部２より打込矢Ｉを半製品３の底部
近くまで打ち込みしてワックス４を中心部より外周方向
に向けて加圧してこのワックス４で半製品３の内面を均
一な圧力で加圧して半製品３の外形を成形孔６の内面の
形状に変形させるため半製品３の外面は成形孔６の内面
にぴったりと密着して入口部２が小さく胴体部が膨出し
た所定形状の出来上がり製品１を形成する。
更にここで詳しく変形状態を説明するとワックス４が加
圧されることによりワックス４が上部においても、中間
部においても、下部においてもスムーズに滑って移動し
ながらどんな間隙までも入り込んで行くから半製品３の
内面をどの個所においても平均に加圧することになり、
半製品３の外面は成形孔６の内面にぴったりと押しつけ
られて密着して半製品３を所定形状に変形せしめること
になり、今迄不可能であったかぼちや型の湯沸かし、水
差し、急須、茶壷、燗瓶等の変形器物を容易に製造する
ことが出来る。
２ この半製品３の中にワックス４を詰入する場合も、
ワックス４を溶解せしめて液状にしたワックス４を流し
込みするものであるから所望量を簡単に詰入することが
出来る。
従って半製品３を沢山並べておいて柄杓で注ぐことによ
り能率良く詰入することが出来る。
３ 成形後ワックス４は出来上がり製品１の内面に密着
して出しづらくなるが、この点本発明は出来上がり製品
１をワックス４が溶解するまで加熱して液状にしてから
ワックス４を流し出すから極めて簡単である。
従って沢山の出来上がり製品１を炉の中に入れて加熱す
ることにより、簡単にして能率良くワックス４を出すこ
とが出来る。
４ ワックス４を流し出しても出来上がり製品１の内面
に密着しているワックス４を完全除去することが出来な
かった。
この点、本発明は、この出来上がり製品１を加熱してワ
ックス４を燃焼させるから完全除去されることになり、
食品衛生上即ち使用上支障がないことになる。
また、仮りに、出来上がり製品１の内部組織に含浸され
ているワックス４が流れ出たとしても食品衛生上無害の
ワックス４例えば、高級炭化水素の混合物である鉱物性
のワックス４を使用することにより微量のワックス４は
使用上何ら支障がないことになる。
５ ワックス・４自体軽いものであるから半製品３の中
にワックス４を詰入しても軽く持ち運び、成形型５への
取り付けも極めて容易であり、それだけ作業能率の向上
を高める。
【図面の簡単な説明】
第１図は半製品の斜面図、第２図は出来上がり製品の斜
面図、第３図は本発明の実施により出来上がった湯沸か
し製品の斜面図、第４，５図は成形型の正断面図である
。 １・・・・・・出来上がり製品、２・・・・・・入口部
、３・・・・・・半製品、４・・・・・・ワックス、５
・・・・・・成形型、６・・・・・・成形孔、７・・・
・・・打込矢。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １ 出来上がり製品に近い形状に形成した入口部が小さ
    く胴体部が膨出した金属製の半製品の中に溶解させた食
    品衛生上無害のワックスを入口部までいっばいに詰入し
    、かかる溶解させたワックスを硬化させた後このワック
    スを詰入した半製品を成形型の成形孔内に収納し、この
    半製品の入口部より丁度嵌挿される打込矢を半製品の底
    部近くまで真っ直ぐに打ち込んでワックスを外部に出さ
    ない状態にして加圧して半製品を所定形状の出来上がり
    製品に変形せしめ、この出来上がり製品を成形型より取
    り出した後、この出来上がり製品をワックスが溶解する
    まで加熱してワックスを流し出した後、この出来上がり
    製品の内部に付着しているワックスが燃焼するまで加熱
    して出来上がり製品内に付着しているワックスを除去す
    ることを特徴とする金属変形器物の製造法。
JP54153767A 1979-11-28 1979-11-28 金属製変形器物の製造法 Expired JPS5852727B2 (ja)

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JP54153767A JPS5852727B2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 金属製変形器物の製造法

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JP54153767A JPS5852727B2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 金属製変形器物の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS5677037A JPS5677037A (en) 1981-06-25
JPS5852727B2 true JPS5852727B2 (ja) 1983-11-25

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ID=15569678

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JP54153767A Expired JPS5852727B2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 金属製変形器物の製造法

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JPS5677037A (en) 1981-06-25

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