JPS5852258Y2 - ガラス板の局部加熱装置 - Google Patents

ガラス板の局部加熱装置

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Publication number
JPS5852258Y2
JPS5852258Y2 JP5904678U JP5904678U JPS5852258Y2 JP S5852258 Y2 JPS5852258 Y2 JP S5852258Y2 JP 5904678 U JP5904678 U JP 5904678U JP 5904678 U JP5904678 U JP 5904678U JP S5852258 Y2 JPS5852258 Y2 JP S5852258Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
glass plate
furnace
glass
heating device
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Expired
Application number
JP5904678U
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English (en)
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JPS54161351U (ja
Inventor
冨修 泉
Original Assignee
日本板硝子株式会社
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Publication date
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガラス板の加熱、殊にガラス板を局部的に急角
度に曲げるためガラスを加熱し乍ら、その一部分を他の
部分より更に加熱を行なうガラス板の局部加熱装置に関
する。
プレス型によってガラス板を折曲げるためにはガラス板
の折り曲げ部を他部より余分に加熱する必要がある。
吊下げ方法によるガラスの加熱は炉壁にニクロム線又は
ガスバーナを均一に取付けて、この熱源によって加熱を
している。
第1図に示すように炉壁に上下左右に各三分割した電熱
源で温度の調節が行なわれるが、かかる熱源の配分で之
等の熱源を調節し乍らガラスを均一に加熱することがで
きる。
併しかかる装置では加熱源が炉壁にあるためヒーターを
細分化してもガラスの温度を局部的にあげることができ
ない。
従ってかかる加熱を受けたガラスをプレス型によって成
型したとき、特に曲げ半径が小さい時はガラスにクラッ
クが発生し、クラックを発生しないように炉の温度をあ
げれば全体として昇温するためガラス吊下げのトング部
にダレが発生する。
ガラスを急角度に折曲げるため折曲げ部に電導性塗料を
線状に施し加熱炉で、ガラスを加熱し乍らこの塗料の線
状部に通電して線状部を更に加熱する方法がある。
併しこの方法はプレスによる折曲げ後に塗料の線状部が
残るので、かかる線状部の残溜を望まないときには好ま
しくない。
本考案は上記欠点を解消すべくなしたもので、両側に加
熱用ヒータ2が設けられた加熱炉1を用いるものではあ
るが、加熱炉1には炉壁3を往復可能に貫通した一対の
アーム4,5間に外部電源(図示せず)に接続せる加熱
用電導線6が取付けられ、前記アームは前記電導線が炉
内で加熱時のガラス位置に平行状態で近接するまで炉外
より操作される構造となっている。
図面で6′は他方の加熱用電導線でガラス板Aの横巾方
向を電導線6と対称的に加熱するためのものである。
7,8は上下のフレームで電導線6,6′を夫々上端、
下端で連結し、このフレームから上下のアーム4,5が
炉壁を貫通して炉外に延出し、炉外でアーム4,5を連
結する縦アーム9がエアシリンダ10によりフレーム7
,8と電導線6,6′を共に炉壁面に平行に移動できる
ようになっている。
11.12は電導線ヒータ6゜6′を炉外の電源に結ぶ
リード線である。
上記電導線の容量や電導線とガラス板Aとの距離は操業
」二の必要に応じて変更することができる。
上記の電導線ヒータは6W/cm2以上の発熱量を有す
る円筒碍子にニクロム線を巻いたものや、炭化硅素等の
発熱体が用いられる。
本案加熱装置の作用について述べるに、吊具13で吊下
げられたガラス板Aを加熱炉1に挿入し炉壁のヒータ2
で加熱し乍ら、エアシリンダ10を作動させて電導線6
,6′をガラス板に付近けて線6,6′に通電してガラ
ス板を更に局部的に加熱する。
所定の加熱後エヤシリンダを作動させて電導線6,6′
をガラス板から遠去け、ガラス板を吊具で炉外の上方に
吊上げてプレス型で折曲げ加工し、急冷、徐冷の工程に
移す。
このようにして曲げ部を局部的に加熱したガラスは曲げ
半径の小さい折曲げが出来ると共に折曲げ部にクラック
を生じない。
このようにガラス板の一部を電導線ヒータにより加熱す
ると他の部分より約15℃以上も高く加熱することがで
きる。
このようにして加熱した自動車フロントガラス、又は後
部ガラスは電導線ヒータを使用しない場合にR= 40
0 mm程度の曲げしかできなかったものを、加熱炉の
温度条件を同一とし、同一のプレス型を使用した場合に
曲率R二200mmに急角度に曲げることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は加熱炉の炉壁に設けられた多数分割された加熱
素子の立面図、第2図は本案加熱装置の縦断面図、第3
図は第2図のIII−III方向矢視断面図である。 1:加熱炉、2:ヒータ、3:炉壁、4,5:アーム、
6:電導線、7,8:フレーム、9:縦アーム、10:
エアシリンダ、11,12:リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉壁画側に加熱用ヒータ2が設けられ該ヒータ間でガラ
    ス板が加熱されるものであって、加熱炉1には炉壁3を
    往復可能に貫通した一対のアーム4.5間に外部電源に
    接続せる加熱用電導線6,6′が取付けられ、前記アー
    ムは前記電導線が炉内で加熱時にガラス位置に平行状態
    で近接するまで炉外より操作されることを特徴としたガ
    ラス板の局部加熱装置。
JP5904678U 1978-04-30 1978-04-30 ガラス板の局部加熱装置 Expired JPS5852258Y2 (ja)

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JPS54161351U JPS54161351U (ja) 1979-11-12
JPS5852258Y2 true JPS5852258Y2 (ja) 1983-11-29

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