JPS5852208Y2 - バンド結束具 - Google Patents

バンド結束具

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Publication number
JPS5852208Y2
JPS5852208Y2 JP14102578U JP14102578U JPS5852208Y2 JP S5852208 Y2 JPS5852208 Y2 JP S5852208Y2 JP 14102578 U JP14102578 U JP 14102578U JP 14102578 U JP14102578 U JP 14102578U JP S5852208 Y2 JPS5852208 Y2 JP S5852208Y2
Authority
JP
Japan
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band
hole
main body
sliding groove
sliding
Prior art date
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Expired
Application number
JP14102578U
Other languages
English (en)
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JPS5556271U (ja
Inventor
紀元 水谷
Original Assignee
井上護謨工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 井上護謨工業株式会社 filed Critical 井上護謨工業株式会社
Priority to JP14102578U priority Critical patent/JPS5852208Y2/ja
Publication of JPS5556271U publication Critical patent/JPS5556271U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はビニールバンド等の結束具に関する。
従来例えば農家等で用いられる温室、ビニールハウスは
支柱、横桟等の構造材に軟質塩化ビニルシーI〜等を被
覆して構成されるのであるが、その被覆体であるシート
状物を固定するために、糸を芯材とした外面平滑なプラ
スチックバンド等をその外面にかけ、地面近傍に張設し
た金属線(番線)等に固着することが行なわれている。
しかしながら、プラスチックバンドは糸が芯材となって
いるとはいえ伸張性があるために常時張力が加わってい
ると徐々に伸び、被覆体の固定に緩みをきたし、風等に
よって剥がれ易くなる。
そこで現場では随時、前記の金属線等との結束部におけ
るバンドをほどき、再度締め直して緩みを調節している
のであるか°、バンドをほどいたり締め直したりするこ
とは煩雑であるばかりでなく、戸外における寒期の手作
業には極めて厳しいものがあった。
この考案は、上述した状況に鑑みて、バンドを結びつけ
たりほどいたりする必要の全くない、またバンドが緩ん
だ際には極めて簡単な作業によってその緩みを調節する
ことができるバンド結束具を提供しようとするものであ
る。
以下添付の図面に従ってこの考案の詳細を説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示すバンド結束具の斜視
図であって、この結束具は、本体10と滑体20によっ
て構成される。
本体10には金属線あるいはロープ又は釘等へ固定する
ための掛止部11が設けられている。
図示した実施例では、本体10の端部に互いに逆方向の
フックを2つ形成して掛止部11としたものであるが、
もちろんこのフックは1個でもよく、また掛止孔12と
してもよい。
本体10には、後述する滑体20が摺動することができ
る滑溝13が形成される。
この滑溝13は、滑体20が本体10から離脱しないよ
うに内底面13aが幅広に構成されていて、端部が開口
している。
該滑溝13の内底面13aには、バンド30を挿通する
ことができる透孔15が穿設されている。
この透孔15は第2図に示すように、通常内底面13に
対して直角方向に穿設されるが、角度をもたせて斜めに
形成してもよい。
滑体20は、前記滑溝13を摺動するものであって、こ
の滑体20にもバンド30を挿通することができる透孔
25が穿設される。
この透孔25は、前記本体10の透孔15と連通できる
位置に穿設されるのであるが、バンド30の両孔15.
25への挿通を容易に行なわしめるために、滑体が前記
滑溝13の閉鎖部13b又はストッパー14に当接した
際に両送孔15,25の位置が合致するように形成する
ことが好ましい。
また滑溝13の透孔15が斜めに形成されている場合に
は同一の角度をもって該透孔15の方向線上に透孔25
が形成される(第2b図参照)。
図中26はバンド30のガイド孔であって、該孔26は
滑体20が本体の滑溝13に装着された時に、該滑溝1
3の内底面13aにかかわらないように、本体10の外
方に位置するように設けられている(なお第3図参照)
次に第3図および第4図についてこの考案の結束具の作
用について説明する。
まず、本体10の掛止部11又は12を金属線41又は
釘42等に係着して本体10を固定する。
次いで滑体20のがイド孔26にバンド30を通し、該
滑体20を本体10の滑溝13に装着し、バンド30を
滑体20の透孔25から、滑溝13の透孔15に挿通す
る。
そして両送孔15および25に挿通したバンド30の端
部30 aを引張すれば、バンド30は支持体を緊締す
る。
すなわち第3図の要部拡大断面図に示したように、本体
10裏面側に挿通されたバンド端部30 aを引張し、
バンドの緩みをなくしてこれを放せば、滑体20はバン
ドの張力によってバンド方向(第3図中の矢印方向)に
押し戻される。
そしてバンド30を挿通した際に合致させた両送孔15
,25に位置ずれが生ずるのであるが、この位置ずれの
際にバンド30は滑体20の下面と滑溝13の内底面1
3 a間に挟圧されてロックされるわけである。
バンド30に緩みが生したときには、上記と同様バンド
端部30aを引張するだけで再び緊締状態が保持される
以上のようにこの考案によれば、従来人力によってバン
ドを係着していたのが、極めて簡単に結束できるように
なり、その緊締度も結び目を作っていた場合に比しはる
かに向上するようになった。
また、プラスチックバンド等において緩みが生じたとき
には、−々結び目を解かなくても、バンド端部を引張す
るのみで緊締状態が保持されるので戸外の作業において
も極めて便利となる等、この考案の実用性は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す結束具の分解斜視図
、第2a図および第2b図はその要部の断面図、第3図
は結束時における本結束具の断面図、第4図はその要部
の拡大断面図である。 10・・・・・・本体、11・・・・・・掛止部、13
・・・・・・滑溝、15・・・・・・透孔、20・・・
・・・滑体、25・・・・・・透孔、26・・・・・・
ガイド孔、30・・・・・・バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 掛止部11を有する本体10に内底面13aが幅広であ
    る滑溝13を形成し該滑溝内底面13aに透孔15を穿
    設するとともに、前記滑溝13を摺動する滑体20にも
    透孔25を設け、両送孔15,25にバンド30を挿通
    して該バンド30を引張することにより緊締することを
    特徴とするバンド結束具。
JP14102578U 1978-10-13 1978-10-13 バンド結束具 Expired JPS5852208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14102578U JPS5852208Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 バンド結束具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14102578U JPS5852208Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 バンド結束具

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Publication Number Publication Date
JPS5556271U JPS5556271U (ja) 1980-04-16
JPS5852208Y2 true JPS5852208Y2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=29116492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14102578U Expired JPS5852208Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 バンド結束具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3622026B2 (ja) * 2003-05-14 2005-02-23 正雄 酒井 物品載置台及び載置対象物と共に包装した物品載置台の包装体

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Publication number Publication date
JPS5556271U (ja) 1980-04-16

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