JPS5852010A - テ−プ材による包装方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 基板上に被包装品を固定する包装方法に関するもので、
その目的とするところは、権付基板上に被包装品を固定
するに際し、テープ材を使用することにより、材料を少
くして１簡単迅速に、しかも確実に行うことにある０ 従来の取付基板上に被包装品を固定する方法としては、
真空室内における取付基板上の被包装品に対して、被覆
用フィルムを加熱して成形と同時１ｃ接漬し易い状態に
した上で減圧接着していたが１これでは、被包装品全体
を被覆する関係から１使用するフィルムも゛広巾のもの
を必要とすることになる。しかし総ての被包装品が必ず
しもこのような包装を必要としないため）材料に無駄を
生ずることがあった０ 本発明は１このような点に鑑みて、材料を少くして１し
かも簡単確実に取付基板上に被包装品を固定しようとす
るものである０ すなわち１ｌｌｉ！付基板上に載置した被包装品を真空
室内の取付基板上に置１その上方において接着状態に加
熱された固定用のテープ材を１室内を減圧あるいは加圧
Ｔることにより１伸縮自在なゴムシートをもって、取付
基板上の被包装品に対して押潰は取付基板に接着するよ
うにしたものである。このときの減圧は伸縮自在なゴム
シートの下方の被包装品側であり、加圧をもって行うと
きは、これと反対の伸縮自在なゴムシートの上側をもっ
て行うものである。

以下実施例をその図面について説明する。

先ず、本発明の方法に使用される装置の減圧するものに
ついて説明すると）この装置を構成する真空室は、下方
の真空室ベース（１）と上方の真空室蓋（２）とからな
り鴬真空室ベース（１）には、内部に載置台（３）があ
って１その周りと真空室ベース（１）の壁との間には僅
かな間隙部（４）がある。

真空室蓋（２）には上方に弁（５）を備えた通気路（６
）が、また下縁には伸縮自在なゴムシート（７）が砲着
けられており、その上方には通孔（８）を有Ｔる加熱板
（９）が設けられている。

本発明の方法は、このような装置を使用するのであるが
、その１例である第１図及び第２図に示すような包装品
（ａ）の包装は、纂３図乃至第６図番こ示すような順序
で行われる。

すなわち、第３図に示すように、被包装品（、）を取付
基板（ｂ）上に載せ、これを真空室ベース（１）の載置
台（３）上に載置する。このような状態の真空室ベース
（１）と上方の真空室蓋（２）との間に被包装品（ａ）
を取付基板（ｂ）に固定するためのテープ材（０）を複
数本１平行にあるいは交叉しておく。取付基板（ｂ）に
はコーティング処門窄てあり１テープ材（Ｃ）はポリエ
チレン、ボリグロピレン等であ　□るため、ある温度に
加熱されると、テープ材（Ｑ）は取付基板（ｂ）によく
接着するものである＠第１図に示すように、真空室ベー
ス（１）と真空室蓋（２）とを圧接することにより、そ
の周縁部にて固定用のテープ材（Ｃ）を挾み、ここにお
いて、加熱板（８）を加熱することにより、伸縮自在な
ゴムシート（７）と固定用のテープ材（０）とは共に加
熱され１テープ材（０）は取付基板（ｂ）に接着する温
度となる。

この状態で減圧装置（図示していない）にて、真空室ベ
ース（１）内の空気をその間隙部（４）より排出すると
共に真空室蓋（２）の弁（５）を開くと１真空室ベース
（１）内は減圧されているから、この減圧により、真空
室蓋（２）の下縁に張設された伸縮自在なゴムシート（
７）は、下方に膨出すると共に、真空室蓋（２）内には
、その背圧を埋めるために弁（５）を通して通気路（６
）より空気が流れ込む。加熱された固定用のテープ材（
Ｃ）は、伸縮自在なゴムシート（７）により引き延ばさ
れて１＃！６図に示すように、被包装品（ａ）の形状に
応じて押し層けられると共に取付基板（１））上に接層
する。この減圧の際に、加熱板（９）には通孔（８）が
あるので、伸縮自在なゴムシート（７）の下方への膨出
にはなんら差支えがないのである。

テープ材（ｃ）による被包装品（、）の取付基板（１）
）への固定が終ると、真空室ベース（１）内の減圧を中
止して、室内へ間隙部（４）より空気を送る◎真空室蓋
（２）の通気路（６）の弁（５）は開かれているので、
伸縮自在なゴムシート（７）は元の状態に戻り、第６図
に示すように、真空室蓋（２）を真空室ベース（１）よ
り引き離すことができる。

（ｂ）より延出しているテープ材（０）を切落とすと、
第１図及び第２図に示すような包装品（４）ができ上る
のである。

因みに、第１図及び第８図に示すものは１従米のプラス
チックフィルムによって被覆された包装製品間で１ｗ、
９図乃至第１１図は、その包装の過程を示すもので、第
９図においてＱｌは真空室ベース、　Ｑｌ）は真空室蓋
であって、真空室ベース四内の内壁との間に間隙部槽が
あり、載置台（Ｉａ上には被包装品（ａ）を載せた取付
基板（ｂ）を載置し１真空室ベースＱＱと真空室蓋（１
１）との間に、ｉ援用プラスチックフィルム（Ｃ）を挿
入する。

この状態から第１０図に示すように真空室ペース四と真
空室蓋Ｕυとを圧接して、プラスチックフィルム（Ｃ）
を、プラスチック処理した取付基板（ｂ）に接層する温
度に加熱すると共に、真空室ベースＱｌ内と真空室蓋Ｑ
ＩＪ内とを同様に減圧した後に寓第１１図に示すように
真空室蓋αυを真空室ベースａ呻より引き離すと、真空
室ベースα呻内は減圧されているから、プラスチックフ
ィルム關は、被包装品（ａ）の形状に応じて被層し、取
付基板（ｂ）と接層する。このように、従来の包装にお
いては、少くとも被包装品全体を被覆するだけの大きさ
のプラスチックフィルムが必要である。

本発明の方法は１伸縮自在なゴムシートの伸張による抑
圧にて１固定用テープ材を被包装品に押潰は取付基板に
固定するようにしたので、被包装品の大きさ為形状等に
よって、テープ材の本数を増減し１また固定方向も平行
あるいは交叉と変化をもたせることにより、その被包装
品に対応できるから、少ない材料をもって迅速、［Ｅに
固定し包装することができ、経済的であるＯ いうなれば、本発明の方法は、伸縮自在なゴムシートと
、これによって作動される固定用テープ材との巧みな係
り合いにより、よくその包装の目的を達することができ
るものである。

なお、真空室ベース内を減圧する代りに、真空室蓋内を
加圧することによっても、同様の結果が得られるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び１４２図は本発明の方法によって包装された
包装品の斜視図及び平面図、第３図乃至第６図は本発明
の方法の過程を示す断面図、第７図及び＠８図は従来の
方法によって包装された包装品の平面図及び断面図、第
９図乃至第１１図は従来の方法の過程を示す断面図であ
る０符号人・・・・・・・・・包装品 ａ・・・・・・・・・被包装品 ｂ・・・・・・・・・取付基板 Ｃ・・・・・・・・・固定用テープ材 （１）・・・・・・・・・Ｘ空１−Ｃ−ス（２）・・・
・・・・・・真空室蓋 （３）・・・・・・・・・載置台 （５）・・・・・・・・・弁 （力・・・・・・・・・伸縮自在なゴムシート（９）・
・・・・・・・・加熱板 特許出願人　大日本印刷株式会社 第５図 ５ 第９図 ７

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　取付基板上の被包装品に対して１接膚状態に
   ある固定用のテープ材を１伸縮自在なゴムシートを介し
   て被包装品に押潰し、テープ材をもって被包装品を取付
   基板上に接層固定することを特徴とするテープ材による
   包装方法。
2. （２）　　上記の伸縮自在なゴムシートを介しての固定
   用テープ材の押潰は、包装室内における伸縮自在なゴム
   シートに対して１陽圧あるいは負圧をもって行われる特
   許請求の範囲第１項記載のテープ材による包装方法。