JPS585189B2 - ニヨウソゴウセイホウニオケル ネツカイシユウ オヨビ カルバミンサンアンモニウムサイジユンカンノ カイリヨウ - Google Patents

ニヨウソゴウセイホウニオケル ネツカイシユウ オヨビ カルバミンサンアンモニウムサイジユンカンノ カイリヨウ

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JPS585189B2
JPS585189B2 JP49066136A JP6613674A JPS585189B2 JP S585189 B2 JPS585189 B2 JP S585189B2 JP 49066136 A JP49066136 A JP 49066136A JP 6613674 A JP6613674 A JP 6613674A JP S585189 B2 JPS585189 B2 JP S585189B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C273/00Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C273/02Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of urea, its salts, complexes or addition compounds
    • C07C273/04Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of urea, its salts, complexes or addition compounds from carbon dioxide and ammonia

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アンモニア(NH3)と二酸化炭素(CO2
)とから尿素の合成法に関するものである。
特に熱が多く回収される改良されたカルバミン酸アンモ
ニウム再循環を伴う尿素反応塔流出液の操作の改良法に
関する。
尿素は、アンモニア二酸化炭素とから高い圧力及び温度
で反応塔内で合成されてきた。
まず、カルバミン酸塩が生成せしめられ、これは、つい
で、脱水されて尿素になる。
尿素が作るカルバミン塩酸は、カルバミン塩酸が尿素に
変わる容器と同じ容器で生成せしめられるべき必要はな
い。
例えば、それは低い操業圧力及び温度条件で他の容器で
全量又は1部生成せしめられ、次いで、脱水し尿素にす
るために、尿素合成反応塔に導かれる。
吸素、水、未転化カルバミン酸アンモニウム及び過剰ア
ンモニアを含む尿素合成反応塔流出物流は、小部分と大
部分とに分けられる。
その小部分は、分解型分離器内部のトレイ部の上部トレ
イに供給され、その大部分は、カルバミン酸塩をアンモ
ニア及び二酸化炭素ガスに分解するために、又過剰アン
モニア及び幾分の水蒸気を一緒に伴なう尿素生成物溶液
からガスをストリップするために、分解器に供給される
カルバミン酸塩分解器は、そのシェル(shell側で
凝縮スチームによって間接に熱交換され、NH3,CO
2及び水蒸気を含むカルバミン酸塩分解型分離器上部の
排出ガスは冷却器中で冷水で間接熱交換され凝縮せしめ
られる。
減圧下でカルバミン酸塩分解器中でカルバミン酸塩の分
解を行わせる凝縮する分解型分離器排出ガスと尿素流出
物流との間に間接的に熱交換をする駆動力が実際に有効
でないために、分解器中においてカルバミン酸塩を分解
するために分解排出ガスを熱源として使用することは不
可能であった。
分解分離器排出ガスの凝縮熱を経済的に利用するために
、分解分離器排出ガスそれ自身よりずっと低い圧力で、
凝縮する分解分離器排出ガスから熱を吸収する分解ステ
ップを操業することが必要であった;カルバミン酸塩の
分解を進める凝縮排出ガスと尿素製品との間の納得しう
るそして経済的な温度差をうるために。
例えば、21kg/cm2(300psig)で最初の
分解器からえる分解分離器排出ガスは、第2分解器の管
側で1kg/cm2(15psig)でカルバミン酸塩
の分解をすすめる尿素製品溶液を加熱するために、第2
分解器内で単に間接的に熱交換するために使用してよい
第2分解器のシェル側で生成される液相の沸点を第2分
解器の管側で尿素製品溶液の沸点よりも高いように維持
するために。
反応の完了及び熱の回収のための熱交換の後、排出ガス
−新鮮なCO2供給物−尿素反応混合物から生成された
カルバミン酸アンモニウム及び尿素のアンモニア性水溶
液は、全NH3対CO2モル比は約3.5/1であり、
この値は、もし反応塔に導くならば、反応塔内で良い転
化をおこさせるにはあまりにも低い。
この比較的に低いモル比においては、尿素合成塔におい
てカルバミン酸塩から尿素への不経済な低い約50−5
5%という転化率かえられる;続く分解器においてスチ
ーム消費量が多いし比較的多量の排出ガスを処理するた
めにより大型の装置が必要になる。
例えば、転化を改良する目的で、反応塔内の全NH3対
CO2モル比を3.5 / 1以上に増加することは不
可能である。
というのは、このようにすると、第1のカルバミン酸塩
吸収底部溶液がアンモニアによる過飽和現象をおこし、
第1のカルバミン酸塩吸収器から未吸収アンモニアの多
い損失を招くからである。
本発明によれば、カルバミン酸塩分解器分離器からのN
H3−CO2−H20排出ガスを、新鮮なCO2供給物
と尿素の存在下において、カルバミン酸塩分解器のシェ
ル側に再び導入することにより、熱経済の観点から実質
的な改良をなすことができる。
カルバミン酸塩の生成熱は、カルバミン酸塩分解器のシ
ェル側からカルバミン酸塩分解器の管側に移され、カル
バミン酸塩の一部を分解するために、又分解を容易にす
るために減圧された反応流出物流から過剰アンモニアの
一部をストリップするために使用される。
しかし、分解器内でカルバミン酸塩のより完全なそして
実質的な分解に必要な全熱量中の一部分のみが、新鮮な
CO2供給物と分解型分離器排出ガスとの反応によって
供給される;これは、新鮮なCO2供給物及び分解型分
離器排出ガスから分解器のシェル側で生成した液相の沸
点が、カルバミン酸塩のより完全な分解のために尿素製
品が終局的には上げられなくてはならない最後の温度点
より実質的に低いということになる。
この理由で、本発明によれば、新鮮なCO2供給物−分
解型分離器排出ガス混合物と間接的な熱交換で加熱され
る尿素製品は、カルバミン酸塩のより完全な分解のため
に、比較的高温度に(スチームで)さらに加熱されなく
てはならぬ。
本発明によれば、排出ガスと同じ圧力の尿素製品溶液か
らカルバミン酸塩分解のための熱源として、分解型分離
器排出ガスを経済的に使用することが可能である。
ゲージ圧21 kg/cm2(300psig)のカル
バミン酸塩分解器からえた排出ガスは、カルバミン酸塩
分解器それ自身のシェル側に排出熱を与え、前記排出ガ
スを生産する分解器の管側でゲージ圧21kg/cm(
300p s i g )でカルバミン酸塩の分解をす
すめる尿素製品溶液を加熱するのに使用される。
このことは、新鮮なCO2供給物及び尿素が分解型分離
器排出ガスに添加され、カルバミン酸分解器のシェル側
で反応せしめられ、カルバミン酸塩分解器のシェル側に
供給される排出ガスと同じ圧力で、カルバミン酸塩分解
器の管側でカルバミン酸塩の分解をすすめる、反応流出
物流に間接的に排出熱を与えるからである。
新鮮なCO2供給物を添加することは、反応混合物のN
H3対CO2モル比を減少し、それから生成される液相
の沸点を上昇せしめる目的がある。
分解器分離器排出ガス及び新鮮なCO2供給物の反応混
合物に尿素を添加することは、分解型分離器排出ガスと
新鮮なCO2との反応から生成される液相の沸点を実質
的に上昇させ、前記液相の結晶化点を減少させるのに寄
与する二重の利益ある影響をもっていることが分かった
分解器のシェル側から放出された排出ガス−新鮮なCO
2供給物−尿素反応混合物は、追加の新鮮なCO2供給
物と混合されると、この工程内の他の工程流を加熱する
のに使用してよい。
本発明によれば、又、反応が完了し、熱回収のために工
程中の種々の流れと熱交換をした後で、全NH3対CO
2モル比約35/1の排出ガス−新鮮なCO2供給物−
尿素反応物は、(水で)冷却され、全NH3対CO□モ
ル比を少なくとも約3、8 / 1以上であり好ましく
は3.8 / 1〜7/1とするような、液相における
アンモニア含有量を増加させる目的で、新鮮なNH3と
混合される。
アンモニア含有量が多くなったこの最後の溶液は、尿素
への転化のために、新鮮なCO2の残余部分と共に、尿
素反応塔に導かれる。
必要ならば、小量のアンモニアを直接に反応塔に添加し
てもよい。
本発明の更に他のことは、最終的に水冷されたコンデン
サーのガス相に存在する遊離のアンモニアは、全部カル
バミン酸溶液に吸収され、水冷コンデンサーからの最終
カルバミン酸塩溶液及び反”応塔中の比較的高いNH3
対CO2全モル比に関係なく、反応塔にポンプで送られ
る。
これは、最後のカルバミン酸塩溶液に尿素が存在するか
らできるのであり、このカルバミン酸溶液は、カルバミ
ン酸アンモニウムの水溶液中で遊離アンモニアの溶解度
を相当に増加させ、同時に、結果として生成するカルバ
ミン酸塩溶液の結晶化点を低下せしめ、このため、水冷
した最後のコンデンサーでの操作を今まで先行技術で開
示された温度よりもずっと低い温度で操作することがで
きるようにしたことが分かった。
本発明によれば、尿素、カルバミン酸アンモニ。
ラム、アンモニア及び水よりなる第1の尿素水溶液が高
温及び高圧で製造される尿素合成法は、次の(a)−(
d)によって改良される。
(a)第1のカルバミン酸塩分解帯にあるカルバミン酸
アンモニウムの10−60wt%をNH3及びCO2ガ
スに分解するために、前記分解帯内の前記第1水性尿素
水溶液を減圧し加熱し、(b) 追加のカルバミン酸
アンモニウムをNH3及びCO2ガスに分解するために
、そして、尿素水、残留カルバミン酸アンモニウム及び
残留過剰アンモニアよりなる液相及びCO2、NH3及
びH2Oよりなるガス相を製造するために、第2カルバ
ミン酸塩分解帯内で前記加熱された第1水性尿素溶液を
加熱し、 (c) 前記ガス相と前記液相とを分離しくd)
前記第1水性尿素溶液と間接の熱交換によりカルバミン
酸アンモニウムを生成させるために、前記ガス相と尿素
及び新鮮なCO2とを接触せしめ、それにより、(d)
において前記カルバミン酸アンモニウムの生成で放出さ
れた反応熱が(a)に必要な熱を供給し、このように接
触せしめられる尿素量が反応製品の尿素対水比が0.1
/1〜1.6/1となるような量である。
本発明において”新鮮な(fresh)CO2供給物″
及び”新鮮なNH3供給物″という言葉は、合成反応塔
において尿素を製造するために必要な実質的に化学量論
的量のCO2及びNH3であり、外部から尿素合成操業
のために系内に入れられるCO2及びNH3を限定する
ために使用される。
前記CO2及びNH3の新鮮な供給物は、終局には尿素
製品の化学量論的量として尿素合成系から放出される。
図1について、反応塔1では全NH3対CO2モル比約
3.8/1から約6.5 / 1とし、ゲージ圧力範囲
を約126.5−422kg/cm2(1800−60
00ps i g)とし、温度範囲を160−220℃
として操業した。
好ましい操作条件は概略次のとおりである: NH3対CO2,4,0: 1 ;、圧力、225 k
g/m2(3200psig):温度188℃。
好ましくは、1回のパス当り約72%の転化が合成反応
塔内でえられた。
ライン2における反応塔流出物は、ライン3の小部分及
びライン4の大部分に分けられる。
ライン4の流れは、減圧バルブ5を通して約11.7−
43kg/cm2(50−600p s i g)好ま
しくは25kg/cm2(340ps i g)のゲー
ジ圧力に下げられ、ライン6を通り分解器7に導かれる
分解器7は、普通のカルバミン酸塩分解器であり、好ま
しくは、尿素製品溶液を管側に、反応排出ガスをシェル
側にもつ多管式分解器である。
ライン6の尿素製品溶液は、分解器7内でライン6の実
質的フラッシュ温度(flash−temperatu
re)から前記フラッシュ温度より約11−16.7℃
高い温度に加熱される。
ライン6におけるフラッシュ温度は、第1にライン4か
らの反応塔流出物が減圧バルブ5を通して流れ出す圧力
に依存している。
ライン6において11.7−43kg/1(150,−
600ps ig)の流出するゲージ圧力範囲に対して
、ライン6における相応するフラッシュ温度は、それぞ
れ、77.7−143.3℃でよい。
好ましくは、減圧弁5の圧力降下流はゲージ圧25kg
/cm2(340psig)に保たれ、ライン6におけ
る混合物のフラッシュ温度は約118℃である。
分解器7内でライン6からの混合物をライン6より11
−22℃高い温度に加熱することによって、最初ライン
6に含まれたカルバミン酸塩の1O−60%(約)がN
H3とCO2とに分解され、尿素製品溶液から過剰アン
モニア及び幾分の水蒸気と共に除かれる。
ライン6からの混合物を118−135℃に加熱するこ
とにより、ライン6に含まれるカルバミン酸塩の約55
%がガスの混合物に分解される。
分解器7(又は第1の分解器7)において尿素製品溶液
からカルバミン酸塩を分解するに必要な吸熱の熱量は、
後で述べるように、新鮮なC02供給物、分解型分離器
排出ガス及び尿素を含むカルバミン酸アンモニウムの弱
い水性アンモニア性溶液の混合物の反応熱によって供給
される。
前記混合物は、熱交換器7のシェル側で分解剤として働
き反応し、そして反応熱を尿素製品溶液と間接的に交換
し分解器7(熱交換器)の管側で加熱しカルバミン酸塩
の分解をおこす。
分解器7のシェル側で混合物が反応することによって得
た熱は、分解器7のシェル側で反応がおきる圧力にまず
依存する。
ゲージ圧約11.7−43kg/cm2(150600
ps i g)の圧力範囲に対して、この概略温度範囲
は、それぞれ、93−166℃であり、分解器7のシェ
ル側において好ましい操作ゲージ圧24kg/cm2(
330p s i g)に対し温度は約140℃である
この様にして、充分な温度差及び熱転移駆動力が、分解
器のシェル側に反応混合物と分解器7の管側でカルバミ
ン酸塩分解を進める尿素製品溶液との間にえられるもの
である。
分解器7で加熱された尿素製品溶液は、さらに加熱をす
すめ完全にカルバミン酸塩を分解させるために、ライン
8を通し直接にスチーム加熱分解器9に通される。
分解器7と同じように、分解器9は普通の分解器でよい
:好ましくは、それは、必要とする熱量を供給するため
に尿素製品溶液をその管側に、凝縮スチームをそのシェ
ル側にもつ、たて型多管熱交換式分解器よりなる。
より完全にカルバミン酸塩を分解させるために、ライン
8からの尿素製品溶液が分解器9内で加熱される温度は
、尿素製品溶液が加熱される圧力に依存する。
概略のゲージ圧力範囲11.7−43kg/cm2(1
50−600psig)に対し、さらに完全にカルバミ
ン酸塩を分解させるために、分解器9内で尿素製品溶液
が加熱される相当する温度は約115−177℃の範囲
である。
好ましいゲ゛−ジ圧力25kg/ff1(340ps
i g)において、ライン8からの尿素製品溶液は分解
器9内で157°Cに加熱される。
スチーム加熱された尿:素製品溶液はライン10を通り
分解器9より除去される。
ライン10は、尿素、水、残留カルバミン酸アンモニウ
ム及び残留過剰アンモニアよりなる液相及びCO2、N
H3(H2O)よりなるガス相の混合物を含む。
ライン10における液相中の・残留カルバミン酸アンモ
ニウムは、ライン4に含まれるカルバミン酸アンモニウ
ムの初期量の僅か5−25%であり、好ましくは前記量
の10%である。
図3に前述の分解器7及び分解器9の好ましい態様を示
す。
分解器7及び9は、簡単に組立てたたて型多管式熱交換
器101よりなり、この交換器には、上部のスチーム加
熱シェル側103と下部の反応混合物で加熱されたシェ
ル側104とを分ける仕切102がある。
図1のライン6からの尿素製品溶液は図3のライン10
5を通り多管式分解器101の管側106の底部に入る
管側106は、下部のシェル側104を通し多管式分解
器101の上部のシェル側103に連続的である。
ライン105からの尿素製品溶液は、ライン105の混
合物中の液相に含まれたカルバミン酸塩の1部を分解す
るために、管側106の下部107内で加熱される。
分解に必要な吸熱の熱は、図1のライン13よりの新鮮
なCO2供給流、図1のライン11よりの分解型分離器
排出ガス流及び図1のライン12よりの尿素を含むカル
バミン酸アンモニウムの弱アンモニア性水溶液流によっ
て供給される。
ライン13.11及び12の前記スチームは、図3のラ
イン108を通り下部シェル側104の底部に導かれ、
その反応熱は、下部の管部分107中のカルバミン酸塩
を分解するために、必要な吸熱の熱を供給する。
反応混合物は、ライン109を通り下部シェル側104
の上部部分から除かれ、図1のライン14に導かれ後で
記載するように処理される。
図3において、管側106の下部部分107において加
熱された尿素製品溶液は、さらにスチーム加熱をするた
めに、管側106の上部部分110に直接通される。
スチームは、多管式熱交換器101の上部シェル側10
3の上部部分に、ライン111を通して供給される;ス
チームは、上部管側110の外部表面に凝縮することに
よって、上部管側110の内部の尿素製品に熱を供給す
る。
この様にして生成されたスチーム凝縮物は、上部シェル
103の底部部分からライン112を通り放出される。
上述のように、上部シェル側103は、仕切102によ
って下部シェル側104から閉ざされている。
上部管部分110で加熱された尿素製品。溶液は、多管
式熱交換器101の上部部分からライン113を通り除
去され、さらに操業を続けるために図1のライン10に
導かれる。
図3の多管式熱交換器101の底部部分114は、図1
の分解器7に相当し図3の多管式熱交換器の上部部分。
115は図1の分解器9に相当する。
図1の分解器9に相当する。
図1の分解器7と分解器9とを結ぶライン8は図3の多
管式熱交換器101では除いである;下部管部分107
が直接に仕切102の上部管部分110に直接に結ばれ
ており、仕切102は下部シェル側104を上部シェル
側103から分けている。
図1について、ライン10からの液体とガスとの混合物
は分解型分離器15の中間部分に導かれる;分解型分離
器には上部トレ一部16及び下部トレ一部がつけられて
いる。
ライン10の液相は分離器15内でその中に含まれるガ
ス相から分離される。
尿素、水、残留カルバミン酸アンモニウム及び過剰アン
モニアを含む液相は、トレー17を通り下方に流れ、底
部トレ一部17中で残留過剰アンモニアの大部分を除去
するために、ライン66からのC02でストリップされ
る。
分解型分離器15の底部部分に集まった脱ガスされた液
相は、分離器からライン18を通り放出される。
分解型分離器内部でライン10の混合物から分離された
ガス相は、水蒸気の大部分を除去するために、減圧バル
ブ19及びライン20を通して上部トレ一部16の頂部
トレーに供給された比較的冷たい尿素反応塔流出物混合
物と、向流的に直接接触せしめられ、上部トレ一部16
を通し上方に通される。
ガス相の全量は、CO2、NH3及びH2Oを含む分解
型分離器排出ガスとして、ライン11を通り分解型分離
器頂部を去る。
ライン11におけるNH3対CO2のモル比は、概略の
範囲で4/1〜15/1内、好ましくは約8.5 /
1である。
ライン11からの排出ガスは、後で述べる操作でえたラ
イン12からの尿素を含む弱カルバミン酸アンモニウム
溶液流と共に、分解器7のシェル側に導かれる。
従来先行技術として行われていたように、ライン11か
らの排出ガス流とライン12からの溶液とのみを反応さ
せようと試みると、ライン11か・らの分解型分離器排
出ガスとライン12からの溶液との反応によって生成さ
れた液相の沸点は、減圧バルブ5を通しての減圧の後の
ライン6における反応塔流出物混合物のフラッシュ温度
と、実際には同じ温度レベルであるであろう。
このようにすると、分解器7のシェル側で反応する混合
物から分解器内でカルバミン酸塩の分解をすすめる尿素
製品溶液に熱を移すのに有効な駆動力は生じないだろう
分解型分離器排出ガスと尿素を含む弱カルバミン酸塩溶
液との混合物に、新鮮なCO2供給物を添加することに
よって、その結果生成された液相の沸点は、相当に増加
され、反応した混合物とカルバミン酸塩分解をすすめる
尿素製品溶液との間の熱の移動を達成せしめ、さらに、
自ら分解型分離器排出ガス流を提供することがみいださ
れた。
このことは、ライン13中の新鮮なCO2が分解器Iの
シェル側で反応する混合物に導かれるという事実のため
である;分解器のシェル側は分解器Tに熱を供給し、前
記反応混合物中の全体のNH3対CO2モル比を低め、
この様にしてそれから生成される液相の蒸気圧を低める
分解器7のシェル側を去るライン14における混合物の
NH3対C02のモル比を、分解量分離器15の上方の
ライン11中の分解型分離器排出ガスのNH3対C02
モル比以下に降下させるに充分な量で、新鮮なCO2は
ライン13を通り分解器7に添加される。
例えば、ライン11におけるモル比が4/1ならば、ラ
イン14を通し分解器7のシェル側を去る混合物中のモ
ル比2.5 / 1をうるために、新鮮なCO2供給物
の充分な量がライン13を通し分解器7のシェル側に混
合される。
同様に、もしライン11におけるモル比が15/1なら
ば、新鮮なCO2供給物は、ライン14を通り分解器7
のシェル側を去る混合物中のモル比10/1をうるため
に、ライン13を通し分解器7のシェル側に混合される
好ましくは、ライン11における分解器排出ガス中のN
H3対CO2のモル比が約8−971の範囲であれば、
ライン14を通し分解器7のシェル側を去る混合物中の
NH3対CO2のモル比を約4.6−4.9/1の範囲
に保つに充分な量で、ライン13を通し分解器7のシェ
ル側で反応する排出ガスに添加される。
従って、分解器7のシェル側で生成される液相の沸点は
、140℃に増加され、このようにして、シェル側から
分解器7の管側へ、使用に相当の助けとなるように、熱
を移動せしめる。
しかし、前述したように、ライン8からの尿素製品は、
カルバミン酸塩を尚完全に分解するために、スチームで
加熱される。
分解器7と9との連けいは、非常に簡単な経済的な方法
で尿素合成操業において相当程度の熱回収を達成させ従
って有用な消費を実質的に節約させる。
分解器7のシェル側を去る液体及びガスの混合物は、熱
の回収のために冷却器21内で最後に冷却水で冷却する
前に、熱交換器内で尿素操業性内の他のプロセス流と追
加の新鮮なCO2と有利に混合してもよい;例えば、第
2の分解器22及び尿素濃縮器23のように。
分解器7のシェル側で反応混合物に新鮮なCO□供給物
の量が、ライン14の混合物中におけるモル比4.6−
4.971をなすに充分である前述の好ましい操作に対
して、新鮮なCO2をライン24及び25を通し第2分
解器22及び尿素濃縮器23に、それぞれ、加えてもよ
い。
その量は、第2分解器22及び尿素濃縮器23を去るラ
イン26及び27では概略モル比が、それぞれ、4/1
及び3.5 / 1を保つに充分な量である。
又、別に、必要ならば、分解器7で多い熱回収をするた
めに、ライン14中の混合物中の概略のNH3対C02
モル比を3.5 / 1に保つために大量のCO2供給
物をライン13を通し分解器7に供給することもできる
このような場合、第2分解器22及び尿素濃縮器23は
、外部源(示されていない)から供給されるスチームで
スチーム加熱される。
底部ライン16を通り分解量分離器15の底部部分を去
る尿素製品溶液は、再び、ライン28の小部分と、レベ
ル制御バルブ30を通してゲージ圧1.8kg/i(1
0p s i g )に下げられる、ライン29の大部
分とに分けられる。
そして実質的に純粋な尿素水溶液をうるための加熱及び
脱ガス行なうために、ライン31を通り第2分解器22
に導かれる。
第2分解器22で加熱された尿素製品溶液は、ライン3
2を通り上部トレ一部34及び下部トレ一部35をもつ
第2分解器分離器33の中間部分に送られる。
ライン32の液相は、分留器分離器33内でガス相から
分離される。
実質的に純粋な尿素水溶液を含む液相は、トレ一部35
を通り下方に流れ、残留アンモニアを除去するためにラ
イン67からのCO2でストリップされる。
分解量分離器33の底部部分に集まった脱ガスされた尿
素水溶液は、底部ライン36を通し分解量分離器から放
出される。
ライン32における混合物のガス相は分留器分離器33
内で分離され、上部トレ一部34を通り上方に通される
;水蒸気の主用部分を除去するために、ガス相は減圧バ
ルブ37及びライン38を通して上部トレ一部分34の
トレー頂部に供給されたライン28からの比較的冷たい
溶液と向流的に接触させられる。
ライン39を通りCO2、NH3、及びH2Oを含む排
出ガスとして分解量分離器33をでるガス相の全量は、
水冷却コンデンサー40で溶液に凝縮せしめられ、ライ
ン41を通りコンデンサー40に供給される尿素と混合
せしめられる。
不活性物は排出バルブ42を通し排出される。
ライン36からの尿素製品溶液は、バルブ43及びライ
ン44を通り真空下で操業される濃縮器23に送られる
結果の加熱された尿素製品溶液は、ライン45を通り濃
縮器23から分離器46に送られる。
濃縮された尿素溶液は、底部ライン47を通り分離器4
6から除かれ、次のプロセスのためにライン48を通り
他の装置(示されていない)に送られる。
ライン47からの濃縮された尿素溶液の一部分はライン
49及び調節バルブ50、ライン41を通り第2コンデ
ンサー50に送られる。
分離器46で分離した水蒸気は、ライン51を通り水冷
真空コンデンサー52に送られ、液体に凝縮し温貯槽5
3に集りライン54から放出される。
カルバミン酸アンモニウム、過剰アンモニア、尿素及び
水を含む第2コンデンサー40内で生成された液相は、
ライン55を通って放出され、ポンプ56を通り圧力が
あげられ、上述のように、ライン12を通り分解器7の
シェル側に送られる3ライン12における尿素の量は、
ライン14を通り分解器7のシェル側をでる混合物中の
尿素対水の重量比を約0.1 / 1〜1.6/1の範
囲好ましくは1:1に維持するのに充分である。
前述のライン27(又は、分離器22及び濃縮器23が
バイパスされているならライン14からの反応混合物は
、冷却及び全部の凝縮のためにコンデンサー21に送ら
れる。
コンデンサー21は、分解器7及び9の尿素製品溶液、
分離器15、分離器7のシェル側と基本的に同じ圧力範
囲で操業され、前記容器に結合しているラインの幾分の
圧力を降下せしめる。
コンデンサー21の内部に蓄積された不活性物質は排出
バルブ57を通し排出される。
コンデンサー21よりライン59を通し放出される溶液
中の全NH3対CO2のモル比を約3.8 / 1〜7
/1好ましくは4.771〜5.571の範囲に保つた
めに、新鮮なNH3供給物がライン58を通しコンデン
サー21に供給される。
コンデンサー21は約49−121℃の範囲好ましくは
82−99℃の範囲で操業してよい。
コンデンサー21からライン59を通って放出される溶
液は、ポンプ60で昇圧され、回収のためにライン61
を通り反応塔1に送られる。
新鮮なNH3供給物の残留部分、若し存在すれば、ポン
プ62で昇圧されライン63を通り反応塔1に送られる
新鮮なCO2の残留部分はコンプレッサー64で反応塔
の圧力にまで圧縮されライン65から反応塔1に送られ
る。
ライン65,13,66.24,67及び25における
実質的にすべてのC02及びライン58及び63の実質
的にすべてのNH3は、終局的には、反応塔1で尿素の
化学量論的量を生成するよツうに反応せしめられる。
そして、最後に尿素はライン48から製品として系から
除かれる。
本願発明を以下の実施例によって更に説明する。
実施例 1 図1,2および3において、2,950kg(6,50
0ポンド)の二酸化炭素がコンプレッサー64で圧縮し
、ライン65をへて反応塔1に供給され、同時に2,3
60kg(5,200ポンド)のNH3がポンプ62に
おいて昇圧されライン63をへて、ライン61からのカ
ルバミン酸アンモニウム循環溶液と共に、反応塔1に供
給される。
カルバミン酸塩循環溶液は、カルバミン酸塩としてCO
の7,670kg(16,902ポンド)、カルバミン
酸塩および有難アンモニアとして全アンモニアの14,
060kg(31,000ポンド)、3.515kg(
7,750ポンド)の水および3.400kg(7,5
00ポンド)の尿素を含有する。
反応塔1は、約225kg/cm2(3,200p s
i gおよび188℃で操作される。
反応が完結すると反応塔内容物はライン2をへて取り出
される。
この流出物は、13,825kg(30,480ポンド
)の尿素、未変換カルバミン酸塩としてC02の2.9
70kg(6,550ポンド)カルバミン酸塩及び有難
アンモニアとして全アンモニアの 10.510kg(23,178ポンド)、および6.
640kg(14,644ポンド)の水を含む。
ライン2の反応塔流出物の約30%はライン3に通され
、残りの70%はライン4に通される。
ライン4の反応塔混合物は減圧バルブ5をへて25kg
/cm2(340p s i g )に減圧され、ライ
ン6において118℃にフラッシュ冷却され、図3のラ
イン105をへて多管式分解器101の底部分114に
送られる。
次いで、溶液は管106を上方に流れ、オーバヘッド。
ライン113をへて分解器101を出る時までに最終的
に157℃に加熱される。
ライン13の2,270kg(5,000ポンド)のC
02ライン12の7,870kg(17,350ポンド
)の溶液およびライン11の12,910kg(28,
458ポンド)の排出ガスが、ライン108をへて分解
器101の低部シェル側104に導入される。
ライン12の溶液は、カルバミン酸塩としてCO2の4
54kg(1,000ポンド)、カルバミン酸塩および
有難アンモニアとして全アンモニアの1,315kg(
2,900ポンド)、2.700kg(5,950ポン
ド)の水および3.390kg(7,500ポンド)の
尿素を含有する。
ライン11の排出ガスはCO2の2,890kg(6,
380ポンド)、NH3の9,200kg(20,27
8ポンド)および816ky(1,800ポンド)の水
を含有する。
ライン108の混合物は、低部シェル側104において
反応してその温度は140℃に上昇し、その反応熱の一
部は管107の壁をへて伝達されて管内を流れる尿素生
成物溶液を加熱し、シェルの混合物はライン109をへ
てライン14に放出される。
11.7kg/i(150p s i g )の水蒸気
が管110内の液体を157℃に加熱するためにライン
111をへて上部シェル側103に供給される。
凝縮した水蒸気はライン112をへて放出される。
加熱された液体は、ライン113をへて分解器101か
ら取り出され、ライン10をへて図1の分離器15に導
入される。
ライン66から分離器15の下部トレ一部分17に22
5kg(500ポンド)のCO2が供給される。
ライン3からの反応塔流出液は減圧バルブ19によって
24kg/cm2(330ps i g)に減圧され、
118℃に冷却され、且つライン20をへてトレ一部分
上部トレー16に供給される。
分離器15からオーバーヘッド・ライン11をへて排出
・ガスが取り出され、24kg/cm2(330psi
g)で前述したように下部シェル側104中に供給され
る。
ラインの液体とライン11の液体の間の0.7kg/c
yyf(10p s i )の圧力差は、管106、ラ
イン113、トレ一部分16およびライン11における
魔擦による損失に主として起因する。
すべての他の点から、分離器15の内部の圧力は多管式
分解器101の下部シェル側104内部と実質的に同一
圧力である。
分離器15の底部分からの液相はライン18をへて取り
出され、この取り出された液は 13.825kg(30,480ポンド)の尿素、カル
バミン酸塩としてCO2の296kg(670ポンド)
、カルバミン酸塩および有難アンモニアとして、1,3
15kg(2,900ポンド)ノ全アンモニアおよび5
,826kg(12,844ポンド)の水を含有する。
ライン18の溶液の約30%はライン28に送られ残り
の70%はライン29をへてバルブ30により1.8k
g/ff1(10p s Ig )に減圧され、且つラ
イン31をへて分解器22に送られる。
ライン31からの液体は、分解器22において間接的に
124℃に加熱され、ライン32をへて分離器33に送
られる。
分解熱は、シェル側で23,050kg(50,808
ポンド)のライン14からの反応混合物およびライン2
4をへて供給された1、134に9(2,500ポンド
)のCO2を反応させることによって分解器22に供給
される。
圧力24kg/cm2(320ps i g)のライン
14中の混合物は、合計5,615kg(12,380
ポンド)のCO2,10,510kg(23,178ポ
ンド)の全アンモニア、3,515kg(7,750ポ
ンド)の水、および3,400kg(7,500ポンド
)の尿素を含有する。
反応完結後、得られた反応混合物の24,180kg(
53,308ポンド)が分解器22のシェル側から13
2℃および23kg/cm2(310psig)の圧力
でライン26をへて取り出される。
この取り出された反応混合物は6,750kg(14,
880ポンド)ノ全CO2,10,150kg(23,
178ポンド)の全NH3,3,515kg(7,75
0ポンド)の水および3,400kg(7,500ポン
ド)の尿素を含有する。
150kg(330ポンド)のCO2が分離器33の下
部トレ一部35に供給され、ライン28からの溶液はバ
ルブ37によって1.4kg/cm2(5p s i
g )の圧力に減圧され、ライン38をへて分離器33
のトレ一部の上部トレー34に供給される。
分離器33からオーバーヘッド・ライン39をへて排出
ガスが放出され、該排出ガスは454kg(1,000
ポンド)のCO2,1,315kg(2,900ポンド
)のNH3、および2,145kg(4,730ポンド
)の水を含有する。
分離器33から底部ライン36をへて放出された塔底溶
液は、13,825kg(30,480ポンド)の尿素
および3,680kg(8,114ポンド)の水を含む
ライン36の尿素溶液の流れはバルブ43によって調節
され、この尿素溶液はライン44をへて尿素濃縮器23
に供給され、0.5kg/cm2(7ps ig)の減
圧下に濃縮するため110℃間接的に加熱される。
加熱された液は、ライン45をへて分離器46に供給さ
れ、ここで水蒸気から濃縮された尿素が分解される。
13,825kg(30,480ポンド)の尿素、およ
び2,250kg(4,960ポンド)の水がライン4
7をへて放出され、又、1,430kg(3,150ポ
ンド)の水蒸気がオーバーヘッド・ライン51をへて取
り出される。
ライン51からの液体は減圧コンデンサー52において
凝縮され、温貯槽53に集められ、ライン54をへて放
出される。
3.400kg(7,500ポンド)の尿素および55
3kg(1,220ポンド)の水が合成工程に再循環す
るためにライン47から抜き出され、且つ10.425
kg(22,980ポンド)の尿素および1.696k
g(3,740ポンド)の水を含む残部の12.120
kg(26,720ポンド)の尿素溶液がもしも望むな
らば更に処理するためにライン48から最終生成物とし
て取り出される。
ライン49からの尿素溶液は、図示してはいないが、ポ
ンプによって加圧され、バルブ50により調節され、ラ
イン41をへて第2コンデンサー40に送られる。
コンデンサー40は水冷され1.4kg/cm2(5p
s i g )および38℃で操作される。
ライン39からの排出ガスは凝縮および反応のためにコ
ンデンサー40に導入され、7.870kg(17,3
50ポンド)の溶液がライン55から排出される。
不活性物はバルブ42をへて排気される。
カルバミン酸塩として454kg(1,000ポンド)
のCO2カルバミン酸塩および有難アンモニアとして全
アンモニアの1,315kg(2,900ポンド)2.
700kg(5,950ポンド)の水、および3.40
0kg(7,500ポンド)の尿素を含有するライン5
5の溶液はポンプ56によって加圧され、ライン12を
へて分解器7のシェル側に送られる。
濃縮器23における蒸発熱は、ライン26の混合物をラ
イン25をへて供給される9 17kg(2,022ポ
ンド)のCO2とシェル側において混合することによっ
て与えられる。
反応完了後、22kg/cy+t(300psig)お
よび121°Cにおいてライン27をへて25,100
kg(55,330ポンド)の反応混合物が排出される
分離器15およびライン27間の圧力差は、まさつ損失
および水圧損失に起因し、この場合に2.8kg/cm
2(40p s i g )である。
他のすべての点からして、分離器15の圧力は、ライン
27の末端の圧力と実質的に同一水準にあり、ライン2
7は第1コンデンサー21に結合している。
ライン27からの溶液はカルバミン酸塩として7.66
7kg(16,902ポンド)のCO2、カルバミン酸
塩および有難アンモニアとして 10.510kg(23,178ポンド)の全アンモニ
ア、3,515kg(7,750ポンド)の水および3
.400kg(7,500ポンド)の尿素を含有し、8
8℃、22 kg/cm2 (300psig)に冷却
し、ライン58をへて、コンデンサー21に供給される
3、548kg(7,822ポンド)のアンモニアと混
合するために、コンデンサー21に送付される得られた
溶液はライン59をへてコンデンサー21から排出され
、高圧ポンプ60によって昇圧され、ライン61をへて
反応塔1に導入される。
コンデンサー21に蓄積された不活性物は排出弁57を
へて排出される。
ライン27および58をへてコンデンサー21に加えら
れた実質的にすべてのアンモニアはコンデンサー21に
おり冷却された溶液中に吸収され、反応器に供給するた
めにライン59をへて排出される。
実施例 2 本実施例の操作は、29kg/cm2(400psig
)に上昇されるコンデンサー21における操作圧力及び
有難アンモニアの大量を吸収するために、コンデンサー
21における溶液の能力を増加するため79℃に低下さ
れる温度を除いては、実施例1に述べたところと同様で
ある。
ライン58を通して第1コンデンサー21に5,907
kg(13,022ポンド)のアンモニアが供給され、
且つライン59における溶液はカルバミン酸塩としてC
O2の7,667kg(16,902ポンド)、カルバ
ミン酸塩および有難アンモニアとして16.420kg
(36,200ポンド)の全アンモニア、3,515k
g(7,750ポンド)水および3.400に9(7,
500ポンド)の尿素を含有する。
高圧液体アンモニアポンプ62およびライン63は除か
れている。
分離器15および分解器7のシェル側における圧力はコ
ンデンサー21における圧力の増加に比例して高められ
る。
本発明の実施態様を次に列挙する。
1)特許請求の範囲1に記載した尿素合成法。
2)前記ガス相の圧力が実質的に第1カルバミン酸塩分
解帯の圧力と同じである第1)頃の方法。
3) NH3対CO2全モル比を少なくとも約3.87
1以上の反応混合物を提供し前記反応混合物を尿素合成
条件の下で操業される尿素合成反応塔に投入するために
、カルバミン酸アンモニウムを含む(d)の反応製品に
、(d)において又は(d)と離れた帯内において、新
鮮なアンモニアを混合する第1)項の方法。
4)約10.2−約40.8 kg/crtt (約1
50psig−約600ps ig)の圧力で、(a)
で前記第1水性尿素溶液の温度が、約11−約23℃(
約20°F−約40’F)増加する第1類の方歩。
5)前記第1カルバミン酸塩分解帯が、(a)において
、温度約88−166℃(約190’F−約330°F
)、ゲージ圧約10.2−40.8kg/i(約150
psig−約600psig)で操業される第1頂の方
法。
6)ゲージ圧約10.2−40.8kg/cm2(約1
50psig−約600psig)において前記加熱さ
れた水性尿素溶液の温度が、(b)において約11−約
23℃(約20°F−約40”F)増加する第1項の方
法。
7)前記第2カルバミン酸塩分解帯は、温度が加熱後の
前記第1カルバミン酸塩分解帯中の温度より約11−約
23°C(約20°F−約40°F)高い約116−1
77°C(約240°F−350°F)で、ゲージ圧が
約10.2−40.8kg/cm2(約150psig
−約600psig)で操業される第1)項の方法。
8)前記加熱された第1水性尿素溶液が直接に(a)か
ら(b)に通される第1)項の方法。
9)特許請求の範囲2に記載した尿素合成法。
−10)新鮮なCO2が又(a)に加えられる第9)項
の方法。
11)新鮮なNH3が又(a)に加えられる9)項の方
法。
12)新鮮なCO2及び新鮮なNH3が又(a)に加え
られる第9)項の方法。
【図面の簡単な説明】
図1,2は本発明を表わすフロー・シートであり、図2
は図1に続くものである。 図3は、好ましい分解器を示す図である。 1・・・・・・反応塔、5・・・・・・減圧バルブ、7
,101・・・・・・分解器、9・・・・・・分解器、
102・・・・・・仕切、103・・・・・・上部シェ
ル側、104・・・・・・下部シェル側、106・・・
・・・管側、15・・・・・・分留器分離器、16・・
・・・・上部トレー、17・・・・・・下部トレー、2
2・・・・・・第2の分解器、23・・・・・・尿素濃
縮器、21゜40.52・・・・・・コンデンサー、3
3・・・・・・第2の分留器分離器、34、35・・・
・・・トレー、46・・・・・・分離器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 尿素、カルバミン酸アンモニウム、アンモニア及び
    水よりなる水性尿素溶液が高い温度及び高い圧力で製造
    される尿素合成法において、(a)第1のカルバミン酸
    塩分解帯内の前記第1水性尿素溶液を減圧し加熱し、前
    記カルバミン酸塩分解帯内にあるカルバミン酸アンモニ
    ウムの10−60wt%をNH3及びCO2ガスに分解
    せしめ、 (b)第2カルバミン酸塩分解帯内で前記加熱された第
    1水性尿素溶液を加熱し、追加のカルバミン酸アンモニ
    ウムをNH3及びCO2に分解せしめ、そして、尿素、
    水、残留カルバミン酸アンモニウム及び残留過剰アンモ
    ニウムよりなる液相及びCO2、NH3及びH2Oより
    なるガス相を製造し、 (c)前記ガス相と前記液相とを分解し、(d)前記ガ
    ス相と尿素及び新鮮なCO2とを接触せしめ、前記第1
    水性尿素溶液と間接め熱交換によりカルバミン酸アンモ
    ニウムを生成せしめ、それにより、(d)において前記
    カルバミン酸アンモニウムの生成により放出された反応
    熱が(a)のための熱を供給し、このように接触せしめ
    られる尿素量を反応製品が尿素対水モル比0.1 /
    1−1.6/1をもつようにする。 ことを特徴とする尿素合成法。 2 第1のカルバミン酸塩分確帯を約11.7〜43k
    g/cm2の圧力下で操作することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の尿素合成法。
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