JPS5851892A - 粗エラスタ−ゼの製造方法 - Google Patents

粗エラスタ−ゼの製造方法

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JPS5851892A
JPS5851892A JP14938881A JP14938881A JPS5851892A JP S5851892 A JPS5851892 A JP S5851892A JP 14938881 A JP14938881 A JP 14938881A JP 14938881 A JP14938881 A JP 14938881A JP S5851892 A JPS5851892 A JP S5851892A
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • B26B19/044Manufacture and assembly of cutter blocks

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブタ膵臓に活性化処理を施して得られルエラス
ターゼ含有溶液から粗エラスターゼを製造する方法に関
する。
エラスターゼは咄乳動物の膵臓ではエラスターゼ前駆物
質として存在するので2例えばブタ膵臓よりエラスター
ゼを製造するには1通常はエラスターゼ前駆物質を活性
化してエラスターゼにf化させた後、抽出をおこなって
いる。活性化は細切した生膵臓を加温して自己消化をお
こなわしめることによっても達成されるが、 1lii
乳動物の十二指腸またはその抽出液の添加、トリプシン
またはトリプシン含有物1例えばパンクレアチン等の添
加。
エタノール添加、アセトン添加、イソプロピルアルコー
ル添加等の添加処理によっても可能である。
さて次にかくのごとく活性化したエラスターゼを活性化
処理後の溶液から抽出するためには、従来から一般にま
ず当該溶液に酢酸緩衝液のごとき水溶液を加えて濾過し
、澄明な溶液を得て9次に硫安塩析をおこなうというご
とき工程がおこなわれて来た。この従来技術において肝
要な点はエラスターゼの析出のためには塩析操作をおこ
なわなければならないということ並びに当該塩析操作を
可能にするために、抽出液を濾過してあらかじめ非常に
澄明な溶液にしておくことが必須の条件であるというこ
とである。−例を示せば後記効果例1の対照試料の製造
方法に記載されるごとく、活性化後、酢酸緩衝液で処理
し、ここに大量の濾過助剤を加えて濾過し、あらかじめ
非常に澄明な溶液としてから1次に硫安を加えて45チ
飽和とし塩析せしめるというごときである。しかしなが
らそもそも膵臓は大量の脂肪を含む臓器であるから。
上記の澄明な溶液を得る操作自体が大変に困難な操作で
あり、量産規模にははなはだ不適合なのである。さらに
加えて致命的なことに、当該塩析操作における回収率が
きわめて低く、活性化されたエラスターゼに対してせい
ぜい60〜70%程度のものが回収されるにすぎず、多
量の残余エラスターゼは抽出不能のまま廃棄される結果
となっているのが現状である。かくのごとく、従来方法
は未だ工業的に満足すべき方法として完成されていない
のである。
かかる実情にかんがみ2本発明者は困難な澄明化操作や
繁雑な塩析操作のごとき諸操作を伴なうことなく、もっ
ばら単純簡便なる化学操作によってのみエラスターゼを
高い回収率で収得することのできる方法について鋭意検
討をおこなった。その結果、活性化処理後、エラスター
ゼ含有液に特定量の水可溶性有機溶媒を加えてエラスタ
ーゼを沈澱せしめることによって所期の目的が達成され
ることを見出し2本発明を完成するに至った。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明の原料であるブタ膵臓とはブタ膵臓そのものはも
ちろん、ブタ膵臓からインシーリンを抽出した残渣、ブ
タ膵臓からカリクレインを抽出した残渣あるいは脱脂膵
臓などブタ膵臓由来の原料をすべて含むものである。こ
れらの原料は活性化処理によってすべてエラスターゼ含
有溶液を与えることができるのである。
活性化処理にあたり、膵臓は肉挽き機にかけあるいは凍
結粉砕するなどしてできるだけ細分しておくことが好ま
しい。しかし細切せずに、直接に活性化することも可能
ではある。活性化処理には従来から自己消化処理、酵素
処理、有機溶媒処理などが知られており、具体的には、
加温による自己消化処理のほか、哺乳動物の十二指腸ま
たはその抽出液の添加、トリプシン添加、パンクレアチ
ン添加、エタノール添加、アセトン添加、イングロビル
アルコール添加等がある。本発明における活性化処理に
はこれら従来公知の方法をそのまま準用すればよく2例
えば、特開昭52−61287公報に記載される方法、
すなわち、ブタの生膵臓にブタの十二指腸を加え、  
pl(7〜7.5において放置する処理を好便におこな
うことができる。1なふ)有機溶媒添加によって活性化
する場合には、後の沈澱操作において使用する溶媒と同
一の溶媒を使用するのが好ましい。
なおまた、細切原料または活性化処理後の処理物に適当
量の水または薄い塩溶液を加えて懸濁し。
所望により1過助剤を加えて粗い繊維性物質をあらかじ
め除去する操作をおこなうことができる。
この除去操作をしておくと、引続いておこなわれるエラ
スターゼの沈澱操作をいっそう容易におこなうことがで
きる。この場合において水または薄い塩溶液の量は粗い
繊維性物質を除去するために必要な程度の量で十分であ
り、原料または処理物の0.5〜2倍容程度でよい。ま
た濾過助剤は繊維性物質の凝集を促進するために加えら
れ、ケイソウ土がもっとも適している。しかしながら、
当該除去操作は本発明において特に必須となる操作では
なく、従って本発明を限定するものではない。
また活性化処理後、直ちに適当な有機溶媒を加えて脱脂
する操作をおこなうことができるが、当該脱脂操作も本
発明において特に必須となる操作ではなく2本発明を限
定するものではない。
本発明において使用される水可溶性有機溶媒とは水と任
意の割合において透明に混和し得る有機溶媒な百い、具
体的にはアセトン、エタノール。
インプロピルアルコール等であり、特にアセトンは好ま
しい例である。
水可溶性有機溶媒の添加濃度は、後記実験例に示される
ごとく添加後の溶液に対して30〜80独チの範囲にあ
ることが望ましい。すなわち2本発明は活性化後におけ
るエラスターゼ含有溶液に本発明に係る水可溶性有機溶
媒を添加してエラスターゼを沈澱せしめるものであるが
、添加後の溶液に対して当該水可溶性有機溶媒の濃度が
30V/y%以下の場合にはエラスターゼの沈澱が見ら
れず。
沈澱に必要な所要量に至っていない。また濃度が81個
4以上である場合にはエラスターゼ含有溶液からエラス
ターゼと共に当該溶液中に共存する夾雑タンパク質やベ
プタイドまでも沈澱するようになり、エラスターゼ純度
がいちじるしく低下する結果となる。かくして、水可溶
性有機溶媒の濃度は30〜80V/V%の範囲であるこ
とが必要であり、特に50〜70V/V%が好ましい。
沈澱方法には特別の限定はないが、水可溶性有機溶媒を
加えて所定の濃度に調整し1例えば1時間攪拌すれば、
エラスターゼ含有沈澱物が沈澱するので、これを1取す
ればよい。また、当該沈澱物は再び水に溶解させ、一旦
ハイフロスーパーセル(ケイソウ土)のごとき濾過助剤
を加えて濾過し、エラスターゼ含有溶液を得て、再度水
可溶性有機溶媒を加え、加えた後の溶液に対し当該水可
溶性有機溶媒の濃度が30〜80V/V%の範囲となる
ように調整して再沈澱せしめることができる。
従って本発明はエラスターゼ含有溶液に対する繰返しの
沈澱処理操作を含むものである。
次に本発明方法によって得られるエラスターゼ沈澱物は
本発明に係4水可溶性有機溶媒で数回洗浄し、真空乾燥
すれば乾燥物として収得することができる。
また1本発明方法によって得られる粗エラスターゼは適
当なる精製法によりさらに高純度化することができる。
例えば、特公昭50−21557公報に記載される方法
、すなわち1本発明方法を実施した後に得られる乾燥物
をpH5〜10の水溶液に溶解し、5〜50’Cに1時
間以上放置し、塩析し、さらに適宜精製して凍結乾燥す
る方法を実施すればさらに高純度化される。当該精製操
作は高純度エラスターゼが特に要求される場合におこな
われる操作であり1本発明により得られる粗エラスター
ゼによっても使用目的が十分に満足され得るような場合
には必要のない操作となる。従って。
本発明は当該精製操作によって限定されるものではない
以下に記載する効果例および実験例をもって本発明をさ
らに詳細に説明する。
効果例1 試  料 (1)検体試料(本発明方法の例) 実施例1によって得られた乾燥物を検体試料とした。
(2)対照試料(従来方法の例) ブタの膵臓1 kgをミンチし、200dの水と7gの
パンクレアチンを加え、さらに5dの40%水酸化ナト
リウム水溶液を加えて激9−.−Mへ しく攪拌した後、17℃に2時間放置して活性化した。
次いで31の0.1M酢酸緩衝液(p)(4,B )を
加え4時間攪拌後−夜放t1シ。
この液に300gの七ライトを加えて攪拌した後沢過し
た。f過残渣についてはさらに21の酢酸緩衝液(pH
4,8)を加えて抽出をおこない濾過した。f液を合し
く4.51)硫安を加えて45饅飽和とし、塩析を行な
った。
得られた沈澱物を1取し、真空乾燥し、得られた乾燥物
を対照試料とした。
方法および結果 検体試料および対照試料についてサクシニルトリアラニ
ンパラニトロアニリドを基質としてエラスターゼ活性を
測定した。結果を表1に示す。
10− 表1より本発明方法は従来方法に比して高い収量を単純
簡便な化学操作によって与えるものであることが判明す
る。、 効果例2 試  料 (1)検体試料(本発明方法の例) 実施例1において粗r過して得られたf液(2)対照試
料(従来方法の例) 方法および結果 効果例1におけると同様に測定した。結果を表2に示す
表2より抽出の段階においてすでに本発明方法は従来方
法に比して高い収量を与えるものであることが判明する
実験例1 ミンチしたブタの膵臓2.4ユに2.4/の水と17g
のパンクレアチンを加え、さらに12rrLlの40%
水酸化ナトリウム水溶液を加えて攪拌し。
25℃で2時間放置して活性化した。次いで40gのハ
イフロス−パーセルな加えて粗沢過した。
このr液を400rILlづつ分取し、アセトン濃度が
0.20,30,40,50,60,70,80Vhチ
となるようにアセトンを加えた。25℃で1時間放置し
た後、沈澱物をP取した。沈澱物はさらにそれぞれ沈澱
時におけると同一の濃度のアセトン水溶液に懸濁し、再
び沈澱物をf取した。
各沈澱物につきサクシニルトリアラニンノくラニトロア
ニリドを基質としてエラスターゼ活性を測定しf液中の
エラスターゼ活性との比より沈澱物へのエラスターゼの
回収率を求メタ。
結  果 結果を表2に示す。表2よりブタ膵臓に活性化処理を施
して得られるエラスターゼ含有水溶液からエラスターゼ
を沈澱せしめるのにおいて、エラスターゼの沈澱はアセ
トン濃度が30〜40 V/V%であるときから始まり
、60シ〜チにおいてほぼ完全に終結することが判明す
る。
なお、80V//V%以上においては、エラスターゼの
外に、多葉の夾雑タンパク質やペプタイド性物質までも
沈澱を開始するようになるので好ましくない。
以下に記載する実施例をもって本発明をさらに詳細に説
明する。
実施例1 ブタの膵臓1 kgをミンチし、200rnlの水と7
gのパンクレアチンを加え、さらに5 mlの40%水
酸化ナトリウム水溶液を加えて激しく攪拌した後、17
°Cに2時間放置して活性化した。これにアセトンを加
えて70■/v%とし1時間攪拌しもアセトン層を除き
、沈澱物に1.21の水を加えて2時間攪拌し2次いで
10gの71イフロスーパーセルを加え、粗沢過した。
r液1,81を得て、これにアセトンを加えて60 V
/V%とし、生じた沈澱物を沢取した。沈澱物はさらに
1,51のアセトンで3回洗浄し、真空乾燥し、乾燥物
を得た。収得量105L活性1.11単位/ダ。
実施例2 ブタの膵臓10klilをミンチし、101の水と7J
9のパンクレアチンを加え、さらに50−の40%水酸
化すl−IJウム水溶液を加えて攪拌した後、35℃で
2時間放置して活性化した。次いでアセトンを加えて3
0 V/V%にした後、100gのハイフロス−パーセ
ルを加えて粗沢過した。粗濾過液にアセトンを加えて6
0V/V%にし、生じた沈澱物を沢取した。沈澱物はさ
らに1.51のアセトンで3回洗い、真空乾燥し、乾燥
物1.2 kgを得た。活性0493単位/m9゜ なお、ここに得られた乾燥物を必要により以下のごとく
さらに精製した。乾燥物1.2 kgに121の0.1
Mリン酸緩衝液(pH7,4)を加え、1時間攪拌し、
20℃で20時間放置した。次いで700gのハイフロ
ス−パーセルを加えて濾過した。f液に硫安を加え40
%飽和にて塩析し、塩析物を沢取した。得られた塩析物
370gを3.71の0.1M炭酸緩衝液(pH7,0
)に溶解し、濾過して清澄液とした後、3日間攪拌して
エラスターゼ結晶を得た。分取した結晶は脱塩の後、凍
結乾燥し。
乾燥物35gを得た。エラスチン分解活性165単位/
m9゜ 実施例3 ブタの膵臓1.0に9をミンチし、41の50V、/’
y%アセトン水を加え、10℃に16時間放置して活性
化した。次いでアセトンを加えて70V/V%とし、1
時間攪拌した。アセトン層を除き、沈澱物12kgを得
た。この沈澱物に131の水を加えて2時間攪拌し1次
いで100gのノ・インOスーパーセルな加えて粗沢過
した。粗濾過液にアセトンを加えて70v/v%にし、
生じた沈澱をP取した。
沈澱物はさらに151のアセトンで3回洗った後。
真空乾燥シフ、乾燥物1.1.5kgを得た。活性09
7単位/〜0なお、必要によりここに得られた乾燥物]
、、 2 kyについて実施例2の精製操作において記
載したと同様の精製操作をおこない、エラスターゼ結晶
の凍結乾燥物33gを得た。エラスチン分解活性175
単位/Tn9゜ 実施例4 ブタの膵臓10kgをミンチし、41の50vA%エタ
ノール水を加え、10℃に2日間放置して活性化した。
次いで8ノの水と51のエタノールを加え、さらに20
0gのハイフロス−パーセルラ加えて粗濾過した。粗沢
過液にエタノールを加え15− て60 V/V%にし、生じた沈澱物をf取した。沈澱
物はさらに51の60 v/v%エタノール水に懸濁し
て再びP取した後、151のアセトンで3回洗った。次
いで真空乾燥し、乾燥物1 kgを得た。
活性112単位/m9゜なお、ここに得られた乾燥物を
必要により以下のごとくさらに精製した。乾燥物1ゆに
101の0.1Mリン酸二水素カリウム液を加え、35
℃で2時間攪拌した。次いで500gのハイフロス−パ
ーセルを加えて濾過した。f液に硫安を加えて45%飽
和にし、塩析し、塩析物をr取した。得られた塩析物3
50.@を0.1M炭酸緩衝液(pH7,0)に溶解し
、濾過して清澄液を得た後、3日間攪拌してエラスター
ゼ結晶を得た。結晶は分取した後、脱塩し、凍結乾燥し
た。
乾燥物33g、エラスチン分解活性168単位/■。
実施例5 ブタの膵臓10kgをミンチし、21の水と70Iのパ
ンクレアチンを加えて激しく攪拌した後。
35℃に4時間放置して活性化した。次いでイン17− 16− プロピルアルコールを加えて80 V/V%とし、1時
間攪拌後、インプロピルアルコール層を除き。
沈澱物12ゆを得た。沈澱物に131の水を加えて2時
間攪拌し2次いで100gのハイフロス−パーセルな加
え粗沢過した。f液にイソプロピルアルコールを加えて
70 V/V%とし、生じた沈澱物をf取した。沈澱物
をさらに151のインプロピルアルコールで2回洗った
後、真空乾燥し、乾燥物1.2 kgを得た。活性1.
02単位/my。
なお、必要によりここに得られた乾燥物1.2 kgに
ついて実施例2の精製操作において記載したと同様の精
製操作をおこない、エラスターゼ結晶の凍結乾燥物34
.9を得た。エラスチン分解活性170単位/〜。
実施例6 ブタの膵臓10睦を粗く砕いた後、21の水と709の
パンクレアチンを加え攪拌し、25℃で6時間放置して
活性化した。次いでミンチし、さらに水101と200
gのハイフロス−パーセルを加えて粗沢過した。P液に
アセトンを加えて18− 80V/V%にした後、アセトン層を除き、沈澱物を集
めた。沈澱物はさらに20gの70V/V%アセトン水
に懸濁した後沢取した。沈殿物重量(温体)3.skg
、活性0.34単位/my。
なお、ここに得られた沈澱物を必要により以下のごとく
さらに精製した。沈澱物3.5 kgに141の0.1
Mリン酸緩衝液(pH7,4)を加え、さらに2N水酸
化ナトリウム水溶液でpHを70に調整した後、20°
Gで20時間放置した。次いで700Iのハイフロス−
パーセルを加えて沢過した。、P液に硫安を加え、40
%飽和にして塩析した。沢取して得た塩析物340Iを
0.1M炭酸緩衝液(pH7,0)に溶解した後、濾過
した。得られた清澄液を3日間攪拌してエラスターゼ結
晶を得た。
結晶を遠心分離によって集めた後、脱塩し、凍結乾燥し
、乾燥物34gを得た。エラスチン分解活性178単位
/In9゜ 特許出願人 工−ザイ株式会社 19−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ブタ膵臓に活性化処理を施して得られるエラ
    スターゼ含有溶液からエラスターゼを沈澱せしめるにあ
    たり、水可溶性有機溶媒を加え、当該水可溶性有機溶媒
    の濃度が加えた後の溶液に対し30〜80V/V%の範
    囲にあるようにすることを特徴とするエラスターゼの製
    造方法(2)水可溶性有機溶媒がアセトン、エタノール
    。 イソプロピルアルコールのいずれかである特許請求の範
    囲第1項記載のエラスターゼの製造方法 (3)活性化処理が自己消化処理、哺乳動物の十二指腸
    またはその抽出液の添加、トリプシン添加、パンクレア
    チン添加、エタノール添加、アセトン添加、イソプロピ
    ルアルコール添加のいずれかである特許請求の範囲第1
    項捷たは第2項記載のエラスターゼの製造方法
JP14938881A 1981-09-24 1981-09-24 粗エラスタ−ゼの製造方法 Granted JPS5851892A (ja)

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JPS4948517A (ja) * 1972-05-05 1974-05-10
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