JPS5850936Y2 - 作業能力の回復訓練用ボ−ル - Google Patents

作業能力の回復訓練用ボ−ル

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Publication number
JPS5850936Y2
JPS5850936Y2 JP5233479U JP5233479U JPS5850936Y2 JP S5850936 Y2 JPS5850936 Y2 JP S5850936Y2 JP 5233479 U JP5233479 U JP 5233479U JP 5233479 U JP5233479 U JP 5233479U JP S5850936 Y2 JPS5850936 Y2 JP S5850936Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
small steel
steel balls
recovery training
work ability
Prior art date
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Expired
Application number
JP5233479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55151365U (ja
Inventor
陽 三輪
Original Assignee
三輪商事株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三輪商事株式会社 filed Critical 三輪商事株式会社
Priority to JP5233479U priority Critical patent/JPS5850936Y2/ja
Publication of JPS55151365U publication Critical patent/JPS55151365U/ja
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Publication of JPS5850936Y2 publication Critical patent/JPS5850936Y2/ja
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  • Magnetic Treatment Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、指先や手の作業能力を回復させるために利
用するボールに関する。
脳溢血の後遺症または小児マヒなどによって手足に障害
が発生した際には、指先や手足の作業能力を回復させる
ために訓練しなければならない。
このために、種々の訓練具が病院などにおけるリハビリ
テーションの際に利用されている。
この際に、身体を静止した状態で指先を訓練するには、
従来、椅子に座った状態で2個のクルミを片手で握って
、これを手の中で回転摩擦させていた。
この考案は、前記のクルミとほぼ同様の使用目的を有す
る訓練具を提案するものである。
したがって、この考案の目的は、使用勝手がすぐれた作
業能力の回復訓練用ボールを提供することである。
また、この考案の他の目的は、ボールにインサートした
小鋼球が強磁性を有するために、手の血行を良化させて
訓練効果をいっそう増大させる作業能力の回復訓練用ボ
ールを提供することである。
次にこの考案を図面に基いて説明する。
第1図はこの考案に係る作業能力の回復訓練カポール2
を示し、該ボールは2個を1組として用いる。
ボール2は耐摩耗性のプラスチックで製造すると好まし
く、たとえばABS樹脂の射出成形によって製造する。
ボール2の大きさは、通常人が片手で2個握れる程度の
直径たとえば直径28mmにする。
ボール2は完全な球形が好ましいけれども、成形上の関
係から図示のように部分的に円筒形に近い形状になるこ
ともある。
複数個の小鋼球4はボール2に埋め込み、該小鋼球の一
部分がボール表面に突出している。
各小鋼球4にはクロムメッキを施し、その直径は中空状
のボール2の厚みよりも大きくすると好ましい。
この実施例では、小鋼球4の数はボール2を構成する半
割型ごとに5個ずつ埋め込んで総計10個である。
各半割型に埋め込む5個の小鋼球4は、第1図に示すよ
うに中央の1個からほは゛等間隔に配置することが好ま
しく、ボール2全体としてみた場合には小鋼球4は5個
ずつ左右に分配されている。
小鋼球4の数は、図示のような10個以外にも種々の数
にすることができ、所望に応じて12個または14個な
どにしてボール全面により分散するようにしてもよい。
第2図に示すように、ボール2内部には永久磁石のプレ
ート6を2枚挿入し、各プレート6の表面が左右に分配
した5個の小鋼球4の表面と接触するように配置する。
小鋼球4が5個である場合、プレート6は5個の内の4
個に接触可能であるが、中央に位置する1個には接触し
ていない状態である。
このため、永久磁石のプレート6は加工が容易でないけ
れども、可能であれば該プレートを中高の形状にしたり
、または他の金属材料を介して中央の小鋼球4に接触す
るようにしてもよい。
各プレート6は、接着剤または他の適宜の手段によって
ボール2の内部に固着する。
この実施例では、小鋼球4自体を永久磁石にすることが
技術的に困難であるために別個の永久磁石プレート6を
用いたけれども、小鋼球4自体を永久磁石にできるなら
ばプレート6は使用しなくてもよい。
この考案に係るボール2を構成する半割型は、たとえば
次のようにして製造する。
第3図に示すように、この半割型用の金型は、雌型8と
雄型10からなる。
雌型8はボール2の外表面に相当するほぼ半球形のキャ
ビティ12を有し、該キャビティには比較的浅い球面孔
14を設ける。
球面孔14は埋め込むべき小鋼球4の数だけ設け、各球
面孔14は相互に適当な間隔を置いて配置する。
各球面孔14の底面には細長いスロットを垂直に設け、
該スロット内に磁石棒16を挿入しておく。
また、雄型10はボール2の内表面に相当するほぼ半球
形の突起面18を有し、該突起面にも球面孔14とそれ
ぞれ対応する浅い球面孔20を設ける。
ボール製造工程において、雌型8の各球面孔14に小鋼
球4を嵌めると、該小鋼球は磁石棒16の磁力によって
球面孔14内に定着する。
この際に、雌型8のキャビティ12が完全な球面である
と、各小鋼球4はその磁力によって引っ付くので、小鋼
球相互の間隔を広く保つために該小鋼球の位置する部分
は円筒形に近い形状に形成している。
小鋼球4の定着後に、雄型10を雌型8に接近させて第
3図に示す状態にする。
この状態において、ABS樹脂を金型内へ射出してボー
ル2用の半割型を成形する。
この半割型は金型から取り出した後に、その内部に永久
磁石プレート6を固着する。
次に、この半割型は2個重ね合わせて、たとえば超音波
溶接によってその周端面を溶着してボール2を製造する
この考案に係る作業能力の回復訓練用ボールはプラスチ
ック製であって、その表面がら複数個の小鋼球が部分的
に突出している。
このボールはプラスチックで製造することにより、種々
の着色が容易に可能となって美観的にすぐれている。
また、このボールを手に握った際は、突出した小鋼球が
平表面を接触して接触感が良く、このボールを手の中で
回転させても手を傷つける恐れは全くない。
この考案のボール2個を片手で握って回転摩擦すると、
突出した小鋼球の衝突音が発生して耳に心地良く聞こえ
、かつ該ボールは軽いのでこの指先運動が長続きするこ
とになる。
さらに、ボール表面突出した小鋼球が直接または間接的
に強磁性を有するために、磁石一般の特性として認めら
れている磁力線による血液循環の良化と末梢神経の刺激
とが期待できる。
この効果は、強磁性を有する小鋼球が直接手肌に接触す
ることでいっそう増大することになる。
したがって、この考案に係るボールは、指や手を動かす
運動と磁力線による血行の良化とが相まって、指先およ
び手の作業能力を回復させる訓練具として用いると顕著
な効果を達成する。
しがも、この考案のボールは、単に前記のような訓練具
としてばかりでなく、子供用の玩具として用いたりある
いは大人用の娯楽器具として利用することも可能である
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る作業能力の回復訓練用のボール
を概略的に示す拡大正面図、第2図は前記ボールを第1
図のII−II線に沿って部分的に切断した拡大側断面
図、第3図はこの考案に係るボールを製造するために用
いる金型を示す要部断面図である。 2・・・・・・作業能力の回復訓練用ボール、4・・・
・・・小鋼球、6・・・・・・永久磁石プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.2個の半割型を成形して溶着する中空の硬質プラス
    チック製ボールであって、複数個の小鋼球が一部分ボー
    ル表面に突出しており、少なくとも一部の小鋼球は、ボ
    ール内部に配置した永久磁石のプレートと接触すること
    によって強磁性を有することを特徴とする作業能力の回
    復訓練用ボール。 2、ボール本体がABS樹脂製である登録請求の範囲第
    1項に記載のボール。
JP5233479U 1979-04-18 1979-04-18 作業能力の回復訓練用ボ−ル Expired JPS5850936Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5233479U JPS5850936Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 作業能力の回復訓練用ボ−ル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5233479U JPS5850936Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 作業能力の回復訓練用ボ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55151365U JPS55151365U (ja) 1980-10-31
JPS5850936Y2 true JPS5850936Y2 (ja) 1983-11-19

Family

ID=28943324

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JP5233479U Expired JPS5850936Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 作業能力の回復訓練用ボ−ル

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