JPS5850933B2 - 硝酸銀の製造方法 - Google Patents
硝酸銀の製造方法Info
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- JPS5850933B2 JPS5850933B2 JP51082324A JP8232476A JPS5850933B2 JP S5850933 B2 JPS5850933 B2 JP S5850933B2 JP 51082324 A JP51082324 A JP 51082324A JP 8232476 A JP8232476 A JP 8232476A JP S5850933 B2 JPS5850933 B2 JP S5850933B2
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- Japan
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- silver nitrate
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G5/00—Compounds of silver
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高品位の硝酸銀の製造方法に関するものであり
、更に詳細には、硝酸銀製造工程において粗側酸銀溶液
中に含まれる金属不純物を除去して高品位の硝酸銀を製
造する方法に関するものである。
、更に詳細には、硝酸銀製造工程において粗側酸銀溶液
中に含まれる金属不純物を除去して高品位の硝酸銀を製
造する方法に関するものである。
従来より硝酸銀は金属銀を硝酸中で加熱溶解し、反応さ
せることによって製造されている。
せることによって製造されている。
しかしながら、このようにして得られた粗製の硝酸銀の
中には不純物としてFe 、Cu 、Pct 、Pb
、Ni 、Au。
中には不純物としてFe 、Cu 、Pct 、Pb
、Ni 、Au。
Al、Zn、Bi、Hg、Cd、Cr等が含まれており
、写真用、触媒用、或いは分析用の硝酸銀等高品位であ
ることが要求される場合には、これらの金属不純物を除
去することが必要であった。
、写真用、触媒用、或いは分析用の硝酸銀等高品位であ
ることが要求される場合には、これらの金属不純物を除
去することが必要であった。
かかる要求を満たすため、従来より粗側酸銀溶液中に含
まれている金属不純物の除去方法がいくつか提案されて
いる。
まれている金属不純物の除去方法がいくつか提案されて
いる。
たとえば、活性アルミナ(A1203)や活性マグネシ
アのカラムにこの不純物を含んだ粗側酸銀溶液を通過さ
せ、金属不純物を除去する方法がある。
アのカラムにこの不純物を含んだ粗側酸銀溶液を通過さ
せ、金属不純物を除去する方法がある。
(米国特許第2,614,029号、英国特許第629
.179号等。
.179号等。
)しかしながら、この方法によるときは、液のpHが低
いと、カラム中のアルミナが溶は出し、逆に粗側酸銀溶
液を汚してしまうという欠陥があった。
いと、カラム中のアルミナが溶は出し、逆に粗側酸銀溶
液を汚してしまうという欠陥があった。
またアセチレンもしくはメチルアセチレンは2価の金属
とは反応しないので、粗側酸銀溶液中にアセチレンガス
もしくはメチルアセチレンガスを吹き込み銀とのみ反応
させた後、こうして生じたAg2C2やA、!1lc2
CH3を分離して、不純物を除去する方法も提案されて
いる。
とは反応しないので、粗側酸銀溶液中にアセチレンガス
もしくはメチルアセチレンガスを吹き込み銀とのみ反応
させた後、こうして生じたAg2C2やA、!1lc2
CH3を分離して、不純物を除去する方法も提案されて
いる。
(米国特許第3.800,030号)しかしながら、こ
の方法は全ての銀を一旦アセチレンもしくはメチルアセ
チレンと反応させてA、9.、 C,やA、!i7 C
2CH3に変え、更に再度硝酸により分解させて高品位
の硝酸銀とするので、操作も複雑であり、経済的にも他
の方法に比べ倍近い硝酸が必要なため多大な費用を要し
実用的でない。
の方法は全ての銀を一旦アセチレンもしくはメチルアセ
チレンと反応させてA、9.、 C,やA、!i7 C
2CH3に変え、更に再度硝酸により分解させて高品位
の硝酸銀とするので、操作も複雑であり、経済的にも他
の方法に比べ倍近い硝酸が必要なため多大な費用を要し
実用的でない。
更にはAg2C2やA、!9C2CH3は、加熱や摩擦
、場合によっては光により激しい爆発をおこすので、危
険性が極めて高いという欠点も併せ有していた。
、場合によっては光により激しい爆発をおこすので、危
険性が極めて高いという欠点も併せ有していた。
更に、粗側酸銀溶液に酸化銀を加えて溶抜を中性に近づ
けることにより、金属不純物の水酸化物を生成せしめ、
その溶解度の低さを利用して金属不純物を析出させ、沢
過により分離する方法が知られている。
けることにより、金属不純物の水酸化物を生成せしめ、
その溶解度の低さを利用して金属不純物を析出させ、沢
過により分離する方法が知られている。
この方法は操作が簡単であり、従来より広く使用されて
いるが、除去しうる金属不純物の種類に制限があり、N
i 、Zn 、Pb 、Cd 、Hg等の除去にはあま
り有効でないという欠陥を有していた。
いるが、除去しうる金属不純物の種類に制限があり、N
i 、Zn 、Pb 、Cd 、Hg等の除去にはあま
り有効でないという欠陥を有していた。
このため、かかる操作中において積極的にFe(NO)
、Fe(OH)3 又は鉄粉を添加して、33 金属不純物の除去効率を上げる方法が提案されている。
、Fe(OH)3 又は鉄粉を添加して、33 金属不純物の除去効率を上げる方法が提案されている。
(米国特許第3,141,731号、英国特許1.04
2,159号等)しかしながら、かかる方法においても
、Ni、Zn、Cdに対しては未だ効果が十分であると
は言い得なかった。
2,159号等)しかしながら、かかる方法においても
、Ni、Zn、Cdに対しては未だ効果が十分であると
は言い得なかった。
しかも、この方法では、生成した沈澱を濾過する場合、
水酸化第二鉄が沢過器につまりゃすく濾過がスムーズに
おこなえないだけでなく、硝酸に対する水酸化第二鉄の
溶解性が低いために、溶解操作に時間がかかり操作性が
劣っているという欠陥も有していた。
水酸化第二鉄が沢過器につまりゃすく濾過がスムーズに
おこなえないだけでなく、硝酸に対する水酸化第二鉄の
溶解性が低いために、溶解操作に時間がかかり操作性が
劣っているという欠陥も有していた。
更には、この方法では、添加するFeにより、逆に硝酸
銀が汚染される危険性が多く、写真用に使用した場合に
スポットが出やすくなるなど、かえって高品位の硝酸銀
が製造しえない結果となるおそれを除去しえなかった。
銀が汚染される危険性が多く、写真用に使用した場合に
スポットが出やすくなるなど、かえって高品位の硝酸銀
が製造しえない結果となるおそれを除去しえなかった。
本発明の目的は、かかる従来の技術の欠陥を解消し、写
真用、触媒用、分析用等に使用可能なきわめて高品位の
硝酸銀を製造する方法を提供することにある。
真用、触媒用、分析用等に使用可能なきわめて高品位の
硝酸銀を製造する方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、金属不純物を含まない高純度の硝
酸視を製造する方法を提供することにある。
酸視を製造する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、簡単な操作により経済的に高品位
の硝酸銀を製造する方法を提供することにある。
の硝酸銀を製造する方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、写真用に適した高品位の硝酸
銀を製造する方法を提供することにある。
銀を製造する方法を提供することにある。
本発明者は前記の目的を達成するため鋭意研究を重ねた
結果、金属銀を硝酸に溶解した粗研酸銀溶液に、Al(
NO3)3もしくはAl(OH)3又はアルミニウム粉
をA13+が硝酸銀に対して50〜ioooppmとな
るように加え、しかる後にこの溶液に酸化銀を加えて、
液のpHを5.5〜65となるように調整し、放置して
沈澱を生せしめ、この沈澱を沢過、デカンテーション等
によって分離することにより、Fe 、Cu 、Pd
、Ni 、Au 、Zn 、Bi 。
結果、金属銀を硝酸に溶解した粗研酸銀溶液に、Al(
NO3)3もしくはAl(OH)3又はアルミニウム粉
をA13+が硝酸銀に対して50〜ioooppmとな
るように加え、しかる後にこの溶液に酸化銀を加えて、
液のpHを5.5〜65となるように調整し、放置して
沈澱を生せしめ、この沈澱を沢過、デカンテーション等
によって分離することにより、Fe 、Cu 、Pd
、Ni 、Au 、Zn 、Bi 。
Hg、Cr、Cd等の金属不純物を効率良く除去するこ
とが可能となり、前記の目的が達成されることを見出し
た。
とが可能となり、前記の目的が達成されることを見出し
た。
ここにA13+の添加量は、硝酸銀に対して50〜10
00pplIlが適当であるが、好ましくは50〜40
0pI)m、とくに好ましくは100〜2001)IN
IIが望ましい。
00pplIlが適当であるが、好ましくは50〜40
0pI)m、とくに好ましくは100〜2001)IN
IIが望ましい。
またA13+を加えた後、溶液を加熱することが望まし
い。
い。
溶液の温度は高ければ高い程、反応速度が大となり好ま
しいが、あまり高温とすると操作上危険が伴なうので、
安全性より50〜90℃に加熱することが好ましい。
しいが、あまり高温とすると操作上危険が伴なうので、
安全性より50〜90℃に加熱することが好ましい。
酸化銀を加えて、液のpHを調整する場合、中性に近い
方が効果があるが、酸化銀が多量に必要なため不経済で
あるのでpHは5.5〜65の範囲に調整することが適
当であるが、より好ましくは6.06.2に調整するこ
とが望ましい。
方が効果があるが、酸化銀が多量に必要なため不経済で
あるのでpHは5.5〜65の範囲に調整することが適
当であるが、より好ましくは6.06.2に調整するこ
とが望ましい。
本発明によれば、F13+を加えて金属不純物を分離す
る方法に比べ、不純物の除去効率は一般的にすぐれてお
り、とくにNl、Znの除去に対して効果が顕著である
。
る方法に比べ、不純物の除去効率は一般的にすぐれてお
り、とくにNl、Znの除去に対して効果が顕著である
。
また本発明によれば、沢過により沈澱を分離する場合に
も、沢過器に目詰りをおこすことなく、操作がきわめて
容易におこないうる。
も、沢過器に目詰りをおこすことなく、操作がきわめて
容易におこないうる。
本発明は粗研酸銀溶液中に、A13+と酸化銀を所望量
だけ添加してやれば足り、アルミナカラムの如き格別な
装置を必要としないから、本発明によれば、設備的にも
安価で済み、しかも保全が容易になしうる。
だけ添加してやれば足り、アルミナカラムの如き格別な
装置を必要としないから、本発明によれば、設備的にも
安価で済み、しかも保全が容易になしうる。
更に本発明により写真用硝酸銀を製造する場合には、操
作の手違いによりA13+が過剰となってしまったとき
にも、アルミニウムは鉄に比し、写真的な作用の面での
影響が小さく、製品を損うおそれが少ない。
作の手違いによりA13+が過剰となってしまったとき
にも、アルミニウムは鉄に比し、写真的な作用の面での
影響が小さく、製品を損うおそれが少ない。
また従来はかような精製操作の後、更に通常2回の晶析
をおこない、精製度を高めていたが、本発明によれば、
この晶析を少なくとも1回おこなえば十分であり、場合
によっては全く精製のための晶析を必要としないため、
極めて経済的である。
をおこない、精製度を高めていたが、本発明によれば、
この晶析を少なくとも1回おこなえば十分であり、場合
によっては全く精製のための晶析を必要としないため、
極めて経済的である。
以下、本発明の効果をより一層明瞭なものとするために
実施例をあげる。
実施例をあげる。
なお、以下の実施例において、百分率はすべて重量%を
示す。
示す。
実施例 1
金属銀を硝酸に溶解し、更に金属不純物を添加して、第
1表に示す取分を有する粗研酸銀溶液31itを調製し
た。
1表に示す取分を有する粗研酸銀溶液31itを調製し
た。
ビーカー(1)に上述のようにして調製した60%の粗
側酸銀溶1111itを取り、水蒸気バスで70℃に加
熱しながら、これに酸化銀30gを加えてpHを6.1
に調製した。
側酸銀溶1111itを取り、水蒸気バスで70℃に加
熱しながら、これに酸化銀30gを加えてpHを6.1
に調製した。
この溶液を48時間にわたり攪拌羽根により攪拌した後
、加熱をやめて、24時間放置した。
、加熱をやめて、24時間放置した。
その後、沈澱をr過したところ、第1表に示すMA戊を
有するサンプル慮1の硝酸銀溶液を得た。
有するサンプル慮1の硝酸銀溶液を得た。
次にビーカー(11)に前述のように調製した60%の
粗側酸銀溶液1 litを取り、これにFe (Nq3
) 3を硝酸銀に対してFe3+が200 ppmとな
るように加えた後、水蒸気バスで70℃に加熱しながら
、酸化銀3([を加えて溶絞のpHを6.1に調製した
。
粗側酸銀溶液1 litを取り、これにFe (Nq3
) 3を硝酸銀に対してFe3+が200 ppmとな
るように加えた後、水蒸気バスで70℃に加熱しながら
、酸化銀3([を加えて溶絞のpHを6.1に調製した
。
この溶液を2時間にわたり攪拌羽根により攪拌した後、
加熱をやめて、24時間放置した。
加熱をやめて、24時間放置した。
その後、沈澱をr過したところ、第1表に示す組成のサ
ンプル/f62の硝酸銀溶液を得た。
ンプル/f62の硝酸銀溶液を得た。
更にビーカー(iii)に前述のように調製した60%
の粗側酸銀溶液1 litを取り、これにAl(NO3
)3を硝酸銀に対してA13+が150pI)mとなる
ように加えた後、水蒸気バスで70℃に加熱しながら、
酸化銀30gを加えて溶液のpHを61に調製した。
の粗側酸銀溶液1 litを取り、これにAl(NO3
)3を硝酸銀に対してA13+が150pI)mとなる
ように加えた後、水蒸気バスで70℃に加熱しながら、
酸化銀30gを加えて溶液のpHを61に調製した。
この溶液を2時間にわたり攪拌羽根により攪拌した後、
加熱をやめて、24時間放置した。
加熱をやめて、24時間放置した。
その後、沈澱を沢過したところ、第1表に示す組成のサ
ンプルA3の硝酸銀溶液を得た。
ンプルA3の硝酸銀溶液を得た。
ここに咽は硝酸銀に対する値を示す。
また−は極微量のため検出不可能であったことを示す。
第−表によれば、本発明に係るサンプル/163はサン
プル/I61、サンプル/I62に比し、はぼあらゆる
金属不純物について除去効率がすぐれており、とくにN
I、Znについてはその効果は顕著である。
プル/I61、サンプル/I62に比し、はぼあらゆる
金属不純物について除去効率がすぐれており、とくにN
I、Znについてはその効果は顕著である。
実施例 2
金属銀を硝酸に溶解し、更に金属不純物を添加して、第
2表に示す成分を有する粗側酸銀溶液11itを調製し
た。
2表に示す成分を有する粗側酸銀溶液11itを調製し
た。
111を用ビーカーOV)に上述のように調製した50
%の粗側酸銀溶液1 litを取り、水蒸気バスで60
’Cに加熱しながら、これに酸化銀3Mを加えてpHを
6.1に調製した。
%の粗側酸銀溶液1 litを取り、水蒸気バスで60
’Cに加熱しながら、これに酸化銀3Mを加えてpHを
6.1に調製した。
この溶液を1時間にわたり攪拌羽根により攪拌した後、
加熱をやめて放置した。
加熱をやめて放置した。
12時間後沈澱が容器の底に沈降したところで上澄液を
デカンテーションして、500m1l用ビーカー(v)
、(Vl)に二分した。
デカンテーションして、500m1l用ビーカー(v)
、(Vl)に二分した。
次に50 O7nm!、ビーカー(V)中の溶液を水蒸
気バスで60℃に加熱しながら、硝酸銀に対してFe3
+が2QQppmとなるようにFe(NO3)3を加え
、更に酸化銀15gを加えてpHが6.2となるように
調製した。
気バスで60℃に加熱しながら、硝酸銀に対してFe3
+が2QQppmとなるようにFe(NO3)3を加え
、更に酸化銀15gを加えてpHが6.2となるように
調製した。
この液を1時間にわたり攪拌をした後、加熱をやめて、
24時間放置した。
24時間放置した。
その後、沈澱を沢過したところ、第2表に示す組成のサ
ンプル/I64の硝酸銀溶液を得た。
ンプル/I64の硝酸銀溶液を得た。
同時に500−ビーカー(Vi)中の溶液を水蒸気バス
で60℃に加熱しながら、硝酸銀に対してに1B+が2
00p−になるようにAA(NO3)3を加え、更に酸
化銀15gを加えてpHを6.2に調製した。
で60℃に加熱しながら、硝酸銀に対してに1B+が2
00p−になるようにAA(NO3)3を加え、更に酸
化銀15gを加えてpHを6.2に調製した。
この抜を1時間にわたり攪拌した後、加熱をやめ、24
時間放置した。
時間放置した。
その後、沈澱を沢過したところ、第2表に示す組成のサ
ンプルA5の硝酸銀溶液を得た。
ンプルA5の硝酸銀溶液を得た。
第2表において、ppIIlは硝酸銀に対する値を示す
。
。
また−は極微量のために検出不可能であったことを示す
。
。
第2表によれば、本発明に係るサンプルA65はサンプ
ル屑4に比し、はぼ全ての金属不純物について除去効率
がすぐれており、とくにNl、Znについては顕著であ
ることがわかる。
ル屑4に比し、はぼ全ての金属不純物について除去効率
がすぐれており、とくにNl、Znについては顕著であ
ることがわかる。
実施・例 3
金属銀を硝酸に溶解し、第3表に示す取分を有する粗側
酸銀水溶液1 litを調製した。
酸銀水溶液1 litを調製した。
11it用ビーカー(v+i)に上述のように調製した
50%の粗側酸銀溶7111itをとり、これに硝酸銀
に対してに1B+が4001)T)IIIとなるように
Al(OH)3を添加し、更に酸化銀20gを加えて、
pHを5.8に調製した。
50%の粗側酸銀溶7111itをとり、これに硝酸銀
に対してに1B+が4001)T)IIIとなるように
Al(OH)3を添加し、更に酸化銀20gを加えて、
pHを5.8に調製した。
この液を3時間にわたり攪拌羽根により攪拌をした後、
24時間放置した。
24時間放置した。
その後、沈澱を沢過したところ、第3表に示す組成のサ
ンプル/166の硝酸銀溶液を得た。
ンプル/166の硝酸銀溶液を得た。
第3表において、咽は硝酸銀に対する値を示す。
またーは極微量のため検出不可能であったことを示す。
第3表によれば、本発明に従って精製されたサンプル/
I6.6は殆どの金属不純物が十分に除去されており、
更に晶析操作を要することなく、写真用硝酸銀として十
分に使用しうるものであった。
I6.6は殆どの金属不純物が十分に除去されており、
更に晶析操作を要することなく、写真用硝酸銀として十
分に使用しうるものであった。
実施例 4
金属銀を硝酸に溶解し、第4表に示す成分を有する粗側
酸銀溶131itを調製した。
酸銀溶131itを調製した。
次いで、1lit用ビーカー(Vjji) 、 (jX
) 、(X)に上述のように調製した40%の粗研酸銀
溶液を11itずつ取り、水蒸気バスで90℃に加熱し
ながら、それぞれ硝酸銀に対してA18+が501)p
In 。
) 、(X)に上述のように調製した40%の粗研酸銀
溶液を11itずつ取り、水蒸気バスで90℃に加熱し
ながら、それぞれ硝酸銀に対してA18+が501)p
In 。
200p1M11.100091)Illとなるように
Al(NO3)3を加え、更に酸化銀35gを加えて、
pHを6.1に調製した。
Al(NO3)3を加え、更に酸化銀35gを加えて、
pHを6.1に調製した。
これらの液をそれぞれ2時間にわたり攪拌羽根で攪拌し
た後、加熱をやめて、24時間放置した。
た後、加熱をやめて、24時間放置した。
その後、上澄液をデカンテーションし、分析したところ
、第4表に示す組成のサンプル屑7、サンプル/168
、サンプル厘9の硝酸銀溶液を得た。
、第4表に示す組成のサンプル屑7、サンプル/168
、サンプル厘9の硝酸銀溶液を得た。
第4表において、ppIllとは硝酸銀に対する値を示
す。
す。
また−は極微量のため検出不可能であったことを示す。
第4表によれば、本発明にしたがって精製したサンプル
屑7、サンプル屑8、サンプル涜9はいずれも金属不純
物が十分に除去されており、更に晶析操作を要すること
なく、写真用硝酸銀として十分使用しうるものであるこ
とがわかった。
屑7、サンプル屑8、サンプル涜9はいずれも金属不純
物が十分に除去されており、更に晶析操作を要すること
なく、写真用硝酸銀として十分使用しうるものであるこ
とがわかった。
とくにサンプル/168は良好であった。
Claims (1)
- 1 金属銀を硝酸に溶解し硝酸銀を製造する方法におい
て、金属銀を硝酸に溶解した粗側酸銀溶液にA13+イ
オンを硝酸銀に対して50〜1000咽加えた後、酸化
銀を加えてpHを5.5〜6.5に調製して、生じた沈
澱を分解除去することを特徴とする硝酸銀の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51082324A JPS5850933B2 (ja) | 1976-07-09 | 1976-07-09 | 硝酸銀の製造方法 |
BE179199A BE856633A (fr) | 1976-07-09 | 1977-07-08 | Procede de preparation de nitrate d'argent purifie |
DE19772730995 DE2730995A1 (de) | 1976-07-09 | 1977-07-08 | Verfahren zur herstellung von gereinigtem silbernitrat |
US05/814,580 US4136157A (en) | 1976-07-09 | 1977-07-11 | Method of preparing purified silver nitrate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51082324A JPS5850933B2 (ja) | 1976-07-09 | 1976-07-09 | 硝酸銀の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS537597A JPS537597A (en) | 1978-01-24 |
JPS5850933B2 true JPS5850933B2 (ja) | 1983-11-14 |
Family
ID=13771370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51082324A Expired JPS5850933B2 (ja) | 1976-07-09 | 1976-07-09 | 硝酸銀の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4136157A (ja) |
JP (1) | JPS5850933B2 (ja) |
BE (1) | BE856633A (ja) |
DE (1) | DE2730995A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583543A (en) * | 1978-12-11 | 1980-06-24 | Nachi Fujikoshi Corp | Locating device for machine tool |
US5000928A (en) * | 1986-03-17 | 1991-03-19 | Eastman Kodak Company | Preparation of ultra-pure silver nitrate |
JP2587313B2 (ja) * | 1990-07-19 | 1997-03-05 | 富士写真フイルム株式会社 | 重金属除去用活性アルミナ及びそれを用いた硝酸銀の製造方法 |
DE4031952A1 (de) * | 1990-10-09 | 1992-04-16 | Degussa | Verfahren zur herstellung von staubfreiem silbernitrat |
US5417102A (en) * | 1993-12-28 | 1995-05-23 | Eastman Kodak Company | On-line method for measuring density of solids in reaction process |
US6042800A (en) * | 1993-12-28 | 2000-03-28 | Eastman Kodak Company | Continuous method of removing impurities from crude silver nitrate |
GB9823726D0 (en) * | 1998-10-29 | 1998-12-23 | Bp Chem Int Ltd | pH control method of reducing nitrogen oxides emission |
TWI241277B (en) * | 2001-03-29 | 2005-10-11 | Daicel Chem | Method for the production of the basic metal nitrate |
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