JPS5850512Y2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS5850512Y2
JPS5850512Y2 JP5176178U JP5176178U JPS5850512Y2 JP S5850512 Y2 JPS5850512 Y2 JP S5850512Y2 JP 5176178 U JP5176178 U JP 5176178U JP 5176178 U JP5176178 U JP 5176178U JP S5850512 Y2 JPS5850512 Y2 JP S5850512Y2
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JP
Japan
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tape
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cue
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Application number
JP5176178U
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English (en)
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JPS54153908U (ja
Inventor
暎二 南
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気記録再生装置に関し、その目的とするとこ
ろはテープに記録された信号とっぎの信号との間の無信
号部を検出する曲間検出の精度を高めることにある。
従来、磁気記録再生装置で音楽が記録されたテープの曲
間検出はキュー、レビュー状態(もしくは早送り、巻戻
し状態)にてテープに接触された再生ヘッドの出力を増
幅・整流してテープ上の無信号位置を検出し、この検出
にもとづきテープ駆動部を通常の再生もしくは停止動作
に切換えることにより曲間検出を行なっている。
ところで、テープ速度はリール軸の一定回転にもとづく
ため、テープの巻始め位置におけるキュ一時のテープ速
度とレビュ一時のそれとの比が3倍になるぐらい異なっ
ており、また、テープ巻終り位置についても同様に異な
っている。
したがって、テープ上の曲間の長さが全て同じであって
も、巻始めにおけるキューとレビュ一時の無信号時間が
異なり、またこれは巻終りについても同様に異なってい
た。
その結果、曲間検出部の応答速度の設定がむずかしく、
巻始めまたは巻終り付近で曲間検出部が誤動作すること
があった。
本考案はテープ速度をキュー、レビュー、巻始め、巻終
りに関係なくほぼ一定に保ち、無信号時間すなわち曲間
の時間を一定に保って曲間検出精度を高めるようにした
ものである。
第1図は本考案の一実施例である。
テープ1はキュー、レビュー機構部404で設定される
速度により高速走行をしているものとする。
再生ヘッド2はこのテープ1に接触され、その出力は増
幅器3で増幅され、曲間検出部4のバンファアンプ40
1に供給される。
そして、その増幅出力は整流回路402で整流され弁別
器403で電圧の有無が弁別される。
前記弁別器403は無信号部、すなわち曲間に達すると
キュー、レビュー機構404を制御し、そのキュー、レ
ビュー状態を解除して通常の再生状態もしくは停止状態
に切換える。
つぎに、テープ速度の制御について説明する。
前記増幅器3の出力が入力される低域通過フィルタ5は
第2図の曲線Aのような特性をもち、また同出力が入力
される面域通過フィルタ6は第2図の曲線Bに示すよう
な特性のフィルタである。
比較器7は低域通過フィルタ5および高域通過フィルタ
6の出力レベルを比較し、テープ速度を制御する速度制
御部8を駆動する。
いま、第3図Aに示したようにテープ巻始めでリールハ
ブ10を回転駆動してテープ1を矢印13の方向へ走行
させる状態をキュー(もしくは早送り)状態とし、リー
ルハブ11を回転1駆動してテープ1を矢印14の方向
へ走行させる状態をレビュ(もしくは巻戻し)状態とす
る。
リールハブ10の直径はリールハブ11に巻か机たテー
プ1の巻径よりも小さいのでキュー状態のテープ速度は
レビュー状態のそれよりも遅い。
同様に第3図Bに示したようにテープ巻終り付近ではキ
ュー状態のテープ速度はレビュー状態のそれより速い。
そして、テープ巻始めのキュー状態とテープ巻終りのレ
ビュー状態とのテープ速度はほぼ同じ位である。
また、テープ巻始めのレビュー状態とテープ巻終りのキ
ュー状態とのテープ速度もほぼ同じ位である。
このテープ速度はカセットテープで60分用のものでは
通常の録音再生のテープ速度の10倍から30倍の範囲
になる。
したがって、キュー、レビュ一時にテープ速度が速いと
きには、高域通過フィルタ6の出力レベルが大きくなり
、またテープ速度が比較的遅い場合には低域通過フィル
タ5の出力が大きくなる。
その結果、比較器7は出力がテープ速度に対応して変化
し、テープ1の速度をほぼ一定に保つように速度制御部
8を駆動する。
この動作により、テープ1に記録されている曲間が全て
等しいならば、キュー、レビュー状態における曲間の時
間も全て同じになり、この時間の曲間で曲間検出部4が
確実に精度よく動作する。
なお、キュー、レビュー状態で曲間検出のときは出力端
子9に通常の再生レベルより低いレベルで出力を出して
おり、テープ速度がほぼ一定になれば聴感上でも曲間が
非常に判別しやすい。
またテープ速度が一定に保たれるの(テープも傷みにく
い。
以上のように、本考案の磁気記録再生装置によれば、低
域通過フィルタと高域通過フィルタでキュー、レビュ一
時の信号成分をそれぞれ検出し、比較器で比較して速度
制御部を制御してテープ速度をほぼ一定になるようにし
ていることから、テープ速度がほぼ一定の高速になり、
曲間検出部の応答精度が高まり、選曲が確実になるとい
うすぐれた効果を奏する。
また、テープ速度がほぼ一定の高速になればモニター音
でも曲間が判別しやすくなり、さらに、テープ速度がほ
ぼ一定の高速になれば極端な高速がすくすり、テープの
傷みも少なくなるというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁気記録再生装置の一実施例を示すブ
ロック回路図、第2図はフィルターの特性曲線図、第3
図A、Bはテープ速度説明図である。 1・・・・・・テープ、2・・・・・・再生ヘッド、3
増幅器、4・・・・・・曲間検出部、5・・・・・・低
域通過フィルタ、6・・・・・・高域通過フィルタ、7
・・・・・・比較器、8・・・・・・速度制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 再生ヘッドの出力を増幅する増幅器と、前記増幅器の出
    力信号が無信号になったことを検出してキュー・レビュ
    ー状態から通常の再生状態または停止状態に切換える曲
    間検出部と、前記増幅器の出力信号のうち低周波成分を
    通過させる低域通過フィルタと、前記増幅器の出力信号
    のうち高周波成分を通過させる高域通過フィルタと、前
    記低域通過フィルタと高域通過フィルタの出力を比較す
    る比較器と、前記比較器の出力により制御されてキュー
    、レビュ一時のテープ速度をほぼ一定に制御する速度制
    御部を備えることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP5176178U 1978-04-18 1978-04-18 磁気記録再生装置 Expired JPS5850512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5176178U JPS5850512Y2 (ja) 1978-04-18 1978-04-18 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5176178U JPS5850512Y2 (ja) 1978-04-18 1978-04-18 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54153908U JPS54153908U (ja) 1979-10-26
JPS5850512Y2 true JPS5850512Y2 (ja) 1983-11-17

Family

ID=28941707

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5176178U Expired JPS5850512Y2 (ja) 1978-04-18 1978-04-18 磁気記録再生装置

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JPS54153908U (ja) 1979-10-26

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