JPS5850416Y2 - ビルドアツプキ−ボ−ド - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデータ処理装置にデータを入力するために用い
るキーボードに関する。

従来、この種のキーボードはユニットキーボード間の接
続を行う場合、ユニットキーボードに雄または雌どちら
か一方のコネクタを実装し、これと対向するコネクタを
つけたケーブルによって接続していた。

この為、キーボードを構成する部品が多く、特に、ユニ
ットキーボード数が多い場合には、相互接続を行うのが
面倒でコストも高くなるという欠点があった。

本考案の目的は多数のユニットキーボードを少ない部品
によって、電気的、機械的に簡単に相互組み合わせする
ことができるキーボードを提供することにある。

本考案は上記目的を達成するために、ユニットキーボー
ド上に雌雄一対のコネクタを実装し、隣接するユニット
キーボード間で数珠つなぎに接続して、組み立てられる
ように構成したものである。

つ筐り、本考案によるビルドアップキーボードは、それ
ぞれ複数個のスイッチを実装したプリント配線板（プリ
ント板）より構成された複数のユニットキーボードと；
これらユニットキーボードにそれぞれ設けられ、ユニッ
トキーボード相互の接続を行う雌雄一対のコネクタと；
この雌雄一対のコネクタの相互接続により電気的、機械
的に一連となる前記複数のユニットキーボードを案内保
持するガイドレールと；を備えたことを特徴とする。

次に図面を参照して本考案の実施例を説明する。

第１図は雄コネクタとして、プリント板のカードエツジ
を使用し、スイッチ取付板とプリント板を共用としたユ
ニットキーボード平面図、第２図は同側面図、第３図は
ユニットキーボードを組み合せてつくったビルドアップ
キーボードの一実施例である。

第１図において、スイッチ１はスイッチ取付板を兼ねた
プリント板２の上に実装され、右端は雄コネクタの役を
するカードエツジコネクタ３が、捷た左端は雌コネクタ
４が実装されている。

第３図に釦いて、ユニットキーボード５はガイドレール
６ ａ 、６ ｂによって位置決め、固定される。

左端のユニットキーボード５ａと中央のユニットキーボ
ード５ｂはコネクタ３ ａ ｔ ４ ｂによって電気的
、機械的に相互接続され、順次ユニットキーボードは同
様に接続される。

キーボードと制御部との接続も同様にキーボードの最も
端にあるユニットキーボードのコネクタを使って接続さ
れる。

以上説明したように本考案によれば、複数のユニットキ
ーボードのそれぞれに雌雄一対のコネクタを設け、この
雌雄二対のコネクタの相互接続により複数のユニットキ
ーボードを電気的、機械的に一連に結合することにより
、複数ユニットキーボード間の電気的、機械的相互接続
のためにケーブルなどの個別接続部材を要さず、且つ同
キーボード間を密接させて組立配置でき１す。

さらに、本考案によれば、複数のユニットキーボードを
ガイドレールにより案内保持することにより、複数ユニ
ットキーボードを極めて着脱容易に保持でき、組立性お
よび保守交換効率の向上を図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のビルドアップキーボードに釦けるユニ
ットキーボードを示す平面図、第２図は側面図、第３図
は本考案のビルドアップキーボードの一実施例を示す平
面図である。 １・・・・・・スイッチ、２・・・・・・プリント板、
３・・・・・・雄コネクタ、４・・・・・・雌コネクタ
、５・・・・・・ユニットキーボード、６・・曲ガイド
レール。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. それぞれ複数個のスイッチを実装したプリント配線板よ
   り構成された複数のユニットキーボードと：これらユニ
   ットキーボードにそれぞれ設けられ、ユニットキーボー
   ド相互の接続を行う雌雄一対のコネクタと：この雌雄一
   対のコネクタの相互接続により電気的、機械的に一連と
   なる前記複数のユニットキーボードを案内保持するガイ
   ドレールと：を備えたことを特徴とするビルドアップキ
   ーボード。