JPS58501872A - 自動手持ち小火器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動手持ち小火器 この発明は、請求の範囲第１項の導入部に限定されるような、自動手持ち小火器 に関する。

前述のような、摺動プラグの後方移動経路が、銃身の中心線から上方へ逸脱する 自動手持ち小火器は、たとえばドイツ出頭公告第２３５４４５１号に示されるよ うに公知である。この通常のピストルの従来設計例、すなわち弾薬ボックスがハ ンドルに収容され、摺動プラグが実質的にハンドルに隣接し、あるいはその背側 に配置されるものにおＶては、摺動プラグの移動経路は後方へ斜めに上昇してお り、その目的は、発射時に銃身が上昇しないように、アームの重力中心を、そし て特に銃身をできるだけ下方へ移動するためである。実際には、摺動プラグは、 後方へ斜め上方に向く摺動プラグガイド、に対して、武器の支持点すなわちハン ドルの後方に、下向きモーメントを生じさせ、それにより武器の床尾は発射時、 下方へ回転しようとし、これは銃身を上方へ持上げるモーメントで証明される。

したがって、この構造の効果はそ、ｔｌ、　Ｋより目的とされるものと反対のも のになる。

この発明の目的は、前述の欠点を除去することである。

特に、この発明の目的は、後座（反動）の銃身上身モーメントが十分に除去され る、質量密閉（ｍａｓｓ−ｏｂｔｕｒａｔｅｄ　）型手詩ち小火器を提供するこ とである。。

この発明の特徴に関しては、請求の範囲を参Ｗ３．すれたい。

この発明は、摺動プラグが後座により後方移動する時、この支点位置の前方に作 用して、銃身の銃口を下方へ回転させるモーメントを生しきせるように、摺動プ ラグの中心線および摺動プラグガイド°を配置することを基礎にしでいる。この 発明において、前述の銃身を下方へ回転させる好ましいモーメントは、摺動プラ グの重力中心の、銃身に対する、そして特に、武器を保持する手の手首の旋回点 に対する配置状態を、請求の範囲に記載したようにすることにより、もたらされ る。

この発明を、図面を参照して実施例により詳細に説明する。

第１図は、この発明の武器の一部断面側立面図、第２図は、第１図の武器の摺動 ”プラグと銃身の頂面図、第６図は、この発明の別の実施例の前部の一部断面側 立面図、 第４図は、この発明の武器の第３実施例の一部断面側立面図、 第ｉｌｌに示される買置密閉型自動ピストルは、ハンドル２を有する本体１、本 体に結合される銃身３、本体から形成されるガイド５および戻しスプリング６を 有する摺動プラグ４、および撃鉄・発射機構７（図面には、構造を明瞭に示すた めに、引金以外は撃鉄拳発射機構を示していない）を備えている。この武器はさ らに、引金の前部に配置された弾薬ボックス１７を備えている。摺動プラグ４　 ＋ａ武器の本体からなるガイ１″において、銃身を主として包囲して移動するよ うに配置されている。摺動プラグ４のガイド５、すなわち案内シーートの下半部 は、後方へ上昇しており、それにより摺動プラグの後方移動経路は、銃身８の中 心線から上方へ逸脱する。

この発明によれば、摺動プラグ４の重力中心４は、摺動プラグがその前方位置で 、銃身の後端部１０に押圧されている時、ハンドル２したがって武器を保持する 手の手首関節部の前方に位置している。この実施例においては、摺動プラグは好 ましくけその主要部分が、銃身３の後端部１０の前方に部分的に突出し、摺動プ ラグの重力中心９は前記銃身の後端部の、できるたけ前方に位置される。

この発明の武器が使用される場合、重量のある摺動プラグ４は戻しスプリング６ により前方に強制されて、コック（撃鉄）機構（図示しない）により、後方位置 においてフックされ、摺動プラグは、発射機構の一部であるコツキング段部また は肩部（図示しない）に保持されて、後方位置に維持される。武器がその引金に より発射されると、摺動プラグ４を後方位置に保持している障害物が除去され、 フッキングスプリング６が摺動プラグを前方へ飛出させ、それにより摺動プラグ の下縁部に設けられたカー）　ＩＪノジ係合部または肩部２０が、弾薬ボックス １７の最上部カートリッジ１８の頂縁部に衝突し、前記弾薬ボックス１７は、摺 動プラグと共に引張られて、銃身３のカー１リツジ室２１へ押入れられている。

前方位置−＼到達、すなわちカー）　ＩＪノジ１系合部２０が、銃身３の後端部 １０に接触し、かつ室２１へ押入れられているカートリッジの基部に接触すると 、摺動プラグ４に設けられた一体発射ビン（図示しない）が、カートリッジのキ ャップに衝突し、それにより装填火薬が発火きれる。装填火薬の燃焼によりもた らされるエイ、ルギーは、一部が銃弾に作用してそれを銃身から発射させ、また 一部が摺動プラグ４に作用して、摺動プラグを押戻す後座をもたらす。

摺動プラグ４の後方移動経路力２、銃身３の中心線８から上方へ逸脱し、かつ摺 動プラグの重力中心９がハンドル２の前方に位置するから摺動プラグは後座によ り、摺動プラグガイドにより強制されて、真直ぐ後方でなく斜め上方へ押される 。したがって、この発明による、斜め上方へ強制される摺動プラグの移動と、摺 動プラグの重力中心の位置により、発射時に武器の前端部を下方へ回転し、した がって銃身が上昇することを防止するモーメントが生じる。この有利な効果は、 武器が連続発射用に調整された時、および単一発射きれる場合の両方に明らかで ある。第１図の実施例において、摺動プラグ４は、その主要部分が銃身の後端部 １０の前方に位置し、すなわち銃身を包囲するように移動される。さらに、この 実施部において摺動プラグ４の重力中心９は、銃身３の後端部１０の前方に位置 する。第２図は摺動プラグの頂面図を示している。したがって、摺動プラグは銃 身３のための中空部１４を形成しており、さらに摺動プラグは前記中空部に銃身 を収容して、主要部分を銃身の後端部１０の前方へ移動するように配置される。

第１図の実施例において、摺動プラグ４のガイド５は武器の支持点、すなわちハ ンドル２の前方に、斜め下方に傾斜するガイド面１１を形成しており、同様に摺 動プラグは斜め前方および下方へ延びる組合わせ面１２を形成している。ガイド 面１１および組合わせ面１２の下向き傾斜は、摺動プラグおよび／ｌたは銃身上 で法線方向に向けて、摺動プラグ４のガイド５の傾斜から逸脱しており、言いか えると、ガイド面１１と組合わせ面１２はガイド５より急に下方へ傾斜している 。ガイド面１１と組合わせ面１２は共働して、摺動プラグが後方へ移動すると、 組合わせ面がガイ１゛而に当たり、摺動プラグを上方へ強く押圧し、それにより 反動が生じ、ガイド面１１およびそれによる武器前端部の強い下向き沈下が生じ る。したがって、摺動プラグ４のカイトより急な傾斜を有する、ガイドのガイド 面１１の摺動プラグの組合わせ面１２との作用により、武器の銃身の沈下特性が 増大される。

第４図に示される実施例において、摺動プラグ４のガイド５は銃身３の中心線８ に対して、実質的に子育である。

武器の支持点すなわちハンドル２の前方に、ガイドは斜めラグは対応する、斜め 前方および下方に傾斜する組合わせ面１２を形成する。言いかえると、摺動プラ グのガイド５はガイド面１１において、後方に上昇しており、したがって、武器 が発射されて摺動プラグが後方へ摺動すると、組合わせ面１２がガイド面１１に 当たり、それにより摺動プラグは強く上方へ押圧される。したがって、摺動プラ グの経路は銃身の中心線８から上方へ逸脱している。この組合わせ面１２とガイ ド面１１との衝突により、ガイド面１ユおよび武器の前端部は、強く下方へ沈下 する。

第１，４図において、摺動プラグのガイド面１１１／＋Ｌ曲がっており、摺動プ ラグ４の組合せ面１２に適合するようになっている。これに対して、第３図の実 施例においては、ガイド面１１は直線状で、摺動プラグ４の組合せ面の形状およ び傾斜に適合するようになっている。

第１，４図において、武器のコックスプリング６がそのガイドスピンドル１４と 共に、武器の後部に垂直に旋動できるように取付けられて、摺動プラグ４の上部 に設けられた開口１５を押通されるガイトスプリンドルは、摺動プラグの後方移 動の初期の間、摺動プラグと共に上方へ、ある距離たけ旋動移動でき、その状態 で、摺動プラグガイド５および摺動プラグ上の対応する組合せ面の、総体的な傾 斜から逸脱するガイド面１１により、前述のように摺動プラグが上方へ飛ばされ る。

ガイド５のガイド面１１の、銃身３の中心線および傾斜からの逸脱量は、／とと えば５〜４５°、およびそれ以上の傾斜である。摺動プラグ４上の組合わせ面１ ２は、ガイド５上のガイド面と適合する傾斜を有しており、また組合わせ面は摺 動プラグから下方へ急激に、たとえば９０°の角度で突出する肩部を備えている 。また、摺動プラグ４０組合わせ面は銃身３の中心線８に対して、比較的小さい 角度、たとえば５〜６０°の角度をなしており、ガイド５には上方に急激に、た とえば９ｏ０の角度で突出する肩部が設けられて、下向き回転モーメントを発生 させるようになっている。

これまでの実施例は何ら限定するものでなく、この発明を例示するためのもので ある。

第　１　図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　・・＞　１’ル２を備える本体１、前記本体に結合された銃身３、前記本 体から形成されるガイド５と戻しスプリング６を備える摺動プラグ４、およびコ ックおよび発射機構７を備え、前記摺動プラグのガイドが後方に上昇して、摺動 プラグの後方移動経路か前記銃身の中心線８から上方へ逸脱している自動質量密 閉型手持ち小火器において、前記摺動プラグ４がその前方位置にある時、その重 力中心９が前記ハンドル２の前方に位置することを特徴とする手持ち小火器。 ２　前記摺動プラグ４が少なくとも一部、前記銃身３の後端部１０の前方に押圧 されることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の手持ち小火器。 ろ　前記摺動プラグ４の重力中心９が、前記銃身３の後端１または２項に記載の 手持ち小火器。 ４　摺動プラグ４のガイド５が、斜め前方および下方に傾斜する面を形成し、前 記面上に前記摺動プラグが載置されると共に、その面と共働して、前記摺動プラ グに後向き後座力が作用した時、前記プラグが後方へ移動して、摺動プラグの下 面が前記ガイドの面に当たり、前記本体１に対して、銃身３の銃口１３を下方へ 回転するモーメントを発生させるようになっている、請求の範囲第１〜３項のい ずれか一項に記載の手持ち小火器。 ５　前記摺動プラグ４の前端部が、銃身３の後端部１０のための中空部１４を形 成しており、前記摺動プラグが、銃身の後端部の前方へ、少なくとも一部押圧さ れるように配置されるさ共に、前記銃身が前記中空部に存している、請求の範囲 第１〜４項のいずれか一項に記載の手持ち小火器。 ６　前記摺動プラグ４が、その主要部が銃身３の後端部１０の前方（Ｃ存するよ うに押圧されている、請求の範囲第１〜５項のいずれか一項に記載の手持ち小火 器。 ７　前記摺動プラグ４のガイ１゛５が、好捷しくはできるたけ銃身の銃口１３に 近接して、武器の支持点の前方にガイド面１１を形成し、摺動プラグが組合わせ 面１２を形成すると共に、前記組合わせ面１２は前記ガイド面に載置配置されて おり、かつ前記ガイド面および組合わせ面が、摺動プラグおよびガイドの全体的 傾斜から、摺動プラグおよび／または銃身の法線方向に向けて、下方に逸脱して おり、かつ前記ガイド面および組合わせ面が共働するように配置されて、後向き の後座力が摺動プラグに作用した時、前記プラグか後方に移動し、前記組合わせ 面が前記ガイド面に当たり、本体１に対して、銃身３の銃口１３を下方へ回転す るモーメントを発生させるようになっている、請求の範囲第１〜６項のいずれか 一項に記載の手持ち小火器。