JPS58501671A - 自動姿勢調整式セイルセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動姿勢調整式セイルセット この発明は海上又は陸上船のセイルセット、特に自動姿勢調整式（ｔｒｉ■ｓｉ ｎｇ）セイルセットに関するものである。

既知の自動姿勢調整式セイルセット（ｓａｉｌｓｅｔ）は、直立軸の回シを回転 可能な主要駅と、主要駅の風下に設けられる補助帆、即ち、後側机板（ｔａｉｌ 　ｖａｎ・）とから構成されている。この後部机板は、主要駅から延びる桁（ｂ ｏｏｍ）Ｋ取付けられ、後部机板に加わる推力が後部机板及び桁を直立軸の回り に回転させ、その結果主要駅を回転させるようになっている６作動時に、主要駅 に対する蕾側机板の角度が設定され、その結果生ずる後側机板に加わる風の推力 は、後備机板に最小の抗力が加わる位置へ、後側机板と桁に力を及ぼし、後側机 板の設定によりあらかじめ決めらｎた迎え角（ａｎｇｌｅ　ｏｆ　ａｔｔａｃｋ ）をとるように主要駅を回転させる。

上記の自動姿勢調整式セイルセットは、制御性、効率及び運転性に関し、従来の 帆走用装備（ｒｉｇ）よりも優れているが、後部机板が十分に主要駅を失速させ ることができないため、風下帆走時の性能が比較的悪い傾向がある。

この発明は、自動姿勢調整式の上記の欠点を改善するためのものである。

この発明の一つの特長として、主要駅の前端の前＠（通常、風上方向）に位置決 めさ７′Ｌ得る補助載板を含む目動姿勢調整式セイルセットが具備され、そのた め、補助机板に加わる推力が主要駅を回転させるように作用する。

この発明のもう一つの特長は、主要駅が失速位置へ初かされる時に、主要帆軸の 回りのモーメントに対）几することのできる補助机板を少くとも一つの有する自 動トリミングセイルセットを奇供することにある。

補助机板は、剛体であることが好ましく、圧力中心の前方で旋回する、対称断面 をもつ剛性エーロフォイル（ａ＠ｒｏｆｏｉｌ）であることがさらに好ましい。

セイルセットは、補助机板内に組込まれる、或は補助机板が取付けられる桁に保 持される平衡おもシを具備することが好ましい。

以下に添付図面を参照し、笑旌例全示し、この発明を説明する。

第１図はこの発明の実施例における自動姿勢調整式の概略平面図、第２図は第１ 図のセイルセットの補助帆の拡大概略図、第３図及び第４図は左舷及び右舷のタ ッキング（ｔａａｋｉｎｇ）時における第１図のセイルセットの態様の概略平面 図であり、第５図及びｔ８６図は左舷及び右舷の失速時における第１図のセイル セットの態様の概略平面図であり、第７図は第１図のセイルセットの側面図であ る。

第１図において、主要駅ｌは、直立軸２の回りを自由に回転できる対称断面形状 をもつエーロフォイルとして示され、後＃）机板３は、主要駅ｌから延びる桁４ に取付けられている。後４１＋１帆板３に加えて、非失速操作時おいて主要駅の 風上側に社かｎるもう一つの補助机板が具備されている。以下に前側机板５と呼 ばｎるこの第２の補助机板はさらに主要駅１から桁７に沿い延びている。

主要駅１０軸２は、非失速操作時において、エーロフオイルの圧力中心が通常生 じる帯域内の、エーロフオイルの前端から少し離れた所でエーロフォイル断面の 弦に位置決めされている。この帯域（・＝通常、前端から６］定した弦の長さの ２２〜４０％の範囲内にある。後部机板３も、好ましくは、その圧力中心が通常 発生する帯域内で、直立軸の回りを旋回するよう支持される。前側机板５は直立 軸６の回りを目出・で旋回するよう￥持され、その軸は、圧力中心が通電発生す る帯域のノ虱上、好ましく　ｉｒｉ前端から測った弦の長さ００〜１８略の範囲 内に置かれる。

ただし、前側帆飯５ばその前端の前方に配着される伯の回りを旋回するように支 持されてもよい。

第２図は、桁４及び７の先端の拡大図であり、各桁はそれぞれ＠側机板３と前側 机板５を保持している。この図から、前側机板５の後端がロープ１２により後側 机板に連結さ九ている。ロープには滑車等の案内１１を通り、されている。ロー プ１２の長さは、後側机板３が、その正常な動作位置（即ち、主要駅に失速が生 じない位置）の間を腕ｌＯによ多動かされる際に、ロープがたるみを残しておけ る程度とし、代表的編成の場合には、後側机板が少くとも３０°いず丸かの方向 に側御してもたるみが残っているようになっておジ、ロープ１２がたるんでいる 時、前側机板５は、風見鶏のように局邪的菟気諷に４３−わせることができ、後 側帆広３がその正常な動作位置を越えて偏回し、ロープ１２がぴんと張られると 、前側机板５は、桁７に沿う方（ロ）に引張られ、前側机板５への風の推力が主 要駅の軸２の回シで、前側訊板をその桁に沼って動かし、風に対し主要駅の回合 を支え心ように保持されている。

第３図及び第４図はそれぞれ、失速していない場合の左舷及ヒ石舷１ｉ１」クツ キングの一般的状原を示している。

これらの南において、流線１４は仝気品を示す、各場合において、抗力が最小と なる位置方向へ動かされる後備机板３を設定することにより、主要駅１は希望す る迎え角に位置決めされ、後層ｌ机板３が上記の位置にある時、桁４の回転が主 要駅ｌを回転させるのに役立っていることがわかす０以上のようにこの実施例に おいて、後４１’ｌ帆板３は、−担設定されるとセイルセットを自動姿勢調整さ せる調整器のように作動する。ロープ１２がたるんでいる時に、前側机板５はそ の圧力中心の前方で旋回支持されているため、局部的空気流に合うように前側机 板５が風見鶏の如くに作用するように後側机板３が設定される。

第５図及び第６図はそれぞれ、風下方向に帆走する場合に要求される左舷及び右 舷の失速のために必要となるセイルセットの態様を示している１図示されている ように、後側机板３は約９０°の限界角度まで偏向しており、このためロープ１ ２はぴんと張られ前側机板５は桁７の方向に合致している。前側机板５がこのよ うに固定された状態において、風の推力は、主要駅と前側机板の両方が第５図及 び第６図に示さ九るように失速するまで、桁７に沿う前側机板５を主要駅１の軸 ２０回りを回転させるように作用する。流線１６は失速状態のエーロフオイルの 回シの十分に失速した渦流を示す。

ロープ１２をぴんと張らすために後置１帆板３に要求される正確な偏向の程度は 、ロープの長さ及び延長部１３などの他の部材の相対長さによって決まる０図に 示されるように、後側机板は風の方向と合致し、前側机板はその桁の方向に合致 している。しかしながら、に手は、ロープが許容する最大角まで後備机板を単に 偏向させるだけでよく、別＾漬施例にお−て祉、前側机板をその桁に完全に合致 させる（又は中心を合わせる）必要はない。

上記の説明において、主要駅１０軸２は、主要駅の圧力中心が通常発生する帯域 内にあるように説明書れている。しかしながら、主要駅は９０°の迎え角方向へ 回転されるので、主要駅ｌ自身にかかる推力によ）軸２０回夛に、失速位置への 回転に対抗するように作用する著しいモーメントが発生するまで圧力中心が前端 から離れて移動し失速状鱒を得ている。主要駅が失速位置へ動かされる時に、前 側机板５が主要駅のその軸の回りのモーメントに対抗するように作用することが わかる。この状態において、前側机板のモーメントが主要駅のモーメントに等し い箇所で平衡状態が生じる。前側机板の面積は、正味の迎え角が失速状態の場合 の迎え角よりもかなシ大きくなるように選定される。

第７図は、第１図から第６図までに示されたものと同様なセイルセットの側面図 である。

竺１因から第７図において、主要駅１と補助帆、即ち後側机板３と前側机板５が 単一の剛性のある対称なエーロフオイルとして示されているけれども、その各々 は布製帆及びもしくは多くの要素からなる帆であってもよく、多くの要素からな る補助帆の場合には、それらは１つ又は複数の桁に取付けられてもよい、　′さ らに、第１図に示されるムーム軸の回りの対称性は好ましいけれども、必ずしも ４要で蕗ない。

好ましい笑施例において、桁７又は前側机板５は、主要駅の軸２の回りでセイル セットを平衡に保つための平ら延長している棒（その棒には前側机板が旋回でき るように支持されている）から構成されてもよｉ８桁７は、４＠２０回りを回転 するだけでなく、主要駅を回転させることなく、平衡お本シの位Ｉ！を・変える ために桁７が回転できるように主要駅１の前端の近くで主要駅１に旋回支持され てもよ−、この場合、主要駅を回転するために前側机板の使用を希望する際には 、主要駅ｌの前端の回りで０桁の旋回運動はなんらかの装置、例えば簡ツク装置 虻よ）禁止される。

前側机板５及び後側机板３の軌跡は、第１図の円８として示されてｊｌｌ−抄、 前側机板の前端と後側机板の後端が軸２から等距離にあるので、一致してｉる。

それらの軌跡は、セイルセットがからまる事故の危険性を最小にするために、船 の平面上の外形線の範囲内に・あることが好ましい（＠３図から第６図面の簡単 な説明するために、船の外形４１を小さめに示している）、竜イルセットの慣性 モーメン）を減少させるために、前側机板５の前端を後側帆ｆ３の後端よりも軸 ２により近くに配置することが好ｔ、Ｌい。

前側机板５を固定するためのロープ１２は、押し棒、ベルクランクなどの地の連 結装置、さらにはｖ−／Ｉ！栂と置換できるものと考えら九る。その上、主要駅 を回転するために作動している時、前側机板は、図のように桁と平行に固定さｎ る必要はなく、桁に対し中心からずれた位置に取付けらｎてもよいものとする。

前側机板を固定するための方法として、後側机板の制御用置火偏位を利用する方 法以外の別の方決も考えられる６例えば、主要駅に取付けらｎたフラップ（ｆｌ ａｐ）が、前側机板に連結されてもよく、或は前側机板とその桁との闇にのみ連 結物があってもよ−。

前側机板が手切で制御される場合には、後側机板を制御する前述の移動或は前側 机板用桁の限界位置への移動らなる操作ができることが望まし＾。

前側机板は平衡おも如月のａ線型構造物を含んでもよ−。

浄書（内′？；に′２央なし ／ 手　続　補　正　ｌＩ（方式） 昭和５８年７月１４−― 娃許庁長官　殿 １、事件の表示 ＰＣＴ／ＧＢ　ｓ　２１０　Ｏ２９０ ２、発明の名称 自動姿勢調整式セイルセット 住　所　英国、／ツブジャー　ニスオー８５ビーシー。

ハンブル、ヴ゛ポイント　（無番地） 氏Ｚ（、＆祢）　り万一カー　り４ングセイル　システムズ　リミテ〕ソド代表 ネ　ウオー刀−，ジョン　グラハム　（１範）　英国４、代理人 住　所　〒５５０大阪市西区来町堀１丁目１２−１４（天真ビル）５、補正命令 の日付　唱和５８年γ月５日６　補正の対象　「願書の翻訳文」及び１図面の翻 訳文」国°際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．主要駅の前端のＮｊ脅に置かれ得る補助机板を含み、補助机板に加わる推力 が主要駅を回転させるようになしえ自動姿勢１１１１ｔ、セイルセット。 λ　主要駅が失速位置へ動かされる際に主要帆軸の回夛の主要駅のモーメントに 対抗できる少くとも一枚の補助机板を具備する自動姿勢調整式セイルセット。 人　剛性のあるエーロフオイルから構成される請求の範囲第１項又は第２項記載 の自動姿勢調整式セイルセラＦ。 ４　主要駅の空気流れ面に対称となっている請求の範囲第１項乃至第３項いづれ か記載の自動姿勢調整式セイ５、上記補助机板が平衡おも）と結合されて％／％ る請求の範囲！１項乃至第４ＪＪいづれか記載の自動姿勢＠要式６、上記補助机 板が平衡おもりを保持する桁に取付けられている請求の範囲第１項乃至第４項い づルか記載の自動姿勢調整式セイルセット。 ７、補助机板が制御部材と連結され、制御部材の作動時に、主要駅に対する補助 机板の迎え角を定めるようになって−る請求の範ＭｔＩＩＥ１項乃Ｍ露６項いづ れか記載の自動姿勢調！！［セイルセット。 ８、　上記補助机板が圧力中心の前方で旋回するようＫなって−る請求の範囲第 １項乃至第７項一づれか記載の自動姿勢調整式セイルセット。 ９、上述のように添付図面を参照して記載され、且つ図面に図解されてい為自動 姿勢調整式セイルセット。 １０、請求の範Ｂ第１項乃至９９項りづれか記載の自動姿勢調整式セイルセット を含む海上船もしくは陸上船。