JPS5850146Y2 - シ−ル用リング - Google Patents
シ−ル用リングInfo
- Publication number
- JPS5850146Y2 JPS5850146Y2 JP1978025082U JP2508278U JPS5850146Y2 JP S5850146 Y2 JPS5850146 Y2 JP S5850146Y2 JP 1978025082 U JP1978025082 U JP 1978025082U JP 2508278 U JP2508278 U JP 2508278U JP S5850146 Y2 JPS5850146 Y2 JP S5850146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing ring
- gas
- filter
- case
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本案者は、それ自身のもつ弾力によって固定されそれに
よってシール作用を行うゴムリングであって、厚さ方向
の変位量が大きく変化してもほぼ均一の反力を生じ均等
のシール特性を保持することのできる様構成されたシー
ル用リングに関するものである。
よってシール作用を行うゴムリングであって、厚さ方向
の変位量が大きく変化してもほぼ均一の反力を生じ均等
のシール特性を保持することのできる様構成されたシー
ル用リングに関するものである。
ガス分析計にはガス中のダストを除去するためにガス濾
過器が取付けられている。
過器が取付けられている。
第１図はこの様なガス済廻器の一例を示すものである。
即ちこのガス濾過器はガス尺ロアとガス出口８とを有す
る盆形のケース１と、このケースに被せられた逆波形を
した蓋２とを含み、これら二つの部材によって前記ガス
尺ロアとガス出口８とを連絡する中空室を形成している
。
る盆形のケース１と、このケースに被せられた逆波形を
した蓋２とを含み、これら二つの部材によって前記ガス
尺ロアとガス出口８とを連絡する中空室を形成している
。
ケース１と蓋２との間にはＯ−リング３が装填されてい
て前記中空室を外気から遮断している。
て前記中空室を外気から遮断している。
筺た、ケース１と蓋２との間には中空室を一次側（ガス
入口に通じる室部分）と二次側（ガス出口に通しを室部
分）とに区分けするため、シール用のリング５によって
固定されこフィルタ（Ｆ紙）４が配置されている。
入口に通じる室部分）と二次側（ガス出口に通しを室部
分）とに区分けするため、シール用のリング５によって
固定されこフィルタ（Ｆ紙）４が配置されている。
かかる構成によりガス濾過器はガス入ロアから流入した
ガスをフィルタ４によって濾過しガス出口８から流出さ
せる。
ガスをフィルタ４によって濾過しガス出口８から流出さ
せる。
この様なガス濾過器のケースや蓋には、耐食性に富み、
製作コストが安い等の理由によりプラスチック成型品が
一般に使用され、フィルタ押え用のリング５には通常の
０− ＩＪソング用いられている。
製作コストが安い等の理由によりプラスチック成型品が
一般に使用され、フィルタ押え用のリング５には通常の
０− ＩＪソング用いられている。
しかし、プラスチック成型品は金属加工品に比較した場
合、寸法精度が悪く変形や歪の発生率も高い。
合、寸法精度が悪く変形や歪の発生率も高い。
またフィルタは紙製のもの以外にガラス繊維、石英、フ
ッ素等から出来たものがあるが、普通市販されているフ
ィルタの厚さば０００５乃至１ミリメートルの範囲内で
バラついている。
ッ素等から出来たものがあるが、普通市販されているフ
ィルタの厚さば０００５乃至１ミリメートルの範囲内で
バラついている。
そのため、第１図に示す様な手段でフィルタ４を蓋２と
ケース１との間に押付は固定するとなると、ケース及び
蓋の寸法とフィルタの厚さ寸法との組合わせ如何でリン
グ５を挾持する部材間の厚さが変化し１等該リング５が
０−ＩＪソングある場合は、時には巨大な反力がケース
や蓋に加わることがある。
ケース１との間に押付は固定するとなると、ケース及び
蓋の寸法とフィルタの厚さ寸法との組合わせ如何でリン
グ５を挾持する部材間の厚さが変化し１等該リング５が
０−ＩＪソングある場合は、時には巨大な反力がケース
や蓋に加わることがある。
このためプラスチック製のケースや蓋が変形したり破損
したりするという問題が生じていた。
したりするという問題が生じていた。
本考案の目的は、ケースや蓋に寸法不良があったりフィ
ルタの厚さにばらつきがあっても、前記ケースや蓋に無
理な力を生じさせることなくしかもシール性能を低下さ
せることなくフィルタを押付は固定することのできる、
構造の簡単なシール用リングを提供することである。
ルタの厚さにばらつきがあっても、前記ケースや蓋に無
理な力を生じさせることなくしかもシール性能を低下さ
せることなくフィルタを押付は固定することのできる、
構造の簡単なシール用リングを提供することである。
第２図は本考案のシール用リングを示すものである。
このうち第２図Ａは平面図を示し、第２図Ｂは第２図Ａ
の線Ｘ−Ｘにおける断面図を示している。
の線Ｘ−Ｘにおける断面図を示している。
ｌた第２図Ｃは本考案のシール用リングの一断面におけ
る各部分の寸法関係を表わしている。
る各部分の寸法関係を表わしている。
これらの図によれば、本考案のシール用リング５は円形
の断面を持ち環状をしたゴムリングの内側壁の全周に沿
い、等該内側壁からリング本体内に向けてスリ割り６が
形成されて成る。
の断面を持ち環状をしたゴムリングの内側壁の全周に沿
い、等該内側壁からリング本体内に向けてスリ割り６が
形成されて成る。
このスリ割り６を設けたことによって、第２図Ｂに示す
様な外力Ｐが加わるとシール用リング５は容易に変形す
ることができる。
様な外力Ｐが加わるとシール用リング５は容易に変形す
ることができる。
ｌたこの変形に際してシール用リング５に生じる反力が
ほぼ一定になるようにするために、スリ割り６の切込み
深さはシール用リングの断面半径Ｒと等しい又はそれよ
りもやや大きな寸法りに設定しである。
ほぼ一定になるようにするために、スリ割り６の切込み
深さはシール用リングの断面半径Ｒと等しい又はそれよ
りもやや大きな寸法りに設定しである。
第３図Ａ及びＢば、第１図に示すガス済過器に訃いてフ
ィルタ固定用本考案渚のシール用リング５を使用してい
る状態を表わしている。
ィルタ固定用本考案渚のシール用リング５を使用してい
る状態を表わしている。
第３図Ａではケース１と蓋２との間のフィルタ取付は部
に比較的充分な隙間があり、シール用リング５を圧縮し
た後の高さがＨである場合におけるフィルタ４の取付は
状態を示している。
に比較的充分な隙間があり、シール用リング５を圧縮し
た後の高さがＨである場合におけるフィルタ４の取付は
状態を示している。
第３図Ｂはケース１と蓋２との間のフィルタ取付は部に
それ程空間的予裕がなく、シール用リング５を押圧した
後の高さがＨ−ΔＨである場合におけるフィルタ４の取
付は状態を示している。
それ程空間的予裕がなく、シール用リング５を押圧した
後の高さがＨ−ΔＨである場合におけるフィルタ４の取
付は状態を示している。
これら二つの図から明らかな様に後者の場合シール用リ
ング５は前者の場合に比較してΔＨだけ大きな変位を生
じている。
ング５は前者の場合に比較してΔＨだけ大きな変位を生
じている。
しかし本考案のシール用リングはかかる余分の変位をス
リ割り６の存在によって吸収してし筐うため、後者の場
合に特に大きな反力が生じることはない。
リ割り６の存在によって吸収してし筐うため、後者の場
合に特に大きな反力が生じることはない。
本考案のシール用リングを使って実験したところ、この
シール用リングは１□リメートル程度の変位（即ち△Ｈ
＝１ミリメートル）に対して充分に適応できることがわ
かった。
シール用リングは１□リメートル程度の変位（即ち△Ｈ
＝１ミリメートル）に対して充分に適応できることがわ
かった。
以上説明した様に、本考案によれば、フィルタの厚さが
変ったりプラスチック製のケースや蓋に寸法精度の不良
があっても、常にほぼ均一の押付は力によってフィルタ
を押付は固定でき良好なシール性能を発揮するシール用
リングを提供することができた。
変ったりプラスチック製のケースや蓋に寸法精度の不良
があっても、常にほぼ均一の押付は力によってフィルタ
を押付は固定でき良好なシール性能を発揮するシール用
リングを提供することができた。
第１図は、本考案のシール用リングを装填するためのガ
ス済過器を示す断面図である。 第２図は、本考案のシール用リングを示し、Ａは真上か
ら外観を表わし、Ｂは線Ｘ−ＸＫ釦ける断面を表わし、
Ｃは一断面における寸法関係を表わす図である。 第３図Ａ及びＢば、それぞれ異なった寸法関係にある隙
間における本考案のシール用リングの使用状態を示す部
分断面図である。 符号の説明、１・・・・・・ケース、２・・・・・・蓋
、３・・・・・・Ｏリング、４・・・・・・フィルタ、
５・・曲シール用リング、６・・・・・・スリ割り、１
・・・・・・ガス丸目、８・・曲ガス出口。
ス済過器を示す断面図である。 第２図は、本考案のシール用リングを示し、Ａは真上か
ら外観を表わし、Ｂは線Ｘ−ＸＫ釦ける断面を表わし、
Ｃは一断面における寸法関係を表わす図である。 第３図Ａ及びＢば、それぞれ異なった寸法関係にある隙
間における本考案のシール用リングの使用状態を示す部
分断面図である。 符号の説明、１・・・・・・ケース、２・・・・・・蓋
、３・・・・・・Ｏリング、４・・・・・・フィルタ、
５・・曲シール用リング、６・・・・・・スリ割り、１
・・・・・・ガス丸目、８・・曲ガス出口。
Claims (1)
- 断面形状がほぼ円形をなす環状のリング本体の内側壁に
沿って、この内側壁からリング本体内に向けて該リング
本体の断面中心ｌで又はそれを超えて切込ｉｎた断面形
状がほぼ長方形のスリ割りを有する圧縮性及び弾力性を
持つ材料から製造されてなるシール用リング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978025082U JPS5850146Y2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | シ−ル用リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978025082U JPS5850146Y2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | シ−ル用リング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54127966U JPS54127966U (ja) | 1979-09-06 |
| JPS5850146Y2 true JPS5850146Y2 (ja) | 1983-11-15 |
Family
ID=28864769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978025082U Expired JPS5850146Y2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | シ−ル用リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850146Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004232772A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Toyo Hightech Kk | 継手用パッキン、継手及びこの継手用パッキンを用いた継手の接合方法 |
| WO2006088076A1 (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-24 | Daikin Industries, Ltd. | シールリング |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2521248A (en) * | 1944-12-13 | 1950-09-05 | Parker Appliance Co | Packing means |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4950648U (ja) * | 1972-08-14 | 1974-05-04 | ||
| JPS5439555Y2 (ja) * | 1974-04-10 | 1979-11-22 |
-
1978
- 1978-02-28 JP JP1978025082U patent/JPS5850146Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2521248A (en) * | 1944-12-13 | 1950-09-05 | Parker Appliance Co | Packing means |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54127966U (ja) | 1979-09-06 |
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