JPS58500935A - 胸膜排液装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称　胸膜排液装置 発明の背景 本発明は胸膜腔用の排液装置に関する。空気と液体が多数の異常流出点から胸膜 腔に入ることができる。胸壁が偶然に、或は手術によって胸壁に孔があいたかも しれないし、或は肺に孔があき、−又はこれを切ってしまったかも知れない。い ずれの場合にも、胸膜腔の排液が必要である。胸膜腔を排液するこの必要性、が ときおりあり、排液装置を必要とし、この排液装置は安全性を伴なわない−１ま であるかも知れない。

患者に壕かせられる安全な排液装置を提供するために、いくつかの特徴を考慮し なければならない。第１に、胸膜腔へのつなぎと大気か真空源のいずれかとの間 に水密をもつことが望ましい。例えそうであっても、胸膜腔が、ある理由で排液 装置よりも低圧であるような極端な状態の下では、液体が胸膜腔の中へ逆流しな いようにするのが望ましい。真空は排液状態を改善するのに有利であると考えら れている。しかしながら、通常の病院の真空源は有害な真空度から守るにはしば しば十分に信頼することができない。その結果、信頼しうる真空調整器がまたこ のような装置には有利である。最６後に、排液された流体を集めてこの流体の量 と性質とを監視できるような装置を有するのが有利である。

多くの異なる装置が胸膜腔の排液に関して開発された。

これらの装置は装置に使用されるびんの数に基づいた歴史的な方法で分類されて いた。／びんの水封胸排液装置は患者からストツノｊを介してびんに通じる単一 の管を有する。管はほぼ、びんの底部まで延びる。また真空出口はストン・４′ す通って、びんの上端部へ延びる。次いで、びんに液体を満し、患者からの管の 端部に水封を作る。

／びんの装置は、真空度を制御せず、胸膜腔に戻る液体を制御せず、そして患者 からの流体が水位を上昇させてもびん内の水頭の量を制御できないので不利であ る。

／びんの装置のいくつかの問題点の認識の上に立って、患者から集液室への排液 管を有するスびんの装置が開発された。管は水位より上に保持され、第１のびん 内には水封が形成されない。第二のびんは水封を作るために連結管の端部以上に 水で満たされる。次いで他の管が第二のびんから真空室まで延びる。この装置も また過度の真空度から患者を保護しない。しかしながら、流体が胸膜腔に戻るこ とはできず、排液の水位は患者が体験する真空に影響な及ぼさなかった。

コびんの装置と同じ機構を有し、第２のびんを真空源につながないで第二のびん につないだ古典的な３びんの装置が開発された。第３のびんにはびんの外側の大 気から底部に隣接する位置まで延びる管を有する簡単な真空調整器を使用した。

次いで水な底部に加えて一定の水頭を作った。次いで真空を第３のびんの水頭で 制限した。

この装置はより簡単な装置に伴なう欠点の大部分を除去した。しかしながら、第 １のびんの中の呼吸気の量は、流体の収集に十分な収容力を与えるために一般的 には多い。このことは患者から導かれ、る管に水封を希望する多くの医者にとっ て異議あるものと考えられる。例えば、３びんの装置では流体収集びんの空気漏 れは空気な胸膜腔に引き込む。

３びんの装置の現在の設計の特徴は、発明者Ｒ，Ｅ。

Ｂｌｄｗｅｌｌ等の特許即ち米国特許第３，３４３，６．２７号に示されている 。先行技術の例示として参考までにこの特許をここに入れる。

かくして、多くの問題点は市販の胸膜排液装置の型式に変更を加えることによっ て解決されている。しかしながら、いくつかの改良は初期の装置の有利な特徴を 取り除いた。その結果、現在の装置に改良な加える必要性が長いこと認識されて いた。

発明の概要 本発明は胸膜排液装置に関する。この装置は呼吸気容積を減少させるために患者 からの管の出口に水密を有する。同時に逆圧力状態の下でも、胸膜腔への液体の 逆流を阻止する機構が設Ｈられでいる。第１の水密の水頭を制御できないｌびん の装置の難点は流路が水頭を制限する本発明によって都合よく克服される。

本発明は上記の装置の利点の他に、さらに付加的ないくつかの実際的な利点な提 供する。装置は傾けられたとき、そのグライム（ｐｒｉｍｅ　）を失なわないよ うに設計される。水封な形成する水は装置の形によって保持され、密封は装置を 直立させたとき再び確立される。また、装置はそのような傾きに抗するため広い ベースをもつように構成される。この広いペースにもかかわらず、流体を収集す るための第１の区画室は小さい水平横断面積で設計される。かくして集められた 排液流体の容積を測定するに当って高い精度が達成される。１だ排液室は排液さ れた容積の変化を一層正確に読めるようにするために隔壁を越えて順次溝される ように設計される。また、装置は胸膜腔内に、この上うな排液から生じる過度の 真空度な発生させる危険なしに、大量の収集された流体を装置から排液させるこ とができるように都合よく構成されている。これは収集空所を真空調整器並びに 真空源と直接連通させて置くことによって達成される。また、装置は泡立ち雑音 な最小に保つように設計された。このような雑音は患者に心理的な悪影響な及ぼ すことがわかった。

従って、本発明の目的は改良された胸膜排液装量を提供することにある。

さらに他の目的及び利点は以下で明らかにされよう。

図面の簡単な説明 第１図は本発明の装置の平面図である。

第２図は本発明の装置の正面図である。

第３図は第１図の３−３線における正面断面図である。

第を図は第３図のクーク線における平面断面図である。

第Ｓ図は第３図の３−５線における平面断面図である。

第６図は第３図の６＝乙線における平面断面図である。

第７図は第３図の７−７線に・おける平面断面図である。

第３図は第３図のｇ−ｇ線における側面断面図である。

第９図は第３図の９−９線における側面断面図である。

第１０図は第９図の１ｏ−ｉｏ線における平面図である。

第１／図は第２図の／／＝／／線における正面断面図である。

好ましい実施態様の詳細な説明 添付図面を詳細に１照すると、好ましい実施態様は成形本体１２と前面板１４と をもつプラスチックの単一容器１０として示されている。前面板１４は一般に平 らであＡ１気密な接合をなすため成形本体１２に接着されている。成形本体１２ は内部の隔壁によって種々の機能をもつ複数の空所に分割される。また、前面板 １４はこれらの隔壁とともに密封部を形成して各空所な完成する。

容器１０の構造に選ばれたプラスチックは、排液を視覚で監視できるように少な くとも前面板については、透明であるのが好せしい。前面板１４には、容器１０ のいくつかの区画室内の液体の容積を容易に測定できるように目盛１６が設けら れている。持ち運びを容易にするため、容器１０の上部には取手１８が設けであ る。ベッド等に容易に取付けうるようにするため、取手１８にフック２０．２２ が掛けられる。取手１Ｂは、フック２０．２２な取手１８の外端部に保持するた めにリプ２４を有手１８は成形を容易にするため横断面Ｕ−形をなしている。

次いで、容器１０の内部に目を向けると、第１の空所２６は容器１０の一方の上 隅部に設けられている。この第１の空所な構成するために、底部２８と壁３ｏは 側壁３２．３４．３６及び前面板１４と結合する。

壁３０はこれを貫通するポート３８なもつ。このポートは壁の縁部４０で構成さ れる第１のレベルでそれより上に位置決めされる。ポート３８は流体を縁部４ｏ で構成される第１のレベル上で制限のない連通を許すのに十分な面積をもつ。即 ちポートの大きさは患者から予想される排液の全てを受けかつまた空気を、容器 １ｏの種々の部分間に通すのに十分太きい。また、好捷しい実施態様では、ｆｆ −ト３８は前面板１４と後壁３６とで構成される壁から間隔をへだてて壁３０に 構成される。この配置は第３図に最も良く示されている。

ポート３８の位置と大きさＶＣ上って、第１のレベルの縁部４０の下の第１の空 所２６の領域で定められた第１の一定の容積が作られる。ごの第１の空所２６内 に収容される液体の液頭は空所から排液されることなくこの第１のレベルより上 には上昇することはできない。かくして、液体の一定の液頭と一定の容積が゛ポ ート３８によって第１の空所２６内に定められる。前面板１４および後壁３６か らのポート３８の間隔は容器１ｏをねがせるときプライム損失を防止するように 意図されている。第１の空所２６内に収容された液体の容積は前壁１４、後壁３ ６のいずれかへ流れるに過ぎず、ポート３８の側を越えない。容器１０をまっす ぐにすると液体は空所２６の下部に戻り、水封を再び確立する。

頂部４２を通って入口管４４が延びている。入口管４４は第１の空所２６内の第 ２のレベル１で延びる。このレベルは縁部４０で確立される第１のレベルより下 にある。管４４の出口は制限のない流れを保証するため底部２Ｂから間隔をへだ でている。また、管４４はかたまった血液な自由に通過させるに十分な直径をも つ。

第１の空所２６の上で、管は拡張して剛い容器４６になる。この容器４６は第３ 図に示すように便宜上ａつの部分に組立てられ、管を受け入れる取付物４８を有 する。

゛容器４６は第３の空所を構成し、第３の空所は第１の空所２６の第１のレベル の下に定められる容積よりも大きい容積をもつ。かくして、もし容器１ｏ内の圧 力が入口内の圧力より大きいならば、第１の空所２６内の液体は管４４の中を上 昇して容器４６で構成される第３の空所内に入る。この液体が容器４６の中へ上 昇すると、空気が管４４、容器４６の制限のない領域および取付物４８を通して 上昇する。このような仕方で流体は胸膜腔内に戻ることはできない。

取付物４８と連結した管５ｏは患者の胸膜腔１で延びる。管のねじれな回避する ために、プラスチックストリップ５２が管５０の周りに巻かれてねじれを防止す るように応力を分散させる。

バッフル５４が管４４の出口とポート３８との間で第１の空所内に位置決めされ る。このバッフルは管４４がらの激しい泡立ちから生じるプライム損失な防止す るために設けられている。泡とともに運ばれる液体はパンフル５４の管側で上昇 し、ポート３８から吹き出されずに戻る。

また頂部４２には真空源の管５８に取付けられる取付物５６が位置決めされる。

頂部４２には又、第９図及び第７０図に最も良く示されているようながさ形パル プ６０が位置決めされる。かさ形バルブ６ｏは弾性材料のものであって、過度の 圧力な通気孔６２がら逃がすことができる。かくしてもし真空管路が遮断されク ランプされても患者からの過度の圧力は、容器１ｏがら通気される。取付物５６ での真空出口とがさ形バルブ６ｏの圧力逃し口６２は壁３０の縁部４０で定めら れる第１のレベルより上に位置決めされる。ポート３８が液体で満されないよう に構成されでいるので、真空の連通は第１の空所２６から容器１０の残部へ及ぶ 。

第１の空所２６はポート３８な介して、容器１ｏの中の第２の空所６４と連通し ている。この空所は側壁３２から前面板１４と後壁６８との間の隔壁６６まで延 びる。

この第２の空所６４は隔壁７８．８０１８２によって複数の別々の室７０．７２ ．７４．７６に分割される。隔壁１８．８０．８２は第ユの空所６４の頂部８４ 才で延びず、その結果、液体は各隔壁の上を通過して各室な順次溝たすことがで きる。

第１の室１０は後壁６８よりも前面板１４に充分近い別の後壁８６を有する。こ のような仕方で、室７０の横断面積は十分に縮小される。このことによって室７ ０内に収容された容積レベルを目盛１６で一層正確に読むことかｏＪ能になる。

室７０（０主要部分へ接近するため底部２Ｂにはポート８８が設けられている。

隔壁６６は真空制御装置を第２の空所６４から分離する。しかしながら、隔壁６ ６は、真空制御装置が装置の残一部と連通するようにするために頂部９０′！で は延びない。真空制御装置は入口ストロ−９２を備える。入口ストロ−９２は容 器の上方部分から底部９４の近くまで下方に延びる。水が特定な水頭を作るため 、隔壁６６によって仕切られた領域に置かれている。容器１０内の真空が水頭圧 力に打ち勝つのに充分であるとき、空気がストロ−９２を通って吸入され過度の 真空度な減する。スロット９８をもつキャップ９６をストロ−９２の端部に固定 して、入って来る空気泡をこわす。これらの空気泡の音は患者にとって心理的に うるさく、キャップは装置を静かにする。

ストロ−９２の上端部において、デダゾタ管１００が容器１０２の底部内に固定 されている。容器１０２Ｆｉ真空制御装置にストロ−９２を介して水を満すため の容易かつ装置における空気泡の音を除去するために、容器１０２にはゆるく嵌 るキャンプ１０４が位置決めされる。

もちろん、キャップ１０４は真空制御装置を充填する目的で取り外される。

第２図及び第１／図に最も良く示すように、前面板１４には口密封体１０６が使 用される。口密封体１０６は、ゴム又は他の高弾性材料からなり、流体を取り出 すため皮下注射器を挿入し、次いで注射器を取り除いた後、再び密封する。密封 体１０６を保持するために、前面板１４は肩１１０をもつ円筒形の空所１０８な 有する。次いで保持リング１１２を前面板１４に接着して密封体１０６が飛び出 さないようにする。

かくして、入口管に隣接する水密、逆流防止装置、真空制御装置、及び胸膜排出 物な収容するだめの正確に目盛られた容器なもつ胸膜排液装置が開示された。本 発明の実施態様及び応用を示し、かつ記載したが、本発明の概念から逸脱するこ となく、もつと多くの変更が可能であることは当業者にとって自明であろう。従 って本発明は特許請求の範囲の精神による以外は制限されるべきではない。

鴫」Ｉ ヌ；フ３，７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／）胸膜排液装置において、 第１の空所、第コの空所、及び第１と第コの空所の間にあり、かつ第１のレベル にそしてその上に、前記第１のレベルの上に制限のない流体連通を許すポートを 有する壁をもつ容器と、 前記第１のレベルの下の第コのレベルの開口部まで前記第１の室内へ下方に延び る入口管と、前記第１のレベルの上にある真空源と、を有する胸膜排液装置。 ２）前記第１の空所は前記壁まで延びる側壁を備え、前記ポートは前記側壁から 間隔なへだでていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の胸膜排液装置。 ３）真空が一定の水準な越えないようにするために前記第１の室と連通ずる真空 制御装置をさらに有することな特徴とする請求の範囲第１項に記載の胸膜排液装 置。 ゲ）前記入口管に第３の空所を有し、該空所は、前記第１のレベルの下の前記第 １の室の容積よりも大きい容積をもつことを特徴とする請求の範囲第１項に記載 の胸膜排液装置。 Ｓ）前記第１の室は前記管開口部と前記ポートとの間にバッフルを有することを 特徴とする請求の範囲第１項の胸膜排液装置。 乙）前記第ユの室は、隔壁で構成される容積な順次に満すために、前記第コの室 の底部から上方に延びる隔壁を有することを特徴とする請求の範囲第１項に記載 の胸膜排液装置。 ７）　第１の空所と、前記第１の空所に隣接して位置決めされ、かつ前記第１の 空所の下に延びる第コの空所と、第１のレベルにそしてその上に、前記第１の空 所から前記第コの空所まで制限のない流体連通を許すポートをもち、かつ前記第 １の空所と前記第コの空所との間にある壁と、を備える容器と、 前記第１のレベルの下の第２のレベルの開口部まで前記第１の室内へ下方に延び る入口管と、前記第１の空所の前記第１のレベルより上にあり、前記第２の空所 と前記ポートを介して連通ずる真空源と、な有する胸膜排液装置。 ｇ）　真空が一定の水準を越えないようにするために前記第１の室と連通ずる真 空制御装置をさらに有することな特徴とする請求の範囲第７項に記載の胸膜排液 装置。 ワ）前記入口管に第３の空所を有し、該空所は、前記第１のレベルの下の前記第 １の室の容積より大きい容積をもち、前記第１のレベルの上に位置決めされてい ることを特徴とする請求の範囲第７項に記載の胸膜排液装置。