JPS5850090A - 飲料自動販売機の飲料ライン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カップ式の飲料自動販売機の飲料ラインに関
する。

一般に、この種の飲料自動販売機においては、飲＠（鎖
編飲料又はプレミックス飲料等）はその鮮度の低下、変
質、腐敗等を防止するため、開放蓋の飲料容器を使用す
る場合には１０℃以下に保冷し、又は密封容器に飲料を
密封して外気と遮断することが要求される。後者の方法
としては飲料を、その放出量に応じて萎縮する袋に充填
し、これを外箱で保−する飲料容器を用いることが考え
られる。本発明は、かかる飲料容器を用いた。新規な飲
料自動販売機の飲料ラインＫｌｉする。

以下、本発明の実施例ｔＳ面を参照しながら説明する。

第１図は本発明に係る飲料自動販売機の飲料ラインの第
１の実施例を示す概略図で、図中、１は、後述する飲料
ポンプにより後述する飲料容器から吸出された飲＠２を
一時的ＫＪＦ？Ｉｌするための密閉式の飲料リザーバ、
３は飲料リザーバｌ内の飲料を吸引しカップ４側に販売
するための飲料ポンプ、５は飲料リザーバｌと飲料ポン
プ３との間を接続する飲料パイプの適宜の個所、例えば
、飲料リザー７（１側の飲料バイブロａと飲料ポンプ３
儒の飲料バイブロ１１１との間に設けられた負圧検知装
置で、飲料リザーバ１内、従って、これらの飲料パイプ
内が所定の負圧になった時これを検知するよう構成され
ている。なお、負圧検知装置５は、飲料リザーバｌに接
続されるパイプ中であれば、前記の部分に限定されるこ
となく、どこに設けてもよい。

”８ｍ、８ｋ及び８ｅは飲料が充填される複数個の、例
えば３個の一閉式の飲料容器で、充填された飲料の放出
に応じて縮小変形するよう構成され、また、これら３個
の飲料容器８１．８ｂ及び８＠内には、全て同一種類の
飲料が充填される。９は、飲料リザーバ１内の飲料２が
、所定の最大貯溜量に相当する第１の飲料レベル石に上
昇した時これを検知する第１の飲料レベル検知装置、１
０は、飲料リザーバ！内の飲料２が、飲料容器８ａ、８
ｂ及び８ｅＫ飲料が充填されるＩＩＫ飲料容器８ａ、８
ｂ及び８＠内に残存した気体の流入により第１の飲料レ
ベルＬＡより下方の所定の第２の飲料レベルｔｌ　ｒｔ
ｃ低下した時これを検知する第２の飲料レベル検知装置
、１１は、飲料リザーバ１内の飲料２が第２の飲料レベ
ル１．より下方の所定の第３の飲料レベル即ち売切れレ
ベル１３に低下した時これを検知する第３の飲料レベル
検知装置、１２は飲料リザーバ１内の気体を抜くための
ガス抜き装置としてのガス抜きポンプでガス抜き配管１
３を介して飲料リザーバ１に＊続されている。１５は、
飲料リザーバ１と複数個の飲料容器８ａ、８ｂ及び８ｃ
との間に、即ち、一端が飲料リザーバ１に接続された飲
料パイプ１６の他の一端と、飲料容器８ｍ、８ｋ及び８
ｃＫそれぞれ継手１７１１１７ｋ及び１７ｅを介して各
一端が接続された飲料パイプ１８ｍ、１８ｋ及び１８＠
の他の各一端との関に設けられた切替バルブで、第２の
飲料レベル検知装置１０が第２のレベルＬｍを検知した
時又は負圧検知装置５が前記所定の負圧を検知した時、
飲料リザーバ１に対する飲料容器８ａ、Ｉｌｂ及び８ｃ
の接続が切替えられるよう構成されている。なお、図示
されていないが、飲料ポンプ３の先には公知の冷却コイ
ルが設けられ、また、カップ４に対しては、飲料がポス
トンツクス飲料である場合にこれを希釈する炭酸水勢の
希釈水、更に、場合によっては、細氷等の放出口が対置
させられている。

かかる構成の飲料自動販売機の飲料ツインの動作につい
て説明すると、飲料販売の準備が整の５前の状態として
、飲料りず−パ１内には空気のみが人？ており、切替バ
ルブ１５には、飲料が充填された飲料容器８＊、８％及
び８＠が接続されている。この状態下で、まず、ガス抜
きポンプ１２によって飲料リザーバｌ内の空気をガス抜
き配管１３を介して大気中に抜くと、飲料容器８１．８
ｂ及び８町のうちのいずれか１つの飲料容器、例えば８
１から飲料が切替バルブ１５を通って飲料リザーバ１内
に流入する。そして、その飲料２が第１の飲料レベル１
．にまで上昇すると、第１の飲料レベル検知装置９がこ
れを検知しその出力信号によってガス抜きポンプ１２が
停止させられる。

次に、飲料ポンプ３を動作させて飲料放出側のバイブロ
ａ、６ｋ及び冷却コイル（図示せず）内を飲料で充満さ
せる。この場合、飲料流通系路はすべ【外気と遮断され
ているので、飲料ポンプ３によって飲料リザーバ１内の
飲料を抜いても、その量だけ飲料容器８ａから供給され
て飲料レベルは前記レベル２１　より低下することはな
い、かくして、カップ４への飲料の販売態勢が整のり。

そこで、いま、例えば押ボタン（図示せず）を押して飲
料ポンプ３を動作させると、飲料リザーバ１内の飲料２
が一定量カツブ４内に販売されると同時Ｋ、飲料リザー
バ１内が負圧（大気圧に対してマイナスの状１１）Ｋな
るので、これに見合う量だけ飲料が飲料容器８＆より飲
料パイプ１８１、切替バルブ１５及び飲料パイプ１６を
通って飲料リザーバ１内に給送される。このようにして
、カップ４への飲料販売操作が繰返されると、飲料容器
８ａは最終的に空となる状態に至る。

ところで、飲料容器８＊（８ｂ及び８−についても同様
）は、あらかじめ飲料を充填してから継手１７８に接続
されるのであるが、飲料充填時の気体管理が不完全な場
合には、飲料容器８ｓ内には、その充填が終了した時に
、気体がばらつきを以って残存していることＫなるが、
本発明においては、かかる場合に対しても何ら支障なく
飲料販売動作が行なわれるものである。

即ち、前記の如く、飲料容器８ａが空になった場合、ま
ず、飲料容器３ａ内に！ｌ存している気体の量が、飲料
レベルが第２の飲料レベルを意まで低下するに十分な量
であるときは、第２の飲料レベル検知装置１０がこれを
検知して切替パルプ１５なわれる。次いで、ガス抜きポ
ンプ１２が駆動されて、飲料容器８ａから飲料リザーバ
ｌ内に流入した気体が大気中に抜かれると共に飲料容器
８ｂから飲料２が吸出され、飲料２が第１の飲料レベル
ｔ１　にまで上昇すると、第１の飲料レベル検知装置９
がこれを検知してガス抜きポンプ１２は停止させられ、
再び飲料販売態勢が整のう。

これに対して、飲料容器８ａ内の残存気体の量が、飲料
レベルが第２の飲料レベルｔ、に低下するには不十分な
量である場合には、飲料容器８ａが空になり飲料ポンプ
３が駆動された時、飲料容器８−から飲料リザーバ１内
に残存気体が流入しても、飲料２は第２の飲料レベルｔ
２まで低下せ体の量によって、残存気体が非常に少ない
場合はその段階で、ある程度多い場合は次回の飲料販売
操作のため飲料ポンプ３が駆動された段階で、飲料リザ
ーバｌ従って飲料バイブロａ及び６ｂ内が所定の負圧に
達し、これを検知した負圧検知装置５によって、切替パ
ルプ１５の切替駆動がなされて飲料リザーバｌに対し飲
料容器８ｂが接続される。かくして、飲料容器８ｂ中の
飲料が飲料系路は の負圧部分を充たして負圧を解除される。このとき、飲
料リザーバｌ内の飲料レベルが第１のレベルｔ１に達し
ていなければ、ガス抜きポンプ１２が運転されて飲料レ
ベルをｔｓまで上昇させる。

なお、負圧検知装置５が、飲料流通系路が所定の負圧に
違したことを検知した場合には、販売時の飲料放出量が
減少するので、一旦販売中止とし。

切替バルブ１５の切替駆動後負圧が解除された時点で販
売可能とする。

このようにして、複数個の飲料容器８ｍ、８１ｅ及び８
＠内の飲料が順次消費されていくのであるが、通常は飲
料容器８＠が空になる前にオペレータにより飲料容器８
ｍ、８ｂが新しい容器と交換されて、飲料容器８ｃが空
になると、新しい飲料容器８＆に接続されるのであるが
、容器交換がなされなかった場合には、飲料容器内の残
存気体の量によって次の（１）〜（３）の場合は売切れ
と判定し販売を停止する。即ち、 （１）飲料リザーバ１内の飲料レベルが第３のレベル１
．以下に下がった時 （２）ガス抜きポンプ１２が一定時間（例えば２０秒）
以上運転された時 （３）負圧検知装置５の動作が一定時間（例えば１０秒
）以上継続した時 なお、第３の飲料レベル検知装置１１は、飲料容器８ｍ
、８ｈ又は８ｃから飲料リザーバｌｋ至る飲料ライン中
に、何らかの原因により空気洩れが生じ、そのため、飲
料ポンプ３が駆動させられる度に空気が飲料リザーバ１
内に吸込まれ、その結果、飲料容５８ｍ、８ｂ及び８ｃ
が空になっていないＫもかかわらず、飲料２がＷ、３の
飲料レベルＬｓｖｃまで低下してしまった場合にも、こ
れを検知して、空気洩れの生じた個所の点検、修理等の
ために、飲料販売停止の状態にするものである。

しておけば、飲料は、常に、先に設置された飲料容器内
のものが先に販売される、いわゆる先入れ先出し方式と
なる。

１種類の飲料のみを販売する前記の実施例に対し、第２
図に１複数の、例えば２種類の飲料を選択的に販売し得
るようＫした別の実施例を示す。

この飲料ラインは、第１図の実施例のものをガス抜きポ
ンプ１）に対して並列に配置接続した構成となっている
ので、１つの飲料販売系統における要素で第１図に示し
た要素と同一のものには同一の符号を付し、他の１つの
飲料販売系統の各対応要素にはそれぞれダッシュを付し
た符号を付しである。従って、第１図と異なる部分につ
き述べると、２Ｇ及び２０′は、それぞれ、２つの飲料
販売系統に共通に使用されるガス抜きポンプ１２と各飲
料リザーバｌ及び１′との間に挿入された電磁弁である
。

この飲料自動販売機においては、切替バルブ１５と接続
される飲料容器８ｍ、８ｂ及び８Ｃには例えばオレンジ
の、また、切替バルブ１５′に接続される飲料容器Ｂ　
ａ′、８　ｋ’及びＢ　、／には例えば、グレーグの飲
料が充填され、各飲料は、第１図について説明した動作
のもとに、それぞれ対応する飲料系路を経てカップ４又
はｌに販売される。なお、電磁弁２０及び２σは、それ
ぞれ、対応する飲料リザーバｌ及び１′のガス抜き時に
開放される。

飲料ラインを複数個使用するようにしてもよい。

この場合、ガス抜きポンプは、各飲料ライン毎に設ける
ことが必要である。

また、飲料販売系統を複数個設ける場合、各切替バルブ
に接続される複数個の飲料容器群には、飲料自動販売機
のｐケーション先の需要如何によっては、異なる飲料で
はなく、全て同一種類の飲料を充填してよいことは言う
までもない。

次（第３図以降の図面により各部の構成例について、よ
り詳細に説明する。

第３図（ａ）及び（ｂ）は、前記各飲料レベル検知装置
を具えた飲料リザーバをそれぞれ異なる位置で切断して
示す縦断面図で、３０はリザーバ本体で、０リング３２
によって緊＠Ｃシールされた状態でリザーバキャップ３
１．が装着されて密閉構造となっている。３４，３５及
び３６はリザーバキャップ３１に一体に形成されたパイ
プ接続部で、パイプ接続部３４はその上ｊｉ１３８に飲
料バイブロａが接続され、パイプ接続部３５及び３６に
は、それぞれ、ガス抜き配管１３及び飲料パイプ１６が
接続されるよ５になっている。第１の飲料レベル検知装
置９は、例えば、リザーバキャップ３１に固定された、
リードスイッチ４２付き支持杆４１、及び、支持杆４１
に摺動自在に装着され且つサークリップ４５により移動
量を規制される。ａ石４７付きフｕ−）４６勢から成っ
ており、飲料容器から飲料リザーバｌ内に飲料２が給送
されて、そのレベルが第１の飲料レベル１１に上昇した
時、フロート４６が図中鎖線にて示した位置４ｆから浮
上して、リードスイッチ４２がオフとなり、即ち。

飲料２の第１の飲料レベルｔ１への上昇が検知されるも
のである。第２の飲料レベル検知装置１０も第１の飲料
レベル検知装置９と同様に構成され飲料２が第２の飲料
レベルＡｓ　ＩＩＣ低下すると、フロー）＄２が鎖線の
位置５１に低下し磁石５３によりリードスイッチ５０が
オンとなって、飲料レベルｔｓへの低下が検知される。

第３の飲料レベル検知装置１１も第１及び第２の飲料レ
ベル検知装置９及び１Ｇと同様に構成されており、飲料
２が第３の飲料レベル１３に低下すると、フロート５８
が図中鎖線の位置５１ｆに下降し磁石５９Ｖｃよりリー
ドスイッチ５６がオンとなって前記飲料レベルｔ、への
低下が検知される。なお、５１及び５７は、それぞれ、
フロー）５２及び５８の下方への移動量を規制するもの
である。

第４図は負圧検知装置の一例を示した清面図で、負圧検
知装置５は、飲料自動販売機内の適宜の個所Ｋｍ着され
たブラケット６０によって変形させられた即ち断面長円
形状に押しつぶされた状態で飲料バイブロｍ、６１に取
付けられた。フレキシブルな飲料チューブ６１、及び、
飲料チューブ６１に作動片６２が接触させられた状態で
ブラケット＠ＯＴＫ取付けられたスイッチ６３から成り
、スイッチ６３は通常の状態では作動片６２が押込まれ
動作状態にある。

この負圧検知装置ｓｉ、既に述べたよ５に飲料り簀−パ
ｌ内が所定の負圧になると、飲料チェープロ１が更に押
しつぶされた状態になり、そのため、作動片６２が移動
してスイッチ６３が復ｍ状態となり、既に述べたように
、切替バルブＩｓの切替動作が行なわれるものである。

第５図は負圧検知装置の別の例を示すもので、第４図の
フレキシブルパイプの代りにスプリングで付勢されてい
るシリンダピストン機構を用いている。

との負圧検知装置５において、飲料リザーノ（ｌ従って
飲料バイブロｍ、６ｂの内部が所定の負圧になると、ピ
ストン６６はスプリング６７の付勢力に抗してシリンダ
６ｓ内ＫＷりて下降し、従がつ′″Ｃ，スイッチ作動杆
６８も下降するので、スイッチ６ｓが動作状態となり、
その結果、切替バルブ１５の切替が行なわれるものであ
る。

次に、第６図は飲料容器及び継手の一例を示す断面図で
、飲料容器８ａは、飲料２を充填しているポリエチレン
等の軟質材料で作られる袋８１と駿８１を保験すべくこ
れを包囲する外箱８２とで構成される。飲料の放出口を
形成する受具８３は袋８１に溶着されてこれと一体にな
っている０袋８１内には飲料２を吸上げる吸上げ／＜イ
ブ８４が長手方向に弧長しており、そのフラット部８６
が受具８３の段部８９に溶着され、その先にシール１１
８７が溶着されている。このように構成された飲料容器
８ａは、飲料自動販売機本体内の所定の場所に設置して
受具８３の防塵用キャップ（図示せず）を取外してから
、飲料パイプ１８１先端に設けられた継手１フＳを受具
８３に挿込む。継手１７畠の先端は鋭利な切断部９７と
なっており、この近辺には飲料吸込穴９８が複数個穿設
されている。

今、継手１７１を飲料容器８１の受具８３に挿し込むこ
とにより本体９１と受具８３は上側のシール部材１００
でシールされながら押し道み、先端の切断部９７がシー
ルｊ［８７を突き破り、飲料吸込穴９８が吸上パイプ８
４内に入り込む。次いで、ナツト９６を受具８３のねじ
部ＫＩＨ＝ｊけることＫよって下側のシール部材ｌ・０
０が受具８３のテーバ部に押しつけられて外気と遮断さ
れた状態にて継手１７’ａを飲料容器８ａＫ固定する。

かくして、飲料容器８＆は継手１７＆を介して簡単に飲
料パイプｔｅａと接続される。

飲料２を放出する場合は、飲料パイプｔＳａＯ先に接続
されている飲料ポンプ３が動作することによって弁体９
４がスプリングｓ２を圧縮して弁を開放するので（図に
おいて実線で示す）、飲料２は矢印の如く吸上パイプ８
４の吸込口８８から吸上パイプ８４内、継手１７ｍの吸
込穴９８．飲料通過大１０１を経ズ飲料パイプ１８＆内
を流出してカップ４に販売される。

第７図（ａ）は切替バルブの一例を示す断面図、ｆｉｌ
１図（ｂ）はその構成部品たるグツシャーの斜視図で、
同図中、１５０は切替バルブ１５のハウジングで、３本
の飲料パイプ１８ｍ、１８ｂ及び１８ｃが取付けられ（
図では３本のうち１本１８％は隠れて見えないため２本
のみ示しである）、これに対峙する伺にはパイプ１５１
を有する集合受口１５２が固定されている。このパイプ
１５１は前記した如く飲料パイプ１６及び飲料リザーバ
１を介して飲料ポンプ３に接続されるものである。３本
のパイプ１８ｍ、１８ｂ及びｔｓｅはハウジング１５０
内ではフレキシブルに構成され、このフレキクプルパイ
プ１５３龜、１５Ｌｂ及び１５３Ｃに各々対応するプッ
シャー１５８がこれを押しつぶすことにより飲料パイプ
１８ａ％１８ｂ及びｔｓｅを閉塞する。即ち、第７図（
ｂ）から分るようにプッシャー１５８はその両サイドに
一対のプッシャーカム１５６．１５６が作用するフラッ
ト部４６２゜１６２が設けられ、また、フレキシブルパ
イプ１５３ａを閉塞する中央突起部１６３が設けられて
おり、受部材１６５と共にフレキシブルパイプ１５３ａ
を挾持してこれを閉塞するようになっている。

第７図（ａ）の状態は一対のプッシャーカム１５６、１
５６がプッシャー１５８のフラット部１６２゜１６２を
介してプッシャー１５８を後退させてフレキシブルパイ
プ１５３畠を開放させ、他の２本のフレキシブルパイプ
１５３ｂ及び１５３Ｃはプッシャーカムがいずれも作用
していないため、そのプッシャー１５８がスプリング１
６１０弾力によって前進し、閉塞されている。カム軸１
５５がモータ等（図示せず）により図の状態から時計方
向に９０度１転されると、プッシャーカム１５６はプッ
シャー１５８を作用させなくなるため、プッシャー１５
８は前進してパイプ１５３１１を閉塞すると共に、プッ
シャーカム１５７が別のプッシャー１５８（＠において
有情のパイプ１５．３　＆の裏側に配置されているパイ
プ１５３ｂＫ対応している）を後退させるため、該当す
るパイプ１５３ｂを開放する。なお、左側のフレキシブ
ルノ（イブ１５３ｃは依然として閉塞されたままとなっ
ている。カム軸讐５５が時計方向に更に９ｅ度回転゛さ
れると、プッシャーカム１５６が左側のプッシャー１５
８を後退させるため左側のフレ・キシプ７４／　７％イ
ブ１５３Ｃが開放され、他の２本のフレキシブルパイプ
はそれに対応するプッシャーによって閉塞される。かく
して、カム軸１５５の回転により３本のフレキシブルパ
イプ１５３ｍ、１５３ｋ及び１５３ｃのうち１本が順次
開放され、結局飲料容器８ｍ、１１ｂ及び８Ｃが切替バ
ルブ１５によって順次切替わるととになる。

なお、切替バルブ１５は、図示のものに限定されること
はなく、複数の飲料パイプ１８ｍ、１８ｂ及び１８＠を
切替えるものであれば、どのような構造のものでもよい
。

以上述べた如く、本発明によれば、飲料容器に飲料を充
填する際の気体管理が完全な場９合はもちろん、不完全
な場合即ち各飲料容器内の残存気体の量が不均一な場合
でも、常に、飲料容器が空になるまで、一定量の飲料が
カップ側に販売されるので、飲料の消費に無駄がなく、
安定、確実に飲料の販売が行なわれる。また、本発明に
よれば、複数個の飲料容器と切替バルブとの組合せによ
り、各飲料容器の小型化、簡素化が可能となるので、飲
料容器のセツティング、交換、回収等の作業のための労
力、設備の負担が着るしく軽減され、また、ロケーショ
ン先の飲料Ｗ＊傾向に応じ【、飲料の種類別収容量を効
果的且つ弾力的に変化させることができ、更に、飲料が
當に先入れ支出し方式でカップ側に販売されるので、常
時、飲料の鮮度が保たれる上、各飲料容器からカップ側
への飲料販売ラインが密閉式に構成されているため、飲
料が汚染されず衛生的であり（万一、ライン中に空気洩
れがあってもレベルｔ、の検知によって販売停止するの
で問題はない。）、且つ、各飲料容器は、保冷の必要が
なく、従って、飲料自動販売機本体内の設置場所が選択
し易く設計上好都合となり、しかも、飲料の送り出しに
炭酸ガスを使用する必要がないので、販売すべき飲料が
限定されない、等々の優れた効果が得られるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る飲料自動販売機の飲料ラインの一
実施例を示すもので、飲料販売系統が一つのみの場合の
構成図、第２図は前記飲料自動販売機の飲料ラインの別
の実施例を示すもので、飲料販売系統が二つの場合の構
成図、第３図ないし第７図は前記各実施例の各部の構成
例を示すもので、第３図（−）及び（ｂ）は、それぞれ
、飲料レベル検知装置を具えた飲料リザーバを別異の位
置において切断して示した断面図、第４＠及び第５図は
そ（１）及び伽）は、それぞれ、切替バルブの断面図、
及び、切替バルブを構成するプッシャーの斜視図である
。 １．１′・−飲料す簀−パ　　２、！・−飲料　　３．
１−・飲料ポンプ　　４．４’−・カップ　　５、ダ・
・・負圧検知装置　　＄ａ、８ｍ’、８ｂ、ｓ　ｂ’、
８ｅ。 ８＠′−飲料容器　　９、ダ・・・第１の飲料レベル検
知装置　　１０，１ゲー第２の飲料レベル検知装置１１
．１１’−・第３の飲料レベル検知装置　　１２・・・
ガス抜きポンプ　　１５、ｌダー切替パルプ　Ｌｌ・・
・第１の飲料レベル　　ｔ、・・・第２の飲料レベル４
′−・第３の飲料レベル １１１３図 （ｂ） 第）４図 第５図 第７図（ＣＩ） 第７図（ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 飲料を一時的に貯溜するための密閉式の飲料リザーバ、
   前記飲料リザーバ内の飲料を吸引しカップ側に販売する
   ための飲料ポンプ、前記飲料リザーバ内が所定の負圧に
   なった時これを検知する負圧検知装置、飲料が充填され
   且つその放出に応じて縮小変形する複数個の密閉式の飲
   料容器、前記飲料リザーバ内の飲料が、所定の最大貯溜
   量に相当する第１の飲料レベルに上昇した時これを検知
   する第１の飲料レベル検知装置、前記飲料リザーバ内の
   飲料が、前記飲料容器に飲料が充填される際ＫＭ存した
   気体の流入により前記第１の飲料レベルより下方の所定
   の第２の飲料レベルに低下した時これを検知する第２の
   飲料レベル検知装置、前記飲料リザーバ内の飲料が、前
   記第２の飲料レベルより下方の第３の飲料レベルに低下
   した時これを検知する第３の飲料レベル検知装置、餉記
   飲前記飲料りず−バと前記飲料容器との間に設けられ、
   前記第２の飲料レベル検知装置が前記第２の飲料レベル
   を検知した時又は前記負圧検知装置が前記所定の負圧を
   検知した時、前記飲料リザーバに対する前記飲料客器の
   接続が切替えられるよう構成された切替パルプ、を具え
   たことを特徴とする飲料自動販売機の飲料ライン。