JPS58500588A - 軟体動物の養殖方法 - Google Patents

軟体動物の養殖方法

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JPS58500588A
JPS58500588A JP57500551A JP50055182A JPS58500588A JP S58500588 A JPS58500588 A JP S58500588A JP 57500551 A JP57500551 A JP 57500551A JP 50055182 A JP50055182 A JP 50055182A JP S58500588 A JPS58500588 A JP S58500588A
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oysters
larvae
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microns
oyster
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JP57500551A
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オサリバン・ブレンダン・ウイリアム
レジエツト・レオ・ジヨセフ
メルビン・マクスウエル・ビクタ−
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アイシ−アイ オ−ストラリア リミテイド
ステイト・オブ・サウス・オ−ストラリア
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 軟体動物の養殖方法 技術分野 この発明は二枚貝軟体動物、限定的な意味ではないが特にカキ種(だね)の養殖 に関する。
種々の種類の二枚貝はそれぞれ異る生活環を有するが、これらはすべて共通に自 由遊泳する幼生期を有する。例えば、カキの幼生が約200〜250ミクロンの 発成幼生期すなわちペジベリジャー・ステージ(pediveliger st age )まで生育したとき、この幼生は固形支持体に固定しようとする。そし て、幼生はその形態を変え動形ガキ(juvenile oysters)〔子 ガキ(5pat ) )になる。この動形ガキは約4日後実質殻を発達させ、こ の殻の1つは永久的に支持体に固着する。
背景技術 カキが自然に増殖し、そして生育する場合、その生育のすべての段階において捕 食され又病気に患かる。幼生期中における死滅率は99%を超えると計算されて いる。
カキは、長い間養殖されそして採取されてきた。
ある場所においては、動形カキが自生していると考えられる水中に、清浄にした 空のカキ殻が浸漬される。幼生は、人工支持体として効果的なカキ殻に定着する 。この支持体はカルチ(cultch )として知られている。カルテに定着し た動形カキ又はカルチから遊離しだ動形カキがカキ養殖場で養殖するためのカキ 種として使用される。カキの需要が増加するに従って、当業者によく知られてい る種々の方法で市販できる成熟程度まで養殖するためのカキ養殖場に植えつける のに蓮したカキ種のよシ効果的な養殖方法が開発されてきた。カキ種の人工養殖 方法は抱卵カキから幼生を採取すること、厳重に管理された条件下で幼生を生育 させること及び幼生に適当な藻類を供与することを含む。幼生が発成幼生期に達 したとき、引続いて行う養殖に便利な状態で人工カルチに定着せしめるために海 中又は河口の養殖場に入れる。
いかなる支持体にも固着していないそれぞれ分離した状態のカルテから遊離した カキ種を生産する方法が開発されている。この方法においては、発眼期の幼生を 、米国特許第3.526.209号に開示されているようなプラスチックシート もしくは鉛シート又は米国特許第3.495.573号に開示されているような 網のごとき一次的なカルテ表面に定着せしめる。はとんどの幼生が定着した後で あって幼生の殻がカルチに永久的に固着する前に、強い噴射水によって幼生を一 次的なカルテから洗い落すか又は掃き落す。こうしてカルテから遊離した子ガキ を得、この子ガキを子ガキトレーに入れ、ここで適当な藻類を供与する。カルテ から遊離した子ガキが開放水中で生存できる大きさにまで生育したとき、この子 ガキを成熟するまで養殖するだめのカキ種として使用する。
英国特許第1.366.394号には、養殖媒体を泡で攪拌することを含む子ガ キトレイの管理方法が開示されている。この攪拌によシ、カルテから遊離した子 ガキは、自からの運動能力による自由遊泳はできないが、擬似遊泳状態になる。
子ガキを適当な支持体上に静止せしめておく常用の方法と比べた場合に、子ガキ トレイ中で子ガキを擬似遊泳状態におくことによる潜在的利点は、子ガキが生産 する潜在的藻類をよ如効果的に供与することができること、及び子ガキをカルテ から分離する際に生ずる物理的損傷によシ惹起される細菌感染を回避できること である。
発明の開示 発明者等は、次の段階で養殖媒体を攪拌することによシばらばらに分離したカキ 種を養殖するのに理想的な粒状のカルテを使用して、ばらばらに分離したカルテ 上の子ガキを生産する方法を見出した。この方法は、自然生活環中のいずれかの 段階で固形支持体に固着するすべての二枚貝軟体動物について利用することがで きる。
従って、との発明は、第1に、粒子状カルテ材料(ミクロ−カルチと称する)を 大網目篩及び小網目篩を使用して篩別することによって50ミクロン〜500ミ クロンの範囲の大きさの粒子状カルテを製造し;第2に、発成幼生期にある自由 遊泳する二枚貝軟体動物の幼生を含む水性養殖物を前記ミクロ−カルチと接触せ しめ;第3に、20%以上の個数の自由遊泳する幼生が養殖媒体からミクロ−カ ルチに定着した後、第2篩別段階として、ミクロ−カルチ材料を前記大網目篩と 実質上同じ大きさの網目の篩を通過せしめ;そして第4に、粒子上に固着した子 ガキと呼ばれる定着幼生を伴うミクロ−カルチ材料粒子から成る第2篩別操作に よシ得られた上網区分を、1又はこれよシ多くの子ガキ養殖タンクからなる一連 の養殖タンクに移し、この中で子ガキを懸濁状態に保持し、そして、これを次の 段階である二枚貝の養殖に使用するのに適する大きさのカキ種にまで生育せしめ る;ことから成る二枚貝軟体動物の養殖方法を提供する。
この発明の方法による養殖に適する二枚貝軟体動物は、その自然生活環のいずれ かの段階において、該動物の2枚の殻の内少なくとも1枚が固形支持体に固着す るものである。
このような二枚貝軟体動物には、一般にカキ、ムラサキイガイ、ハマグリ類及び ホタテガイと記述されるものが含まれる。
この後、便宜上カキを例にとってこの発明を記載するが、この発明の適用範囲を この種の二枚貝軟体動物に限定するものではない。
この発明の方法を適用することができるカキの例には、 ブリティッシュ又はフラットオイスター(Br1tishパシフイツクオイスタ ー(Pacific oyster )クラスオクトレア0ギガス(Crass oatrea gigas)”。
シドニーロックオイスター(5ydny rock oyster )シーーコ ンメルシアリス(C,commercialis ) :スリッパーオイスター (5lipper oyster )シー・エラプリ(Cm eradelie  ) :マングローブオイスター(Mangrova oyster )シー・ リゾフォラ(C,rhizophorae ) :イースターアメリカンオイス ター(EasterAmerican oyster ) シー・ビルギニカ( C。
virginica ); ホーラグゼオイスター(Portugese oyster )シー拳アングラ ータ(Co angulata ) ;が含まれる。
カキの幼生は各種の材料に定着し、そして自ら固生を寄せ付けないものでなく、 且つ、適当な粒子形状に小粒化できないものでない限シ、この発明の本質的特徴 ではない。適当であることが見出されている特定の材料の1つは軟体動物、特に 海−ムラサキイガイ〔ミチルス・エズリス(MyLilus edulis ) 、]、の殻の破砕物であシ、このものは、この発明の方法の好ましいミクロ−カ ルチ材料を供する。
ミクロ−カルチの粒子の大きさは臨界的意味を有する。発成幼生期にあるほとん どのカキの幼生は約200〜250ミクロンの大きさである。理想的には、カル テ材料の粒子の大きさの範囲は、最も小さい幼生とおよそ同じ大きさからとすべ きである。例えば限定的な意味ではなく例示として、幼生の大きさの範囲がXミ クロン〜Yミクロンであるとすれば、カルテの粒子の大きさの範囲はおよそX〜 125Yミクロンとすべきである。
200〜350ミクロンの範囲の大きさを有するカルテ材料を使用するのが好ま しい。
粒子の形状は臨界的ではないが、大きさと形状がそろっており、そして篩別操作 を妨げないものであることが望ましい。ミクロ−カルチ粒子は小板状であること が望ましい。
定着に必要な時間は、幼生をカルテ材料に接触せしめた時点において到達してい る幼生の生育段階に依存する。一般的には、発成幼生期にある幼生の大部分は5 〜7日後には定着しているであろう。
第2篩別操作は一回の操作で行うことができ、この場合には第2篩別操作を行う 前に80%以上の個数の幼生が定着していることが望ましい。
第2篩別段階は、篩別操作を複数回繰返えすのが好ましく、日を基準にして行う のが好都合で1)、この方法においては、定着した子ガキは篩別され、他方、残 シの自由遊泳する幼生及び未定着の幼生はミクロ−カルチと接触したままとなる 。一連の篩別操作は、20チ以上の個数の幼生が定着したときに開始するのが便 利である。定着した幼生のチは一定容量の養殖媒体中に残存する幼生の数を計数 することによシ測定することができる。幼生を回収するための篩別操作は、ミク ロ−カルチに固着していない幼生の数が約20チになるまで続ける。定着しない で残った幼生は、一般に望ましくなく又奇形であシ、従って強力去カキ種に生育 しない。
第2篩別段階の間に回収した子ガキは、直接に子ガキ養殖タンクに移すことがで きるが、網底を有するトレー中で数日間安定化せしめ、その後に子ガキ養殖タン クに移すのが好ましい。
子ガキの養殖は、子ガキが次の段階であるカキの養殖のだめのカキ種として使用 するのに適した大きさに生育するまで、子ガキ養殖タンクの中で行う。
子ガキは約4筋の大きさにまで生育せしめるのが好ましい。1基よシ多くのタン クを一組にして使用する場合には、各タンク中の子ガキの大きさの範囲を小さく 維持するのが好ましい。この状態は、定期的に、一般には週基準で各タンクの子 ガキの篩別を行い、最も大きな子ガキをそのタンクから次に大きい子ガキを収容 しているタンクに移すことによシ達成される。
子ガキ育生タンクの攪拌方法は重要である。機械的攪拌は、その攪拌子の作用に よシ子ガキが損傷を受ける場合があるので、好ましくない。空気による攪拌が適 当である。この方法において、養殖タンクには子ガキの生育に適する温度に加温 した光速に浄化した海水を満たす。タンクの底から海水中に空気を噴射し、これ によって子ガキを海水中に懸濁せしめる。子ガキに供与するために、培養した藻 類の懸濁液を毎日加える。定期的に、典型的には2〜4日に1回、子ガキを海水 から漣取し、そしてこれを浄化した海水を入れた新しいパッチに入れることによ シ子ガキが生産する毒性生成物を除去する。
この常用の子ガキ養殖方法は、多くの場合満足すべきものであるが、この方法に は、子ガキが空気抱含まれている。
発明を実施するだめの最良の形態 発明者等は、濾過した海水の連続的流過供給による流動床技法によって、子ガキ を攪拌養殖するだめのさらに良い方式が提供されることを見出した。流動化(f luidization )はコンデンスドケミカルディ(van No5tr and Re1nhold )社〕においては、「運動している気体又は液体中 に微粉固形物を懸濁せしめることにより、該固形物が流体のごとき挙動をする過 程」と定義されている。海水を、流体抵抗力すなわち、容器断面積×圧力低下が 粒子の重量とちょうど同じか又はそれよシ大になるような速度で、子ガキが固着 している多数のミクロ−カルチを収容している容器を通して流過上昇せしめれば 、粒子は流動化し、そして懸濁状態に保持される。
従って、この発明の方法の好ましい具体例においては、前記した方法の二枚貝軟 体動物の養殖方法が提供され、この方法においては、養殖媒体を、粒子を懸濁状 に保持するのに必要な速度以上の速度で、多数の前記ミクロ−カルチ粒子の間を 連続的に通過せしめる流動床技法を使用して、懸濁養殖法にょシミクローカルチ に固着した子ガキを生育せしめる。
流動床技法を使用する場合、子ガキを均−且つ急速に生育せしめ、そして、開放 水中におかれた網かとに子ガキを移す際の理想的な大きさである4嘔まで子ガキ を生育せしめることができるという利点見出された。
流動媒体として機能すべき海水を豊富に供給することができない状況下では、適 当な浄化処理を施した後の流動媒体を流動床に再循環することができる。
流過装置は、流動床からオーバーフローによって排水しながら使用するのが好ま しく、これによって該装置中に毒性代謝生成物が蓄積するのを回避することがで きる。子ガキの飼料となる藻類培養物を流動している海水流中に注入することが できるが、これは常に必要ということではない。子ガキは、静止養殖タンク又は 空気攪拌型パッチ養殖タンクにおける場合に比べてはるかに大容量の海水と接触 するだのに、自然海水中に存在する飼料物質によシ十分な栄養が供給されるから 、さらに人工的に飼料を供与する必要がない場合がある。
この発明のこの具体例の利点は、比較的小さく取扱いやすい装置によシ多数のカ キ種を飼養することができる点である。例えば、内径235M、有効高さ900 間の垂直中空円筒容1器、から成る流動室に、新しく子ガキが固着しているミク ロ−カルチ粒子を5×10 個収容することができる。その上、流過法を使用す る場合には、必要なすべての栄養を供する自然海水を使用することができ、従っ て、追加の栄養を供与するために藻類を培養する必要がない。生育速度は特定の 地域の条件によシ異シ、正確な比較をすることは困難であるが、この発明の方法 、特に流動式子ガキ養殖法によれば、子ガキを急速に生育せしめることができ、 典型的には定着後20日以内に4腸の大きさまで生育せしめることができる。
この発明はさらに、この発明の方法を実施するための装置を提供する。この発明 の方法及び装置の好ましい具体例を添付図面によシ説明する。しかしながらこれ らは例示にすぎず、この発明の方法及び装置はこれらの具体例に限定されるもの ではない。
図面において 第1図は、定着ユニットから子ガキが移される流動室の略図である。
図面に関し、第1図は容器の底部の上に置かれた網筒11を有する垂直円筒容器 10を示す。弁13を取付けた入口管12は網筒11の下方で容器の底部に入っ ている。出口管14は容器の上部に取付けられておシ、そして、観察窓15が篩 11の上部に設置されている。
使用中は、海水が弁4により制御された速度で入口管12を通して容器10にポ ンプ注入される。子ガキは定着ユニット又は安定化トレイから移され、網筒11 の上に置かれる。海水は、子ガキが懸濁状態に保持され且つ出口管14に運び込 まれない速度で、入口管12を通してポンプ供給される。容器に入る海水の速度 は、窓15を通して行う子ガキの懸濁状態の観察に基いて制御される。
子ガキが適当な大きさに生育したとき、これらを篩別し、そして生育した子ガキ を保、持するのに適当な大きさの篩網を有する同様の流動室に入れる。
この操作を、子ガキが養殖用カキ種としての使用に適する大きさに達するまで、 さらに流動室を使用して行う。
産業上の札井〜可能性 この発明の方法によシミクローカルチ上に生育した子ガキは、常用の方法によシ 塊状のカルテ上に生育した子ガキに比べて均一で良好な形状をしていることが見 出された。子ガキは一般にカルテ材料の輪郭に従がい、そして、これによシ望ま しくない殻の変形が生ずる。
ミクロ−カルテの使用によシ、カルテから子ガキを分離し、その後カルチを使用 しない方法にない利点が得られる。子ガキを分離する作業によってカキの殻が損 傷を受けやすく、もしこの損傷がひどい場合には動物が死ぬ場合があシ、又は損 傷に続く細菌感染部位もしくは捕食動物による攻撃部位が生ずる場合がある。
この発明の方法の必須部分である篩別操作によシ、弱くそして生育の遅い個々の 動物を手軽に選別することができる。
次に、この発明を例によシ説明する。但し、これによシこの発明の範囲を限定す るものではない。
i4シフィックオイスター(Pacific oyster )(シュ・ギガス (Cm glgafl ) ’)の自由遊泳する幼生を、加熱され処理された海 水を収容した20000#タンク中で飼養した。海水は4〜7日に1回更新し、 幼生を篩別、洗浄した。12〜16日後、幼生に眼点及び足が発生し、ベジペリ ジャーになった。この段階で幼生は活発に定着すべき適当な支持体を探索した。
タンクの水を取シ出し、ペジペリジャーを一連の篩によシ篩別した。250ミク ロンの篩上に残った幼生を、210ミクロンの網目の篩ペースを有し側がプラス チック製の浅いトレー(500■×500■)から成る定着ユニットに入れた。
定着ユニット中のベジペリジャーに供与する支持体として、ムラサキイガイの殻 の微粉であって350ミクロンの篩を通過し210ミクロンの篩上に残ったもの をオートクレーブ処理して使用した。殻の粒子を500ミクロンの深さになるよ うにトレイ上に均一に分布せしめた。ペジペリジャー幼生をトレイ当たり0.5 〜1.0X10 個の密度になるようにトレイに加えた。この、トレ、イを、加 熱し処理した海水が循環しているタンク中に10〜15111111の深さに浸 漬した。
定着ユニットは書間系とし、海水を定着トレイの上から散水棒によシ散布した。
ペジペリジャーには毎日飼料を与え、5日間にわたシ定着できるようにした。毎 日篩別を行い、新たに定着した子ガキを350ミクロンの篩上に採取し、そして 、定着ユニットのトレイと同様の別の子ガキトレイに移した。第1回目の篩別に よって、最初に存在していた幼生の40%の個数の幼生が取シ出され、これに続 く篩別によって20%、10%及び10%の幼生が取シ出され、20%が定着し ないで残った。定着した子ガキを安訃尾、そして、さらに5〜7日間密閉した循 環ユニ゛ットで生育せしめ、その後で3つの同様の流動室を連らねて成る開放流 動床系に移した。
第1の流動室は第1図のように設計されている。
容器の底部から130咽上の部分1%850ミクロンの網目の篩(11)を取シ 付けた直径235111+1の垂直円筒形容器10を使用した。出口管は、容器 中に保持される水のレベルが容器の底部から9001111の高さになるように 取付けた。
第2及び第3の流動室は実質上同じ大きさ、形及び構造とし、取付ける網筒の大 きさだけは、それぞれ1澗及び2■に変えた。
子ガキを安定化ユニットから移し綱篩上においた。
子ガキが懸濁状態におかれ、且つ出口管に運びこまれない速度で、入口管を通し て海水をポンプ注入した。容器に入れる海水の速度の制御は、観察ガラスを通し て行った子ガキの懸濁の状態っ観察に基いて行った。
網目の大きさによシ別々にした流動室を使用して、3種類の子ガキの大きさによ シ流動床装置を操作した。篩目の大きさによシ区分される子ガキの大きさは次の 通りであった。
(a) 350ミクロンよシ大で1wn未満・・・「350ミクロン」子ガキと する。
(b) 1 rtvnよシ大で2個未満・・・「1胴」子ガキとする。
(c) 2 tranよシ大で4間未満・・・「2圏」子ガキとする。
まず、定着した子ガキを350ミクロン子ガキガキ動室に入れた。これらを毎週 篩別し、生育するに従って、累進的に1m室及び2調室を通過させた。
子ガキが4m網目上に残るのに十分な大きさになったとき、子ガキを養殖場の架 上の網パウムに入れた。
適当な流動室中の2tran大の子ガキの密度は、1crn3当シ30〜50個 とした。この条件下で、夏期における生育速度は1週間に約1wnであった。子 ガキに与えた栄養は、使用した海水中に自然に含まれているもののみであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 大網目篩と小網目篩とを使用して粒状物を篩別し、50ミクロン〜500 ミクロン大の範囲の粒状物を製造することによシミクローカルチを製造する第1 段階;自由遊泳する二枚具軟体動物の発成幼生期の幼生を含有する水性養殖物を 前記ミクロ−カルテと接触せしめる第2段階;自由遊泳する幼生の20%以上が 子ガキに々っだときに、前記大網目篩と実質上同じ寸法の網目の篩によシ水性養 殖物を篩別処理する第3段階;及び、篩別した子ガキを、核子ガキが懸濁状態に 保持されている養殖媒体中で力a゛種段階にまで生育せしめる第4段階;から成 る二枚具軟体動物を養殖する方法。 2、二枚具がカキ類である請求の範囲第1項記載求の範囲第2項記載の方法。 記載の方法。 5、粒状物が粉砕した軟体動物殻から成る請求の範囲第1項〜第4項のいずれか 1項に記載の方法。 7、粒状物が小板状である請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の方 法。 8 前記粒状物が200ミクロン〜350ミクロン大の範囲にある請求の範囲第 1項〜第7項のいずれか1項に記載の方法。 9、 第3段階、を、自由遊泳する幼生の80%以上が定着した後に行う請求の 範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記載の方法。 10、第3段階が毎日行う一連の篩別処理から成る請求の範囲第1項〜第8項の いずれか1項に記載の方法。 11、第3段階において水性養殖物から分離した子ガキを、第4段階の開始に先 立って安定化せしめる請求の範囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載の方法 。 12、第4段階を、実質上すべての子ガキが4胡以上の大きさになるまで続ける 請求の範囲第1項〜第11項のいずれか1項に記載の方法。 13、第4段階において、流動化手段によシ子ガキを懸濁状態に保持する請求の 範囲第1項〜第12項のいずれか1項に記載の方法。 14、流動化手段が、子ガキを懸濁状態に保持するのに必要な速度以上の速度に おける養殖媒体の連続流である請求の範囲第13項記載の方法。 15、養殖媒体が海水である請求の範囲第1項〜第14項のいずれか1項に記載 の方法。 16、養殖媒体を連続的に再循環する請求の範囲第14項記載の方法。 17、請求の範囲第1項〜第16項のいずれか1項に記載され、そして特に例及 び図面に関して記載された方法。
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