JPS58500326A - 炎症性ビ−ルス感染症、にきび、皮膚炎及び関節炎の治療 - Google Patents
炎症性ビ−ルス感染症、にきび、皮膚炎及び関節炎の治療Info
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- JPS58500326A JPS58500326A JP50207381A JP50207381A JPS58500326A JP S58500326 A JPS58500326 A JP S58500326A JP 50207381 A JP50207381 A JP 50207381A JP 50207381 A JP50207381 A JP 50207381A JP S58500326 A JPS58500326 A JP S58500326A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
炎症性ビールス感染症、にきび、皮膚炎及び関節炎の治療
本発明の背景
本発明は3.6−ビス(p−ヒドロキシフェニル)フタライドがある種の炎症性
皮膚、特にビールス起源のもの、関節炎、リュウマチ、及びリューマチ性関節炎
に対する有効な治療剤であることの発見に関するものである。
フェノールフタレインは昔から第−期ジフェニルメタン下剤の群の一つとして知
られてきた。フェノールフタレインの下剤効果は報告によれば1902年に発見
され、それ以来、緩下剤処方中に広く採用されてきた。また、フェノールフタレ
インが比較的非毒性であることも報じられている。グツドマン及びギルマンの治
療の薬剤的基礎(1977年、第4版)の「下剤及び緩下剤」、1021頁及び
1022頁。フェノールフタレインはまた鉱酸及び有機酸及び大てぃのアルカリ
の滴定指示薬として使用される。
炎症性ビールス感染症は人、補乳動物、及びその他の動物に於て広範な種類のビ
ールスによっておこり、症状を治療するのにしっこ(困難さを伴なうのは単純庖
疹(ヘル被ス)ビールスである。入りに於ては、■型ハ通常は腰上(σhove
−waist)感染症をもたらし、■型は腰下(below 1Aeu、□ai
st)障害を生殖器部位に2
於ておこイ。単純ヘルペス ビールス■の感染症を含めてビールス感染症の共逼
の発現はラビアリス(@ヘルペス、単純庖疹(fever blister)、
など)喉頭炎、角膜炎、皮膚感染症(@疹性&痘)、脳炎、及び慢性潰瘍性口内
炎である。単純ヘルペス■型は外陰部(progenitalis oroph
arygeal)感染症、脳膜炎、及び脳炎をひきおこすかもしれない。炎症性
ビールス感染症のその他の発現としてはアフタ性口内炎、サンブリスター(su
nblister) 及び他のこの種の皮膚障害及び潰瘍症状がある。牝牛、水
牛、及び羊のような補乳動物に於ては、I型及び■型ともに目、耳、口、及び上
部呼吸系に感染する。おうむのような鳥はニューキャッスル病として知られてい
るものによって、就中、消化器系統に於てビールス感染をする。
炎症性ビールス感染症はきわめて治療し難いことがわかっており、多くの場合に
於て、軟膏、局部的麻酔剤、などのような徴候的治療で以て軽量を管理させられ
ろ。単純ヘルペス感染症に対する治療はビスマス蟻酸ヨー〃゛イドによる粉のふ
りかけ、樟脳主成分、エピネフリン、ヨードゞクスウリジン(idoxur乙d
ine)、アデニン アラピアノシト、犬h1のステロイドの施用及びX−線ま
たはクレンメ(grenz、)線治療を含む。
しばしばおこる炎症性皮膚状傅(皮膚炎)は日焼け、化学作用線による角膜炎な
どのような光による皮膚炎及び化学活性線による皮膚炎、湿疹屋痒症、急性及び
慢性の組織障害、火傷、はれもの及び水泡を含む。これらの状聾もまたしめり付
与クリーム、外用水薬その他使用されている局所剤で以て治療することが困難で
ある。
にきびは毛の5とその皮脂腺とを含む毛脂肪分泌系の病気である。それは顔面に
於て巖も数が多(・が背中胸、及び上腕に於ても多く見出される。(L、カミン
スクーの「にきびj 、 Journal of the Arnerican
Medical As5ociation 2ろ9巻、20号、2171−72
頁(1978年5月19日))。通常は皮脂線は皮脂と称する油状物質を分泌し
、この皮脂は毛の5の頂部へ上昇し次いで皮膚表面上に浴出する。にきびはこの
油状皮脂が流れる通路がつまるとぎにおこる。
バクテリア、特にコリネバクテリウム・アク二がこの毛の5内に住み複合脂肪を
トリグリセライドと遊離脂肪酸に分解する。つまった毛のう、すなわちにきび、
は下方の皮膚領域の中に破裂して遊離の脂肪酸、角質、脂肪、毛、及びバクテリ
アの生成物を皮膚(dermis)の中に吹き出し、毒性異物反応を起し、これ
が傷あとの原因となる。最近推奨されるにぎひ治療は Cアエ2=のバクテリア
数を効果的に減らす経口抗生物質を含んでいろ。これらはテトラマイシン及びエ
リスロマイシンを含み、毛のうの弄りに選択的1(集中し、かくして旦 1え二
数を減らしその後の炎症を減らす。それらの抗生物質はまた局所施用で適用して
もよい。
生物質よりも劣り炎症性にきびのひどい場合には使用すべさではないことを報告
している。局所薬のトレチノイン(trttinoin)および〈ンゾイルノで
一オキサイドの調剤品もまたよい効果をもっていた。
関節炎は通常痛みを伴なう関節の炎症である。それは感染、外傷及び変性の関節
病を含む多数の症状から生じ得る。
リューマチは筋肉の痛みと硬直及び関節及び関連機構の痛みを特徴とする急性ま
たは慢性の症状である。
リューマチ性関節炎は関節及び関連機構に於ける炎症性変化を特徴とする組織の
病気である。それは慢性的となる傾向がある。それに対する特別の治療法はなく
、物理的療法と整形的手段がその治療にしばしば用(・られる。各種の特定療法
が試みられてきたがその有効性はかなり幅のあるものである。
フェノールフタレインは水にきわめて不溶であることはよく知られている。フェ
ノールフタレインが人体に摂取されるとぎには、七の溶液状活性薬剤の15%よ
り少ない閂か血液流中に吸収されろ。薬剤の残りは排世物として出されイノ。
本発明の一つの目的はフェノールフタレインが熱水または冷水のどちらにも容易
に溶けるようになる方法論を提供することである。この溶解性は人間の器官ある
−・:ま仙の・ψ・乳動物、τよるぞの摂取性及びそれらに灯する注射可能性を
増進するのみならず、水性媒体を用いる局所的施用、あるいは呻乳動物の器官に
よる摂取のためのカプセルまたは錠剤の調製を可能とするものである。
本発明の一つの°目、的は炎症性のビールス感染病友−0皮膚症状の急動性で有
効な治療を提供することで>る。
さらにもう一つの目的は皮膚炎壷状を阻止する局所剤を提供することである。
本発明のさらにもう一つの目的は廚節炎、リューマチ、及びリューマチ性関節炎
、及びその痛みと症状の急動的で有効な治療を提供することである。
さらにもう一つの本発明の目的はニキビを防止しその治療を助ける局所剤を提供
する二とである。
本発明の総括
本発明の方法は炎症性ビールス感染症、にきび及び関節炎、リューマチ、及びリ
ューマチ性関節炎の治療法t、5.6−ピスCp−ヒドロキシフェニル)−フタ
ライド(以後はフェノールフタレインとよぷ)それ自体かあるいは担体と組合わ
せるがあるいは周期4−表第1族の重炭酸塩との混合物として施用することによ
って提供するものである。二nらの混合物は無水であることかできあるいは水溶
液であることができ、治療は注射、摂取、あるし・は感染領域への局所的施用j
cよることができろ。これらの混合物ノは錠剤、カプセル、あるいは摂取による
使用のための!Jl (Ll形態でキ、乙ことが6
できる。
これらの混合物はまた口唇ヘルにス、単純庖疹、サンブリスター、アフタ性口内
炎、光による皮膚炎、化学作用線πよる皮膚炎、化学作用線:でよる角膜炎、か
ゆみ、急性及び慢性の組織障害、火傷、はれ、及び水槽によって表わされる皮膚
炎、の苦痛をやわらげたり治療するために、本発明領域内1fC於て局所剤とし
て施用することもできる。局所剤として施用するときにはフェノールフタレイン
は適当な担体と混合することができそして抗ビールス作用をもつしめり付与クリ
ームを提供するよう処方することができる。また、重炭酸塩と混合して水溶液ま
たは無水混合物のいずれかを形成させることができる。
抗生′吻質を含む局所的薬剤に於ては、フェノールフタレインは:できびを効果
的に治療するのに塗ることができる。このような応用に於ての、適当な担体は回
能原性であることを避けるように選ばれる。
詳細な説明
非公式の臨床研究に於て、口唇ヘルにス症候をもつ41名の患者をフェノールフ
タレインの経口投与で以て治療した。患者−4異なる時期に於て約2ケ月にわた
って治療した。初貼投与量は最初の日は8時間毎に100 ミ11グラム叩用さ
せ、その後は12時間毎であった。フェノールフタレインの緩下剤効果に関連す
る苦情のために、投与量をこの試験の早期段階に於て30ミリグラムへ減らした
。治療を受けた41名の患者のうち39名は2日以内に完全な回復を見せ単純庖
疹の著しい発現が伴わなかった。仙の2名の患者は6日後に単純庖疹の膨れある
いは目に見える証拠が残ることなく完全に回復した。ロ唇ヘル4ス歴をもつ24
名の患者の一つの管理群を臨床書類から不規則(で選んだ。24名の患者のうち
、5名は感染の甲期徴侯が全くないので除外した。他の19名の患者は10日間
にわたつ℃慣習的に治療した。4人だけが部分的でも単純庖疹の発現からの救済
を経験し15名は活発な単純庖疹及び水槽が発現して4週間まで続いた。
フェノールフタレインで治療した41名の患者についの追跡観察はヘルはスラビ
アリスの発現を全く示さなかった。この非公式研究の結果は患者の初期的外見の
時点に於て単純庖疹及び水槽の発現を妨げかつ抑匍1するための有効な薬である
ことを示している。
フェノールフタレインの経口投与は単純庖疹、熱病水槽、汎発性ヘルペスを含め
た単純ヘルRス感染病の発病者へ成功裏に行なわれた。経口投与はまた事実上数
時間内でアフタ性口内炎を救済しなおすのに有効であることもわかった。
フェノールフタレインは炎症性ビールス感染症としばしば一緒におこるその他の
風邪及びインフルエンザの徴候を抑えるための薬剤と組合わせ℃成功した。この
目的のために第1表に列配した諸成分をもつ錠剤を調製した。いくつかの処方:
二於ては、フェノールフタレイン含有量が100ミリグラムであったが、しかし
この量は緩下剤効果の苦情のために30 ミI+ダラムへ減らした。抗ヒスタミ
ン剤充血緩和剤、鎮痛剤、及び解熱剤を含むその仙の処方は当業熟練者にとって
は容易に明らかなものであり、治療すべき特定状態に対しフェノールフタレイン
ろ0m9 27.6m?アセトアミノフェン 325■ ろ16.0m9カフ
エイン ろ”rm9 36.1mqクロロフェニルアミン マレエート2In9
1.9In9フエニレフリン塩酸塩 I C3m9 9.7mq発明者は単純ヘ
ルパス患者でありかつ単純庖疹及び他の単純ヘル投ス炎症の治療をこれらの錠剤
をとることによって受けた20名以上の男女と接触した。推奨投与量は第1日目
は8時間毎に1錠であり続いて症候が消えるまで12時間毎に1錠であった。−
人の人の報告では、彼女は多缶雫純府疹患者であったがろQ 、mqまたは10
0m9のどちらかのフェノルフタレインと第1表に示す諸成分の残りのものと一
緒の錠剤を摂取して単純庖疹克服に潰足すべき結果を得たという。
第1表に示す組成をもつ錠剤を使用した一人の男性は1971E以来単純ヘルペ
スHにかがっていたという。彼は推奨された投薬量をとり単純へルRス■の発生
が止まったと報告している。
フェノールフタレインはまたプロビタミンD−パンセノール、レシチン及びアラ
ントインを含む天然コラーゲン蛋白と一緒にオンスあたり250 m9の濃度で
処方することによって、局所塗布用に調剤した。この局所処方はしめり付与クリ
ームを提供し、これは光による皮膚炎、化学作用線による皮膚炎、化学作用線に
よる角膜炎、湿疹、かゆみ、急性及び慢性組織障害、火傷、はれ、水槽及びにき
び、を含めた皮膚炎の治療て有効であった。
フェノールフタレインを同じ濃度でRンゾイルパーオキサイド及びカラミンベー
スで以て局所用軟膏に処方し、尋常性にきび、及び集族性にきびを救済するのに
効果的であることを示した。
皮膚炎状態を治療するにあたり、一つの処方は純水(USP)、ビタミンE、ポ
リオキシエチレンモノステアレート、グリセリンモノステアレート、プロピレン
タリコール、エチルアルコール、ステア11ルアルコール及びパラベン(paγ
aben)を含むしめり付与スキンクリームの2オンスと一11J K組合わせ
て500ミリグラムのフェノールフタレインを含んでいた。その局所用調剤は普
通老令と関連のある発疹、皮膚のしみ及び皮膚障害の治療に於てa、速疹着及び
新しい皮膚の成長を促1儒するのに有効であった。
10
5業熟練者には各県に予泗1されるように、経口施用のためのフェノールフタレ
インは各種の他の薬剤と調合してフェノールフタレインが選択される病気と関連
する病状を治療するようにしてよい。経口投薬したフェノールフタレインは少く
とも100ミリグラムに至る投与量に於て有効であり、好ましい投薬量は妨げと
なる緩下剤効果を避けるために約15−60ミリグラムである。
皮膚炎、にきび、並びに関節炎、リューマチ、及び関連の状態のような外部的症
状の治療のために局所用塗布剤を調製する際に、標的領域または患部への塗布ま
たはその中への吸収を助けるために適当な担体及び基体と一緒にフェノールフタ
レインを調合することは本発明の領域内にある。担体の一つの群は外部塗布用の
油ベースの担体であり、この群はジメチルスルホオキサイド(DMSO)、ワセ
リン、鉱油、及び無水ラノリンな含む。たい1いの外部塗布剤に於ては、担体中
での7工ノールフタレイン濃度は広範に変り得る。例えば担体2オンス中で50
[1ミリグラムかにきびに対して有効である。担体1オンスあたり少くとも約2
50ミリグラムの濃度が有効であると信じられる。
外部塗布剤に於て有用な別の担体は10%のサルチル酸メチル及びラノリンと2
0%のフェノールフタレインとの混合物である。サリチル酸トリエタールアミン
はサリチル酸メチルに量き換り得る。担体としての111猪:358−5003
26(5)エチレングリコールとフェノールフタレインとの混合物もまた外部塗
布剤として有効である。
点眼用外用剤についてIf、1.4%の子リビニルアルコール及び保存各すして
のベンザルコニウムクロライ+: o、 04 %と一緒のり、 1 %のフェ
ノールフタレインと溶液の等張性碓持剤とし℃の食士盃及びジソジウムエデテー
ト(edetate disodtwm) とので昆合物が有用である。
点眼用外用薬のもう一つの溶液は硝酸フェニル水銀、ベンザルコニウムクロライ
ド及び担体溶液としての硼酸と、有効投与量のフェノールフタレインとで以工調
製することができる。上記の各側は限定するものとし℃の意味ではなく、本発明
の領域は担体中でのフェノールフタレインのあらゆる有効濃度を含むものである
。
関節炎、リューマチ、及びリューマチ性関節炎の外的状態、病気及び徴候の治療
のための局所的塗布剤を調製した。フェノールフタレインなジメチルスルホオキ
サイド(DMSO)の局所用担体と調合して患部へのフェノールフタレインの塗
布及び患部の中へのそれの吸収を助けてその領域の痛みをやられけ治療を行うた
めの助けとなるようにした。、DMS、Oはフェノールフタレインに対して特に
有効な溶剤であることが発見された。1ml程の少量の液状DMSOも200ミ
リグラムのフェノールフタレインあるいはフェノールフタレイン含有粉末を溶解
する。DMSOが生成組織に浸透する既知の能力と組合せたこの要因はより少な
いフェノール2
フタレイン投薬量を経口的及び局所的の両処方、並び)(注射液の調製に於工、
使用することを可能とさせるものである。例えは、DMSO/フェノールフタレ
イン溶液1ま皮膚の中へのフェノールフタレインの浸透を増進すべき局所用担体
の中へ調製し込むことができ、あるいは摂取することができる。
フェノールフタレインとDMSOの混合物を調製するにあたり、一つの有効な混
合物は1mlのDMSO中の150ミリグラムのフェノールフタレインである。
この濃度は一つの低限界とは見られず、何故ならばDMSO中のフェノールフタ
レインの最大溶解度は測定され℃いないからである。別の効果的な混合物はDM
SOをフェノールフタレイン(すでに水溶液として)を混合し、次いでこの得ら
れた溶液をさらにラノリンまたはワセリンのような何か適当なベースクリーム、
軟膏またはその他の担体と組合せることを必要とする。
投与量の15%より大きい濃度でフェノールフタレインが舗乳動物の体内で活性
化、吸収、循環するようにするには、血液中への吸収のための胃壁及び小腸壁の
浸透が、y要である。人体及び捕乳動物の循環器系及び体液は水性ベースである
ので、フェノールフタレインの水溶性はその効果を増進する。
上記の諸状態のすべての治療のための水溶性調剤をつ(る場合には、次のことは
本発明の領域の中にある。
ることによりフェノールフタレイン吸収による効力は上記した投薬量の1,5%
から増すことができる。実際の増加は測定されていないが、その後の例から見て
、フェノールフタレインは事実上完全に水溶性となされ得ると信じられる。かく
して、より犬ぎい量の溶解フェノールフタレインが経口投薬に於て小腸壁を通過
する。この吸収はフェノールフタレインが単純ヘルペス■型及び■型の場合のよ
うなビールス性感染症を治療する能力を太いに増進する。上述の通り、好ましく
・投薬量は経口投与に於ては緩下剤効果を避けるためにフェノールフタレインが
15から30ミリグラムの間である。最大吸収率15壬に於てけ、僅かに約2か
ら5ミリグラムが踊乳動物組織の中に実際に吸収されるにすぎない。しかし、本
発明の例外的な水溶性増加によって、フェノールフタレインの事実上全部の投薬
量が腸壁を通過し得るものと信じられる。このことは投薬量を実質的に減少させ
るものである。
本発明のこの面は、フェノールフタレイン及び重炭酸ナトリウムと水との混合、
湿ったペーストの形成、このベースを水の沸点以下の温度へ加熱すること、ペー
スト中の実質上すべての水を蒸発させて実質上無水の混合物を形成させること、
この得られた混合物を粉末へ磨砕すること、この粉状混合物を熱水または冷水の
いずれかに溶解すること、必要ならば攪拌することを含み、それによつ℃フェノ
ールフタレインの溶液か形成される。得られた溶液は苦しんでいる人、哨乳動物
、その他の動物へ皮下的に、筋肉内に、静脈的に、局所的(4L1あるいは摂取
によって、施用することができる。
実施例1
フェノールフタレイン(ろ、6−ビス<p−ヒドロキシフェニル)フタライドの
N、F、精製級)と重炭酸ナトリウム(NaHCO3)とをともに粉末状でフェ
ノールフタレイン4重量部と重炭酸塩1重量部の北本で混合した。粉状混合物を
完全に混合し次に蒸溜水で以て軽く湿らせてペースト状稠度をもつ混合物を形5
!させた。
その後5分以下のきわめて短時間のうちに、この混合物を約り0℃〜約60分間
次に加熱した。この時間の終りに於て実質上すべての湿分は蒸発した。その後、
得られた混合物を粉末に粉砕した。次に200 ミ11グラムの粉末を4オンス
の熱水(120Fから170Fの範囲の)に完全に溶解して溶液を形成させた。
得られた@液:ま注射、局所塗布あるし・)ま直接的摂取のいずれか(−よって
すぐに施用できた。
実施例11
実施例1にが−ってつくった乾燥粉末を攪拌しながら冷水に溶解した。約5分後
に安定な溶液が形成された。
この溶液は注射、局所塗布、おるいは摂取のいずれかによってすぐに施用できた
。
、−一自−l園C・
15 発表”t:5F50032G (6)実施例Iに従って乾燥粉末を形成後
、その混合物は錠i1j Iにつくることができ、あるいはゼラチン質カプセル
の中に入れることができて軽口摂取による投与に向は実施例Iの方法を実施すお
際に、ペースト混合物を約96℃へ加熱した。このことは水の蒸発のための時間
を30分以内に短縮した。
実施例V
粉状フェノールフタレインと粉状重炭酸塩を実施例■に記載の通りに混合した後
、得られた粉状混合物を熱水(120Fと170Fの間)と、水4オンスあたり
粉末200ミリグラムの比率で、撹拌によって混合した。フェノールフタレイン
の全部は重炭酸ナトリウムのアルカリ性溶性の中に溶けなかった。代りにフェノ
ールフタレイン懸濁体が得られた。約6分以内に、フェノールフタレインの約5
0%が溶液から沈析した。
実施例〜4
50 ミ11グラムの重炭酸ナトリウムをそれが溶解するまで攪拌したがト熱水
中に置いた。その後、200ミリダラムのフェノールフタレインをこの溶液へ添
加し、攪拌を約15分間実施した。フェノールフタレインは攪拌停止後急速に溶
袴から沈析した。約50%のフェノールフタレインが約5分以内)二沈析した。
6
フェノールフタレイン粉末を水で湿らせその後加熱及び膨水した。生成物は乾燥
フェノールフタレインであった。重炭酸す) IJウム粉末を水で以てペースト
稠度に湿らせ、乾燥まで加熱した。このようにして調製した重炭酸ナト11ウム
を熱水に溶解した。予め処理したフェノールフタレインをこの溶液へ添加した。
フェノールフタレインは懸、動体を形成するのに約10から15分の攪拌を必要
とした。攪拌停止後5分以内で、フェノールフタレインは沈析し始めた。
実施例■
実施例1℃記載の通りの抗ビールス性感染症治療のための混合物の調製方法を、
重炭酸ナト1)ラム1部に対してフェノールフタレイン1部(1:1の比)から
重炭酸ナトリウム1部に対してフェノールフタレイン10部(10:1の比)へ
のどこかへ、仮分比を変えることによって変形した。こt’l−らの調製物の各
々は実施例11一記載のものと同様に水浴性であった。
人lり0例丁X
実施例月の力・l::す−「■冒尖ロ°ナトリウム2部1・τりjしてフェノー
ルフタレインか1部程頃に少な(・比(1:2の比)を用(・工、ことlfよっ
ても変形しイlろことか発見された。フェノールフタレインの水中溶解度(二何
ら記録される7”バー影t・はなかった。
判定のいくつか07処力を上記で4〃供したが、これら明は以下に示す付犀の請
求の範囲t(よってのみ限定される。
手続補正書(方式)
昭和タフ年を入月λθ日
特許庁長官若 本) 如 天 殿
1事件の表示
λムj詐ト、2神
3補正をする者
事件との関係 出 願 人
住所
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、有効11の3.3−ヒスCp−とトゝロキシフェニル)フタライドと局所薬 用担体とを含むことを特徴とする;唱乳動物殊に人に於ける、単純ヘルにスビー ルス性感染症のような炎症性ビールス感染症、単純庖疹、サンブリスター、アフ タ性口内炎、光線性皮膚炎、活性線性皮膚炎、活性線性角膜炎、皮膚炎、にきび 、関節炎の痛み、リューマチ、及びリューマチ性関節炎の症状、病気または徴候 の治療に著しく有用な医薬。 炭酸塩が好ましくは重炭酸す) IJウムである混合物の有効量を含むことを特 徴とする;師乳動物特に人に於ける、単純ヘル投スビールス性感染症のような炎 症性ビールス感染症、単純庖疹、サンブリスターアフタ性口内炎、光線性皮膚炎 、活性線性皮膚炎、活性線性角膜炎、皮膚炎、にきび、関節炎の痛み、リューマ チ、及びリューマチ性関節炎、の症状、病気、または徴候の治療に著しく有用な 医薬。 ろ 混合物が局所用担体中に分散されているか、局所用担体中の分散水溶液であ るか、あるいは水をさらに含む溶液である。請求の範囲第2項に記載の医薬。 4、 局所用担体がジメチルスルホオキサイド、ワセリン、鉱油、ナ水ラノリン 、ポリエチレングリコール、サリチル醪メチル、サリチル酸トリエタノールアミ ン、4+)ビニルアルコール、ベンザルコニウムクロライド、硝酸フェニル水銀 、食塩、硼酸、及びジソジウムエデテート及びそれちの組合せから成る群から選 ばれる、請求の範囲第1項または第6項に記載の医薬。 5、混合物が注射または摂取によって施用される形態にある、請求の範囲第2項 に記載の医薬。 6、ろ、3−ビスCp−ヒドロキシフェニル)フタライドと局所用担体との混合 物をつくることを含む:炎症性ビールス感染症、単純庖疹、サンブリスター、ア フタ性口内炎、光線性皮膚炎、活性線性皮膚炎、活性線性角−炎、皮膚炎、にき び、関節炎の痛み、リューマチ、またはリューマチ性関節炎、の症状、病気、ま たは徴候に苦しむ補乳動物の局所治療に適した、ろ、6−ビス(p−ヒドロキシ )フタライド複合物を形成する方法。 7、(al 3.6−ビス(p−ヒドロキシフェニル)フタライドと第1族重炭 酸塩との混合物をつ(す、(hl この手合物に水を加えてペーストを生成させ ;(C1水の沸点以下へ実質上すべての水を蒸発させるのに十分な時間の間この ペーストを加熱して実質上乾燥した袴合物を形成させろ; ことを含む、炎症性ビールス感染症、単純庖疹、サンブリスター、ファタ性[1 内炎、光線性皮膚炎、1活20 性線性皮膚炎、活性線性角膜炎、皮膚炎、にきび、関節炎痛、リューマチ、ある いはリューマチ性関節炎、の状伸、病気、あるいは徴候に苦しむ唾乳動物の治療 に適した。水溶性の6.6−ビス(p−ヒドロキシフェニル)フタライド複合物 を形成する方法。 8 局所用担体の添加を含む、請求の範囲第7項に記載の方法。 9 複合物が局所用担体1オンスあたり約150ミリグラムから250ミリグラ ムの6.3−ビス(p−ヒドロキシフェニル)フタライドから成る、請求の範囲 第6項または第8項のいずれかに記載の方法。 10 局所用担体をワセリン、鉱油、無水ラノリンポリエチレングリコール、サ リチル酸メチル、す1jチル酸トリエタノールアミン、ポリビニルアルコール、 インザルコニウムクロライド、硝酸フェニル水銀、食塩、硼酸、及びジンジウム エデテート及びそれらの組合せから成る群から選ぶことを含む、請求の範囲第6 .8または9項のいずれかに記載の方法。 11、ジメチルスルホオキサイドの添加を含む、請求の範囲第6項から第10項 のいずれかに記載の方法。 12 炎疾性ビールス感染症が単純ヘルペスビールス感染症である、請求の範囲 第6項から第11項のいずれかに記載の方法。 16、第1族重炭酔塩が重炭酸ナトリウムである、請求の範囲第7項に記載の方 法。 14゜混合物を水に溶解することを含む、請求の範囲第7.9、または16項に 記載の方法。 15、重量で第1族重炭酸塩の約1部に対して3.3−ビス(p−ヒドロキシフ ェニル)フタライド約4部の北本に混合物をつくることを含む、請求の範囲第7 項に記載の方法。 16、水4オンスあたり混合物約200ミリグラムの比率で混合物を水に溶解す ることを含む、請求の範囲第15項に記載の方法。 17 複合物と摂取に適した局所用担体との組合せを含む、請求の範囲第7項に 記載の方法。 18.3.ろ−ビスCp−ヒドロキシフェニル)フタライ]パと第1族重炭酸塩 とがら成り第1族重炭酔塩が好ましくは重炭酸ナトリウムである、水に可溶であ りそして任意的には担体中に懸濁している、物質組成物。 19、 3.3−(ビス(P−ヒドロキシフェニル)フタライドと局所用担体を 含む、物質組成物。 20 水をまた含みかつ任意的には担体中に懸濁した請求の範囲第18項または 第19項に記載の物質組成物。 21、重量で約4部の6.6−ビス(P−ヒドロキシフェニル)フタライドと約 1部の第1族重炭酸塩を含む、請求の範囲第18項に記載の物質組成物。 22、混合物200ミリグラムあたり4オンスの水を2 また含む、請求の範囲第20項または筆21項のいずれかに記載の物質組成物。 23、局所用担体1オンスあたり3.6−ビス(P−ヒドロキシフェニル)7タ ライド約150ミリグラムから250ミリダラムの比率で6.3−ビス(p−ヒ ドロキシフェニル)フタライドと局所用担体とを含む、物質組成物。 24、局所用担体なジメチルスルホオキサイド、ワセリン、鉱油、無水ラノリン 、ポリエチレングリコール、サリチル酸メチル、サリチル酸) +1エタノール アミン、ポリビニルアルコール、ベンザルコニウムクロライド、硝酸フェニル水 銀、食塩、硼酸、及びジンジウムエデテート及びそれらの組合せから選ぶ請求の 範囲第19.20,22. または23項のいずれかに記載の物質組成物。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US1981/000303 WO1982003010A1 (en) | 1981-03-04 | 1981-03-11 | Treatment of inflammatory viral infections,acne,dermatitis and arthritis conditions |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58500326A true JPS58500326A (ja) | 1983-03-03 |
Family
ID=22161136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50207381A Pending JPS58500326A (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | 炎症性ビ−ルス感染症、にきび、皮膚炎及び関節炎の治療 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58500326A (ja) |
AU (1) | AU7294281A (ja) |
DE (1) | DE3171363D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6311049B1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-04-11 | ロート製薬株式会社 | 背中用にきび予防及び/又は治療薬 |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP50207381A patent/JPS58500326A/ja active Pending
- 1981-03-11 DE DE8181901615T patent/DE3171363D1/de not_active Expired
- 1981-03-11 AU AU72942/81A patent/AU7294281A/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6311049B1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-04-11 | ロート製薬株式会社 | 背中用にきび予防及び/又は治療薬 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3171363D1 (en) | 1985-08-22 |
AU7294281A (en) | 1982-09-28 |
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