JPS58500321A - プラスチツクの閉鎖部材および関連の容器の仕上げ部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プラスチックの閉鎖部材および関連の容器の仕上げ部本発明は一般的には容器と その閉鎖キャップとの新規、かつ有用な改良に関し、詳細にはねじ部分を有する 容器の首の仕上り部分と、前記ねじ部分と係合する突起を有するプラスチック尖 閉鎖キャップとに関する。

多数の突起を備えた閉鎖部材は、相手側の容器に取り付けた場合、（前記突起と 容器のねじ部との接触点でふ（れ上り）突起の間で緊張し、角はるという問題が ある。

本発明によれば、ねじ部分の下方で半径方向外方に突出する支持面を容器の首部 に設け、該支持面に対して閉鎖部材のスカートの下部が緊密に係合することによ り前述の角ばりの問題゛が排除されるか、少な（とも大いに減少する。さらに、 この下部はスカートの壁を厚（して、強化させてもよい。

本発明の別の特徴は首部のねじ部分に、全体的に水平の、即ち該首部の軸線に対 して直角の平面に位置する下端部分を設けることである。

角ばりを排除するか、著しく減少させる本発明の別の特徴は閉鎖キャップの容器 の首部に対する回転運動を制限するため閉鎖キャップの突起と保合可能な停止部 材を設けることによりスカートにががるテンションの量を制限することである。

本発明の好適実施例においては、首部が連続した環状の隆起の形態の支持面を有 し、ねじ部分の下端部が前記の隆起を画成している支持面に対して全体的に平行 であり、前記ねじ部分の下端部と前記隆起を画成している支持面との間で停止部 材が延びている。

さらに、各ねじ部分の下面と、該ねじ部分と協働する突起の上面との間の接触角 が、該突起が容器のねじ部分に乗り上らないよう最小（０と１０度の間に保持） とされる。

以下説明される本発明の前述ならびにその他の目的を念頭におけば、不発明の特 質は以下の詳細説明、請求の範囲、および数葉の添付図面での図示とを参照する ことによりさらに明瞭に理解される。

図において 第１図は首部と、直径方向の垂直断面で示す閉鎖部材とを含む容器の上部の分解 部分側面図、第２図は閉鎖部材の部分を破断して示す、組立状態での容器と閉鎖 部材との平面図、 第６図は突起をねじ部分に載置させた状態の閉鎖部材が首部に取り付けられた初 期段階の拡大部分垂直断面図、 第４図は第６図と類似の拡大部分垂直断面図で、閉鎖部材が容器に完全に取り付 けられた状態を示し、第５図は第４図の線５−５に全体的に沿ってみた水平部分 断面図で、首部の停止部材に突起が係合した状態を示す。

さて図面を詳細に参照する。本発明は閉鎖部材１４が取り付けられる前仕上り部 分１２を有する容器１０に関することが判る。図示の容器はガラス製であるが、 プラスチックや金属を含むその他の材料から形成してもよい。容器１０を形成し ている材料は本発明の一部を構成しない。

前記前仕上り部１２は内側の注入口１８を画成する首部１６を含む。前仕上り部 １２は、それに対して閉鎖部材が密封する端部２０を含む。

前記前仕上り部１２は一般的に首部１６の外面から半径方向、外方へ突出したね じ部分２２を含む。これまで説明した前仕上り部１２は通常のものである。

閉鎖部材１４はプラスチック材から形成されることが好ましり、端壁２４と垂下 したスカート２６とを含む。図宗実施例においては、端壁２４は相対的に厚い、 中央パネル部分２８を含み、該パネル部分２８は、該パネル２８とスカート２６ より薄い材料製の、変形が容易な環状密封部分３０により前記スカート２６に接 続されている。

前記スカート２６は、その内面において、半径方向内方へ突出し、円周方向で隔 置された突起３６を一体形成している。該突起３２はねじ部分２２の下方と係合 可能で閉鎖部材１４を前仕上り部１２に固定する。

第４図に最もよ（示されているように、閉鎖部材１４が取り付けられると、端壁 ２４の前記環状部分３０が密封用端面２０と係合し、軸線方向上方に撓み、緊密 な密封を確実にする。しかしながら、以下詳細に説明する本発明の特徴は端壁２ ４の厚さが一定である容器に対しても有利に使用可能なことを理解すべきである 。

前仕上り部１２と閉鎖部材１４とは、閉鎖部材が前仕上り部１２に取り付けられ た場合、該閉鎖部材の側壁や、あるいはスカートが角はるのを排除するか、著し く減少させるような特殊構造とされている。前述の角ばりを排除したり、あるい は著しく減少させるために前仕上り部と閉鎖部材との修正形態には多数の特徴が 含まれている。

まづ、ねじ部分２２の下端部の軸線方向下方において、前仕上り部１２は支持外 面３６を画成する半径方向外方に突出した隆起部３４を宮んでいる。前記隆起部 ３４は連続していることが好ましい。前記隆起部３４の目的はスカート２６の下 部を支持することである。第４図から最もよ（判るように、スカート２６は前記 支持面３６の直径に概ね対応する直径の半径方向の下部内面３８を有することに よって、閉鎖部材１４が前仕上り部１２に取り付けられると、前記スカートの面 ３８は支持面３６と軽く係合し、スカート２６の下部分の円形形状を保持する。

このことによって、スカート２６が一般に起る角ばりをしないよう支持する。

希望に応じて、下端部におけるスカート２６の内面は４０で面取りをしてスカー ト２６がねじ部分２２と隆起部３４との双方に対して整合しゃすいようにしても よい。

また、希望に応じて、スカート２６の下部分を例えば４２において半径方向外方 に厚くすることによってスカート４２の下部分を強化し面３８上での角はすな抑 止させるよ５にしてもよい。

密閉スカートの角はりは部分的には、閉鎖部材と密封面２０との間で密封状態が 形成された後に、前仕上り部に対して閉鎖部材が連続して回転することによりス カートが下方にせり上りすぎることに起因する。閉鎖部材１４がこのように軸線 方向にせり上るのを自動的に抑止するために、ねじ２２の端部が水平に、詳細に は首部１６の軸線に対して直角の平面に位置するようにねじ部２２を修正する。

このよ５にして、突起３２がねじ部分４４と係合し始めると、閉鎖部材１４が前 仕上り部に対してさらに回転することにより、閉鎖部材１４の軸線方向のせり上 りはそれ以上有われない。

次に、閉鎖部材の前仕上り部１２に対するねじ係合を抑制するために、前仕上り 部１２には停止部材４６が設けられており、この停止部材４６は各突起３２と係 合するようねじ部分２２の各々と関連している。停止部材４６は第１図で最もよ （示されているように、各ねじ部分２２の水平部分４４が垂直方向に連続した形 態であって、隆起部３４へ連続している。第５図に明瞭に示されているように、 典型的な突起３２の先導端はねじの水平部分４４の下方と係合し、閉鎖部材の回 転が続けられると、突起３２は停止部材４６と係合し、閉鎖部材が容器に対して それ以上回転しないようにしている。

閉鎖部材１４の図示実施例においては、スカート２６の上部分は突起３２の上方 において円筒形の内面４８を提供し、該内面４８はねじ部分２２の外面と同じ直 径であって、スカート２６をさらに支持し、角ばりを防止する。本発明の図示実 施例においては、ねじ部分２２は隆起部３４と同じ距離だけ首部１６から半径方 向外方に突出し、そのため前記内面４８は前記面３８と同じ直径である。

各ねじ部分２２には、協働する突起の上面５２が当接する１面５０が設けられて いる。本発明の図示実施例においては、面５ｏと５２とは双方共首部１６の軸線 に対して直角の平面に対して平行に配置されている。

本発明によれば、前記の面を首部の軸線に対して直角の平面に対して傾斜させて もよいがそれは最小の傾斜であって、１０度を上廻らない。

以上の閉鎖部材と前仕上り部との組合せにおいて発生する好ましくない角ぼりは 、修正した閉鎖部材と首仕上り部との組合せにより排除されるか、著しく減少す ることが前述の説明から容易に明らかとなる。水平のねじ部分４４と停止部材４ ６とを設けることにより、そのカム作用が最大限制御され、したがって角ばりを 導く傾向の圧力が予め選定した最大限にまで保持される。同時に、閉鎖部材のス カート２６は、まづ、隆起部３４の支持面３６とスカート２６０面３８とが協働 すること、次に、上部内面４８がねじ部分２２の外面と係合することによりスカ ート２６を協働して支持することにより、角はりかないように支持される。ねじ 部分に対して突起が半径方向外方へ乗り上げようとする傾向は首の軸線に対して 直角の平面に対して接触面の角度なＯと１０度の間におさえることにより排除さ れるか、著しく減少される。

スカート２６の上部が角はるのに抵抗して円筒形に保持することにより、閉鎖部 材の端壁は緊張状態、即ち全体的に大鼓のよプに保たれる。

、例えば閉鎖部材を容器に対して自動機械により取り付ける場合に要求されるよ うに、修正された容器と首仕上り部は首仕上り部に対する閉鎖スカートの自動的 な整合を何ら妨げないことが第６図から容易に判る。

首仕上り部と閉鎖スカートの構造の好適実施例のみを詳細に図示し、説明してき たが、請求の範囲で規定する本発明の精神と範囲とから逸脱することなく、首仕 上り部と閉鎖部材とにおいて細部の修正も可能なることを理解すべきである。

浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）閉鎖部材と前仕上り部との組合せにおいて、前記前仕上り部は密封鴻面を有 し、かつ容器の首部から半径方向に突出した複数のねじ部分を含み、前記閉鎖部 材はプラスチック材料で形成され、かつ前記密封端面と密封係合する端部パネル と垂下したスカートとを含み、前記スカートは前記ねじ部分の下に位置し、前記 閉鎖部材を前記前仕上り部において保持する半径方向、内方に向けられた突起を 有し、前記前仕上り都が前記ねじ部分の下方で前記首部に支持面を有し、前記ス カートが前記突起の負荷により前記スカートが撓むのを防止するために前記支持 面と係合する内面部分を有することを改良点とする閉鎖部材と前仕上り部との組 合せ。 ２）請求の範囲第１項に記載の組合せにおいて、前記支持面は断面が環状であり 、前記ねじ部分は前記支持面と概ね直径が同じ半径方向外面を有することを特徴 とする閉鎖部材と前仕上り部との組合せ。 ３）請求の範囲第１項に記載の組合せにおいて、前記スカートは前記突起を除（ が、前記支持面を含み概ね連続した円筒形の内面を有することを特徴とする閉鎖 部材と前仕上り部との組合せ。 ４）　請求の範囲第６項に記載の組合せにおいて、前記スカートは前記スカート を前記前仕上り部に対して初期整合させるために前記支持面の下方で半径方向外 方に面取りされていることを特徴とする閉鎖部材と前仕上り部との組合せ。 ５）請求の範囲第１項に記載の組合せにおいて、前記ねじ部分の上方および下方 におい（前記首部分は前記突起の半径方向内径に概ね対応する半径方向外径を有 することを特徴とする閉鎖部材と前仕上り部との組合せ。 ６）請求の範囲第１項に記載の組合せにおいて、前記のねじ部分と前記突起とは 前記首部の軸線に対する最大の角度が１０度の傾斜面を有することを特徴とする 閉鎖部材と前仕上り部との組合せ。 ７）請求の範囲第１項に記載の組合せにおいて、前記支持面が半径方向外方に突 出する隆起部によって画成されることを特徴とする閉鎖部材と前仕上り部との組 合せ。 ８）請求の範囲第１項に記載の組合せにおいて、前記ねじ部分が前記容器の軸線 に対して直角に位置した平面に位置する下端部を有することを特徴とする閉鎖部 材と前仕上り部との組合せ。 ９）請求の範囲第１項に記載の組合せ九おいて、前記ねじ部分は前記容器の軸線 に対して直角に配置した平面に位置する下端部を有し、各ねじ部分の下端部と前 記支持面との間に前記容器に対する前記閉鎖部材の回転を制限するよう前記突起 と係合する、軸線方向に延びた停止部材が延びていることを特徴とする閉鎖部材 と前仕上り部との組合せ。 Ｎｏ）　請求の範囲第１項に記載の組合せにおいて、各ねじ部分の下端部と前記 支持面との間に前記容器に対する前記閉鎖部材の回転を制限するよう前記突起と 係合する、軸線方向に延びた停止部材が延びていることを特徴とする閉鎖部材と 前仕上り部との組合せ。 １１）　シラスチック材料で形成され、端パネルと垂下スカートとを含み；複数 のねじ部分を有する容器の前仕上り部と共に、使用するのに特に適合し、密封関 係で容器上に閉鎖部材を保持するために前記ねじ部分と協働係合するよう前記ス カートから半径方向内方に突出した突起を有し；前記閉鎖部材を容器に取り付け た場合、前記突起の負荷により前記スカートが角はるのを防止するために容器の 前仕上り部の支持面と係合する内面部分を前記突起の下方で前記スカートに設け たことを改良点とする閉鎖部材。 １２）請求の範囲第１１項に記載の閉鎖部材において、前記突起が前記スカート と一体の外面を有し、前記内面が前記突起の外面と概ね同じ直径であることを特 徴とする閉鎖部材。 １３）請求の範囲第１１項に記載の閉鎖部材において、前記突起の上方のスカー ト部分が前記内面と概ね同じ内径であることを特徴とする閉鎖部材。 １４）外部に半径方向外方に突出した複数のねじ部分を形成した全体的に円筒形 の首部を含み、前記首部が、閉鎖部材のスカートの下部分が例えば角はるように 半径方向内方の移動をしないよう防止する支持面を有することを特徴とする容器 の前仕上り部。 １５）請求の範囲第１４項に記載の容器の前仕上り部において、前記閉鎖用突起 と係合し、前記前仕上り部に対する前記閉鎖部材の相対回転を制限するために前 記ねじ部分の各々と前記支持面との間で延びる、軸線方向に延びた停止部材を設 けていることを特徴とする容器の前仕上り部。 １６）請求の範囲第１５項に記載の前仕上り部において、前記各ねじ部分の下端 部が関連の閉鎖部材のせり上りを制限するために、前記首部の軸線に対して直角 の平面に位置することを特徴とする容器の前仕上り部。 １７）請求の範囲第１４項に記載の前仕上り部において、前記の各ねじ部分の下 ４　、Ｌ・関連の閉鎖部材のせり上りを制限するために、前記首部の軸線に対し て直角の平面に位置することを特徴とする容器の前仕上り部。