JPS5849657A - 石炭灰および焼却灰の固化方法 - Google Patents
石炭灰および焼却灰の固化方法Info
- Publication number
- JPS5849657A JPS5849657A JP14734881A JP14734881A JPS5849657A JP S5849657 A JPS5849657 A JP S5849657A JP 14734881 A JP14734881 A JP 14734881A JP 14734881 A JP14734881 A JP 14734881A JP S5849657 A JPS5849657 A JP S5849657A
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- JP
- Japan
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- ash
- coal ash
- incineration ash
- coal
- flue gas
- Prior art date
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- Pending
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は火力発電所の石炭灰や化学工場およびゴミ焼
却場などから発生する焼却灰の固化方法に関するもので
ある。
却場などから発生する焼却灰の固化方法に関するもので
ある。
石炭火力発電所の石炭灰や化学工場およびゴミ焼却場な
どから発生する焼却灰は、その発生量が非常に多く、そ
の処分方法が大きな問題となっている。また、火力発電
所や化学工場およびゴミ焼却場で略ま排煙中の80x
2除去するために、必然的に硫酸カルシウム?主成分と
する排煙脱硫石膏が発生し、この排煙脱硫石膏の発生量
も大きく、やはりその処分方法が問題となっている。従
来、これらの石炭灰や焼却灰および排煙脱硫石膏(ま埋
め立てなどてよグて処分されているが、石炭〉仏却灰あ
るいは排煙脱硫石膏で埋め立てらねた地盤は非常に軟弱
であることが多く、この埋め立て地盤E利用する際は改
めて地盤改良などの方法によって地盤の地耐力2増加さ
せることが必要となり、その費用は莫大なものとなるな
ど欠点があった。
どから発生する焼却灰は、その発生量が非常に多く、そ
の処分方法が大きな問題となっている。また、火力発電
所や化学工場およびゴミ焼却場で略ま排煙中の80x
2除去するために、必然的に硫酸カルシウム?主成分と
する排煙脱硫石膏が発生し、この排煙脱硫石膏の発生量
も大きく、やはりその処分方法が問題となっている。従
来、これらの石炭灰や焼却灰および排煙脱硫石膏(ま埋
め立てなどてよグて処分されているが、石炭〉仏却灰あ
るいは排煙脱硫石膏で埋め立てらねた地盤は非常に軟弱
であることが多く、この埋め立て地盤E利用する際は改
めて地盤改良などの方法によって地盤の地耐力2増加さ
せることが必要となり、その費用は莫大なものとなるな
ど欠点があった。
この発明は上記率1#に域みてなされたもので、石炭灰
や焼却灰から強度の大きな土質材料を得ることのできる
石炭灰と焼却灰の固化方法を提供すること2目的とし、
石炭灰や焼却灰に排煙脱硫石膏と塩類溶液とと混合する
こと2特徴とするものである。 ′ ゛ 以丁、この発明の詳細な説明する。
や焼却灰から強度の大きな土質材料を得ることのできる
石炭灰と焼却灰の固化方法を提供すること2目的とし、
石炭灰や焼却灰に排煙脱硫石膏と塩類溶液とと混合する
こと2特徴とするものである。 ′ ゛ 以丁、この発明の詳細な説明する。
この発明に用いられる石炭灰や焼却灰としては、石炭火
力発電所からの石炭灰と化学工場、ゴミ焼却場、F水処
理場のスラッジ焼却炉などか−ら1ノド出される種々の
焼却灰が用いられる。また、排煙脱硫石膏は、同様に火
力発電所および化学工場などから発生するS Ox
ε含む排煙2脱倣する際に1生するもので、排煙中の煤
、塵2官み灰黒色の粒状物で、硫酸カルシュラムを主成
分とするものである。そして、塩類溶液としては、塩化
す) IJウム、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム、
塩化マグネシウム、硝酸ナトリウム、リン酸ナトリウム
などの塩を0.1〜10q6含む溶液が用いられる。
力発電所からの石炭灰と化学工場、ゴミ焼却場、F水処
理場のスラッジ焼却炉などか−ら1ノド出される種々の
焼却灰が用いられる。また、排煙脱硫石膏は、同様に火
力発電所および化学工場などから発生するS Ox
ε含む排煙2脱倣する際に1生するもので、排煙中の煤
、塵2官み灰黒色の粒状物で、硫酸カルシュラムを主成
分とするものである。そして、塩類溶液としては、塩化
す) IJウム、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム、
塩化マグネシウム、硝酸ナトリウム、リン酸ナトリウム
などの塩を0.1〜10q6含む溶液が用いられる。
これら石炭灰や焼却灰と排煙脱硫石膏と塩類溶液と)は
、所定の割合で混合され、固化される。混合には通常の
ミキサ等が用いられる。この混合によって石炭灰や焼却
灰中のCaOおよび)!t<)。
、所定の割合で混合され、固化される。混合には通常の
ミキサ等が用いられる。この混合によって石炭灰や焼却
灰中のCaOおよび)!t<)。
と排煙脱硫石膏中のCa 804とが反応し、工) I
J/ジャ’(ト(CaaA/1(80+)s(OH)、
−25H!O)が生成し、このエトリンジヤイトの生成
によって得られた混合物が固化し、その強度が増大する
◇上記反応の際、塩類溶液中の塩、特に塩化カルシウム
、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウムは反応?促し、
エトリンジヤイトの生成3促進するため、土質材料の強
度はより′一層増加する。
J/ジャ’(ト(CaaA/1(80+)s(OH)、
−25H!O)が生成し、このエトリンジヤイトの生成
によって得られた混合物が固化し、その強度が増大する
◇上記反応の際、塩類溶液中の塩、特に塩化カルシウム
、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウムは反応?促し、
エトリンジヤイトの生成3促進するため、土質材料の強
度はより′一層増加する。
そして、石炭灰や焼却灰と排煙脱硫石膏とはニトリ/ジ
ャイト2生成するため、石炭灰や焼却灰の種類即ち、石
炭灰や焼却灰中のCaOおよびA/、 O8の含tvC
よって、排煙脱硫石膏の混合量に最適値があり、これは
用いらhる石炭灰や焼却灰について、その都凝求める必
要がある。また、塩類溶液の混合量も同様であって、そ
の塩酋度や石炭灰や焼却灰の種類によって、最適値2求
める必要がある。なお、得られる土質材料の強度2調節
するために、減水剤や、セメントなどの固結材あるいは
りグリンスルフォ/酸ナトリウムなどの流動化剤を適宜
添加することができる。
ャイト2生成するため、石炭灰や焼却灰の種類即ち、石
炭灰や焼却灰中のCaOおよびA/、 O8の含tvC
よって、排煙脱硫石膏の混合量に最適値があり、これは
用いらhる石炭灰や焼却灰について、その都凝求める必
要がある。また、塩類溶液の混合量も同様であって、そ
の塩酋度や石炭灰や焼却灰の種類によって、最適値2求
める必要がある。なお、得られる土質材料の強度2調節
するために、減水剤や、セメントなどの固結材あるいは
りグリンスルフォ/酸ナトリウムなどの流動化剤を適宜
添加することができる。
このようにして固化された石炭灰や焼却灰を主成分とす
る土質材料は圧縮強度などの物性が改善され、この土質
材料を埋め立てなどに用いても、その地盤の地耐力は高
いものとなり、改めて地盤改良などを施こす必要がなく
なる。
る土質材料は圧縮強度などの物性が改善され、この土質
材料を埋め立てなどに用いても、その地盤の地耐力は高
いものとなり、改めて地盤改良などを施こす必要がなく
なる。
次に、この発明の石炭灰や焼却灰の固化方法を埋め立て
に利用する場合について図面によって説明する。第1図
はこの発明、の固化方法による操業プラントの一例2示
したもので、石炭灰や焼却灰。
に利用する場合について図面によって説明する。第1図
はこの発明、の固化方法による操業プラントの一例2示
したもので、石炭灰や焼却灰。
排煙脱硫石膏、塩@溶液はそれぞれホッパ1.2゜3に
貯留され、定量ポツプ4によりて一定量がミキサ5に供
給される。また、ホッパ6vcは減水剤。
貯留され、定量ポツプ4によりて一定量がミキサ5に供
給される。また、ホッパ6vcは減水剤。
固結材、流動化剤などの添加剤が貯wlされ、やはり定
量ポツプ4VCよって一定量がミキサ5に送給される。
量ポツプ4VCよって一定量がミキサ5に送給される。
ミキサ5では、石炭灰や焼却灰、排煙脱流石膏、塩類溶
液および添加剤がよく混合される。
液および添加剤がよく混合される。
混合された材料はアジテータ7に送られ、緩く攪拌され
ながら一時貯留される。そして、混合された材料はポン
プ8v?1.よって埋め立て地に送られる。
ながら一時貯留される。そして、混合された材料はポン
プ8v?1.よって埋め立て地に送られる。
なお、埋め立てなどの際に、混合された材料2水中に打
設する場合には、水の混合2防ぎ、塩類溶液中の塩の放
散を防止するためにトノミー打設やグラウトポンプによ
る静かな打設が必要である。
設する場合には、水の混合2防ぎ、塩類溶液中の塩の放
散を防止するためにトノミー打設やグラウトポンプによ
る静かな打設が必要である。
以下にこの発明の同化方法の冥施例2示す。
種々石炭灰や焼却灰に排煙脱硫石膏と塩類溶液2その配
合量を変えて混合し、得られた混合物の一軸圧縮強度2
測定した。また、些較のため塩類溶液の代りに水を用い
たものについても同様の試験2行りた。その結果を表に
示す。
合量を変えて混合し、得られた混合物の一軸圧縮強度2
測定した。また、些較のため塩類溶液の代りに水を用い
たものについても同様の試験2行りた。その結果を表に
示す。
表の各試料について、Xa回折法によって解析したとこ
ろ、いずれの試料についてもエトリンジヤイトの生成が
認められた。X線回折法によって得られた解析図形の一
例2第2図に示す。
ろ、いずれの試料についてもエトリンジヤイトの生成が
認められた。X線回折法によって得られた解析図形の一
例2第2図に示す。
以上説明したように、この発明の石炭灰や焼却灰の同化
方法は、石炭灰や焼却灰に排煙脱硫石膏と塩類溶液と2
混合するものである。したがって、この同化方法によれ
ばエトリンジヤイトが生成し、混合された材料の強度が
増加し、この材料2埋め立てなどに用いた場合、地盤の
地酬力が高く、この地盤3利用する際に改め゛C地盤改
良2行う必要がない。また、材料である石炭灰や焼却灰
と排煙脱硫石膏はその発生箇所が同一であることがほと
んどであり、材料の入手が容易である。さらに、必要に
応じて、固結材E適宜に加えて、物性を広範囲に変える
ことができ、土木工事の埋めもどし用土などにも使用す
ることができる。
方法は、石炭灰や焼却灰に排煙脱硫石膏と塩類溶液と2
混合するものである。したがって、この同化方法によれ
ばエトリンジヤイトが生成し、混合された材料の強度が
増加し、この材料2埋め立てなどに用いた場合、地盤の
地酬力が高く、この地盤3利用する際に改め゛C地盤改
良2行う必要がない。また、材料である石炭灰や焼却灰
と排煙脱硫石膏はその発生箇所が同一であることがほと
んどであり、材料の入手が容易である。さらに、必要に
応じて、固結材E適宜に加えて、物性を広範囲に変える
ことができ、土木工事の埋めもどし用土などにも使用す
ることができる。
第1図はこの発明の固化方法2実施するための操業プラ
ントの一例2示す概略構成図、第2図はこの発明によっ
て得られた土質材料のX線回折法による解析図形である
。 1.2,3.6・・・・・・ホッパ、5・・・ ・ミ樫
す、7・・・・・・アジテータ、8・・・・・ポンプ。 出願人清水建設株式会社 325
ントの一例2示す概略構成図、第2図はこの発明によっ
て得られた土質材料のX線回折法による解析図形である
。 1.2,3.6・・・・・・ホッパ、5・・・ ・ミ樫
す、7・・・・・・アジテータ、8・・・・・ポンプ。 出願人清水建設株式会社 325
Claims (1)
- 石炭灰および焼却灰に排煙脱硫石膏と塩類溶液と2混合
すること2%徴とする焼却灰の同化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14734881A JPS5849657A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 石炭灰および焼却灰の固化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14734881A JPS5849657A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 石炭灰および焼却灰の固化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849657A true JPS5849657A (ja) | 1983-03-23 |
Family
ID=15428146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14734881A Pending JPS5849657A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 石炭灰および焼却灰の固化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849657A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4932918A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-03-26 | ||
JPS5281332A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-07 | Nisshin Eng | Curable compositions from exhaust gas desulfurization sludge |
JPS5313629A (en) * | 1976-07-23 | 1978-02-07 | Mitsubishi Mining & Cement Co | Gypsum series setting material production method |
JPS5359722A (en) * | 1976-11-11 | 1978-05-29 | Shingo Seki | Production method of curing material with exhaust gas desulfurization gypsum |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP14734881A patent/JPS5849657A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4932918A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-03-26 | ||
JPS5281332A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-07 | Nisshin Eng | Curable compositions from exhaust gas desulfurization sludge |
JPS5313629A (en) * | 1976-07-23 | 1978-02-07 | Mitsubishi Mining & Cement Co | Gypsum series setting material production method |
JPS5359722A (en) * | 1976-11-11 | 1978-05-29 | Shingo Seki | Production method of curing material with exhaust gas desulfurization gypsum |
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