JPS5849588Y2 - ジヤツク - Google Patents
ジヤツクInfo
- Publication number
- JPS5849588Y2 JPS5849588Y2 JP1975086120U JP8612075U JPS5849588Y2 JP S5849588 Y2 JPS5849588 Y2 JP S5849588Y2 JP 1975086120 U JP1975086120 U JP 1975086120U JP 8612075 U JP8612075 U JP 8612075U JP S5849588 Y2 JPS5849588 Y2 JP S5849588Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- pronged
- insertion hole
- jack
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はジャックに関し、特に安価で信頼1室に富む
ジャックを提供しようとするものである。
ジャックを提供しようとするものである。
一般にラジオ受信機、テレビジョン受像機、デープレコ
ーダ等に使用されるジャックのプラグ挿入孔には第1図
に示すように導電性の筒状体1′)4嵌着され、この筒
状体1によってアース端子板2が加締性により保持され
、アース端子板2とプラグのアース導体(特に図示しな
い)は筒状体′1を介して電気的に接続が保たれるよう
にしている。
ーダ等に使用されるジャックのプラグ挿入孔には第1図
に示すように導電性の筒状体1′)4嵌着され、この筒
状体1によってアース端子板2が加締性により保持され
、アース端子板2とプラグのアース導体(特に図示しな
い)は筒状体′1を介して電気的に接続が保たれるよう
にしている。
筒状体1は加締性のためにその一方の端部にフランジ部
1aを必要とし、このために単にパイプを切断した様な
筒状体を使用することはできず、切削加工によって作ら
れる。
1aを必要とし、このために単にパイプを切断した様な
筒状体を使用することはできず、切削加工によって作ら
れる。
このためジャックの構成部品の中でも特にこの筒状体1
が高価であり、また加締付作業も必要としコストが高く
つく欠点がある。
が高価であり、また加締付作業も必要としコストが高く
つく欠点がある。
このため第2図に示すように導電性筒状体を省略したジ
ャックも考えられている。
ャックも考えられている。
第2図に示したものは導電性筒状体1に代えて、リベッ
ト3にて取付けられた導電性舌片4を設け、この舌片4
にプラグのアース導体を接触させるようにしたものであ
る。
ト3にて取付けられた導電性舌片4を設け、この舌片4
にプラグのアース導体を接触させるようにしたものであ
る。
然し乍らこの構造のものは全体を小型化するには舌片4
の撓み量を小さくする必要がある。
の撓み量を小さくする必要がある。
このためプラグに対する位置合せがむずかしくなるため
接触不良が起き易い。
接触不良が起き易い。
またリベット3の加締によって舌片4を取付けるもので
あるから組立が面倒である。
あるから組立が面倒である。
またバネ性を有する舌片4の折曲点に近い位置でプラグ
によって偏倚力を与えるから折曲点の疲労が激しく折れ
易い。
によって偏倚力を与えるから折曲点の疲労が激しく折れ
易い。
従って第1図の場合より安価に作れる反面信頼性に欠け
る欠点がある。
る欠点がある。
この考案の目的は製造が容易で、かつ信頼性に富むジャ
ックを提供することにある。
ックを提供することにある。
この考案では絶縁体にて形成されたジャックケース本体
の正面板にプラグ挿入孔を形成し、このプラグ挿入孔の
周壁に軸芯方向に沿う一対の縦溝を設けこの縦溝に導電
性板より打抜により形成した三叉状体の脚部を挿入し、
この脚部の内側にプラグのアース導体を接触させるよう
にし、二叉状体と一体にアース端子を突出形成しておき
、二叉状体を縦溝に装着することによりアース端子も同
時に装着が完了し製造を容易にしたものである。
の正面板にプラグ挿入孔を形成し、このプラグ挿入孔の
周壁に軸芯方向に沿う一対の縦溝を設けこの縦溝に導電
性板より打抜により形成した三叉状体の脚部を挿入し、
この脚部の内側にプラグのアース導体を接触させるよう
にし、二叉状体と一体にアース端子を突出形成しておき
、二叉状体を縦溝に装着することによりアース端子も同
時に装着が完了し製造を容易にしたものである。
以下この考案の一実施例を図面について詳細に説明する
。
。
第3図以下はこの考案の一実施例を示し、図中5は絶縁
材にて形成したジャックケース本体である。
材にて形成したジャックケース本体である。
このジャックケース本体5はこの例では後端部に開口を
有する箱形に形成され、その前面板の中央にプラグ挿入
孔6が形成され、プラグ挿入孔6を囲んで管状部6aが
形成され、その周壁にプラグ挿入孔6の軸芯に沿う方向
の縦溝7−7′を形成する。
有する箱形に形成され、その前面板の中央にプラグ挿入
孔6が形成され、プラグ挿入孔6を囲んで管状部6aが
形成され、その周壁にプラグ挿入孔6の軸芯に沿う方向
の縦溝7−7′を形成する。
この縦溝7−7′は略180対向して形成され、この縦
溝7−7′に第6図に示す如く例えば黄銅の如き導電板
より打抜によって形成した二叉状体8の脚部8a−8b
を挿入保持し、この脚部8a−8bの内側にプラグのア
ース導体を接触させるようにしたものである。
溝7−7′に第6図に示す如く例えば黄銅の如き導電板
より打抜によって形成した二叉状体8の脚部8a−8b
を挿入保持し、この脚部8a−8bの内側にプラグのア
ース導体を接触させるようにしたものである。
尚プラグの信号導体には第4図に示す如くバネ接点9が
接触する。
接触する。
バネ接点9は可動接片であってプラグが引抜かれた状態
では接片10に接触し、接片10を例えばアースに接続
しておくことによりバネ接点9を平素はアースに接続し
ておくことができるようにしている。
では接片10に接触し、接片10を例えばアースに接続
しておくことによりバネ接点9を平素はアースに接続し
ておくことができるようにしている。
これら二叉状体8、バネ接点9、接片10は例えば第6
図乃至第8図に示す如く形成することができる。
図乃至第8図に示す如く形成することができる。
即ち二叉状体8は二叉の脚部の中間部において略900
角度に折曲られ、この部分にプラグの挿入孔が形成され
るケースの前面板に平行な中間部8fが形成される。
角度に折曲られ、この部分にプラグの挿入孔が形成され
るケースの前面板に平行な中間部8fが形成される。
この中間部8fの端部は中間部8fに直角に折り曲げら
れて連結部8cとされ、この連結部8cはその先端部に
おいて板面上で更に逆方向に90の角度で屈曲延長され
、その後端部にアース端子8dを一体に突出形成すると
共にアース端子8dの反対側に保持用突部8eを形成す
る。
れて連結部8cとされ、この連結部8cはその先端部に
おいて板面上で更に逆方向に90の角度で屈曲延長され
、その後端部にアース端子8dを一体に突出形成すると
共にアース端子8dの反対側に保持用突部8eを形成す
る。
連結部8cは第5図に示す如くジャック本体5の内面に
形成した縦溝11−11’に沿って挿入し、二叉の脚部
8a、8bはプラグ挿入孔6の周壁に形成した縦溝7−
7′に挿入する。
形成した縦溝11−11’に沿って挿入し、二叉の脚部
8a、8bはプラグ挿入孔6の周壁に形成した縦溝7−
7′に挿入する。
中間部におけるこの脚部8 a + 8 bの折曲げ位
置から二叉の脚部8a 、8bが一体化結合された連結
部と中間部の境界位置までの距離は、三叉の脚部8a、
8bの対向する内縁間距離の土より犬に設定される。
置から二叉の脚部8a 、8bが一体化結合された連結
部と中間部の境界位置までの距離は、三叉の脚部8a、
8bの対向する内縁間距離の土より犬に設定される。
従ってプラグ挿入孔6から挿入されたプラグが二叉状体
8に当接することはない。
8に当接することはない。
この場合アース端子8dは縦溝11の後端に連通ずる割
溝12に挿通され、突部8eは縦溝11′の後端部に形
成した第3図に示す透孔13に嵌合されて二叉状体8は
ケース本体5に対して装着される。
溝12に挿通され、突部8eは縦溝11′の後端部に形
成した第3図に示す透孔13に嵌合されて二叉状体8は
ケース本体5に対して装着される。
この場合突部8eがこの透孔13に嵌合するまでの間は
周壁は押し拡げられるものであるからケース本体5に使
われる樹脂材は多少可撓性を有するものを使用する。
周壁は押し拡げられるものであるからケース本体5に使
われる樹脂材は多少可撓性を有するものを使用する。
一方バネ接点9はバネ性を有する導電板9aを打抜加工
して切起しにより形成され、板部を縦溝14に挿入する
。
して切起しにより形成され、板部を縦溝14に挿入する
。
縦溝14の後端には割溝15が形成され、この割溝15
に板部9aから突出した信号端子9bと突部9cが案内
され割溝15に突出した抜止部16によって抜止されケ
ース本体5に保持される。
に板部9aから突出した信号端子9bと突部9cが案内
され割溝15に突出した抜止部16によって抜止されケ
ース本体5に保持される。
また接片10は第8図に示す如く導電性板状体より打抜
形成され、その両側に形成された突部10a、10bが
縦溝17に案内され、縦溝1Tに連通ずる透孔17Dに
この突部10a、10bが係合し抜止めされる。
形成され、その両側に形成された突部10a、10bが
縦溝17に案内され、縦溝1Tに連通ずる透孔17Dに
この突部10a、10bが係合し抜止めされる。
縦溝17の後端はそれぞれ割溝とされ端子10cと突部
10dが挿入される。
10dが挿入される。
このように本考案によればプラグ挿入孔には導電性管体
1(第1図参照)を使用しないので安価に作ることがで
きる。
1(第1図参照)を使用しないので安価に作ることがで
きる。
然もプラグのアース導体との接触は縦溝7−7′によっ
て保持された三叉状体8の脚部8a−8bによって行な
われ且つ中間部の脚部の折曲げられた位置から脚部の一
体化された結合端までの距離、即ち脚部の折曲げ位置か
ら連結部8cと中間部8fとの境界位置までの距離が、
二つの脚部8 a + 8 b間の対向する内縁間距■ 離の百より犬に設定されているので、プラグが二叉状体
8に当接せずその挿脱が滑らかであることと、接触が確
実であることの利点を有し信頼性の高いジャックを提供
できる。
て保持された三叉状体8の脚部8a−8bによって行な
われ且つ中間部の脚部の折曲げられた位置から脚部の一
体化された結合端までの距離、即ち脚部の折曲げ位置か
ら連結部8cと中間部8fとの境界位置までの距離が、
二つの脚部8 a + 8 b間の対向する内縁間距■ 離の百より犬に設定されているので、プラグが二叉状体
8に当接せずその挿脱が滑らかであることと、接触が確
実であることの利点を有し信頼性の高いジャックを提供
できる。
さらに中間部は二叉状体に形成されていてプラグの挿脱
方向に弾性を有し、プラグの挿脱の円滑化が実現可能で
ある。
方向に弾性を有し、プラグの挿脱の円滑化が実現可能で
ある。
更に組立に当っては各縦溝11−11’と14と17に
それぞれ二叉状体8とバネ接点9と接片10を挿入する
だけでよいから容易に組立ることができる。
それぞれ二叉状体8とバネ接点9と接片10を挿入する
だけでよいから容易に組立ることができる。
従って部品の加工費の低減と合せて全体として安価に作
ることができ信頼性の高いジャックを安価に提供できる
利点を有する。
ることができ信頼性の高いジャックを安価に提供できる
利点を有する。
向上遂においてはケース本体5は単一のジャック本体用
に形成した場合を説明したが一つのケース本体に複数の
ジャックを並設する場合にもこの考案を適用できること
容易に理解できよう。
に形成した場合を説明したが一つのケース本体に複数の
ジャックを並設する場合にもこの考案を適用できること
容易に理解できよう。
第1図及び第2図は従来使用されているジャックの断面
図、第3図はこの考案の一実施例を示す断面図、第4図
は第3図のA−A線上の断面図、第5図はこの考案に用
いるジャックケース本体の一例を示す背面図、第6図は
この考案に用いる二叉状体の一例を示す斜視図、第7図
はこの考案に用いるバネ接点の一例を示す斜視図、第8
図は同様の接片の例を示す正面図である。 5:ジャックケース本体、6:プラグ挿入孔、7.7’
:縦溝、8:二叉状体、8a、8b:脚部。
図、第3図はこの考案の一実施例を示す断面図、第4図
は第3図のA−A線上の断面図、第5図はこの考案に用
いるジャックケース本体の一例を示す背面図、第6図は
この考案に用いる二叉状体の一例を示す斜視図、第7図
はこの考案に用いるバネ接点の一例を示す斜視図、第8
図は同様の接片の例を示す正面図である。 5:ジャックケース本体、6:プラグ挿入孔、7.7’
:縦溝、8:二叉状体、8a、8b:脚部。
Claims (1)
- 絶縁体よりなるジャックケース本体の前面板に形成され
たプラグ挿入孔と、前記ケース本体内に取付けられ、前
記プラグ挿入孔より挿入されるプラグと接触する可動接
片と、前記プラグ挿入孔の周壁において前記プラグ挿入
孔の軸芯に沿って互に180対向して形成された一対の
縦溝と、導電体板より打抜によって形成され、前記ケー
ス本体内において前記縦溝にそれぞれ挿入保持される二
叉状の脚部を有する二叉状体とを有し、前記二叉状体は
前記三叉状の脚部のほぼ中間位置において前記前面板に
平行に折曲げられて前記プラグの挿脱方向に弾性を有す
る中間部が形成され、この中間部の前記三叉状の脚部と
反対側の端部において前記二叉状の脚部は一体化結合さ
れて連結部が形成され、この連結部は前記前面板に直角
に延長され、その延長の端部において前記二叉状体には
前記プラグの挿脱方向に直角に延長配設されるアース端
子板が一体に形成され、前記中間部における前記三叉状
の脚部の折曲げ位置から、前記連結部と前記中間部との
境界位置までの距離が前記三叉状の脚部の対向する内縁
間距離の土より犬に設定されてなるジャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975086120U JPS5849588Y2 (ja) | 1975-06-20 | 1975-06-20 | ジヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975086120U JPS5849588Y2 (ja) | 1975-06-20 | 1975-06-20 | ジヤツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS524192U JPS524192U (ja) | 1977-01-12 |
JPS5849588Y2 true JPS5849588Y2 (ja) | 1983-11-11 |
Family
ID=28568519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975086120U Expired JPS5849588Y2 (ja) | 1975-06-20 | 1975-06-20 | ジヤツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849588Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823986B1 (ja) * | 1970-03-03 | 1973-07-18 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116863Y2 (ja) * | 1971-06-15 | 1976-05-07 | ||
JPS5214940Y2 (ja) * | 1971-07-28 | 1977-04-04 |
-
1975
- 1975-06-20 JP JP1975086120U patent/JPS5849588Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823986B1 (ja) * | 1970-03-03 | 1973-07-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS524192U (ja) | 1977-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3406376A (en) | Socket contact and method of manufacture | |
JP2655734B2 (ja) | 電気ソケット端子 | |
US4416504A (en) | Contact with dual cantilevered arms with narrowed, complimentary tip portions | |
US6439935B2 (en) | Female terminal fitting | |
US6574855B1 (en) | Method of making a switch-equipped coaxial connector | |
US4133594A (en) | Self-locking connector | |
JP3745734B2 (ja) | コネクタ | |
US3588789A (en) | Miniature connector construction | |
JPH07192795A (ja) | 雌型電気端子 | |
JP2000174457A (ja) | 印刷回路カ―ドへの同軸ケ―ブルの接続装置 | |
US4168880A (en) | Electrical socket | |
US4283104A (en) | Electrical terminal assembly | |
US5267871A (en) | Switching electrical connector | |
US6007364A (en) | Guide post assembly | |
US6336832B2 (en) | Electrical connector with female contact element | |
US6336820B2 (en) | Switch-equipped coaxial connector | |
US5954542A (en) | Rear shielding shell for a plug electric connector | |
JPS63500971A (ja) | 電気接続ソケットの改良 | |
JPS5849588Y2 (ja) | ジヤツク | |
US4735588A (en) | Spring contact electrical connector assembly having a twist profile | |
US5052944A (en) | Low profile coaxial connector | |
JPH11307158A (ja) | 同軸コネクタ | |
US3178676A (en) | Pin contact | |
JPS5927481A (ja) | 同軸結合器およびその形成方法 | |
JPS6328543Y2 (ja) |