JPS5849481Y2 - 蒸気サイレンサ− - Google Patents
蒸気サイレンサ−Info
- Publication number
- JPS5849481Y2 JPS5849481Y2 JP11283981U JP11283981U JPS5849481Y2 JP S5849481 Y2 JPS5849481 Y2 JP S5849481Y2 JP 11283981 U JP11283981 U JP 11283981U JP 11283981 U JP11283981 U JP 11283981U JP S5849481 Y2 JPS5849481 Y2 JP S5849481Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- injection pipe
- water
- base
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、構造が簡素な蒸気サイレンサーであって、
しかも、水が沸驚点に達するまで静かに動作できるよう
な高性能のものを提供することがその目的で゛ある。
しかも、水が沸驚点に達するまで静かに動作できるよう
な高性能のものを提供することがその目的で゛ある。
従来、ボイラーに接続される蒸気噴射管を円筒で同心状
に包囲し、その円筒壁に取水口を設け、蒸気噴射管から
の噴射蒸気によって発生する負圧により取水口から被加
熱水を吸引し、その吸引した水を前記の蒸気に混合した
上で、前記円筒の延長部を通じてその混合物を被加熱水
に送入する蒸気サイレンサーはよく知られている。
に包囲し、その円筒壁に取水口を設け、蒸気噴射管から
の噴射蒸気によって発生する負圧により取水口から被加
熱水を吸引し、その吸引した水を前記の蒸気に混合した
上で、前記円筒の延長部を通じてその混合物を被加熱水
に送入する蒸気サイレンサーはよく知られている。
そして、この型の蒸気サイレンサーは構造が簡素で安価
であることから、広く普及している。
であることから、広く普及している。
しかしながら、このように普及している蒸気サイレンサ
ーは性能が低く、被加熱水の水温が６５℃付近に達すれ
ば騒音の発生をみるので、それ以上に加熱が必要な場合
には使用できない欠点があった。
ーは性能が低く、被加熱水の水温が６５℃付近に達すれ
ば騒音の発生をみるので、それ以上に加熱が必要な場合
には使用できない欠点があった。
一方、さらに高い温度において消音機能をもつ蒸気サイ
レンサーも存在しているが、構造が複雑で高価であるの
をまぬかれない。
レンサーも存在しているが、構造が複雑で高価であるの
をまぬかれない。
この考案は上述の実情に鑑みて研究の結果、簡素な構造
をもちながら、高性能のものを提供することができたも
ので、以下、図示の実施例によりこの考案を説明する。
をもちながら、高性能のものを提供することができたも
ので、以下、図示の実施例によりこの考案を説明する。
すなわち、１は図示外の管継手および配管によりボイラ
に接続される蒸気噴射管で、この蒸気噴射管１は基筒２
により同心状に包囲されている。
に接続される蒸気噴射管で、この蒸気噴射管１は基筒２
により同心状に包囲されている。
基筒２の筒壁には第一の取水口３が穿たれている。
４は絞り管で、図示のような漏斗状通路４１をもってお
り、基筒２に接続されているこの絞り管の漏斗状通路４
１の大径側には蒸気噴射管１の開口が臨んでいる一方、
小径側には殺鼠噴射管５が接続されている。
り、基筒２に接続されているこの絞り管の漏斗状通路４
１の大径側には蒸気噴射管１の開口が臨んでいる一方、
小径側には殺鼠噴射管５が接続されている。
絞り管４には吹込ノズル６が接続されておす、殺鼠噴射
管５は吹込ノズル６の基部によって同心状に包囲されて
いる。
管５は吹込ノズル６の基部によって同心状に包囲されて
いる。
吹込ノズル６の基部の筒壁には第二の取水ロアが穿たれ
ている。
ている。
この考案は上記のようにしてなるので、この蒸気サイレ
ンサーを被加熱水に漬け、配管によりこれをボイラーに
接続すれば、蒸気噴射管１から高圧蒸気が噴射され、こ
の噴射に起因する負圧により、被加熱水が取水口３から
吸引され、高圧蒸気と混合し、熱交換により高圧蒸気は
凝縮する。
ンサーを被加熱水に漬け、配管によりこれをボイラーに
接続すれば、蒸気噴射管１から高圧蒸気が噴射され、こ
の噴射に起因する負圧により、被加熱水が取水口３から
吸引され、高圧蒸気と混合し、熱交換により高圧蒸気は
凝縮する。
吸引された被加熱水は昇温しながら殺鼠噴射管５を通じ
吹込ノズル６内に噴出放射され、さらに吹込ノズル６の
開口から被加熱水中に放出され、その結果被加熱水が昇
温する。
吹込ノズル６内に噴出放射され、さらに吹込ノズル６の
開口から被加熱水中に放出され、その結果被加熱水が昇
温する。
被加熱水の温度がある一定温度まで上昇すれば、第一の
取水口３から吸引されて気噴射管１から噴射される蒸気
に混合する水の温度が高いために殺鼠噴射管５内におけ
る蒸気の凝縮が不充分となり、その一部は生蒸気のまま
吹込ノズル６中に進入する。
取水口３から吸引されて気噴射管１から噴射される蒸気
に混合する水の温度が高いために殺鼠噴射管５内におけ
る蒸気の凝縮が不充分となり、その一部は生蒸気のまま
吹込ノズル６中に進入する。
そして、そのまま吹込、ノズル６の開口から被加熱水中
に放出されると特有なハンマー音の原因となる。
に放出されると特有なハンマー音の原因となる。
しかしながら、この考案では、吹込ノズルの殺鼠噴射管
５を同心状に包囲する基部の筒壁に第二の取水ロアが穿
たれているのが、殺鼠噴射管５から噴射される水・蒸気
混合物に起因する負圧により被加熱水が第二の取水ロア
から吸入され、その水は前記した水・蒸気混合物に混入
し、熱交換作用により蒸気を凝縮させ、その結果上じる
液相が吹込ノズル６から被加熱水中に放出されるので、
生蒸気の放出にともなうハンマー音の発生がない。
５を同心状に包囲する基部の筒壁に第二の取水ロアが穿
たれているのが、殺鼠噴射管５から噴射される水・蒸気
混合物に起因する負圧により被加熱水が第二の取水ロア
から吸入され、その水は前記した水・蒸気混合物に混入
し、熱交換作用により蒸気を凝縮させ、その結果上じる
液相が吹込ノズル６から被加熱水中に放出されるので、
生蒸気の放出にともなうハンマー音の発生がない。
かくして、前記したような従来の蒸気サイレンサーでは
被加熱水が６５℃付近に達すればハンマー音および異常
震動が発生するので、それ以上の昇温は事実上不能であ
るが、この考案によれば沸騰点にいたるまでの昇温か可
能であって前記した従来のものに対して著しく高性能で
ある。
被加熱水が６５℃付近に達すればハンマー音および異常
震動が発生するので、それ以上の昇温は事実上不能であ
るが、この考案によれば沸騰点にいたるまでの昇温か可
能であって前記した従来のものに対して著しく高性能で
ある。
のみならず、この考案のものを前記した従来のものと較
べた場合、構造上端的にいえば吹込ノズルの基部の筒壁
に第二の取水口を穿った点に差異があるだけであるから
、従来のものとほとんどかわらない程度に構造が簡素で
あって、コスト上昇も名目的に過ぎない。
べた場合、構造上端的にいえば吹込ノズルの基部の筒壁
に第二の取水口を穿った点に差異があるだけであるから
、従来のものとほとんどかわらない程度に構造が簡素で
あって、コスト上昇も名目的に過ぎない。
従って、この考案によれば安価で高性能なサイレンサー
が提供できる。
が提供できる。
なお、図示の実施例の主要諸元を示せばつぎの通りであ
る。
る。
蒸気噴射管１の内径：５ｍｍ、殺鼠噴射管の内径： ｌ
Ｑ ｍｍ 、基筒３および吹込ノズル６の内径：それぞ
れ２３．２ｍｍ、全長： ２３５ ｍｍ、使用蒸気圧は
０．５〜３ ｋｇ／ｃｍ”である。
Ｑ ｍｍ 、基筒３および吹込ノズル６の内径：それぞ
れ２３．２ｍｍ、全長： ２３５ ｍｍ、使用蒸気圧は
０．５〜３ ｋｇ／ｃｍ”である。
図面はこの考案品の軸断面図である。
１は蒸気噴射管、２は基筒、３は第一取水口、４は絞り
管、４１は通路、５は殺鼠噴射管、６は吹込ノズル、７
は第二の取水口である。
管、４１は通路、５は殺鼠噴射管、６は吹込ノズル、７
は第二の取水口である。
Claims (1)
- ボイラーに接続される蒸気噴射管１を基筒２で同心状に
包囲するとともに基筒２の筒壁に第一の取水口３を穿ち
、基筒２の開口に接続する漏斗状通路４１をもつ絞り管
４の漏斗状通路４１の大径側に蒸気噴射管１の開口を臨
ませ、漏斗状通路４１の小径側に殺鼠噴射管５を接続し
、絞り管４に接続した吹込ノズル６の基部で殺鼠噴射管
５を同心状に包囲するとともに、その基部の筒壁に第二
の取水ロアを穿ってなる蒸気サイレンサー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11283981U JPS5849481Y2 (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 蒸気サイレンサ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11283981U JPS5849481Y2 (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 蒸気サイレンサ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5821769U JPS5821769U (ja) | 1983-02-10 |
| JPS5849481Y2 true JPS5849481Y2 (ja) | 1983-11-11 |
Family
ID=29907153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11283981U Expired JPS5849481Y2 (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 蒸気サイレンサ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849481Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006105543A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Koyo Valve Kk | 蒸気サイレンサー |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11283981U patent/JPS5849481Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5821769U (ja) | 1983-02-10 |
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