JPS5849211Y2 - 簡易線引機 - Google Patents

簡易線引機

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Publication number
JPS5849211Y2
JPS5849211Y2 JP3501579U JP3501579U JPS5849211Y2 JP S5849211 Y2 JPS5849211 Y2 JP S5849211Y2 JP 3501579 U JP3501579 U JP 3501579U JP 3501579 U JP3501579 U JP 3501579U JP S5849211 Y2 JPS5849211 Y2 JP S5849211Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
paint
nozzle
drawing machine
wire drawing
Prior art date
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Expired
Application number
JP3501579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55136806U (ja
Inventor
康雄 伊藤
Original Assignee
株式会社東洋内燃機工業社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東洋内燃機工業社 filed Critical 株式会社東洋内燃機工業社
Priority to JP3501579U priority Critical patent/JPS5849211Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、動力を用いずに線引きを行なうための簡易線
引機に関する。
一般に、工場内外、駐車場、仮舗装の道路等への線引き
は、塗料を塗装面に塗布することにより行なわれるが、
従来この種の線引作業は、線引きの位置合わせや線引き
に高度の熟練を要する困難な作業であり、従って誰にで
も容易に線引きのできる簡易な線引機の開発が望まれて
いた。
本考案は、上記事情に鑑み、車輪によって支持される塗
料タンクにハンドルを連結し、前記塗料タンクの下部に
塗料導管をタンク側方に突出して設け、該塗料導管に開
閉バルブを設けると共に該バルブの操作手段を前記ハン
ドル近傍に設置し、前記開閉バルブに、先端にスリット
を有する末広型ノズルを前記バルブの開閉動作に連動し
て上下に回動し得るように連結し、更にノズルの先端に
刷毛を装着して構成した簡易線引機を提供することを目
的とするもので゛ある。
以下、図面に示す一実施例に基き、本考案を具体的に説
明する。
簡易線引機1は、第1図及び第2図に示すように、前輪
2及び後輪3で支持される塗料タンク5を有しており、
塗料タンク5の上部には蓋5aが設けられ、更にタンク
5の底部は後方、即ち、第2図における左方にゆるやか
に傾斜した形状を有している。
塗料タンク5の後側面にはフレーム6が固設されており
、フレーム6の先端にはハンドル7が設けられている。
(塗料タンクの大きさ、形状によってはフレーム6は省
略してもよい。
)また、塗料タンク5の後部底面、即ち、第2図におけ
る左端には、塗料導管9が固設されており、導管9はタ
ンク5の側方に突出伸長し、その先端には開閉バルブ1
0が固着されている。
開閉バルブ10は、第3図に示すように、バルブ内筒1
0 aを有しており、内筒の下部には孔10 bが穿設
されている。
また、バルブ内筒10 aの外周には内筒10 aと同
心のバルブ外筒10 Cが図中矢印A、B方向に回転自
在に嵌合している。
バルブ外筒10 Cには図中下方に突出した吐出口10
dが形成されており、吐出口10dはバルブ外筒10
Cを矢印A、B方向に回転させることにより、バルブ内
筒10 aの孔10 bと連通し、または遮断される。
更に、バルブ外筒10Cにはアーム10 eが設けられ
ており、アーム10 eは、第1図に示すように、ロッ
ド11とピン12を介して連節している。
ロッド11はフレーム6に沿って上方に伸延し、その先
端はレバー13の中程に枢着連節されている。
レバー13はフレーム6に突出固着された支持棒15に
図中矢印C,D方向に回転自在に支持されており、支持
棒15にはストッパー15aが設けられ、レバー13が
一定角度以上り方向へ回動することを阻止している。
一方、吐出口10dには、第1図及び第3図に示すよう
に、全体末広型のノズル16がボルト17により着脱自
在に摺嵌連結されており、ノズル16の先端には線引き
すべき線の幅に相当する細長いスリット19が形成され
ている。
また、ノズル16の両側には、ガイドプレー) 20.
20が設けられており、ガイドプレート20゜20はス
リット19から吐出される塗料が塗装面21の側方へは
み出し流出することを防止することができる。
更に、ノズル16の先端には刷毛ホルダー22が設けら
れており、刷毛ホルダー22には刷毛23がポルh 2
5.25により着脱自在に装着されている。
本考案は、以上のような構成を有するので、簡易線引機
1を用いて線引きを行なう場合には、まず塗料タンク5
内に塗料を注入する。
この際、レバー13を矢印り方向、即ち前方に一杯に倒
すと、レバー13の動きはロッド11を介してバルブ外
筒10Cのアーム10 eに伝達され、アーム10 e
を、第2図における仮想線の位置に移動させる。
すると、バルブ外筒10 Cは第3図に示すB方向に回
動し、外筒10の吐出口10dは、第4図に示すように
、バルブ内筒10 aの孔10 bとの連通を断たれ、
同時にノズル16も刷毛23と共に上方に回動し、従っ
てノズル16へ塗料タンク5に注入される塗料が流出し
て来ることはない。
塗料タンク5への塗料の注入が完了すると、バンドル7
を操作して線引機1を線引きすべき所定の位置まで運び
、ノズル16のスリット19と塗装面21の被塗装部分
とを整合させる。
次に、レバー13を第1図に示すC方向に、即ち後方に
引き上げると、ロッド11を介してアーム10 eが、
第2図に示す実線の位置まで移動し、バルブ外筒10
Cも、第3図に示すように、A方向に回動してバルブ内
筒10 aの孔10bと吐出口10dが連通ずる。
更に今まで上方に保持されていたノズル16はバルブ外
筒10 Cの回動によって刷毛23と共に下方に回動し
、刷毛23が被塗装部分に接地する。
この状態で、線引機1をバンドル7によって前方に押し
て移動させながら、線引作業を開始するが、塗装タンク
5内の塗料は塗料導管9、バルブ内筒10aの孔10b
、バルブ外筒10Cの吐出口10dを通ってノズル16
内に流入し、更にスノット19から所定の線引き幅で塗
装面21上に流出する。
流出した塗料はガイドプレー) 20.20により非塗
装部分への流出を阻止されると共に刷毛23により表面
をならされるので、線は均一な塗膜厚さに成形されかつ
美しい表面状態に仕上げられる。
次に、線引きが終了すると、レバー13を、第1図に示
す矢印り方向に一杯に倒し、既に説明したようにロッド
11.アーム10 eを介してバルブ外筒10 Cを、
第3図に示すB方向に回動させ、吐出口10 dと孔1
0bとの連通を断ち、同時にノズル16を刷毛23と共
に上方に引き上げる。
すると、塗料はバルブ10によって遮断され、しかも刷
毛23も塗料の遮断と同時に被塗装部分より離地し、従
ってノズル16のスリット19は上方を向いた形で保持
されるので、ノズル16内に残留した塗料がスリット1
9から外部へ流出することはない。
以上説明したように、本考案によれば、バンドル7によ
って線引機1を押して移動させながらバルブ10の操作
手段であるレバー13を操作するだけで所望の線を美し
く引くことができるので、従来のように作業に高度の熟
練を要せず誰にでも容易に線引きすることが可能となる
更に、ノズル16は塗料導管9により塗料タンク5の側
方に大きく突出した位置に設けられているので、作業者
が塗装置後の線を足で踏みつけ汚損してしまうことがな
く、引き直しに際しても前輪2及び後輪3が線を踏みつ
け既に引いた線を汚損してしまうこともない。
また、線引き終了時には塗料の遮断と同時に刷毛23も
離地し、塗料のノズル16からの流出も防止されるので
、明瞭で美しい線を引くことが可能となる。
更に、ノズル16及び刷毛23は共に着脱自在であるの
で、どのような幅の線でもノズル16を交換するだけで
線引きが可能であるばかりか、刷毛23の交換、洗浄も
迅速かつ容易に行なうことができ、作業能率を大幅に向
上させることができる。
また、バルブ10の開閉は塗装幅とは無関係に一個所で
集中的に行なわれるので、作動が確実であり、塗料の漏
れもなく、信頼性の高い線引機1を提供することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による簡易線引機の一実施例を示す斜視
図、第2図はこの簡易線引機の要部を示す側面図、第3
図はバルブ及びノズル近傍の拡大断面図、第4図はバル
ブ及びノズルの動作を示す動作図である。 1:簡易線引機、2:車輪(前輪)、3:車輪(後輪)
、5 : 塗料タンク、6:フレーム、7:ハンドル、
9:塗料導管、10:開閉バルブ、13:操作手段(レ
バー)、16:ノズル、19ニスリツト、23:刷毛。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)車輪によって支持される塗料タンクにハンドルを
    連結し、また該塗料タンクの下部に塗料導管をタンク側
    方に突出して設け、該塗料導管に開閉バルブを設けると
    共に該バルブの操作手段を前記ハンドル近傍に設置し、
    前記開閉バルブに、先端にスリットを有する末広型ノズ
    ルを該バルブの開閉動作に連動して上下に回動し得るよ
    うに連結し、更にノズルの先端に刷毛を装着して構成し
    た簡易線引機であって、上記開閉バルブは、塗料導管の
    先端に結合され下部に孔を穿設した内筒と、この内筒に
    回転自在に外嵌し下方に吐出口を形成した外筒とから成
    るものであり、末広ノズルはこの吐出口に装着したもの
    である簡易線引機。
  2. (2)ノズルを開閉バルブに対して着脱自在に連結して
    構成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の簡易線引
    機。
  3. (3)刷毛をノズルに対して着脱自在に装着して構成し
    た実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の簡易
    線引機。
JP3501579U 1979-03-20 1979-03-20 簡易線引機 Expired JPS5849211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3501579U JPS5849211Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 簡易線引機

Applications Claiming Priority (1)

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JP3501579U JPS5849211Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 簡易線引機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55136806U JPS55136806U (ja) 1980-09-29
JPS5849211Y2 true JPS5849211Y2 (ja) 1983-11-10

Family

ID=28893479

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JP3501579U Expired JPS5849211Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 簡易線引機

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JPS55136806U (ja) 1980-09-29

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