JPS5849197A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被乾燥物よ多水分を奪い乾燥させる乾燥用空気
の予熱を、太陽熱エネルギーを利用して２／− 行う衣類乾燥機に関するもので、乾燥機機外に設けた集
熱器によって太陽熱エネルギーを受け、これをヒートパ
イプを用いて乾燥機々内に伝導させ、乾燥用空気を加熱
する加熱部への給気通路で放熱させることにより、前記
加熱部の消費エネルギーを少なくするとともに乾燥効率
を良くすることを目的とする。

従来、衣類乾燥機においては乾燥用空気の加熱のための
熱源として、電気、ガス等を用いている。

代表的な家庭用電気ヒータ式衣類乾燥機を例にとると、
乾燥用空気の熱源として１．２Ｋｗのヒータを用いてお
り、その他部動用のモーター人力等を加算すると乾燥機
の総消費電力は１．４ＫＷにも達している。これにもか
かわらず、乾燥までに約７０分以上も必要とし、乾燥に
要する消費電力が非常に大きいという欠点を有している
。

また、乾燥機の消費電力１・４Ｋｗは、洗濯機。

掃除機それぞれの消費電力的０．３Ｋｗ、約ｏ、ａＫｗ
と比べても非常に大きく、低消費電力化が望まれている
。

下、その一実施例を添付図面に基づいて説明する。

図において、１は衣類乾燥機の外枠、２は外枠１内に回
転自在に設けた回転ドラム、３は回転ドラム２内に被乾
燥物を投入するための前面ドア、４は乾燥用空気を吸入
、排出するためのファン、５は被乾燥物より水分を奪い
多湿となった乾燥用空気の排気口で、前記ファン４の作
動によって排気する。６は回転ドラム２後壁に配した布
ぐず、はこり等を捕獲するためのフィルターである。

７はファン４を駆動するためのモータ、８は乾燥用空気
加熱用の加熱部であるところの電気ヒータで、ニクロム
線ヒータで構成する。そして、前記電気ヒータ８は外枠
１に設けた吸気口１ａがら回転ドラム２の前面周壁に設
けた熱風吸入孔２ａに至る間の給気通路Ａ内の途中に配
しである。

９は給気通路Ａの吸気口１ａに近接した位置に設けた放
熱器１０に、ヒートパイプ１１を介して、連絡してなる
集熱器である。この集熱器９は太陽熱エネルギーを受け
とり、その熱はヒートパイプ１１を介して放熱器１０に
伝わり・、これより放散される熱によって給気通路Ａに
入り込んだ乾燥用空気を予熱する。また、上記ヒートパ
イプ１１は集熱器９の支持部材を兼ねた構成である。ヒ
ートパイプ１１自身の強度が不充分な場合は、外枠１上
に別途支持部材を介し集熱器ｅを設置する。１２は予熱
された乾燥用空気の温度を検出し、その温度が所定値以
下の場合に閉成する温度検出装置で、サーモスタットよ
りなる。

第２図は電気的回路を示し、１３は電源用プラグ、１４
は乾燥時間設定用のタイマーである。

上記電気ヒータ８は、８ａおよび８ｂに分割されており
、一方の電気ヒータ８ａＫ並列に温度検出装置１２が接
続しである。

上記構成における衣類乾燥機をベランダ等の屋外に設置
し、タイマー１４の操作によってモータ７に通電すると
、ファ／４が回転する。同時に電気ヒータ８に通電され
、ファン４０回転により給気通路Ａ内に入り込んだ空気
は加熱される。この乾燥用空気は回転ドラム２内へ供給
され、被乾燥６１２．−・ 物より水分を奪い排気口６より排出される。

一方、太陽熱エネルギーを集熱器９で受け、この熱をヒ
ートパイプ１１を介して給気通路Ａ内の放熱器１０に導
き、これより熱を放出することにより、乾燥用空気を予
熱できる。

このように電気ヒータ８に供給する空気をあらかじめ予
熱することにより、乾燥用空気を乾燥に必要な温度にま
で高めるのに要する電気ヒータ８の入力電力を極めて小
さくすることができ、省エネルギー化に著しい効果があ
る。

さらに、太陽熱により予熱された乾燥用空気の温度を検
知し、この空気温度が所定値より低ければ電気ヒータ８
の入力を増加させ、空気温度が高ければ電気ヒータ８の
入力を低下させることができる。すなわち、雨天時等、
太陽熱が利用できない時、すなわち予熱作用が不充分で
給気温度が所定値よシも低い場合には、温度検出装置１
２がオン動作し、電気ヒータ８ａが短絡して、全体とし
　　−ての抵抗値が電気ヒータ８ｂのみとなり、そのた
め、電気ヒータへの入力が増加し、電気ヒータ８６、、
、− による乾燥用空気の高温化が進む。

また、晴天時のように太陽熱エネルギーがふんだんに利
用できるときには、予熱作用が充分に行え、温度検出装
置１２はオフしてしまい、電気ヒータ８への入力が制限
される。以上要するに、どのような状況下でも最適な条
件で乾燥できる。

なお、実施例では電気ヒータを用いたが、ガスあるいは
石油を熱源としたバーナを加熱部とすることもでき、こ
の場合には、温度検出装置の動作に対応して、ガスある
いは石油の供給量を制御すれば良い。

以上のように本発明によれば、太陽エネルギーを利用す
るためのヒートパイプによる簡単な装置を用いるだけで
、乾燥機の加熱部における入力を大幅に削減でき、省エ
ネルギー面で多大な効果を奏し、非常に有益であって、
その工業的価値はきわめて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における太陽熱エネルギー利用
の衣類乾燥機の側断面図、第２図はその７７−・ 電気的回路図であろう １・・・・・・外枠、２・・・・・・回転ドラム、４・
・・・・・ファン、７・・・・・・モータ、８・・・・
・・電気ヒータ（加熱部Ｌ９・・・・・・集熱器、１０
・・・・・・ヒートノ（イブ、１１・・・・・・放熱器
、１２・・・・・・温度検出装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ｉｔ力・１名
第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　被乾燥物を収容する回転ドラムと、この回転
   ドラム内に連通しだ給気通路内に配し乾燥用空気を加熱
   する加熱部と、乾燥用空気を回転ドラム内へ送シ込むフ
   ァンと、太陽熱エネルギーを受ける集熱器と、前記給気
   通路内に配しヒートパイプを介して前記集熱器に連絡す
   るとともに前記ヒートパイプを介して伝達された熱を放
   散することで、前記加熱部に至る空気を予熱する放熱器
   とを備えた衣類乾燥機。
2. （２）予熱された乾燥用空気の温度が所定値以下の時に
   作動し、加熱部への入力を増大させる温度検出装置を備
   えた特許請求の範囲第１項記載の衣類乾燥機。