JPS5849142A - 固体撮像素子を有する内視鏡用の高周波電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、固体撮像素子を有する内視鏡用の高周波電
源装置に関するものである。

従来、内視鏡は、生体腔内等の腔内に挿入される先端部
に、結壇光学系と、この光学系による被検体像を一端面
において受ゆ入れるイメージガイドと呼ばれる光学−細
束及びライトガイドと呼ばれ内視鏡外からの光源光を前
記先端部から被検体に向けて照射する光学繊維束などを
有し、手元の操作部においてイメージガイドの他端を轡
、察或いは撮影するようにしている。近来、このような
内視鏡が、被検体（主として患者の体内）に挿入される
場合、出血を伴なうことがなく比較的苦痛が少ないので
、従来から内視鏡を媒体としてその鉗子口から高周波電
気メスを挿入し、蓄療（簡単な手術を含む）を行なった
シ、生検採取を行なうことが一般的になっている。この
場合、用いられる電気メス用の高周波電源は、極めて複
雑な雑音の周波数スペクトラムを有しているが、内視鏡
にその影響を受けるような機器が使用されていないため
まったく問題の生じることがなかった。

しかるに最近のエレクトロニクスの進歩によって、テレ
ビシミ／撮像技術が大きな変容を遂げつつあり、例えば
ビデコン等の真空デバイスが、ＣＣＤ１　ＢＢＤ、ＭＯ
８型セｙす愈どの固体デバイスに取って替られつつある
。

このような変化に伴カつで、従来から提案されている内
視鏡とその画像手段であるテレビカメラとの組合せも、
固体化しつ′）あり、固体撮（１８子をイメージガイド
の代シに使用した内視鏡もいくつか提案されている。し
かしながら、このような固体撮像素子を画像センサとし
て用いた内視鏡と高周波電源装置とを組合せ九場合、前
述した雑音によって画像の８／Ｎ比が大きく悪化し殆ん
ど実用に耐えないという問題が生じる。

従って、この発明は、固体撮像素子を看する内視鏡に用
いた場合に、上述した画像の劣化を生じせしめ力い高周
波電源装置を提供しようとするものである。

この発明によれば、先端部に固体撮像素子を有する内視
鏡用の高周波電源装置は、少なく共電気メスと、高周波
回路部及び電源とＫより構成され、その際電気メスと高
周波回路部とは密接して形成される。

このように構成することによって、内視鏡電源付近に配
置された高周波回路部間を接続する出力線に生じた高周
波ｔ＋ｚｉは、上述の構成によって殆んど生じることが
ないので、極めてＳ／Ｎ比の良好な撮像を行なうことが
出来、固体撮像素子を用いた内視鏡と電気メスの組合せ
が可能となる。

以下、添付の図面に従って、従来の装置の組合せ及びこ
の発明の一実施例について詳細に説明する。

第１図において、従来周知の構成を有する内視鏡先端部
１には、図示せぬ撮像光学系によシ図示せぬ被検体の像
を結像される固体撮像素子２が配置され、その光電変換
され続出された出力信号は、プリアンプ３及びプロセス
回路４を経てカラー又は白黒のテレビ信号に変換されて
モニターテレビ５に映出される。

内視鏡先端部１には、図示せぬが従来周知の鉗子口が設
けられ、これまた図示せぬ手元操作部から電気メス６が
挿入される。電気メス６は、出力線Ｔを介して増幅回路
８、発信回路９及び電源１０に接続され、患者の体外に
おいて患者に接触せしめられた図示せぬ金鵬プレートと
電気メス６間に高周波電力が供給され、電気メス６の接
触部に生じる部位にジュール熱が発生し、接触部の治療
が行なわれる。

しかるに、増幅回路８及び発信回Ｗ！＆９などからなる
高周波回路部から生ずる雑音の周波数成分はＫＨ２のオ
ーダーからＫＨ２のオーダ。

−Ｋまで広が９、その出力レベルも比較的高い。従って
これらの雑音は、固体撮像素子にヨッて拾われ、モニタ
ーテレビ５の画像の乱れに大きな影替を与える。

第２図は、この発明による電源装置の構成を示すもので
、固体撮像素子２２を装着した内視鏡先端部２１には、
図示せぬ鉗子口から挿入される電気メス２６が先端部２
１の端面から突出している。固体撮像素子２２には、第
１．Ｊｌの構成とまったく同様にプリアンプ２３、プロ
セス回路２４及びモニターテレビ２５が接続され固体撮
像素子２２によって撮慣された映像は、光電変換され、
テレビ映像として映出される。電気メス２６には密接し
て増幅回路２８及び２９が接続され、出力線３０はその
背後から電源３０に接続されている。従って、出力線Ｓ
ＯＫ杜、固体撮像素子２２に雑音として拾われる出力が
発生しないので、モニターテレビ２５に映出される映像
に乱れが生じること杜ない。これによって乱れのない映
像を観察しつつ電気メスを操作して、患部の治療を行な
うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来周知の電気メス装置と、固体撮像素子を
有する内視鏡とを組合せた例を示す構成概略図及び第２
図社、この発明による高周波電源装置と、固体撮像素子
を有する内視鏡とを組合せた一実施例の構成概略図。 ２１・・・内視鏡先端部、２２・・・固体撮像素子、２
６・・・電気メス、２８．２９・・・高周波回路部、３
１・・・電源。 出願人　富士写真光機株式会社 ２

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　先端部に固体撮像素子を有する内視鏡用の高
   周波電源装置おいて、少なく共電気メスと高周波回路部
   及び電源とにより高周波電源装置を構成し、その際電気
   メスと高周波回路部とを密接して形成するようにした装
   置。
2. （２）　　高周波回路部が少なく共発振回路を含む特許
   請求の範囲第１項に記載の装置。