JPS5849007Y2 - 冷房給湯装置 - Google Patents
冷房給湯装置Info
- Publication number
- JPS5849007Y2 JPS5849007Y2 JP732879U JP732879U JPS5849007Y2 JP S5849007 Y2 JPS5849007 Y2 JP S5849007Y2 JP 732879 U JP732879 U JP 732879U JP 732879 U JP732879 U JP 732879U JP S5849007 Y2 JPS5849007 Y2 JP S5849007Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- compressor
- water temperature
- temperature
- storage tank
- Prior art date
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- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水熱源セパレート型冷房機の冷房運転時の排熱
を利用して貯湯タンクに貯湯する如く構成した冷房給湯
装置において、貯湯が完了したとき停止する圧縮機等を
室内で出湯することにより自動的に再起動することを可
能ならしめることを目的とする。
を利用して貯湯タンクに貯湯する如く構成した冷房給湯
装置において、貯湯が完了したとき停止する圧縮機等を
室内で出湯することにより自動的に再起動することを可
能ならしめることを目的とする。
水熱源冷房機における圧縮機の過負荷保護のため、従来
は手動復帰式圧力スイッチを用いるのが通例であるが、
冷房機をセパレート型とし、排熱を利用して貯湯する如
く構成した冷房給湯装置においては、圧力スイッチによ
る圧縮機の停止後、室内で出湯することにより圧力上昇
の原因を除去しても、室外に配置された圧力スイッチを
いちいち手動でリセットしなければならず、使い勝手の
不便を生じるものであった。
は手動復帰式圧力スイッチを用いるのが通例であるが、
冷房機をセパレート型とし、排熱を利用して貯湯する如
く構成した冷房給湯装置においては、圧力スイッチによ
る圧縮機の停止後、室内で出湯することにより圧力上昇
の原因を除去しても、室外に配置された圧力スイッチを
いちいち手動でリセットしなければならず、使い勝手の
不便を生じるものであった。
本考案はかかる不便さを除去し、室内で出湯することに
より圧縮機を自動的に再起動せしめ冷房運転の続行を可
能ならしめるものである。
より圧縮機を自動的に再起動せしめ冷房運転の続行を可
能ならしめるものである。
そのための構成として、本考案は、圧縮機、給湯用水熱
交換器、自動復帰式圧力スイッチ等からなる屋外機と、
セパレートエアコンの室内機と、湯温サーモを付設した
貯湯タンクとを設け、前記自動復帰式圧力スイッチの停
止信号で圧縮機の停止を行なうとともに、湯温サーモ回
路を閉或し、前記湯温サーモ回路の信号により圧縮機を
再始動するようにした制御回路を設けたものである。
交換器、自動復帰式圧力スイッチ等からなる屋外機と、
セパレートエアコンの室内機と、湯温サーモを付設した
貯湯タンクとを設け、前記自動復帰式圧力スイッチの停
止信号で圧縮機の停止を行なうとともに、湯温サーモ回
路を閉或し、前記湯温サーモ回路の信号により圧縮機を
再始動するようにした制御回路を設けたものである。
以下、本考案の一実施例につき図面に沿って詳細に説明
する。
する。
Aは室外機、Bは室内機である。
1は圧縮機、2は凝縮器として作用する給湯用熱交換器
、3は紋り、4は蒸発器として作用する空気熱交換器で
あり、これらを冷媒配管5で接続することにより冷凍サ
イクルを構成している。
、3は紋り、4は蒸発器として作用する空気熱交換器で
あり、これらを冷媒配管5で接続することにより冷凍サ
イクルを構成している。
また6は圧縮機1の吐出側に付設された自動復帰式圧力
スイッチであり、7は室内ファン、8は室内サーモであ
る。
スイッチであり、7は室内ファン、8は室内サーモであ
る。
また9は貯湯タンクであり、深夜電力用ヒータ(図示せ
ず)を付設した電気温水器でもよい。
ず)を付設した電気温水器でもよい。
10は給水管、11は給湯管、12は給湯栓であり、給
湯栓12を開設すれば水道水の加圧により、押上式に給
湯する如く構成しており、貯湯タンク9内に常に満水状
態となっている。
湯栓12を開設すれば水道水の加圧により、押上式に給
湯する如く構成しており、貯湯タンク9内に常に満水状
態となっている。
さらに13は貯湯タンクの下部と頂部を接続する水循環
回路であり、水の流れ方向に、循環ポンプ14、給湯用
熱交換器2、湯温制御弁15を配置している。
回路であり、水の流れ方向に、循環ポンプ14、給湯用
熱交換器2、湯温制御弁15を配置している。
ここで湯温制御弁15は給湯用水熱交換器2の出口水温
を入口水温等に係らず常に一定とする如く、設定温度の
感熱体(図示せず)を内蔵し流量の調整範囲をもった弁
である。
を入口水温等に係らず常に一定とする如く、設定温度の
感熱体(図示せず)を内蔵し流量の調整範囲をもった弁
である。
また16は貯湯タンク9の比較的下部に配置された湯温
サーモであり、給湯に適した高温を感知して接点を閉じ
、低温となれば接点を開く様な差動幅をもったサーモス
タットである。
サーモであり、給湯に適した高温を感知して接点を閉じ
、低温となれば接点を開く様な差動幅をもったサーモス
タットである。
すなわち本考案になる冷房給湯装置は、冷房運転時の排
熱を利用して貯湯するものであり、貯湯タンク9と室外
機Aを近接して室外に設置し、水循環回路13により接
続すると共に室外機Aと室内機Bとは、冷媒配管5で接
続することにより、工事の融通性を高める如く、冷房機
をセパレート型としたものである。
熱を利用して貯湯するものであり、貯湯タンク9と室外
機Aを近接して室外に設置し、水循環回路13により接
続すると共に室外機Aと室内機Bとは、冷媒配管5で接
続することにより、工事の融通性を高める如く、冷房機
をセパレート型としたものである。
かかる冷房給湯装置において、通常の作動状態を説明す
ると、室内で操作スイッチ(図示せず)をONすること
により、圧縮機1、室内ファン7、循環ポンプ14等が
起動され、室内機Bからは冷風を吹出し、貯湯タンク9
には上部から給湯に適した高温水が徐々に貯湯され、貯
湯タンク9内では一定幅の混合層を境として上部の高温
層と下部の低温層に明確に分離されることになるため、
随時に給湯栓12を開放すれば、高温水が給湯されると
共に、貯湯タンク9内には給水管10より新たな冷水が
補給されることになる。
ると、室内で操作スイッチ(図示せず)をONすること
により、圧縮機1、室内ファン7、循環ポンプ14等が
起動され、室内機Bからは冷風を吹出し、貯湯タンク9
には上部から給湯に適した高温水が徐々に貯湯され、貯
湯タンク9内では一定幅の混合層を境として上部の高温
層と下部の低温層に明確に分離されることになるため、
随時に給湯栓12を開放すれば、高温水が給湯されると
共に、貯湯タンク9内には給水管10より新たな冷水が
補給されることになる。
ところで全く出湯せず冷房運転を続行する場合には、貯
湯タンク9内がすべて高温水で満たされるため、高温水
が給湯用水熱交換器2に流入し、湯温制御弁15の流量
調整範囲を超え、次第に冷凍サイクルの高圧圧力が上昇
し、ついには圧縮機1の過負荷保護のため、強制的に運
転を停止しなければならないが、本考案になる冷房給湯
装置の特徴とする所は、圧力スイッチ6を自動復帰式と
すると共に、貯湯タンク9の下部に湯温サーモ16を設
けることにより、室内で出湯すれば、圧縮機1等を自動
的に再起動せしめることを可能とするものである。
湯タンク9内がすべて高温水で満たされるため、高温水
が給湯用水熱交換器2に流入し、湯温制御弁15の流量
調整範囲を超え、次第に冷凍サイクルの高圧圧力が上昇
し、ついには圧縮機1の過負荷保護のため、強制的に運
転を停止しなければならないが、本考案になる冷房給湯
装置の特徴とする所は、圧力スイッチ6を自動復帰式と
すると共に、貯湯タンク9の下部に湯温サーモ16を設
けることにより、室内で出湯すれば、圧縮機1等を自動
的に再起動せしめることを可能とするものである。
・つぎに前記の作用を行なわせる電気回路の一実施例を
第2図に示す。
第2図に示す。
第2図においてA側及びB側は各々室外機A、室内機B
中に配置されるものであり、17は電源、18は操作ス
イッチ、19はメインリレー(19′はその接点)、2
0は室内サーモ8等からなる電子制御装置、(20′は
サーモ出力の接点)、21はリレー(21’、21“は
21の接点)である。
中に配置されるものであり、17は電源、18は操作ス
イッチ、19はメインリレー(19′はその接点)、2
0は室内サーモ8等からなる電子制御装置、(20′は
サーモ出力の接点)、21はリレー(21’、21“は
21の接点)である。
またこの冷暖房給湯装置において、利用形態におけるパ
ターンの一実施例を第3図に示す。
ターンの一実施例を第3図に示す。
通常の冷房貯湯運転を継続するにつれ、貯湯タンク9内
の混合層の位置が次第に低下し、湯温サーモ16の位置
における水温は時刻T0から上昇しはじめ、給湯用水熱
交換器2の入口水温も時間遅れをもった時刻T2から上
昇しはじめる。
の混合層の位置が次第に低下し、湯温サーモ16の位置
における水温は時刻T0から上昇しはじめ、給湯用水熱
交換器2の入口水温も時間遅れをもった時刻T2から上
昇しはじめる。
また、湯温サーモ16は時刻T3において設定温度(本
実施例では50℃)を感知して接点を閉じる。
実施例では50℃)を感知して接点を閉じる。
さらに時刻T4において湯温サーモ16の位置における
水温が、湯温制御弁15により設定された温度(本実施
例では55℃)に達し、給湯用水熱交換器2の入口水温
が上昇を続けても、湯温制御弁15の機能により流量を
増大することによって出口水温及び高圧をほぼ一定に保
持しながら運転を縦続する。
水温が、湯温制御弁15により設定された温度(本実施
例では55℃)に達し、給湯用水熱交換器2の入口水温
が上昇を続けても、湯温制御弁15の機能により流量を
増大することによって出口水温及び高圧をほぼ一定に保
持しながら運転を縦続する。
しかるに湯温制御弁15の流量調整範囲を越える程に入
口水温が上昇し続けると、時刻T5からは一定の最大流
量のままで、出口水温及び高圧圧力も上昇し始め、圧力
スイッチ6の設定圧力に適する時刻T6において圧縮機
1及びポンプ14は運転を停止する。
口水温が上昇し続けると、時刻T5からは一定の最大流
量のままで、出口水温及び高圧圧力も上昇し始め、圧力
スイッチ6の設定圧力に適する時刻T6において圧縮機
1及びポンプ14は運転を停止する。
ここで圧力スイッチ6は一定の圧力バランスに達すると
自動的に復帰するものの、リレー21は通電されたまま
で、圧縮機1等は再起動されず給湯用水熱交換器2の入
口及び出口水温は自然放熱により温度低下する。
自動的に復帰するものの、リレー21は通電されたまま
で、圧縮機1等は再起動されず給湯用水熱交換器2の入
口及び出口水温は自然放熱により温度低下する。
かかる事態において時刻T7において、室内の給湯栓1
2を開放し風呂等へ落し込みを行なえば、時刻T8から
湯温サーモ16の位置における水温も低下を始め、設定
温度(本実施例では40℃)に達すると、リレー21が
解除され、圧縮機1及びバンプ14が再起動され、冷房
運転を続行することが可能となるものである。
2を開放し風呂等へ落し込みを行なえば、時刻T8から
湯温サーモ16の位置における水温も低下を始め、設定
温度(本実施例では40℃)に達すると、リレー21が
解除され、圧縮機1及びバンプ14が再起動され、冷房
運転を続行することが可能となるものである。
なお時刻TIOは給湯栓12の閉止時刻、時刻Tllは
再起動して給湯用水熱交換器2の出口水温が設定温度に
達する時刻を示す。
再起動して給湯用水熱交換器2の出口水温が設定温度に
達する時刻を示す。
以上説明したように、この冷房給湯装置は、圧縮機1の
過負荷保護のため、停止を自動復帰式圧力スイッチ6の
接点信号で、再起動を貯湯タンク9に設けた湯温サーモ
16の接点信号で制御することを特徴とするものであり
、従来の如き手動復帰式圧力スイッチの場合のようにい
ちいち室外でリセットするという使い勝手の不便がなく
、単なる自動復帰式圧力スイッチのみの場合のように運
転と停止の繰返しで圧縮機1を傷めることもない。
過負荷保護のため、停止を自動復帰式圧力スイッチ6の
接点信号で、再起動を貯湯タンク9に設けた湯温サーモ
16の接点信号で制御することを特徴とするものであり
、従来の如き手動復帰式圧力スイッチの場合のようにい
ちいち室外でリセットするという使い勝手の不便がなく
、単なる自動復帰式圧力スイッチのみの場合のように運
転と停止の繰返しで圧縮機1を傷めることもない。
本考案によれば、冷房運転時の排熱を利用して貯湯する
ため、省エネルギーな冷房給湯装置を実現できることや
圧縮機の過負荷時は自動復帰式圧力スイッチによって確
実に停止せしめ、再起動する場合には、室内で出湯栓を
開放するのみで、自動的に復帰した冷房運転を継続せし
めることができるきわめて実用的効果の大なるものであ
る。
ため、省エネルギーな冷房給湯装置を実現できることや
圧縮機の過負荷時は自動復帰式圧力スイッチによって確
実に停止せしめ、再起動する場合には、室内で出湯栓を
開放するのみで、自動的に復帰した冷房運転を継続せし
めることができるきわめて実用的効果の大なるものであ
る。
第1図は本考案の一実施例における冷房給湯装置の説明
図、第2図は同冷房給湯装置の制御回路図、第3図は同
冷房給湯装置における各部動作説明図で゛ある。 1・・・・・・圧縮機、2・・・・・・給湯用水熱交換
器、A・・・・・・室外機、B・・・・・・室内機、6
・・・・・・自動復帰式圧力スイッチ、9・・・・・・
貯湯タンク、16・・・・・・湯温サーモ、21・・・
・・・リレー、21’、21”・・・・・・接点。
図、第2図は同冷房給湯装置の制御回路図、第3図は同
冷房給湯装置における各部動作説明図で゛ある。 1・・・・・・圧縮機、2・・・・・・給湯用水熱交換
器、A・・・・・・室外機、B・・・・・・室内機、6
・・・・・・自動復帰式圧力スイッチ、9・・・・・・
貯湯タンク、16・・・・・・湯温サーモ、21・・・
・・・リレー、21’、21”・・・・・・接点。
Claims (1)
- 圧縮機、給湯用水熱交換器、自動復帰式圧力スイッチ等
からなる屋外機と、セパレートエアコンの室内機と、湯
温サーモを付設した貯湯タンクとを設け、前記自動復帰
式圧力スイッチの停止信号で圧縮機の停止を行なうとと
もに、湯温サーモ回路を閉成し、前記湯温サーモ回路の
信号により圧縮機を再始動するようにした制御回路を設
けた冷房給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP732879U JPS5849007Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 冷房給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP732879U JPS5849007Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 冷房給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55108334U JPS55108334U (ja) | 1980-07-29 |
JPS5849007Y2 true JPS5849007Y2 (ja) | 1983-11-09 |
Family
ID=28814980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP732879U Expired JPS5849007Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 冷房給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849007Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-23 JP JP732879U patent/JPS5849007Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55108334U (ja) | 1980-07-29 |
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