JPS5848776Y2 - 同軸ケ−ブル用コンタクト - Google Patents
同軸ケ−ブル用コンタクトInfo
- Publication number
- JPS5848776Y2 JPS5848776Y2 JP1979134259U JP13425979U JPS5848776Y2 JP S5848776 Y2 JPS5848776 Y2 JP S5848776Y2 JP 1979134259 U JP1979134259 U JP 1979134259U JP 13425979 U JP13425979 U JP 13425979U JP S5848776 Y2 JPS5848776 Y2 JP S5848776Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial cable
- conductor
- contact
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は同軸ケーブル用コンタクトに関し、特にイン
ピーダンスの乱れを生じさせることなく例えばプリント
基板上の回路に同軸ケーブルを接続することができるコ
ンタクトを提供しようとするものである。
ピーダンスの乱れを生じさせることなく例えばプリント
基板上の回路に同軸ケーブルを接続することができるコ
ンタクトを提供しようとするものである。
同軸ケーブルをプリント基板等に接続する場合には一般
にプリント基板に同軸コネクタの接栓座を取付け、この
接栓座に同軸ケーブルの先端に取付けたプラグを嵌合さ
せ、電気的な接続と共にその電気的な接続を保持するよ
うにしている。
にプリント基板に同軸コネクタの接栓座を取付け、この
接栓座に同軸ケーブルの先端に取付けたプラグを嵌合さ
せ、電気的な接続と共にその電気的な接続を保持するよ
うにしている。
ところで゛一般に用いられている同軸コネクタは同軸ケ
ーブルの直径より大きいことが普通である。
ーブルの直径より大きいことが普通である。
よって多数の同軸ケーブルを一つのプリント基板に接続
する場合には同軸コネクタの占める面積が大きくなりプ
リント基板の実装密度が低下する欠点がある。
する場合には同軸コネクタの占める面積が大きくなりプ
リント基板の実装密度が低下する欠点がある。
この考案の目的は小さい面積で多数の同軸ケーブルを接
続することができ、然もインピーダンスの乱れも発生し
ない同軸ケーブル用コンタクトを提供するにある。
続することができ、然もインピーダンスの乱れも発生し
ない同軸ケーブル用コンタクトを提供するにある。
以下にこの考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
第１図にこの考案による同軸ケーブル用コンタクトの一
例を示す。
例を示す。
図中１は同軸ケーブルを示し２はこの考案によるコンタ
クトを示す。
クトを示す。
同軸ケーブル１は周知のように芯線１ａと、外部導体１
ｂとこれらの間を所定のインピーダンスを保って絶縁支
持する誘電体１Ｃと、外部導体１ｂの外周に被覆された
外皮１ｄとにより構成される。
ｂとこれらの間を所定のインピーダンスを保って絶縁支
持する誘電体１Ｃと、外部導体１ｂの外周に被覆された
外皮１ｄとにより構成される。
同軸ケーブル１の先端はこの考案によるコンタクト２を
取付けるために芯線１ａが誘電体１Ｃと外部導体１ｂよ
り少し露出するように突出させ、更に外皮１ｄを外部導
体１ｂより短かく切断し、外部導体１ｂを先端側におい
て露出させる。
取付けるために芯線１ａが誘電体１Ｃと外部導体１ｂよ
り少し露出するように突出させ、更に外皮１ｄを外部導
体１ｂより短かく切断し、外部導体１ｂを先端側におい
て露出させる。
この考案によるコンタクト２は同軸ケーブル１の外部導
体１ｂの直径とほぼ等しい直径の金属管状導体３と、そ
の管状導体３の軸芯位置に絶縁して支持された中心導体
４と、この中心導体４を管状導体３の両端部において絶
縁して支持するスペーサ５及び６と、中心導体４の中空
部に装着されたバネ７と、このバネ７によって常時先端
側に向って弾性的に偏倚された接触子８とにより構成さ
れる。
体１ｂの直径とほぼ等しい直径の金属管状導体３と、そ
の管状導体３の軸芯位置に絶縁して支持された中心導体
４と、この中心導体４を管状導体３の両端部において絶
縁して支持するスペーサ５及び６と、中心導体４の中空
部に装着されたバネ７と、このバネ７によって常時先端
側に向って弾性的に偏倚された接触子８とにより構成さ
れる。
９はコンタクト２と同軸ケーブル１との間を連結させる
連結部材であり、これは例えば銅或いは黄銅等の金属パ
イプが用いられ、その内径はコンタクト２を構成する管
状導体３の外径にほぼ等しく選定され、その一端側が予
め管状導体３の後端に取付けられているものとする。
連結部材であり、これは例えば銅或いは黄銅等の金属パ
イプが用いられ、その内径はコンタクト２を構成する管
状導体３の外径にほぼ等しく選定され、その一端側が予
め管状導体３の後端に取付けられているものとする。
コンタクト２を同軸ケーブル１に取付けるには中心導体
４を管状導体３の軸芯位置から抜き出してその後端に同
軸ケーブル１の芯線１ａの先端を嵌合させ中心導体４の
外側からカシメ付けする。
４を管状導体３の軸芯位置から抜き出してその後端に同
軸ケーブル１の芯線１ａの先端を嵌合させ中心導体４の
外側からカシメ付けする。
次にスペーサ５を中心導体４に挿通しケーブル１の先端
に装着し、続いて管状導体３をスペーサ５に嵌合させる
。
に装着し、続いて管状導体３をスペーサ５に嵌合させる
。
このとき連結部材９はケーブル１の外部導体１ｂの外周
に嵌合させ連結部材９と外部導体１ｂとの間を半田付す
る。
に嵌合させ連結部材９と外部導体１ｂとの間を半田付す
る。
管状導体３の先端側にスペーサ６を嵌着し、中心導体４
を管状導体４から絶縁して支持する。
を管状導体４から絶縁して支持する。
更に同軸ケーブル１とコンタクト２との接続部に熱収縮
性チューブ１０が被せられる。
性チューブ１０が被せられる。
尚、中心導体４には予め接触子８が装着されているもの
とする。
とする。
つまり中心導体４の先端側に袋状の導管１１が圧入され
、この袋状導管１１内にバネ７が装着され、接触子８と
バネ７との間にスチールボール１２が介挿され、スチー
ルボール１２を介して接触子８を弾性的に先端側に偏倚
させている。
、この袋状導管１１内にバネ７が装着され、接触子８と
バネ７との間にスチールボール１２が介挿され、スチー
ルボール１２を介して接触子８を弾性的に先端側に偏倚
させている。
上述の同軸ケーブル用コンタクト２をプリント基板の回
路に接続するには例えば第２図に示すようなソケット１
３が用いられる。
路に接続するには例えば第２図に示すようなソケット１
３が用いられる。
つまりこの例ではソケット１３は導電板を円筒状に加工
して構成され、その一端側にプリント基板１４への取付
用突起１３ａを複数形成し、この突起１３ａをプリント
基板１４に形成した孔に嵌入する。
して構成され、その一端側にプリント基板１４への取付
用突起１３ａを複数形成し、この突起１３ａをプリント
基板１４に形成した孔に嵌入する。
この孔の周囲にはプリント基板１４の裏側においてアー
ス導体１６がプリント配線される。
ス導体１６がプリント配線される。
孔が配列された環状の中心に信号端子１７を形成する。
この信号端子１７にはソケット１３から絶縁されて導出
された信号線１８がプリント配線により接続形成される
。
された信号線１８がプリント配線により接続形成される
。
円筒状のソケット１３の周面には内側に向って例えば３
個の打出１９を形成する。
個の打出１９を形成する。
ソケット１３をこのように構成することによりソケット
１３にこの考案による同軸ケーブル用コンタクト２を挿
入すれば、コンタクト２の金属筒状導体３とソケット１
３の打出部１９とが接触し同軸ケーブル１の外部導体１
ｂはプリント基板１４のアース導体１６に接続される。
１３にこの考案による同軸ケーブル用コンタクト２を挿
入すれば、コンタクト２の金属筒状導体３とソケット１
３の打出部１９とが接触し同軸ケーブル１の外部導体１
ｂはプリント基板１４のアース導体１６に接続される。
更にコンタクト２の先端に取付けた接触子８が信号端子
１７に弾性的に接触するから同軸ケーブル１の芯線１ａ
はプリント基板１４に形成した信号線１８に接続される
。
１７に弾性的に接触するから同軸ケーブル１の芯線１ａ
はプリント基板１４に形成した信号線１８に接続される
。
このようにして同軸ケーブル１の芯線１ａと外部導体１
ｂはコンタクト２とソケット１３を介してプリント基板
１４の回路に電気的に接続される。
ｂはコンタクト２とソケット１３を介してプリント基板
１４の回路に電気的に接続される。
第３図及び第４図はソケット１３の他の例を示す。
この例では多極ソケットを構成した場合を示す。
つまりこの例では導電性ハウジング２０に複数の貫通孔
を形成し、この貫通孔にこの考案によるコンタクト２を
装着するように構成することができる。
を形成し、この貫通孔にこの考案によるコンタクト２を
装着するように構成することができる。
またこの例では４つのコンタクト２を一組としてその組
の中央位置に金属ハウジング２０に電気的に接続され弾
性的に突出偏倚されて取付けられた接触子２１を設け、
この接触子２１によって複数の同軸ケーブル１の外部導
体１ｂを代表してプリント基板のアース導体に接続する
ことができる。
の中央位置に金属ハウジング２０に電気的に接続され弾
性的に突出偏倚されて取付けられた接触子２１を設け、
この接触子２１によって複数の同軸ケーブル１の外部導
体１ｂを代表してプリント基板のアース導体に接続する
ことができる。
尚金属ハウジング２０の両端にはプリント基板への取付
けに際して位置決めを行なう２本の脚２２が設けられ、
また中央には雌ネジ部２３を設け、プリント基板に形成
した孔（特に図示しない）を通じてこの雌ネジ部２３に
ビスを螺入しプリンＩ・基板と金属ハウジング２０との
関係を固定するように構成している。
けに際して位置決めを行なう２本の脚２２が設けられ、
また中央には雌ネジ部２３を設け、プリント基板に形成
した孔（特に図示しない）を通じてこの雌ネジ部２３に
ビスを螺入しプリンＩ・基板と金属ハウジング２０との
関係を固定するように構成している。
以上説明したところより明らかな如くこの考案によるコ
ンタクト２は同軸ケーブル１の直径とほぼ等しく構成し
たから、多数の同軸ケーブルをプリント基板に接続する
場合でも小さい面積でその接続部を構成でき、プリント
基板における実装密度を向上することができる。
ンタクト２は同軸ケーブル１の直径とほぼ等しく構成し
たから、多数の同軸ケーブルをプリント基板に接続する
場合でも小さい面積でその接続部を構成でき、プリント
基板における実装密度を向上することができる。
更にコンタクト２は金属筒状導体３とその軸芯位置に中
心導体４を配置した構造としたから、これら間の対向距
離を適当に選定することにより、またはこれら間に適当
な誘電率を持つ絶縁体を挿入することによりコンタクト
２の部分も同軸ケーブル１の特性インピーダンスと等し
くすることができる。
心導体４を配置した構造としたから、これら間の対向距
離を適当に選定することにより、またはこれら間に適当
な誘電率を持つ絶縁体を挿入することによりコンタクト
２の部分も同軸ケーブル１の特性インピーダンスと等し
くすることができる。
よって特性インピーダンスに乱れを生じさせることなく
、同軸ケーブルをプリント基板に接続することができる
。
、同軸ケーブルをプリント基板に接続することができる
。
第１図はこの考案の一実施例を示す断面図、第２図はこ
の考案による同軸ケーブル用コンタクトをプリント基板
へ接続するためのソケットの一例を示す断面図、第３図
及び第４図はソケットの他の例を示す側面図及び底面図
である。 １：同軸ケーブル、２：同軸ケーブル用コンタクト、３
：金属筒状導体、４：中心導体、７：バネ、８：接触子
。
の考案による同軸ケーブル用コンタクトをプリント基板
へ接続するためのソケットの一例を示す断面図、第３図
及び第４図はソケットの他の例を示す側面図及び底面図
である。 １：同軸ケーブル、２：同軸ケーブル用コンタクト、３
：金属筒状導体、４：中心導体、７：バネ、８：接触子
。
Claims (1)
- 同軸ケーブルの外部導体に接続され外部導体とほぼ同じ
直径を持つ金属筒状導体と、その金属筒状導体の軸芯位
置に絶縁保持され同軸ケーブルの芯線に接続された中心
導体と、この中心導体の先端に進退自在に保持されバネ
によって先端側に弾性的に偏倚された接触子とより成る
同軸ケーブル用コンタクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979134259U JPS5848776Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 同軸ケ−ブル用コンタクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979134259U JPS5848776Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 同軸ケ−ブル用コンタクト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5651283U JPS5651283U (ja) | 1981-05-07 |
| JPS5848776Y2 true JPS5848776Y2 (ja) | 1983-11-08 |
Family
ID=29365830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979134259U Expired JPS5848776Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 同軸ケ−ブル用コンタクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848776Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9464588B2 (en) | 2013-08-15 | 2016-10-11 | Kohler Co. | Systems and methods for electronically controlling fuel-to-air ratio for an internal combustion engine |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3269185D1 (en) * | 1981-08-24 | 1986-03-27 | Gore & Ass | A connector for coaxially shielded cable |
| JPH041697Y2 (ja) * | 1987-05-18 | 1992-01-21 |
-
1979
- 1979-09-27 JP JP1979134259U patent/JPS5848776Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9464588B2 (en) | 2013-08-15 | 2016-10-11 | Kohler Co. | Systems and methods for electronically controlling fuel-to-air ratio for an internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5651283U (ja) | 1981-05-07 |
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