JPS5848734B2 - 原動機装置 - Google Patents

原動機装置

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JPS5848734B2
JPS5848734B2 JP12059377A JP12059377A JPS5848734B2 JP S5848734 B2 JPS5848734 B2 JP S5848734B2 JP 12059377 A JP12059377 A JP 12059377A JP 12059377 A JP12059377 A JP 12059377A JP S5848734 B2 JPS5848734 B2 JP S5848734B2
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing chamber
working medium
casing
pressure
bearing
Prior art date
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Expired
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JP12059377A
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English (en)
Other versions
JPS5453730A (en
Inventor
芳喜 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Publication of JPS5453730A publication Critical patent/JPS5453730A/ja
Publication of JPS5848734B2 publication Critical patent/JPS5848734B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフロンなどの低沸点ガスを作動媒体とした原動
機装置に関するものである。
従来フロンなどの低沸点ガスを作動流体としてタービン
などを回転させる原動機としては、例えは第1図の如き
ものであり、凝縮器2、蒸発器4、冷却水管1、加熱管
3、管路6,7,8,9、ポンプ5を有し、高圧蒸気系
路中に、ケーシング10内を回転するタービン11を設
け、このタービン11のタービン軸14は、軸受室12
中の軸受13により回転可能に支えられ、この軸受13
はポンプ16により強制油潤滑が行なわれている。
17は出力軸である。
ケーシング10と軸受室12との間の境界壁におけるタ
ービン軸140貫通部にはメカニカルシール15が設け
られ、このメカニカルシール15には、作動媒体が軸受
室12内に漏洩して外部に漏洩するのを防ぐため、ケー
シング10の内圧よりも高い圧力で潤滑油をポンプ16
から供給してシール効果を増大せしめている。
しかしながらこの方式ではシール用の潤滑油がメカニカ
ルシール15からケーシング10内に入り作動媒体に混
入して作動媒体の熱安定性を著しく損ない使用温度の限
界を下げ効率を減少せしめる欠点があった。
第2図は別の実施例を示し、軸受室12から外部への軸
貫通部にメカニカルシール25が設げられ、軸受13及
びメカニカルシール25には潤滑あるいはシール効果の
ためポンプ16により圧油が送られている。
またケーシング10から軸受室12への軸貫通部にはラ
ビリンス等の漏洩抵抗体18が設けられ、ケーシング1
0内の高圧ガスは漏洩抵抗体18にて減圧・膨張して軸
受室12内へ入る。
軸受室12内は潤滑油と作動ガスの混合状態であり、ミ
ストセパレータ19にてそれらは分離され、作動ガスは
連通管20を通って凝縮器2へ潤滑油は前記軸受室12
と同一系内にある油タンク21へ戻される。
ミストセパレータ19にて分離しきれなかった潤滑油は
前記凝縮器2を経て蒸発器4へ到達するが、蒸発器4内
の潤滑油の混入した作動流体の一部分を管22を通して
軸受室12に導き、油タンク21内に設けられたヒータ
24によって蒸発分離される。
管22を通って軸受室12へ導く作動流体の量を絞り弁
23で調整することにより、蒸発器4内の作動流体への
潤滑油の溶け込み量を調整するようになっている。
しかしこの方式においても軸受室12内の潤滑油と作動
ガスとの混合流体がミストセパレータ19にて完全に分
離することができないために作動流体の系内に潤滑油が
流入することを防止することができず、前述の例と同様
な欠点を有するものであった。
本発明は、ケーシングと軸受室の間のシールに高圧の作
動媒体を導き、かつ軸受室と凝縮器又は作動媒体低圧サ
イクル経路とを液化器と再生器とを有する連通路で接続
することにより、従来のものの上記の欠点を除き、作動
媒体径路中に潤滑油が混入することを防いで高収率の原
動機運転を行なわしめ、しかも作動媒体の漏洩を極めて
僅かの量に抑制することができる原動機装置を提供する
ことを目的とするものである。
本発明は、蒸発器、凝縮器、加熱装置及び冷却装置を備
え、作動媒体を気相と液相に繰返し変化せしめながら循
環せしめる気液サイクルの高圧気体系路中に該高圧気体
により駆動される被駆動回転体をケーシング中に設け、
前記被駆動回転体は前記ケーシングに隣接せる軸受室の
中の軸受により前記ケーシングの中に回転可能に支えら
れ、前記ケーシングと前記軸受器との境界壁におげろ軸
貫通部には、前記軸受室の内圧よりも高い圧力を有する
前記作動媒体液を保持したシールを設け、前記軸受室と
前記凝縮器又は作動媒体低圧サイクル経路とを連通路に
て接続し、該連通路に液化器と再生器とを設けたことを
特徴とする原動機装置である。
本発明を実施例につき図面を用いて説明すれば、第3図
において、ケーシング10と軸受室12との間の境界壁
におけるタービン軸14の貫通部におけるメカニカルシ
ール15には、ポンブ5にて昇圧された作動媒体液を導
く管26が設けられ、軸受室12の内圧よりも高い圧力
の作動媒体液を保持するようになっている。
軸受室12と凝縮器2との間は連通管31,32,33
にて接続されその間に液化器27及び再生器29が配備
されている。
28は冷却水管、30はヒータである。再生器29の底
部と油タンク21とは戻り管34にて接続されている。
軸受室12と外部との境界壁をタービン軸14が貫通す
る部分においてはメカニカルシール25が設げられ、大
気よりも高圧の潤滑油がポンプ16により供給されてい
る。
運転に当たっては、蒸発器4により加熱され蒸発した高
圧作動媒体蒸気によりタービン11が回転せしめられる
が、その際メカニカルシール15は軸受室12の内圧よ
りも犬なる圧力に保持されているので、軸受室12内の
潤滑油がケーシング10の中に漏洩することを防止する
ことができる。
メカニカルシール15に与えられるシール圧力はケーシ
ング10の内圧より高くとも、ケーシング10内に漏洩
するのは作動媒体液であるので支障はない。
同シール圧がケーシング10の内圧より低い場合はケー
シング10内の作動媒体はメカニカルシール15を通っ
て軸受室12内に漏洩し、軸受室12内は潤滑油蒸気及
び液滴と作動媒体気体が混合状態で存在している。
この混合ガスは連通管31により液化器27に導かれ冷
却され潤滑油も作動媒体も液化する。
この液体は次に液化器27の底部付近に接続された連通
管32により再生器29に導かれ、加熱されて作動媒体
のみ蒸発せしめられて連通管33により凝縮器2に送ら
れ、作動媒体の低圧サイクル中に再び戻される。
一方再生器29において分離された潤滑油は戻り管34
により油タンク21に戻される。
この際液化器27及び再生器29を経ることによって潤
滑油分は作動媒体から分離し、作動媒体低圧サイクル中
に作動媒体を戻す機構においても、かつ前述の如くメカ
ニカルシール15の部分においても潤滑油が作動媒体サ
イクル中に混入することを防ぐことができ、作動媒体の
熱安定性が飛躍的に増大し、使用最高温度を上げること
ができるので高温の熱源を加熱管3に用いて効率の高い
運転を行なうことができる。
一般にメカニカルシール15から漏洩する作動ガス量は
少ないため、再生器29にて連続的に潤滑油と分離する
必要はなく、液化器27にて液化した量に応じて回分的
に行なえばよく、また加熱に要する熱量も少なくてよい
また、メカニカルシール25から外部に漏洩する潤滑油
と共に、潤滑油中に溶けこんでいる作動媒体も漏洩する
が、潤滑油漏洩量は極めて僅かであるので、作動媒体の
漏洩量は微々たるものであり、実用上充分な漏洩防止効
果がある。
なお、上述の例は軸受室12の中では増減速しない例を
示してあるが、軸受室12の中で歯車機構などを用いて
増減速を行なう場合も同様である。
本発明は、蒸発器、凝縮器、加熱装置及び冷却l装置を
備え、作動媒体を気相と液相に繰返し変化せしめながら
循環せしめる気液サイクルの高圧気体系路中に該高圧気
体により駆動される被駆動回転体をケーシング中に設け
、前記被駆動回転体は罰記ケーシングに隣接せる軸受室
の中の軸受により前記ケーシングの中に回転可能に支え
られ、前記ケーシングと前記軸受室との境界壁における
軸貫通部には、前記軸受室の内圧よりも高い圧力を有す
る前記作動媒体液を保持したシールを設け、前記軸受室
と前記凝縮器又は作動媒体低圧サイクル経路とを連通路
にて接続し、該連通路に液化器と再生器とを設けたこと
により、作動媒体サイクル中に潤滑油が混入するのを防
止し、作動媒体の熱安定性を著しく増大せしめ、作動媒
体の使用最高温度を上げることができ、高温の加熱源を
以て加熱を行ない効率の高い運転を行なう原動機装置を
提供することができ、実用上極めて犬なる効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例、第3図は本発明の実施例のフ
ローシートである。 1・・・・・・冷却水管、2・・・・・・凝縮器、3・
・・・・・加熱管、4・・・・・・蒸発器、5・・・・
・・ポンプ、6,7,8,9...・・・管路、10・
・・・・・ケーシング、11・・・・・・タービン、1
2・・・・・・軸受室、13・・・・・・軸受、14・
・・・・・タービン軸、15・・・・・・メカニカルシ
ール、16・・・・・・ポンプ、17・7・・・・出力
軸、18・・・・・・漏洩抵抗体、19・・・ミストセ
パレータ,20・・゛・・一連iw、2 1・・−油タ
ンク、22・・・・・・管、23・・・・・一絞り弁、
24・・・ヒータ、25・・・・・・メカニカルシール
、26・・・管、27・・・・・・液化器、28・・・
・・・冷却水管、29・・・再生器、30・・・・・・
ヒータ、3L32,33・・・連通管、34・・・・・
・戻り管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蒸発器、凝縮器、加熱装置及び冷却装置を備え、作
    動媒体を気相と液相に繰返し変化せしめながら循環せし
    める気液サイクルの高圧気体系路中に該高圧気体により
    駆動される被駆動回路体をクーシング中に設け、前記被
    駆動回転体は前記ケーシングに隣接せる軸受室の中の軸
    受により前記ケーシングの中に回転可能に支えられ、前
    記ケーシングと前記軸受室との境界壁におげろ軸貫通部
    には、前記軸受室の内圧よりも高い圧力を有する前記作
    動媒体液を保持したシールを設け、前記軸受室と前記凝
    縮器又は作動媒体低圧サイクル経路とを連通路にて接続
    し、該連通路に液化器と再生器とを設けたことを特徴と
    する原動機装置。 2 前記被駆動回転体の回転軸が前記軸受室と外部との
    境界壁において貫通する外部軸貫通部において、外部の
    圧力よりも高い圧力を有する油を保持したシールを設け
    ている特許請求の範囲第1項記載の原動機装置。
JP12059377A 1977-10-07 1977-10-07 原動機装置 Expired JPS5848734B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12059377A JPS5848734B2 (ja) 1977-10-07 1977-10-07 原動機装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12059377A JPS5848734B2 (ja) 1977-10-07 1977-10-07 原動機装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5453730A JPS5453730A (en) 1979-04-27
JPS5848734B2 true JPS5848734B2 (ja) 1983-10-31

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ID=14790095

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JP12059377A Expired JPS5848734B2 (ja) 1977-10-07 1977-10-07 原動機装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6026941B2 (ja) * 2013-03-29 2016-11-16 メタウォーター株式会社 タービンの回転軸シール方法
JP6083420B2 (ja) * 2014-08-05 2017-02-22 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の冷却装置

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Publication number Publication date
JPS5453730A (en) 1979-04-27

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