JPS5848724B2 - カイテンカドウヨクガタエア−モ−タ− - Google Patents
カイテンカドウヨクガタエア−モ−タ−Info
- Publication number
- JPS5848724B2 JPS5848724B2 JP6766874A JP6766874A JPS5848724B2 JP S5848724 B2 JPS5848724 B2 JP S5848724B2 JP 6766874 A JP6766874 A JP 6766874A JP 6766874 A JP6766874 A JP 6766874A JP S5848724 B2 JPS5848724 B2 JP S5848724B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air inlet
- air
- rotor
- output
- sub
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は出力が任意の値に可変できるような機構を有
する回転可動翼型エアーモーターに関するものである。
する回転可動翼型エアーモーターに関するものである。
第1図は従来の回転可動翼型エアーモーターの断面図を
示すもので、1はシリンダ、2はこのシリンダの内部に
偏心して回転するよう設けたローター、3はとのロータ
ーに形成された溝9に放射方向に自由に移動できるよう
挿入した羽根、4はシリンダ1に設けられた空気入口、
5はシリンダ1に設けられた空気出口、8はシリンダ1
、ローター2および羽根3の三者によって形成された羽
根部屋である。
示すもので、1はシリンダ、2はこのシリンダの内部に
偏心して回転するよう設けたローター、3はとのロータ
ーに形成された溝9に放射方向に自由に移動できるよう
挿入した羽根、4はシリンダ1に設けられた空気入口、
5はシリンダ1に設けられた空気出口、8はシリンダ1
、ローター2および羽根3の三者によって形成された羽
根部屋である。
また、ローター2の回転中心をO,シリンダ1の中心点
をPとする。
をPとする。
aは空気人口4の端部を、bは空気出口5の端部を表わ
し、dはローターとシリンダの各中心点OおよびPを通
る直線とシリンダ1の内壁にローター2が接触した部分
の交点を表わす、AはZdoaによって定義される空気
入口角度、BはZdobによって定義される空気出口角
度である。
し、dはローターとシリンダの各中心点OおよびPを通
る直線とシリンダ1の内壁にローター2が接触した部分
の交点を表わす、AはZdoaによって定義される空気
入口角度、BはZdobによって定義される空気出口角
度である。
また、空気入口圧力をPA、空気出口圧力をPBと定義
する。
する。
このような回転可動翼型エアーモーターにおいて、一般
に空気出口側は大気開放であり、空気入口側から圧縮空
気を供給する。
に空気出口側は大気開放であり、空気入口側から圧縮空
気を供給する。
こうすることによって、入口側圧力PAと出口側圧力P
Bの差が羽根に作用し、第1図において矢印ωの方向に
ローター2が回転し、これが回転仕事となる。
Bの差が羽根に作用し、第1図において矢印ωの方向に
ローター2が回転し、これが回転仕事となる。
次にこのエアーモーターの出力L,効率ηについて説明
すると、空気入口圧力PAと空気出口圧力PB間の断熱
エンタルピ降下を△i ( kg−m/kg)、空気入
口から流入する空気重量流量をG(kg/S),モータ
ー内部で発生する損失をW(kg−m/S)と′する。
すると、空気入口圧力PAと空気出口圧力PB間の断熱
エンタルピ降下を△i ( kg−m/kg)、空気入
口から流入する空気重量流量をG(kg/S),モータ
ー内部で発生する損失をW(kg−m/S)と′する。
そして、第2図に示すように、空気入口側に羽根部屋が
形成された瞬間におけるその羽根部屋の断面積をSA,
このSAにシリンダ1の軸方向長さHを乗じた値をその
体積VAとすると、出力Lは次式のようになる。
形成された瞬間におけるその羽根部屋の断面積をSA,
このSAにシリンダ1の軸方向長さHを乗じた値をその
体積VAとすると、出力Lは次式のようになる。
ここで△iは上で定義したように、空気入口圧力PA、
空気出口圧力PBが定まれば、ある一定値に定まる。
空気出口圧力PBが定まれば、ある一定値に定まる。
故にこの場合、エアーモーターの出力Lは流入流量G、
損失Wのみを考慮すればよい。
損失Wのみを考慮すればよい。
次に出力Lの空気入口角度Aへの依存性を考えると、流
入流量Gは回転数とSAの積に比例するが、SAは空気
入口角度Aの増大とともに大きくなるので、結局流入流
量Gも空気入口角度Aが大きくなるにつれて増大するこ
とになる。
入流量Gは回転数とSAの積に比例するが、SAは空気
入口角度Aの増大とともに大きくなるので、結局流入流
量Gも空気入口角度Aが大きくなるにつれて増大するこ
とになる。
一方、損失Wは空気入口角度Aが大きい程太きくなる傾
向を有するが、ある空気入口角度AMまでは空気入口角
度Aに対する流入流量Gの増加率が損失Wの増加率より
も犬であるため、空気入口角度Aの増加にしたがって出
力Lも増加する。
向を有するが、ある空気入口角度AMまでは空気入口角
度Aに対する流入流量Gの増加率が損失Wの増加率より
も犬であるため、空気入口角度Aの増加にしたがって出
力Lも増加する。
また、この空気入口角度AM以上においては損失Wの増
加率は流入流量Gの増加率より犬であり、空,気入口角
度Aの増加にしたがって出力Lは減少する。
加率は流入流量Gの増加率より犬であり、空,気入口角
度Aの増加にしたがって出力Lは減少する。
すなわち、第3図に示すように、回転数および形状が一
定の状態の下では、ある空気入口角度AMにおいて、出
力は最大出力LMを持つ。
定の状態の下では、ある空気入口角度AMにおいて、出
力は最大出力LMを持つ。
一方効率ηは第3図に破線で示すように、一般にAMよ
り小さな空気入口角度ANにおいて効率最犬点η、を持
つ。
り小さな空気入口角度ANにおいて効率最犬点η、を持
つ。
一般にこノ種エアーモーターの設計に際しては、所定の
出力Lが得られかつ効率ηをできるだけ大きくなるよう
に考慮されるため、空気入口角度Aが小さければ、形状
は全体に大型化するので、空気入口角度AはANとAM
の間で設計されるのが普通である。
出力Lが得られかつ効率ηをできるだけ大きくなるよう
に考慮されるため、空気入口角度Aが小さければ、形状
は全体に大型化するので、空気入口角度AはANとAM
の間で設計されるのが普通である。
以上のことからわかるように、従来の回転可動翼型エア
ーモーターにおいては、空気入口角度Aが固定されてい
るので、空気入口圧力PAと回転数が定まれば、出力L
は定まり、この出力Lを変化させるためには空気入口圧
力PAを変化させない限りはで・きないという欠点を有
するものであった。
ーモーターにおいては、空気入口角度Aが固定されてい
るので、空気入口圧力PAと回転数が定まれば、出力L
は定まり、この出力Lを変化させるためには空気入口圧
力PAを変化させない限りはで・きないという欠点を有
するものであった。
すなわち空気入口圧力PAを変化させるためには、空気
人口4に至る給気路中に流量調整弁などを介装して、こ
の調整弁の開度調節によって圧力損失を増減させること
が必要となり、効率の低下を招くという欠点があった。
人口4に至る給気路中に流量調整弁などを介装して、こ
の調整弁の開度調節によって圧力損失を増減させること
が必要となり、効率の低下を招くという欠点があった。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、空気入口に
近接して副吸気口を設け、この副吸気口から流入する空
気量を絞り弁にて調整することにより、等価的に空気入
口角度を変化せしめて出力を任意な値に変化させること
を可能とし従来のものの欠点を除去せんとするものであ
る。
近接して副吸気口を設け、この副吸気口から流入する空
気量を絞り弁にて調整することにより、等価的に空気入
口角度を変化せしめて出力を任意な値に変化させること
を可能とし従来のものの欠点を除去せんとするものであ
る。
すなわち、第4図はこの発明の一実施例を示したもので
あり、6はシリンダ1を貫通に設けた幅5を有する副吸
気口、γはこの副吸気口と圧縮空気源との間に介装した
絞り弁、eは副吸気口6のシリンダ1におげろ内端部を
表わし、CはZdoeで定義される副吸気口6の設置角
度を、またtは羽根3の厚さをそれぞれ表わす。
あり、6はシリンダ1を貫通に設けた幅5を有する副吸
気口、γはこの副吸気口と圧縮空気源との間に介装した
絞り弁、eは副吸気口6のシリンダ1におげろ内端部を
表わし、CはZdoeで定義される副吸気口6の設置角
度を、またtは羽根3の厚さをそれぞれ表わす。
なお、この羽根itは副吸気口60幅5よりも当然太き
《する。
《する。
副吸気口角度.Cは出力Lを最犬にする空気入口角度A
Mに等しいか、またはそれに近い値に設定し、空気入口
角度Aは効率のよい運転を行なうため、そのAMより小
さなANに近い角度に設定してある。
Mに等しいか、またはそれに近い値に設定し、空気入口
角度Aは効率のよい運転を行なうため、そのAMより小
さなANに近い角度に設定してある。
そこで、今絞り弁1を全閉すると、空気入口角度はAに
等しくなり、全開すると副吸気口6から圧縮空気が供給
されるため、実質的に空気入口角度はCに等しいか、ま
たそれに近い値になる。
等しくなり、全開すると副吸気口6から圧縮空気が供給
されるため、実質的に空気入口角度はCに等しいか、ま
たそれに近い値になる。
つまり、絞り弁7の開度を適度を適宜調整することによ
って第5図に示すごとく等価的に空気入口角度Aegを
AとCの間の任意の値に設定することができ、それに伴
い出力Lが任意の値に設定することが可能になる。
って第5図に示すごとく等価的に空気入口角度Aegを
AとCの間の任意の値に設定することができ、それに伴
い出力Lが任意の値に設定することが可能になる。
とくに空気入口角度をANに、副吸気口角度をAMに設
定することにより、絞り弁7を全閉した時には最高効率
時の運転となり、絞り弁7を全開した時には、出力最大
時の運転となり、それらの中間状態の運転は、絞り弁7
の開度の調整だけで可能である。
定することにより、絞り弁7を全閉した時には最高効率
時の運転となり、絞り弁7を全開した時には、出力最大
時の運転となり、それらの中間状態の運転は、絞り弁7
の開度の調整だけで可能である。
以上のようにこの発明によれば、可動翼を有するロータ
ーを偏心させて回転するよう内設したシリンダにそのロ
ーターを回転するための圧縮空気の入口および出口を設
けるとともに絞り弁を介して圧縮空気源へ連通された副
吸気口を1個または複数個設けているので、この副吸気
口への供給空気量を絞り弁で調節することによって、そ
の出力の調整な簡単に効率よく行なうことが可能になる
にもかかわらず、絞り弁を通じて供給される空気量は、
ローターを回転させるための全圧縮空気量の一部だけで
あるので、ローターを回転させるための全空気圧に対す
る圧力損失の割合がきわめて小さくなり、したがって効
率の低下を招かない。
ーを偏心させて回転するよう内設したシリンダにそのロ
ーターを回転するための圧縮空気の入口および出口を設
けるとともに絞り弁を介して圧縮空気源へ連通された副
吸気口を1個または複数個設けているので、この副吸気
口への供給空気量を絞り弁で調節することによって、そ
の出力の調整な簡単に効率よく行なうことが可能になる
にもかかわらず、絞り弁を通じて供給される空気量は、
ローターを回転させるための全圧縮空気量の一部だけで
あるので、ローターを回転させるための全空気圧に対す
る圧力損失の割合がきわめて小さくなり、したがって効
率の低下を招かない。
第1図は従来の回転可動翼型エアーモーターの縦断面図
、第2図はその動作態様を示す縦断面図、第3図は空気
入口角度に対する出力と効率の関係を示す図、第4図は
この発明になる回転可動翼型エアーモーターの実施例を
示す縦断面図、第5図はその絞り弁の開度と空気入口角
度との関係を示す図である。 なお、図中同ブ符号は同一または相当部分を示している
。 1はシリンダ、2はローター、3は羽根、4は空気入口
、5は空気出口、6は副吸気口、1は絞り弁である。
、第2図はその動作態様を示す縦断面図、第3図は空気
入口角度に対する出力と効率の関係を示す図、第4図は
この発明になる回転可動翼型エアーモーターの実施例を
示す縦断面図、第5図はその絞り弁の開度と空気入口角
度との関係を示す図である。 なお、図中同ブ符号は同一または相当部分を示している
。 1はシリンダ、2はローター、3は羽根、4は空気入口
、5は空気出口、6は副吸気口、1は絞り弁である。
Claims (1)
- 1 可動翼を有するローターを偏心させて回転するよう
内設したシリンダに、そのローターを回転するための圧
縮空気の入口および出口を設けるとともに絞り弁を介し
て圧縮空気源へ連通された副吸気口を1個または複数個
設けたことを特徴とする回転可動翼型エアーモーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6766874A JPS5848724B2 (ja) | 1974-06-13 | 1974-06-13 | カイテンカドウヨクガタエア−モ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6766874A JPS5848724B2 (ja) | 1974-06-13 | 1974-06-13 | カイテンカドウヨクガタエア−モ−タ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50158737A JPS50158737A (ja) | 1975-12-22 |
JPS5848724B2 true JPS5848724B2 (ja) | 1983-10-31 |
Family
ID=13351599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6766874A Expired JPS5848724B2 (ja) | 1974-06-13 | 1974-06-13 | カイテンカドウヨクガタエア−モ−タ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848724B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4650040B2 (ja) * | 2005-03-15 | 2011-03-16 | ダイキン工業株式会社 | 容積型膨張機 |
-
1974
- 1974-06-13 JP JP6766874A patent/JPS5848724B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50158737A (ja) | 1975-12-22 |
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