JPS5848654Y2 - セイミツジドウロコウカンリソウチ - Google Patents

セイミツジドウロコウカンリソウチ

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Publication number
JPS5848654Y2
JPS5848654Y2 JP4430972U JP4430972U JPS5848654Y2 JP S5848654 Y2 JPS5848654 Y2 JP S5848654Y2 JP 4430972 U JP4430972 U JP 4430972U JP 4430972 U JP4430972 U JP 4430972U JP S5848654 Y2 JPS5848654 Y2 JP S5848654Y2
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JP
Japan
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light
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photometer
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Expired
Application number
JP4430972U
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English (en)
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JPS497925U (ja
Inventor
孝 沼倉
Original Assignee
カブシキガイシヤ ヤマトヤ シヨウカイ
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Publication date
Application filed by カブシキガイシヤ ヤマトヤ シヨウカイ filed Critical カブシキガイシヤ ヤマトヤ シヨウカイ
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 写真製版に係る製品品質の維持向上を図るための重要な
要素に、写真製版用フィルム、印刷用版材、1C基板等
の表面に塗布された未露光の感光材に与える露光量の管
理があり、この露光量の管理の如何は、たとえば写真製
版用フィルムを例にとれば、連続階調ものでは、その濃
度域、ハイライト部、中間部およびシャドウ部の写真的
濃度の絶対値を予定した通りに得ること、また網点階調
ものでは、ハイライト部やシャドウ部の網点の大きさを
予定した通りに得ることや、50%網点位置を予定した
通りの位置に得ること、また、印刷用版材あるいは10
基板においては、フィルムまたは乾板上の画像をそれら
の上に正確に転写すること等製品品質を左右する基本要
件を満足させ得るか否かを決定づけるものであり、その
管理精度については一層の厳格化が望まれるところであ
る。
この趣旨に添って、露光管理に係る個々の要素を詳しく
検討した結果到達したのが本考案であり、すなわち本考
案では、光源から発せられた露光光について、感光材に
実際に到達する強さを測定すること、ならびに、このよ
うにして測定される露光光の強さについて、露光作業中
、あらかじめ設定した光源電圧、ひいては光質を変える
ことなく一定に維持したうえで露光時間を管理すること
、が露光量の管理を厳格、精密に威すための必須要件で
あることを見出し、これが具体的解決手段を案出するに
至ったもので゛ある。
そこで、これらの理由について次に説明する。
まず、光源から発せられる露光光について、感光材に実
際に到達する強さを測定することの重要性を第1図にも
とすき説明する。
光源りから感光材■に向けて発せられた露光光L1は、
符号■で示すところの光透過半関与透明材(具体的な物
質名は次段で説明)を透して感光材■に到達するもので
、したがって感光材■に実際に到達する露光光L2の強
さは、光透過半関与透明材■を透る前の露光光L1から
、光透過半関与透明材■のもつベース濃度分だけその強
さが減じられたものになるのは明らかであり、しかも、
この光透過半関与透明材のもつベース濃度は、当然のこ
とながら濃度的には僅かなものに過ぎないが、ベース濃
度として濃度が僅かでも存在すると、透過光量に及ぼす
影響が決して少なくないこと(このことは学問的にも明
らかにされており、写真製版技術・長谷用茂著・印刷出
版研究新刊・昭和43年6月10日初版発行の582頁
に掲載されている濃度・不透明度・透過率換算表をみれ
ば、たとえば濃度が0.05あると光透過率は89.1
%になる、等のことが理解される)ならびに、光透過率
関与透明材は、個々の露光作業毎に種々なものが使われ
、したがって、これがベース濃度は、露光作業毎に様々
であること、の背景事情を考えたとき、第1図で示すと
ころの露光光L2の強さを測定することの重要性は際立
つのであるが、従来法では、この光透過率関与透明材の
存在を全く無視して露光光の強さくすなわち第1図に示
す露光光り、)を測定してしまっているもので、露光管
理の基本条件を踏み外しており、これが正確性を期し得
ないことは明らかである。
本考案は、従来法に係るこの重要なる欠陥の解明と除去
手段の案出をなしたものであって、露光管理の基本要件
の一つを完壁に満たす考案の提案に係る。
ここで、光透過率関与透明材について説明するに、第2
図に示す本考案実施例の如く、組撮影の場合は、製版用
フィルムすなわち感光材2の上にコンタクト・スクリー
ン1を乗せて露光が与えられるから、この場合の光透過
率関与透明材はコンタクト・スクリーン1であるが、た
とえば、原稿フィルム上の画像を印刷用版材に焼付ける
密着焼付の場合は、印刷用版材すなわち感光材上に原稿
フィルムを密着させ、その上に透明カバーシートフィル
ムを被せて露光が与えられるから、その場合は、透明カ
バーシートフィルムと原稿フィルム(の透明部)とが光
透過率関与透明材にあたり、この他、原稿フィルムと透
明ガラス板とがこれに相当する場合(上記と同しく密着
焼付)があるが、この場合、透明ガラス板については、
同一材質の透明ガラス片をあらかじめ用意し、その露光
作業の時に用いるようにすればよい。
次に、露光量ものものは、露光光の強さかもとめられた
ら、これに露光時間を掛は合わせて算出されるものであ
るが、あらかじめ測定して得られた露光光の強さが、光
源電圧ひいてはその光質を変えることなく露光時間中一
定に維持されてこそ、その露光作業において必要として
定めた露光量が予定した通りに正確に与えられるもので
あり、そして、このように管理することの絶対必要性は
、感光材に与える露光について相反則不軌の法則が存在
することからも明白であり、さらに本考案者は、積年の
実務経験により、厳格な意味で、常に予定した画像を感
光材の上に得るためには、この相反則不軌の法則にもと
すく考え方を、実務作業に徹底して適用実施しなければ
ならないことを確認している。
ところが、従来法では、その露光作業において必要とす
る露光量さえ結果的に与えればよい゛、そしてそのため
には、露光時間をしつかり管理すればこと足れりとし、
たとえば露光光の強さが5〜10%変化しても、それは
露光時間をその分だけ加減すればよいとするなど、あい
まいさを残した考えが支配し、露光光の強さを、しかも
その光質を変えずに露光時間中一定に維持したうえで露
光時間を正確に管理することについては全く無配慮であ
り、このように従来法は、前述の如←露光光の強さの測
定法そのものにまず重大欠陥を宿し、さらに、その露光
光の強さを一定に維持することについての無配慮という
問題を抱えており、正確な露光管理を威そうとすること
がそもそも無理であることか゛明白で゛ある。
本考案は、光源から発せられた露光光の、感光材に実際
に到達する強さを測定すること、ならびに、このように
して測定される露光光の強さについて、露光作業中、光
源電圧ひいては光質を変えることなく一定に維持したう
えで露光時間を正確に管理すること、を可能ならしめる
具体的手段の提案に係るものであることは上述の通りで
あり、したがって、本考案提案は、上述の従来法にまつ
わる問題の一挙解決を図り、露光管理精度の抜本的改良
を施すものであるが、その要旨は次の如くである。
すなわち本考案は;その露光作業において、光源に対し
て未露光の感光材より前に置かれる光透過率関与透明材
の一部を切取り装着できるようになした光透過半関与透
明材装着部を測光体の前すなわち光源側に設けた測光部
を備えるとともに、その露光作業において必要とする露
光量を管理するための露光時間設定用のタイマー機構と
、その露光作業においての基準となる電圧を設定するた
めの基準電圧設定機構と、この基準電圧設定機構に設定
された基準電圧と上記測光部から得られる電圧とを比較
してその差を検出する電圧比較検出機構とを有し、測光
部からの電圧が基準電圧からズしたときに、光軸上を前
後動可能に装備した光源に対して光軸上を所要量前後動
せしめるための信号を出し得るようになした自動調整出
力装置を備えたことを特徴とする精密自動露光管理装置
の提案に係るものである。
以下、一実施例を示した添付図面(第2図)にもとすき
本考案を詳述する。
本考案の特徴は、まず、その露光作業において使われる
光透過率関与透明材を透して光源からの露光光の受光を
可能に測光部を構成したことにあるが、これを表わして
いるのが測光部Aであり、該測光部Aは、測光用光電管
3よりも光源4側に、光透過率関与透明材の一部を切取
って挿入できるようになした光透過率関与透明材装着部
1′を形成しであるから、本実施例における光透過率関
与透明材であるコンタクト・スクリーン1の一部を切取
って同装着部1′に挿入しておけば、測光用光電管3で
受光する光源4からの露光光の強さは、感光材2が、コ
ンタクト・スクリーン1を透して受ける露光光の強さと
実質的に同じである。
尚、別の露光作業において、たとえば透明カバーシート
フィルムと原稿フィルムとが感光材の前に置かれるとす
れば、同装着部1′にこれらを重ねて挿入すればよいし
、図示しないが、同装着部1′を複層構造とし、上記の
ような場合、各層に一枚ずつ挿入するようにしてもよい
この測光部Aからの光源4に係る電圧信号は、増幅機構
Bを介して自動調整出力装置Cの一部を構成する電圧比
較検出機構C1へと伝達される。
一方、その撮影において感光材2に与える必要(最適)
露光量は、光源4からの露光光の強さと露光時間の乗数
によって決定されるが、光源4から発せられる露光光の
強さ、言い替えれば光源4の電圧は、露光実験の繰返し
により基準値かもとめられるから、これを基準電圧とし
て、自動調整出力装置Cの一部を構成する基準電圧設定
機構C2にあらかじめ設定しておく。
また、この基準電圧の設定と同時に、上記の如くしても
とめられたその撮影のための必要露光量を満たすための
露光時間(秒数)も、あらかじめタイマー機構03に設
定しておく。
而して、露光を開始すると、電圧比較検出機構C1にお
いて、基準電圧設定機構C2から得られる基準電圧信号
と、測光部Aから得られる光源4の現在の電圧信号とが
間断なく比較され続け、そして、何らかの原因により光
源4の電圧に増減が生じ、測光部Aからの電圧信号が基
準電圧信号からズレると、その差が検出され、自動調整
出力装置Cからは、光源移動装置りを所要量駆動せしめ
るための信号が発せられる。
すなわち、受光部Aからの電圧信号が基準電圧信号から
ズレると、その信号が増幅機構B′を介して、光源移動
装置りを構成するサーボモーターD1に伝達されて、サ
ーボモーターD1を所要方向へ所要量回転せしめ、これ
が光源移動用スクリュー駆動軸D2へと伝達され、光源
4を所要方向(感光材2に近づけたり遠ざけたりする方
向)に移動せしめ、以って、感光材2に実際に到達する
露光光の強さを常に自動的に一定に維持せしめるように
なっている。
このように本考案によれば、感光材2に実際に到達する
露光光の強さを測定し、なおかつ、その露光光の強さを
、あらかじめ設定をしておいた光源電圧ひいては光質を
変えることなく常に一定に維持しながら、その撮影にあ
たり必要とする所定の時間露光を与えることが可能であ
るから、予定した露光量を確実、正確に与えることがで
きるもので、露光量の管理精度を格段に高め、光源4電
圧の上下による露光量ならびに製品品質への悪影響を完
全排除する画期的考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は感光材に実際に到達する露光光の管理の必要性
を理解するための模式図、第2図は本考案の一実施例図
で、竪型キャメラに応用使用した例を示した説明図であ
る。 符号は;1・・・・・・コンタクト・スクリーン、1′
・・・・・・光透過率関与透明材装着部、2・・・・・
・感光材、3・・・・・・測光用光電管、4・・・・・
・光源、5・・・・・・原稿、6・・・・・・レンズ、
7・・・・・・絞り、8・・・・・・フィルターディス
ク装置、9・・・・・・バキューム・ボード、M−M・
・・・・・光軸、A・・・・・・測光部、B、B’・・
・・・・増幅機構、C・・・・・・自動調整出力装置、
D・・・・・・光源移動装置、E・・・・・・竪型キャ
メラである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その露光作業において、光源に対して未露光の感光材よ
    り前に置かれる光透過半関与透明材の一部を切取り装着
    できるようになした光透過率関与透明材装着部を測光体
    の前すなわち光源側に設けた測光部を備えるとともに、
    その露光作業において必要とする露光量を管理するため
    に露光時間設定用のタイマー機構と、その露光作業にお
    いての基準となる電圧を設定するために基準電圧設定機
    構と、この基準電圧設定機構に設定された基準電圧と上
    記測光部から得られる電圧とを比較してその差を検出す
    る電圧比較検出機構とを有し、測光部からの電圧が基準
    電圧からズしたときに、光軸上を前後動可能に装備した
    光源に対して光軸上を所要量前後動せしめるための信号
    を出し得るようになした自動調整出力装置を備えたこと
    を特徴とする精密自動露光管理装置。
JP4430972U 1972-04-17 1972-04-17 セイミツジドウロコウカンリソウチ Expired JPS5848654Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4430972U JPS5848654Y2 (ja) 1972-04-17 1972-04-17 セイミツジドウロコウカンリソウチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4430972U JPS5848654Y2 (ja) 1972-04-17 1972-04-17 セイミツジドウロコウカンリソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS497925U JPS497925U (ja) 1974-01-23
JPS5848654Y2 true JPS5848654Y2 (ja) 1983-11-07

Family

ID=27918745

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JP4430972U Expired JPS5848654Y2 (ja) 1972-04-17 1972-04-17 セイミツジドウロコウカンリソウチ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545179A (en) * 1977-06-15 1979-01-16 Toyo Kohan Co Ltd Air cylinder providing with brake
JPS6328019Y2 (ja) * 1979-10-18 1988-07-28
JPS59141780A (ja) * 1983-01-31 1984-08-14 Kogata Gas Reibou Gijutsu Kenkyu Kumiai エンジン駆動式コンプレツサ

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JPS497925U (ja) 1974-01-23

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