JPS5848382Y2 - 撚り金銀糸 - Google Patents
撚り金銀糸Info
- Publication number
- JPS5848382Y2 JPS5848382Y2 JP17647379U JP17647379U JPS5848382Y2 JP S5848382 Y2 JPS5848382 Y2 JP S5848382Y2 JP 17647379 U JP17647379 U JP 17647379U JP 17647379 U JP17647379 U JP 17647379U JP S5848382 Y2 JPS5848382 Y2 JP S5848382Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- core
- flat foil
- heat
- silver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、平箔糸の撚りずれや切断によるほつれを生じ
ない扱い易い撚り金銀糸に関するものである。
ない扱い易い撚り金銀糸に関するものである。
芯糸に、平箔糸を巻きつけた換金銀糸はよく知られてい
る。
る。
しかし、該金銀糸はポリエステルなど滑りのよい裏面を
有する平箔糸を、単にレーヨンなどの普通糸に巻きつけ
たものであるため、扱いに余程注意しないと、撚りずれ
を生じ易く、また平箔糸の切断によるほつれの危険性も
大であった。
有する平箔糸を、単にレーヨンなどの普通糸に巻きつけ
たものであるため、扱いに余程注意しないと、撚りずれ
を生じ易く、また平箔糸の切断によるほつれの危険性も
大であった。
そこで、これらを防止のために芯糸に糊をつけて平箔糸
を巻きつけていく方法が試みられたが、この方法には特
別の装置を要し、また巻きつけた平箔糸間からの糊のに
じみ出によって製品を汚し易く、製品の風合も非常に悪
くなる欠点があった。
を巻きつけていく方法が試みられたが、この方法には特
別の装置を要し、また巻きつけた平箔糸間からの糊のに
じみ出によって製品を汚し易く、製品の風合も非常に悪
くなる欠点があった。
本考案は、このような欠点をいずれも解消した撚り金銀
糸を提供するものである。
糸を提供するものである。
本考案は、芯糸に平箔糸を巻きつけた金銀糸において、
芯糸の少なくとも一部(一部又は全部)に熱接着性繊維
を使用するものであり、平箔糸が熱接着性繊維によって
芯糸に接着していることを特徴とする。
芯糸の少なくとも一部(一部又は全部)に熱接着性繊維
を使用するものであり、平箔糸が熱接着性繊維によって
芯糸に接着していることを特徴とする。
芯糸は一本の糸からなるものであってもよいが、通常複
数本の糸から構成されるのが好ましく、普通糸と熱接着
性繊維糸を併含するのがよい。
数本の糸から構成されるのが好ましく、普通糸と熱接着
性繊維糸を併含するのがよい。
芯糸中、熱接着性繊維糸の割合は8〜30重量%、特に
10〜15重量%であるのが、製品の風合、外観などか
ら好ましい。
10〜15重量%であるのが、製品の風合、外観などか
ら好ましい。
ここに、熱接着性繊維とは、比較的融点の低い繊維であ
って、熱融着性あるものを意味するが、平箔糸及び他の
芯糸(普通糸)に悪影響を及ぼさない加熱温度で、融着
性を発揮するものはいずれも使用できる。
って、熱融着性あるものを意味するが、平箔糸及び他の
芯糸(普通糸)に悪影響を及ぼさない加熱温度で、融着
性を発揮するものはいずれも使用できる。
熱接着性繊維として一般に使用し易いのは、低融点ナイ
ロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリオレフィン
類などを原料とする繊維である。
ロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリオレフィン
類などを原料とする繊維である。
熱接着性繊維糸の太さは特に限られるものでないが、普
通糸と併用し、芯糸の外表面に位置するように配置する
のが好ましい。
通糸と併用し、芯糸の外表面に位置するように配置する
のが好ましい。
次に、かかる芯糸に巻きつける平箔糸は、通常の撚り金
銀糸に使用される平箔糸がいずれも適用できる。
銀糸に使用される平箔糸がいずれも適用できる。
また、金色及び銀色の平箔糸に限られるものでなく、各
種着色を施した平箔糸や各種金属の組合わせからなるも
のがいずれも用いられる。
種着色を施した平箔糸や各種金属の組合わせからなるも
のがいずれも用いられる。
芯糸に対する平箔糸の巻きつけ方も、特に限られるもの
でなく通常の方法、例えば丸撚り、羽衣撚リ、蛇腹撚り
などいずれも適用できる。
でなく通常の方法、例えば丸撚り、羽衣撚リ、蛇腹撚り
などいずれも適用できる。
本考案では、いずれの場合にも、外観、風合等の品質を
落すことなく安定した金銀糸を得ることができる。
落すことなく安定した金銀糸を得ることができる。
本考案の撚り金銀糸は、かかる金銀糸を乾熱又は蒸熱処
理して、熱接着性繊維を溶融させ、芯糸に巻きつけた平
箔糸の裏面を芯糸に融着させることによって容易に製造
でき、撚りの形状にかかわらず、安定した美しい撚り金
銀糸となる。
理して、熱接着性繊維を溶融させ、芯糸に巻きつけた平
箔糸の裏面を芯糸に融着させることによって容易に製造
でき、撚りの形状にかかわらず、安定した美しい撚り金
銀糸となる。
熱処理は無荷重で十分効果がある。
従って、本考案では特別の装置を要することなく、安価
に品質の良い製品を得ることができる。
に品質の良い製品を得ることができる。
次に、本考案の実施例を示す。
実施例(1)
20番のスパンレーヨン糸6本−普通糸1−と70 d
のエルダー一本−東し株式会社製の熱接着性繊維糸2−
を組合わせて芯糸3とした。
のエルダー一本−東し株式会社製の熱接着性繊維糸2−
を組合わせて芯糸3とした。
該芯糸3に平箔糸4を巻きつけ、無荷重下100〜13
0℃で蒸熱処理した(第1図参照)。
0℃で蒸熱処理した(第1図参照)。
実施例(2)
20番のスパンレーヨン糸6本−普通糸1−の外側に7
0 dのエルダー2本−東し株式会社製の熱接着性繊維
糸2−を配置した芯糸3に、平箔糸4を粗く巻きつけ、
無荷重下140℃で乾熱処理した(第2図参照)。
0 dのエルダー2本−東し株式会社製の熱接着性繊維
糸2−を配置した芯糸3に、平箔糸4を粗く巻きつけ、
無荷重下140℃で乾熱処理した(第2図参照)。
得られた製品は、いずれも芯糸3上に平箔糸4が適度に
接着されており、撚りずれを生ずることなく、仮に平箔
糸に切断を生じても、はつれる危険性がないため、安定
して使用できる。
接着されており、撚りずれを生ずることなく、仮に平箔
糸に切断を生じても、はつれる危険性がないため、安定
して使用できる。
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の実施例を示す斜視
図である。 1・・・・・・普通糸、2・・・・・・熱接着性繊維糸
、3・・・・・・芯糸、4・・・・・・平箔糸。
図である。 1・・・・・・普通糸、2・・・・・・熱接着性繊維糸
、3・・・・・・芯糸、4・・・・・・平箔糸。
Claims (2)
- (1)芯糸に平箔糸を巻きつけてなる金銀糸において、
上記芯糸の一部又は全部が熱接着性繊維からなり、上記
平箔糸が上記熱接着性繊維によって芯糸に接着している
ことを特徴とする撚り金銀糸。 - (2)上記芯糸の8〜30重量%が熱接着性繊維である
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記
載の撚り金銀糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17647379U JPS5848382Y2 (ja) | 1979-12-19 | 1979-12-19 | 撚り金銀糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17647379U JPS5848382Y2 (ja) | 1979-12-19 | 1979-12-19 | 撚り金銀糸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5695587U JPS5695587U (ja) | 1981-07-29 |
JPS5848382Y2 true JPS5848382Y2 (ja) | 1983-11-04 |
Family
ID=29687102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17647379U Expired JPS5848382Y2 (ja) | 1979-12-19 | 1979-12-19 | 撚り金銀糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848382Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6067378U (ja) * | 1983-10-15 | 1985-05-13 | グンゼ株式会社 | 意匠ミシン糸 |
-
1979
- 1979-12-19 JP JP17647379U patent/JPS5848382Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5695587U (ja) | 1981-07-29 |
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