JPS5847997B2 - 印字機構 - Google Patents
印字機構Info
- Publication number
- JPS5847997B2 JPS5847997B2 JP52103375A JP10337577A JPS5847997B2 JP S5847997 B2 JPS5847997 B2 JP S5847997B2 JP 52103375 A JP52103375 A JP 52103375A JP 10337577 A JP10337577 A JP 10337577A JP S5847997 B2 JPS5847997 B2 JP S5847997B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuator
- trigger lever
- lever member
- hammer
- ratchet wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印字装置における印字機構に係り、特に、その
構造を簡略化して部品点数を削減し、コストが低い信頼
性に優れたものを提供することを目的とするものである
。
構造を簡略化して部品点数を削減し、コストが低い信頼
性に優れたものを提供することを目的とするものである
。
従来の印字機構は第4図に示すように、アクチュエータ
1を電磁石2によって作動させ、このアクチュエータ1
によってトリガレバー3を上方に直線運動させ爪車4と
係合状態と或し、次いで爪車4の回転をハンマ部材5に
回転運動によって伝達するようにしたものであった。
1を電磁石2によって作動させ、このアクチュエータ1
によってトリガレバー3を上方に直線運動させ爪車4と
係合状態と或し、次いで爪車4の回転をハンマ部材5に
回転運動によって伝達するようにしたものであった。
しかし、これによれば、エネルギーの伝達経路が複雑で
あって効率が悪いばかりかガタロスが発生し、それを無
くするために高い部品精度が要求され、必然的にコスト
が割高となる欠点があった。
あって効率が悪いばかりかガタロスが発生し、それを無
くするために高い部品精度が要求され、必然的にコスト
が割高となる欠点があった。
本発明は上記の欠点を除去することを目的とし、その手
段としてトリガレバーとアクチュエータとを一体化し、
且つ、両者をバネ部材で構或したものであって、以下図
面によりその実施例を説明する。
段としてトリガレバーとアクチュエータとを一体化し、
且つ、両者をバネ部材で構或したものであって、以下図
面によりその実施例を説明する。
第1図において、6は電磁石であって、アクチュエータ
7を駆動するためのものである。
7を駆動するためのものである。
アクチュエータ7はそれ自身1枚のバネ部材で構成され
ており、図示のように、等間隔に吸着部7aが打抜き形
或され、常時はその吸着部γaが電磁石6から離れるよ
うに電磁石6のヨーク6aに固定されている。
ており、図示のように、等間隔に吸着部7aが打抜き形
或され、常時はその吸着部γaが電磁石6から離れるよ
うに電磁石6のヨーク6aに固定されている。
なお、このアクチュエータ7は磁性体であること云うま
でもない。
でもない。
8はトリガレバ一部材で、略U字形の板バネから形成さ
れており、一方の脚部8aがアクチュエータ7に中間部
材9を介してス゜ポット溶接等の手段で固定されている
。
れており、一方の脚部8aがアクチュエータ7に中間部
材9を介してス゜ポット溶接等の手段で固定されている
。
この中間部材9には、第2図において明らかなように、
ストツパ10が固定され、また、他方の脚部8bの先端
には適宜、爪車11の爪11aと係合するための金属製
のトリガ片12がスポット溶接等の手段で固定される。
ストツパ10が固定され、また、他方の脚部8bの先端
には適宜、爪車11の爪11aと係合するための金属製
のトリガ片12がスポット溶接等の手段で固定される。
ストツパ10は、その先端がトリガレバ一部材8の脚部
8bの背面を受止めるようになっている。
8bの背面を受止めるようになっている。
爪車11は、ハンマ部材13と電磁石6との略中間上部
に設けられ、常時回転運動している。
に設けられ、常時回転運動している。
第3図は他の実施例であって、第1の実施例に該当する
部分には同一の符号を附けてある。
部分には同一の符号を附けてある。
この実施例は、アクチュエータ7とトリガレバ一部材8
とを1枚のバネ部材上に一体に形成したものである。
とを1枚のバネ部材上に一体に形成したものである。
なお、第1図において、14はハンマ部材13を支える
ためのハンマガイドホルダであって、透孔14aによっ
てハンマ部材13を摺動自在に保持すると共に、このハ
ンマガイドホルダ14に固定された板バネ15がハンマ
部材13に形成した係合溝13aに係合して、ハンマ部
材13が常時図において右方向に附勢されるようになっ
ている。
ためのハンマガイドホルダであって、透孔14aによっ
てハンマ部材13を摺動自在に保持すると共に、このハ
ンマガイドホルダ14に固定された板バネ15がハンマ
部材13に形成した係合溝13aに係合して、ハンマ部
材13が常時図において右方向に附勢されるようになっ
ている。
本発明は以上のような構成であるから、電磁石6が瞬間
的に励磁されると、アクチュエータ7がそれ自身の弾性
に抗して電磁石6側に変位し、トリガレバ一部材8のト
リガ片12が゜爪車11の回転軌跡内に突入して、そし
て、トリガ片12が爪車11の爪11aと係合して跳飛
ばされ、ハンマ部材13に爪車11の回転エネルギーを
伝達してハンマ部材13を印字面(図示せず)に衝突さ
せるように動作する。
的に励磁されると、アクチュエータ7がそれ自身の弾性
に抗して電磁石6側に変位し、トリガレバ一部材8のト
リガ片12が゜爪車11の回転軌跡内に突入して、そし
て、トリガ片12が爪車11の爪11aと係合して跳飛
ばされ、ハンマ部材13に爪車11の回転エネルギーを
伝達してハンマ部材13を印字面(図示せず)に衝突さ
せるように動作する。
この印字動作時においては、トリガレバ一部材8がアク
チュエータ7と一体化されると共に、トリガレバ一部材
8とアクチュエータ7との間にはストツパ10を備えて
いるため、トリガレバ一部材8はアクチュエータ7と同
一の運動を行なうのみで爪車11との係合関係に至るた
め、ハンマ部材13へのエネルギー伝達が簡略化できて
効率の向上を図ることができる。
チュエータ7と一体化されると共に、トリガレバ一部材
8とアクチュエータ7との間にはストツパ10を備えて
いるため、トリガレバ一部材8はアクチュエータ7と同
一の運動を行なうのみで爪車11との係合関係に至るた
め、ハンマ部材13へのエネルギー伝達が簡略化できて
効率の向上を図ることができる。
また、トリガレバ一部材8は板バネ等のバネ部材で構成
されているため、トリガ片12が爪車11に叩かれて変
位すると、板バネの内部に復帰力が発生し、その復帰力
がアクチュエータ7を電磁石6から引離そうとし、電磁
石6に若干の残留磁気が生じていても、アクチユエータ
7が再び吸引されて2重打ち誤動作の発生を阻止するこ
とが期待できる。
されているため、トリガ片12が爪車11に叩かれて変
位すると、板バネの内部に復帰力が発生し、その復帰力
がアクチュエータ7を電磁石6から引離そうとし、電磁
石6に若干の残留磁気が生じていても、アクチユエータ
7が再び吸引されて2重打ち誤動作の発生を阻止するこ
とが期待できる。
更に、従来必要であったトリガレバーを支えるための軸
、トリガレバーを附勢するためのバネ、アクチュエータ
を支えるための軸、およひアクチュエータを附勢するた
めのバネ等の部品を省略できて部品点数を削減すること
ができ、コストダウンを図ることが可能となる。
、トリガレバーを附勢するためのバネ、アクチュエータ
を支えるための軸、およひアクチュエータを附勢するた
めのバネ等の部品を省略できて部品点数を削減すること
ができ、コストダウンを図ることが可能となる。
加えて、該実施例をラインプリンタにおいて実施する場
合には、第1図およひ第2図に示したようにアクチュエ
ータを1枚の弾性板より打抜いて櫛歯状の吸着部を多数
並設すれば一挙に複数桁分を一体に形戊することが可能
であり、構造の簡略化や組立てコストの低減が期待でき
、また、吸着部の間隔が精度良く位置決めされ、その吸
着部にトリガレバ一部材等を取吋けるだけで正確な組立
が簡単に行なうことができる。
合には、第1図およひ第2図に示したようにアクチュエ
ータを1枚の弾性板より打抜いて櫛歯状の吸着部を多数
並設すれば一挙に複数桁分を一体に形戊することが可能
であり、構造の簡略化や組立てコストの低減が期待でき
、また、吸着部の間隔が精度良く位置決めされ、その吸
着部にトリガレバ一部材等を取吋けるだけで正確な組立
が簡単に行なうことができる。
尚、トリガレバ一部材を1枚の弾性板より打抜いて櫛歯
状に多数並設するようにしても良い。
状に多数並設するようにしても良い。
更に、第3図示の如く櫛歯状のアクチュエークとトリガ
レバ一部材とを一体に形成すれば、より一層構造が簡略
化され、組立作業性が良くなる。
レバ一部材とを一体に形成すれば、より一層構造が簡略
化され、組立作業性が良くなる。
叙上のように、本発明によれば、従来、トリガレバ一部
材とアクチュエータとが別体であったものを、一体化す
ると共にトリガレバ一部材自体をバネ部材で構成したた
め、コストが低く、信頼性が高く、高速応答性に優れ、
且つ、量産性の高い印字機構を得ることができる。
材とアクチュエータとが別体であったものを、一体化す
ると共にトリガレバ一部材自体をバネ部材で構成したた
め、コストが低く、信頼性が高く、高速応答性に優れ、
且つ、量産性の高い印字機構を得ることができる。
加えて、アクチュエータおよびトリガレバ一部材の少な
くとも一方が、1枚の弾性板を櫛歯状に打抜くことによ
って複数桁分が一体に形威されていると共に前記トリガ
レバ一部材に対してアクチュエータを並設して形戒し、
前記トリガレバ一部材とアクチュエータとの間隔が所定
以上狭くならないように保持するためのストツパとを備
えたため、ラインプリンタ等の印字機構の部品点数が減
り、また組立作業の際に、アクチュエータおよびトリガ
レバ一部材の少なくとも一方の設定位置を基準とするこ
とができるため、構造が簡素化できると共に、組立で作
業性が向上でき、この点でもコスト低減に大きく寄与し
、また、トリガレバ一部材とアクチュエータとの間にス
トツパを備えたため、電磁石の励磁時にトリガレバ一部
材が確実に爪車の爪と係合する位置に動作されるので、
電磁石の励磁時に確実にハンマ打ちがなされる。
くとも一方が、1枚の弾性板を櫛歯状に打抜くことによ
って複数桁分が一体に形威されていると共に前記トリガ
レバ一部材に対してアクチュエータを並設して形戒し、
前記トリガレバ一部材とアクチュエータとの間隔が所定
以上狭くならないように保持するためのストツパとを備
えたため、ラインプリンタ等の印字機構の部品点数が減
り、また組立作業の際に、アクチュエータおよびトリガ
レバ一部材の少なくとも一方の設定位置を基準とするこ
とができるため、構造が簡素化できると共に、組立で作
業性が向上でき、この点でもコスト低減に大きく寄与し
、また、トリガレバ一部材とアクチュエータとの間にス
トツパを備えたため、電磁石の励磁時にトリガレバ一部
材が確実に爪車の爪と係合する位置に動作されるので、
電磁石の励磁時に確実にハンマ打ちがなされる。
第1図は本発明による印字機構の1実施例の側面図、第
2図は同じくその一部分の分解斜視図、第3図は他の実
施例の分解斜視図、第4図は従来装置の側面図である。 6・・・・・・電磁石、7・・・・・・アクチュエータ
、8・・・・・・トリカレバ一部材、10・・・・・・
ストツパ、11・・・・・・爪車、12・・・・・・ト
リガ片、13・・・・・・ハンマ部材、14・・・・・
・ハンマガイドホルダ、15・・間板バネ。
2図は同じくその一部分の分解斜視図、第3図は他の実
施例の分解斜視図、第4図は従来装置の側面図である。 6・・・・・・電磁石、7・・・・・・アクチュエータ
、8・・・・・・トリカレバ一部材、10・・・・・・
ストツパ、11・・・・・・爪車、12・・・・・・ト
リガ片、13・・・・・・ハンマ部材、14・・・・・
・ハンマガイドホルダ、15・・間板バネ。
Claims (1)
- 1 印字面に対し接離可能であって常時は離れる方向に
附勢されているハンマ部材と、回転運動する爪車と、電
磁石によって作動するようにされたバネ部材から成るア
クチュエータと、該アクチュエータと一体に運動するよ
うに設けられ、該アクチュエータの作動によって前記ハ
ンマ部材が前記印字面を叩打するように前記爪車の作動
を前記ハンマ部材に伝達するためのバネ部材から戒るト
リガレバ一部材とを備えてなる印字機構において、前記
アクチュエータおよびトリガーレバ一部材の少なくとも
一方は、1枚の弾性板を櫛歯状に打抜くことにより複数
桁分が一体に形成されていると共に、前記トリガレバ一
部材に対してアクチュエータを並設して形或し、前記ト
リガレバ一部材とアクチュエータとの間にはトリガレバ
一部材とアクチュエータとの間隔が所定以上狭くならな
いようにするために保持するためのストツパとを備えた
ことを特徴とする印字機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52103375A JPS5847997B2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | 印字機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52103375A JPS5847997B2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | 印字機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5438820A JPS5438820A (en) | 1979-03-24 |
JPS5847997B2 true JPS5847997B2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=14352344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52103375A Expired JPS5847997B2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | 印字機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847997B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0651998U (ja) * | 1992-12-08 | 1994-07-15 | 松尾産業株式会社 | 車輌用電子警報装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5166023A (ja) * | 1974-12-02 | 1976-06-08 | Tokyo Juki Industrial Co Ltd | Injisochi |
JPS5137839B2 (ja) * | 1973-02-12 | 1976-10-18 | ||
JPS5260716A (en) * | 1975-11-12 | 1977-05-19 | Nippon Telegraph & Telephone | Printer |
JPS5260717A (en) * | 1975-11-11 | 1977-05-19 | Nippon Telegraph & Telephone | Printer |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3954054A (en) * | 1974-07-25 | 1976-05-04 | Addmaster Corporation | Squeeze printer for papers or stacks of papers of varying thicknesses |
-
1977
- 1977-08-29 JP JP52103375A patent/JPS5847997B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137839B2 (ja) * | 1973-02-12 | 1976-10-18 | ||
JPS5166023A (ja) * | 1974-12-02 | 1976-06-08 | Tokyo Juki Industrial Co Ltd | Injisochi |
JPS5260717A (en) * | 1975-11-11 | 1977-05-19 | Nippon Telegraph & Telephone | Printer |
JPS5260716A (en) * | 1975-11-12 | 1977-05-19 | Nippon Telegraph & Telephone | Printer |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0651998U (ja) * | 1992-12-08 | 1994-07-15 | 松尾産業株式会社 | 車輌用電子警報装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5438820A (en) | 1979-03-24 |
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