JPS5847748A

JPS5847748A - ウエブガイド装置用のガイドロ−ル駆動機構

Info

Publication number: JPS5847748A
Application number: JP14593281A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Suzuki; 正鈴木
Original assignee: Nikka KK
Current assignee: Nikka KK
Priority date: 1981-09-16
Filing date: 1981-09-16
Publication date: 1983-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はウェブガイド装置におけるガイドロール駆動機
構に関し、更に詳しくは、ウェブの中間工程でウェブの
耳端（エツジ）、又はラインを揃えて次の工程に送り出
したい場合、ガイドロールを揺動させてウェブの走行位
置が一定となるようにウェブを案内する装置においてガ
イドロールの揺動角を変化させるための駆動機構に関す
るものである。

例えばウェブ印ｗＡ装置では、ウェア（連続紙）が給紙
コイルから印刷機本体に供給されて印刷される訳である
が、その場合、印刷の図柄が常にウェブの中央位置にく
るように制御する必要がある。そうしないと次の工程の
スリッタ、あるいは多色刷印刷などで、図柄にががって
裁断されてしまったり、図柄の色ずれが生じてしまうか
らである。これらの用途の他にも、連続シートの走行位
置を正確に維持しっづけｋい場合は多い。

このような場合、従来からウェブガイド装置と呼ばれる
装置が用いられてきた。原理的にはＩｆｌ１図Ａ、Ｂに
示すように、２本の平行ガイドロール１ａ、１ｂをそれ
ら２本のガイドロール中心軸によって形成される平面内
で揺動自在に支承しく揺動軸を符号Ｘで示す）、それに
沿っＩウェブ２を走行させるものである。なお、符号３
．４で示すロールは方向変換のための単なる固定ロール
である。そこで、平行ガイドロールＩａ、１ｂを角度θ
だけ揺動させれば、それに対応してウェブ２は距離ｄだ
け変位して走書ｊづることになる。それ故、この揺動角
θを出ていくウェア位置が一定となるように変化させて
やればよいことになる。原理的にはこれで充分である。

しかし、実際同題としては、２本の平行ガイドロール１
ａ、１ｂを如何にしてｔｉ動りるかが大問題である。と
いうのは、印１機の場合、ウェブの位門゛精度は印刷品
質に大きな影賢をもたらし、ウェブが走行するロール間
の設定精度は通常的５．／１００ｍｍ以内に収めなくて
はならないという厳しい要求を満さねばならないからで
ある。しかも、ガイドロールは直線的に動くのではなく
、円弧を描くように運動するから、ガイドロールを揺ｌ
！１ＪＴＪるためのリンク機構は複雑化する。電動モー
タＣ駆動りるのが最も簡便であるため、従来からもモー
タの出力をネジ棒に伝達し、それと螺合する雌ネジ部に
よって揺動ビームを駆動しようとする試みがなされ（き
たが、雌ネジ部を揺動部材に固定りる構成であったため
、揺動の際に雌ネジ部とネジ棒（雄ネジ部）との間にス
トレスが加わり、破損しやづく、長時間の使用に耐えら
れないという大きな欠点があった。そのため、実用化さ
れているしのにはやむをえず油１１−による駆動ｌｌｌ
Ｉ４が採用されていた。しかし、油圧を用いると、アク
チコＪ、−タ以外に様々な油圧関連機器や配管が必要と
なり、装置が大型化、複雑化し、保守や点検等が面倒で
あるため好ましくない。

本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、小型でかつ＾精度であり、長寿命で保守点検の容易な
つＪツガイド装置用ガイドロール駆動機構を提供するこ
とにある。

以下、図面に基づき本発明について説明する。

第２図は本９発明を適用づるに好適なウェブガイド装置
の一例を示すＩＩ視肘である。本装置は、ウェブ２の位
置ずれを検出ブるスキャナ機構５と、ガイド０−ルユニ
ット６、ガイドロール駆動機構７、ガイドロールユニッ
ト６と他のつ１ブ走行系とをインターフェースづるため
の回転自在に支承された１１定【コール３，４、及びサ
イドフレーム８等からなる。各機構について筒中に説明
しておく。スキャナ機構５は、発光素子と受光素子の対
を両側にそれぞれ設けて、ウェブエツジがその平４ｊ光
束を遮る量を検出してウェブエツジ偏差（ウェブの変位
）を検出し、エ５− ッジｓｔｙがあればそれを修正するように後述づるガイ
ドロール駆動ｌｌ構７の駆動モータへ制御電８ｋを送出
するものである。ガイドロールユニット６は、ガイドロ
ールを揺動自在に支持する部分であって次のように構成
される。２本の平行ガイドロール１ａ、１ｂの両端は揺
動ビーム１０両端にそれぞれ囚請された可動端板１１ａ
。

ｔｉｂに取付けられ、該揺動ビーム１０はその中央に（
東持ヒー１８１２に枢着されており、的記可動端板１１
ａ　、　１１ｂの両端縁は位置決め固定されτいる複数
の押えベアリンク１３により揺動面内ｅのみ移動自在に
挟持され、イれによって前記がイドロールｉａ、Ｉｂの
揺動面内以外の方向の動きを阻止（るようになっている
。

さて、本発明に係るガイドロール駆動１１ｆＩＫ４７は
、第３図、第４図に示すように構成される。

支持ビーム１２の中心（揺動ビーム１０の揺動中心）か
らはずれた位置にベース２０が同右される。該ベース２
０は軸受２１を備え、それに可動ベース２２の軸部が嵌
合づることにＪ：つＣ１−６＝該可動へ−ス２２はガイドロール揺動面と平ｆうな面内
で回動自在に支承される。可動ベース２２にはＤＣサー
ボモータ２３及び（の回転軸に結合される減速機２４が
搭載される。減速機２４の出力軸は継手２５によってボ
ールネジ２６の雄ネジ部２７に結合される。ボールネジ
は、周知のように、雄ネジのネジ溝と雌ネ、ジのネジ溝
とを対向させてできるコイル状空閤にころがり軸受用の
玉を一列に入れたネジで、ｒＩＪｉ＆！！係数が小さく
、効率が＾く、バックラッシュを零とづることができる
ものである。本実施例は、特にこのバックラッシュを零
にできるという特徴の故に、ボールネジが採用されてい
るのである。さて、具体的に述べると、ボールネジ２６
の部分では、雄ネジ部２７の外周に遊嵌する如く挿通さ
れた内１２８を、その端部で雌ネジ部２９の外周端部に
螺着すると共に、該内筒２８の外周にベアリング３０を
設けて、該ベアリング３０を介して外ケース３１と嵌合
させてなる。

そのとき、雌ネジ部２９の軸に垂直な市内での回動を阻
止づるよう、外ケース３１には回転止め３２が取付けら
れる。なお、外ケース３１は揺動ビーム１０に同右され
る。それ故、雄ネジ部２７が回転することににって、雌
ネジ部２９は軸方向に移動い、それに応じて揺動ビーム
１０も変位づる。また、ベアリング３０が存在するため
、雄ネジ部２７の回転とは無関係に、雄ネジ部２７の中
心軸は１工動ビーム１０の中心軸に対して常に直交づる
方向ばかりでなく、ある程喧変更づることが許容される
。

このように構成されたガイドロール駆動機構は次のよう
に動作する。スキトす機構５で検出されたつ１ブエツジ
のｔＧ［信号に応じてＬ）Ｃサーボモータ２３が駆動さ
れる。このＤＣサーボモータ２３の回転は、減速機２４
で減速されて、ボールネジ２６部分の雄ネジ部２７を回
動させる。イれによつｔ、Ｉｔネジ部２９は雄ネジ部２
７の軸方向に移動し、その動きは内筒２８、ベアリング
３０を介しＣ外ケース３１に伝達され、揺動ビーム１０
を揺動させる。その結末、それと−緒に２本の平行ガイ
ドロール１ａ、　ｌｂも揺動することになり、揺動角に
応じてウェブの走（う位置はウェブエツジの偏差を少な
くする方向に変化する。かくして、ウェブはエツジＮ差
が零となるように制御されるのである。

このような構成だと−、ベース２０と可動ベース２２の
間、およびベアリング３０の部分の２個所に回り対偶が
存在するため、揺動ビーム１０の駆動に際してガイド０
−ル駆動機構７の各構成部品に無理な力が作用するのを
防ぐことができ、長寿命化を図るとができるのである。

しかも、ガイドロール変位の１４ｗ１度性は十分保証さ
れる。

な、１＞、ＤＣリ−ボモータは、瞬時起動、停止のでき
る低慣性のモータが好ましい。ＤＣＣサーボモーフ外で
も、例えばパルスモータなとどを使用することも可能で
ある。また、本実施例ではボールネジを用いる構成とな
っており、（のようにづると前述のように、駆動効率が
高く、バックラッシュが零となるため最も好ましい。

９− ての場合、駆動系とし？ｌｌ械的誤舵が入り込むのは減
速機部分であるから、バックラッシュの少ない減速機を
選定することも重要である。

以上、最もりＴましい実施例について詳述したが、本発
明の範囲内で様々な変更が可能であることは右うまてせ
もない。

一本発明は上記のようにガイドロールを揺動Ｊるためリ
ンク機構に改良工夫を施したちのＣあるから、油圧では
なりｗｉ動モータで駆動することが（さるため付属１Ｎ
溝が大幅に簡素化され、低コスト化づることができたほ
か、使用部品に無理な方向のストレスが加わるのを避け
、部品の艮４命化を図ることができ、全体として小型コ
ンパクトで故障の虞も少なく、保守点検も容易であるな
ど数々の゛りぐれた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａ、Ｂはガイドロール機構の原理説明図、第２図
は本発明が適用されるウェブガイド装置の一例を示づ斜
視図、第３図は本発明に係　１０− るガイドロール駆動機構の一実施例を示（斜視図、第４
図はその部分断面図である。１ａ、１ｂ・・・ガイドロール、２・・・ウェブ、５・
・・スキャナ機構、６・・・ガイドロールユニット、７
・・・ガイドロール駆動曙構、１０・・・揺動ビーム、
１２・・・支持ビーム、２０・・・ベース、２２・・・
可動ベース、２３・・・ＤＣサーボモータ、２６・・・
、ボールネジ、２７・・・雄ネジ部、２８・・・内筒、
２９・・・雌ネジ部、３０・・・ベアリング、３１・・
・外ケース、３２・・・回転止め。特−１出願人　　　　ニッカ株式会社代　　理　　人　　　　　　尾　　股　　行　　離開　
　　　　　　　　　茂　　見　　　　　穣同　　　　　
　層　本　友之助１１　−

Claims

【特許請求の範囲】１、揺動ビームの両端にそれぞれ固着した可動端板に、
２本の平行ガイドロールが回転自在に取付ｃノられ、前
記揺動ビームがぞの中央にて支持ビームにＩｆＡ着され
ることによって、前記２木の平行ガイド【、１−ルがそ
れらの中心軸によって形成される平面内で揺動自在とな
り、ｉの１１勤角を変化させるためのつ１ブガイドａｌ
ｌ用ガイドロ一ル駆動機構において、支持ビームＫＦＡ
Ｈされたベースに対して前記揺動方向と同じ方向に回動
自在の可動ベースを設置Ｊ　、該可動ベースにモータを
搭載し、その出ｈ　４−ボールネジの鰭ネジ部に伝達す
るようにし、該ボールネジ部では、雄ネジ部外周に遊＊
１＋る内筒を雌ネジ部に固着づると共に、該内筒の外ｊ
酵にベアリンクを殿ＩＪＣ拙勤ビームに固着される外ケ
ースと該ベアリングを介して嵌合させ、外ケースに取付
けた回転圧めｋよって雌ネジ部の回動を阻止するように
し、外ケースと雌ネジ部とは相対的にその軸方向に移動
自在でかつ変向可能となっていることを特徴ムするウエ
ヴガイド装置用ガイドロール駆動機構。