JPS5847539B2 - 成形屋根瓦 - Google Patents

成形屋根瓦

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JPS5847539B2
JPS5847539B2 JP1180473A JP1180473A JPS5847539B2 JP S5847539 B2 JPS5847539 B2 JP S5847539B2 JP 1180473 A JP1180473 A JP 1180473A JP 1180473 A JP1180473 A JP 1180473A JP S5847539 B2 JPS5847539 B2 JP S5847539B2
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ゲルハーエル マツクス
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【発明の詳細な説明】 本発明は、粘土または他のプラスチック原材料の戒形物
を個々の片に切断して製作され、相互連結する側縁(
interlocking side edge st
rips )、屋根木舞に引掛ける少くとも1つの鼻お
よび縦方向に延びる導孔を有する戒形屋根瓦に関するも
のである。
この公知の戒形屋根瓦の利点は、成形機および切断機に
より、簡単にかつ廉価に大量生産されること、および簡
単に載置できることである。
なぜならば、この瓦は、横方向の縁で相互連結されない
から屋根木舞は、規定された間隔を正確に厳守する必要
がないからである。
相互連結瓦(フランス形洋瓦)は、通常、相互連結装置
を備え、形状寸法において従来の平凡に類似する平面板
としてつくられる。
瓦は、一側に、重合用側縁を、また他側に、重合用側縁
を有する。
相互連結する瓦の各々の上方部分は、平らであシ、かつ
次の上位の列の瓦の平らな底部分により重合てれるから
、相互連結部( interlocked joint
)の区域では上方に厚くなったりまたは下方に厚くな
ったりしてはいけない。
然らざ゛れぱ、水や雪が上部、底部間の重合部に侵入し
て困難な漏洩防止作用を間隙が拡大することによりさら
に悪化する。
その結果、両重合用側縁が非常に低くなり、このことは
、瓦の製作上不可避の不精密と合せて相互連結部の水密
に有害に働く。
.相互連結部の全体の高さが低くなる結果として、少く
とも側縁の隆起条を低くしかつ必要な垂直遊隙全確保す
るため、一側の重合用側縁の溝の下方、および他側の重
合用側縁の溝の上方における材料の厚σをできるたけ薄
くしなければならない。
これは、瓦の製作、運搬および屋根の上を歩くときの破
損を招き、これは、費用がかさみ、屋根の漏水を誘起す
る。
瓦全体をより厚くすることにより、側縁の隆起条を高く
し側縁の溝における材料をより厚くする手段は、実際に
は上記の欠点を防止することができない。
なぜならば、瓦を厚くすると乾燥するとき、きれつが生
じ易く、このことは屋根瓦の場合絶対に避けねばならな
い。
さらに、厚い瓦は撓曲したり狂ったりして相互連結部お
よび上部、底部間の重合部の水密度が、屋根に載置した
状態で悪くなる。
縦方向の薄孔を設げることによシ厚い相互連結瓦の生産
が多少容易になる。
しかしこれには、限度があって、あま9大きい導孔は雪
を侵入させかつ外観を害する。
相互連結瓦の他の欠点は、それがいわゆる樋瓦形式の相
互連結部のみ製作できる点であり、これは、屋根の上面
にほぼ垂直の間壕を作る。
互いに係合する装置が当接するか、または横方向に間隙
を置くことによって、上記間隙は、小ざくなったり、大
きくなったりして、屋根の表面を流出する水が侵入し易
くなる。
側縁の隆起条が低くなるので側縁の排水が不充分である
から、相互連結部は漏洩防止にはならない。
さらに、難点とすることは、上面が平面であるから、流
水は相互連結部から瓦の中央に誘導されず、屋根の表面
を斜にまたは横に流れる風が、屋根上の流水を側縁の開
いた間隙内に侵人σせることである。
相互連結瓦の特に重大な欠点は、上部、底部間の重合区
域で横の相互連結が不充分なことである。
風は、風上の屋根の表面を流水の方向に逆って上向きに
流れる。
その際、風は、水を正常の流れの方向と反対に上部、底
部間の重合部の間隙から屋根の内部に侵入させ、しかも
風が強ければ強いほど、屋根の傾斜が弱ければ弱いほど
、間隙が高ければ高いほど、また上部、底部間の重合部
の長さが短かければ短いほど、侵入度ははげしい。
上端部の上面およびまたは底端部の下向の溝孔は弾性パ
ッキングを挿入して漏洩を防止する試みは、実際には成
功しなかった。
なぜならば弾性パッキングを挿入するには、時間がかか
り費用も力・さむ。
特に瓦に比しパッキングの寿命および効果が僅かで単に
→時的の改良手段に過ぎない。
平方米当りの必要な瓦数、したがって費用をできるだけ
低下するためには、上音医底部間の重合をできるだけ短
縮せねばならず、しかしその結果、瓦が鼻で引掛けられ
る屋根木舞上の支承部から、すぐ次に重合される下方の
瓦の上部に到る自由距離が増大する欠点をもたらす。
相互連結或形瓦はその高さが低いため断面係数が小さい
から、屋根の上を歩くときの強度もそれだけ小でい。
その他の欠点は、炉で焙焼する際、火焔の流通が悪いこ
とである。
その場合、各二つの瓦が互いにその下面または上面で交
互に接触する。
したがって下面間に鼻により火焔が流通する間隙が自由
に保たれる。
しかるに完全に面で接触する上面間には、火焔の流通が
不可能になる.。
しかしこの接触は製作上の理由からは望ましいことであ
る。
宮らに、瓦を炉に装入する際、別の瓦は、その鼻が相手
瓦の底端部の下面にきて横たわるために、横軸のまわり
に回転しなければならない。
回転した瓦の載置前に、瓦は再び元の位置にもたらさね
ばならない。
そこで余分の作業が加わる。最後に欠侭とすることは、
平らな瓦は、その全幅で屋根木舞上に載るから、瓦が湿
ると木舞の乾きが悪くそのために腐敗し易いことである
相互連結瓦は、水密を要しない屋根の高度の傾斜の場合
だけ昔から利用され、現在は殆んど市場から消えた理由
は前記欠点のためである。
本発明の目的は、戒形相互連結瓦を提供し、それは低度
の屋根傾斜の場合でも高い水密性の要求にそい、特に個
々に寸たは組合せとして次の要求を最大限に満足する。
重合部の長さをできるだけ短縮して上部、底部間の重合
部の漏水を少くし、重合用側縁の隆起条を高くし、側縁
の破壊強度を増し、屋根の表面に平行する間隙を有する
相互連結部(パンタイル瓦形式の相互連結部)を形成し
、側縁からの排水を良くし、流水を相互連結部の排出口
に導き、火焔の流通を良くは積重ねが容易で、取扱いが
簡単、上を歩くときの強度が高く、屋根下側の通気を良
くし、屋根木舞上の支承面を少くし、同−1乾燥用枠を
利用する場合に上面の形状を色々に変えることができ、
また棟瓦、屋根縁瓦、通気瓦等の特殊瓦の製作が簡単に
行われる。
発明の詳細な説明の項の最初に述べた種類の瓦の場合に
、前記目的の解決は本発明によう、次の如く行われる。
すなわち上方の戒形屋根瓦によって被覆される下方の成
形屋根瓦の上部に、瓦の幅の少くとも一部にわたって孔
を設け、その孔を経て下方の瓦の上面は下方の瓦内の縦
方向の導孔に連通ずる。
瓦は、上部、底部間の重合用側縁間の相互連結部を形戒
しないので、このような連結部による同様の効用は、本
発明によって縦方向の重合区域に鮫いて孔を設けること
によって達威される。
互いに重合する瓦間の間隙内に風のために侵入する水は
、前記孔を通って下方の瓦内の縦方向の導孔内に、また
この縦方向導孔から再び屋根の表面上に排出官れる。
本発明によれば、さらに、瓦は縦方向の少くとも1つの
溝と少くとも1つの縦方向の中央隆起条とを有し、パン
タイル瓦形式の相互連結部によって形戒される間隙は、
屋根の表面にほぼ平行に延び、溝の上面より上位にあり
、また瓦の下面は、重合された同種の瓦の上面に少くと
も一部で形が合致する。
これにより、流水は、相互連結部のより上位にある間隙
に過度に人,ることなく導かれる。
さらに、屋根木舞と隆起条の下面との間の間隙により、
屋根の下側の通気が追加される。
瓦に溝と隆起条とを形戒することにより、幅が相互連結
部の遊隙に相当しなければならない垂直間隙を有する棟
瓦形式の相互連結部の代りに、屋根の表面に平行し、最
小限の高さの間隙を有し、よシ防水効果のあるパンタイ
ル形式の相互連結部を利用することが始めて可能になる
この点は、相互連結部の漏洩防止に著しく効果がある。
前記の如く形成することによシ、縦方向の断面係数が高
くなシ、したがって瓦の上に歩くときの強度が高くなる
瓦が水密度の高い縦方向の重合部を確保するためには、
上方の瓦の下面が、下方の同種の瓦の上面に形が合致し
なければならない。
本発明によれば、さらに、上記瓦は、その左右の重合用
側縁の間の上面に、縦方向に延びる溝と縦方向に延びる
中間隆起条とを有し、上記中間隆起条は、その厚宮が薄
く形威され、上記瓦の左右の重合用側縁の重合によって
形成宮れる隆起条は、上記中間隆起条より高く形成され
、上記上方瓦は、上記下方瓦に対して食い違いに配置さ
れ、上記上方瓦の下面は、上記下方瓦の上面に対し形が
合致していることを特徴とする成形屋根瓦が提供宮れる
本発明により中間隆起条の厚さを薄くすれば相互連結部
からできる隆起条およびその中に生ずる相互連結溝と隆
起条とは、それに応じて高くできる。
高い相互連結部は、低い・相互連結部よりも漏水防止の
効果は高い。
σらに相互連結部の破壊強度も高くなる。
個々の目的すなわち火焔の流通、積重ねおよび簡単な取
扱の目的は、本発明によれば次の如くして解決される。
すなわち側縁の隆起条の高さと、これに重合する隆起条
の高さとの和は、これら隆起条の間に横たわる中央隆起
条の高宮の二倍に等しい(第4図参照)。
このような瓦は、別の瓦がその縦軸線の周りに回転し、
互いに上面を接して置かれると、都合よく積重ねられる
隆起条および側縁の高さが適当に選定されると、すべて
の隆起条および側縁上に相互に接触しその結果火旧の流
通が良くなって焙焼の際、形が狂わない。
屋根縁瓦の如き特殊瓦を簡単に製作する目的は、次の如
くして解決される。
・すなわち相互連結縁を有し折曲げた瓦板が、側線に貼
着される。
このようにして屋根縁瓦の如き特殊瓦が簡単に製作され
る。
第1図に示した実施例において、17.18は、一部で
互いに重合する上下2つの成形屋根瓦を示す。
下方の成形屋根瓦17は、上方の成形屋根瓦18にて被
覆される上部19に複数孔または1つの長孔20が形成
され、瓦17.18内に縦方向の導孔22が設けられて
、瓦17.18の下端で開口し、これらの孔20は、瓦
17の上面21および瓦18の下面を瓦17内に設けた
縦方向の導孔22に連通ずる。
瓦17.18間の間隙内に風圧にて侵入する水は、孔2
0を通って縦方向の導孔22内に導かれ、導孔22の下
端から再び屋根の表面に排出きれる。
縦方向の導孔22は、上端部23で完全に閉鎖されて風
が縦方向の導孔内を上向きに流れず、かつ漏水の流出も
防止されるから、漏水は特に有効に案内される。
.屋根瓦17の下面に設けられた鼻16は、図示しない
屋根木舞に引掛けられる。
第2図に示したものは、参考例であり、瓦17の上端部
23の上部に切欠24が設けられている。
一部瓦に重合する瓦17.18間の間隙内に侵入する水
は、切欠24に充填された気泡性のパッキング25と瓦
17との間の小さな隙間を通って縦方向の導孔22に入
る。
その結果、漏水は屋根の下側に達することがない。
同様に、瓦18の下面の底端部にも切欠26を設け、こ
れはパッキング27aで充填される;・これにより漏洩
防止の目的が達成されかつ2つのパッキング27a,2
5を設けることによりより効果的になる。
第3図に示した参考例に釦いては、瓦は17,18が2
つの溝27.27’および2つの隆起条28.28’を
有する.。
隣接よる瓦は、パンタイル瓦形式の相互連結部によって
相互連結される。
パンタイル瓦形式の相互連結部の間隙29は、屋根の表
面にほぼ平行し、かつ溝27の上面30より高く位置す
る。
瓦18の下而は、これによって被覆される同種の戒形屋
根瓦17の上面に合致する。
流れる水は、溝釦よび隆起条により導かれ、相互連結部
に形成された間隙29が高く位置しているので、この間
隙に過度に入ることがない。
さらに、図示しない屋根木舞と隆起条の下面との間の間
隙によシ屋根の下側の通風が行われる。
溝と隆起条とを設けた戊形屋根瓦は、相互連結部に必要
な間隙と同じ幅にしなければならない垂直間隙を形成す
る棟瓦形式の相互連結部よりはむしろ小さい高さの水平
間隙29を形成するパンタイル瓦形式の相互連結部の使
用を可能にする。
本発明の実施例による成形屋根瓦は、より気密の相互連
結部を提供する。
さらにこの参考例の利点は、縦方向における断面係数の
増加であり、その結果、瓦の上を歩いても強度が高い点
である。
上方の瓦18の下面と下方の同種の瓦17の上面とは、
形が互いに合致するので、充分な水密効果のある瓦の縦
方向の重合が確保宮れる。
第4図の実施例では、上下の瓦は第3図の如く縦列だけ
でなく横方向に食違配列され、したがって上方の瓦39
の中間隆起条38は、下方の瓦33の重合用側縁32a
および隣接する下方の瓦34の重合用側縁32bとによ
り形成される隆起条32を被覆する。
中間隆起条38を薄くすれば、重合用側縁36およひ重
合用側縁35の溝53および隆起条54,ならびに相互
連結部の近くの隆起条32は、上記中間隆起条38より
も高く形成されている。
第4図に示す高い相互連結部は、第3図に示す低い相互
連結部より漏洩防止に対し、よ9効果的である。
上下両方の瓦は、溝の部分の厚さが等しい.0重合用側
縁およびこれに組合わされる重合用側縁における溝53
の部分の厚さもまた第4図の実施例では第3図の参考例
の場合より厚い。
したがってこの第4図の実施例では相互連結部の破壊強
度も増大する。
さらに第4図から明らかなように、側縁は、縦来の突入
縁の代りに特に大きい下方切込溝55を有し、との側縁
は、相互連結部に必要な側方遊隙のため僅かに彎曲され
るに過ぎない。
彎曲を有することにより相互連結部の破壊強度が著しく
高まる。
下方切込溝55により、また側縁の舌状部54の突出部
分56により形成される5溝53は、排水を良くして侵
入する漏水を再び屋根の上面に戻す。
さらに下方切込溝により、ラビリンスシールのような渦
流発生室をつくる。
第5図において隆起条38には、上部および底部の重合
部のみで上端部の上面に切欠40を、また底端部の下面
に切欠41を設け、その結果、隆起条の厚さが端部だけ
に減少される利点がある。
2つの瓦の間の相互連結部の近くにある隆起条32は、
厚さをより大きくできる。
第6および7図の実施例では、相互連結瓦は、横方向の
互い違いでなく縦列に配列され、そのために隆起条32
は、左右の重合用側縁で互に重合する。
重合用側縁を形成した隆起条32の上面には、上面に切
欠42が形威され、また上方の瓦の下面には、重合用側
縁に切欠43が形成されている.。
2つの切欠が相互に係合して切欠の深さを半分に止めて
側縁が上部および底部の重合部であまり弱くならないよ
うに構戒する0が有利である。
第8図に示す実施例では、瓦の個々の区域すなわち相互
連結部44の厚い部分、相互連結部44にある薄い部分
45およびそれらの間に横たわる部分46は、異なる高
蔭に配置される。
これにより本発明の屋根瓦は、外形を色々に変えて製作
され本発明による利点を達成する。
第8a図の実施例では、水は隆起条の斜面86から急速
に溝に流出し、この場合さらに水は流れても相互連結部
には達しない。
この実施例は、乾燥用枠87上で乾燥した場合に、瓦が
少し側方に移動すると、下方の支持面88が同様に斜面
であるから、瓦を撓曲するので、なお改良の余地がある
第8a図の実施例では、右方の支承而89を少し傾斜し
たため、不正確な瓦の支承の場合、乾燥用枠上の支承面
において撓曲する危険が除かれる。
第8b図の実施例では、乾燥用枠上の支承面に水平面9
0を設ける。
隆起条の上面には、丸い側面91を設け、これは破線で
示した梯形の場合より隆起条の中心に、より接近する。
その結果、隆起条からの水の流出が一層良くなる。
第8b図の実施例では、隆起条から溝に移る部分を彎曲
側同92にすることにより、この図の左方に示す角ばっ
た移行部分93に比し切欠効釆が減少し、その結果、破
壊強度が高くなる。
第8c図では、彎曲同96の半径が第8b図に比し非常
に大きく、乾燥用枠の支承画の欠点が起らない。
彎曲は隆起条の中央94で始まるから、水の流出は改良
される。
この図の実施例では、切欠き効果を避けるため、この図
の左半分に示す実施例の突入する縁95が彎曲されてい
る。
第9図の実施例では、破線で示した瓦をその縦軸の周り
に回転して、上面と上面とを相接して瓦が積重ねられて
いる。
隆起条および側縁の高さが適当に選定された場合に瓦は
、すべての隆起条および側縁において相互に接触され、
その結果、焙焼に際し火焔の流通が良く形状がゆがまな
い。
これに必要な隆起条と側縁との高さは、重合用側縁の隆
起条48の高さ47および上方の隆起条50の高さ49
の和が、その間に横たわる隆起条52の高さ51の二倍
になるようにして得られる。
第10図の屋根瓦は、溝およびまたは中間隆起条の重合
部分において間隙を形成し、それは通気のため開放して
置くか、または水密のため充填する。
そこでは、溝60の下面59の大部分が退避し、その面
が上部および底部の重合部において重合された下方瓦の
溝の区域の上面61との間に間隙を形成する。
この図の右の実施例で間隙は、気泡材のパッキング63
で充填される。
瓦の下面に隆起条64を設け、それは隆起条64の下面
65で屋根木舞66上に支承するよう瓦の長さに沿って
或る距離だけ延びている。
この図の右半分に他の変形例を示し、そこでは、隆起条
67の下面は、縁68を形成する。
この実施例は、屋根木舞に接する瓦の面積を小さくして
、その結果空気の流通が良くなっていろ。
第11図に示す瓦は、その下側に屋根木舞66に引掛け
るための公知の鼻77を有するだけでなく、さらに上部
および底部の重合部70の上方の半分69に1つの鼻7
1を有する。
鼻71は、鼻の下面73から瓦の上面74までの垂直距
離72が、屋根木舞66に係合する鼻77の下面と瓦の
上面74との間の垂直距離75に等しいように、瓦の下
面から突出する。
これによシ、いわゆる瓦の積重ね高さが規定される。
正常および追加の鼻上に積重ねることにより、各瓦は、
両側に、高い火焔流通間隙を有し、瓦を炉内で、縦方向
が垂直または水平に延びている縁の上に積重ねる。
第12図では、瓦の側縁83内に、対応する側縁を設け
た瓦板84を折曲げて貼着し瓦屋根の縁85を形戒する
貼着の特殊の利点は、特殊の瓦の製作が簡単で余分の取
着作業が省ける点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例による.一部重合する瓦の縦
断面図。 第2図は参考例の縦断面図。第3図は参考例の縦断面図
であり、第4図は、本発明の実施例による2つの互に重
合する瓦の横断面図。 第5図は、第4図A−B線に沿う縦断面図。第6図およ
び第7図は、他の実施例で、第7図は第6図D−E線に
沿う縦断面図。 第8図、第8a図、第8b図および第′゜8c図は変形
例の横断面図。 第9図は瓦を積重ねた状態の断面図、第10図は瓦の重
合部分に間隙を残したものの横断面図。 第11図は瓦の下面の鼻を示す縦断面図。 第12図は特殊瓦の貼着を示す縦断面図。 17.18・・・・・・瓦、20・・・・・・複数孔、
22・・・・・・縦方向の導孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粘土または他のプラスチック原材料の成形物を個々
    の片に分割することによって製作され、左右の重合用側
    縁を備え、瓦を屋根上に置くための少くとも1つの装置
    を備えた成形屋根瓦において、上記瓦は、その内部に縦
    方向に延びる導孔合有し、 互いに組合わされる下方瓦は、これに隣接し互いに組合
    わされる上方瓦の下部によって覆われる上部を有し、上
    記上部は、瓦の幅の少くとも一部分にわたって設けられ
    た孔を有し、 上記縦方向に延びる導孔は、上記孔を経て上記下方瓦の
    上面および上記上方瓦の下面に開通し、上記縦方向に延
    びる導孔は、瓦の上端において閉鎖され、かつ瓦の下端
    まで開通されていること全特徴とする成形屋根瓦。 2 特許請求の範囲第1項記載の戒形屋根瓦において 上記瓦は、その左右の重合用側縁の間の上面に、縦方向
    に延びる溝と縦方向に延びる中間隆起条とを有し、 上記中間隆起条は、その厚さが薄く形成でれ、上記瓦の
    左右の重合用側縁の重合によって形或される隆起条は、
    上記中間隆起条より高く形戒宮れ、上記上方瓦は、上記
    下方瓦に対して食い違いに配置され、 上記上方瓦の下面は、上記下方瓦の上面に対し形が合致
    していることを特徴とする戊形屋根瓦。 3 特許請求の範囲第1項記載の成形屋根瓦において、 上記瓦の重合用側縁は、その上面に縦方向に延びる溝と
    舌状部とを形威し、 上記瓦の重合用側縁の上面に形成された上記溝力も上記
    舌状部Eの移行部分は、切込溝を形成し、上記舌状部は
    、上記瓦の重合用側縁の上面に形戊された上記溝に向っ
    て突出する突出部分を有することを特徴とする戒形屋根
    瓦。
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